くらし情報『ポップで深淵な大作に、仲村トオルが再び挑む』

ポップで深淵な大作に、仲村トオルが再び挑む

ポップで深淵な大作に、仲村トオルが再び挑む
俳優の躍動的な身体と華やかな音楽に魅せられるうちに、場面はスッと移り変わり、現代にも繋がるズシリとしたテーマが現れる……。そんな2012年のNODA・MAP作品『エッグ』が、パリ公演決定を受け、豪華初演メンバーで国内でも再演される。

NODA・MAP第19回公演『エッグ』チケット情報

「怖いですよ。同じキャストでの再演だけに、たとえば“妻夫木くん成長してるな”とか“深津さん進化したな”とか、“あれ? 俺、衰えた?”といったことが、クリアに見えるだろうから(苦笑)」と話すのは、粒来幸吉役の仲村トオル。そう思うのも無理はない。なにせ初演では、鍛え上げた見事なボディで、架空のスポーツ“エッグ”でオリンピックを目指す一流アスリートを演じ切ったのだから。「自分の衰えを最も感じやすいのが身体的な表現。本番中にどれだけ激しく動いたかを知っている身としては、ああ、また頑張って準備しなくては……という感じです」

物語は“エッグ”のベテラン選手・粒来と新人選手の阿倍比羅夫(妻夫木)、そして人気歌手・苺イチエ(深津)を軸に進む。
そこで浮き彫りになるのは、スポーツと歌が持つナショナリズムや大衆の扇動性。さらに入れ子構造を大胆に使った展開で、戦中のある場所を舞台とした日本近現代史の暗部へと斬り込んで行く……。

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