G大阪は中3日、浦和は中2日でどのように修正してくるかが、注目される。
そこでクローズアップされるのが、遠藤保仁(G大阪)と柏木陽介(浦和)である。昨季MVPの遠藤はゲームをコントロールする。攻撃が単調になった時や攻め手がない時に、遠藤の存在感がひと際大きくなる。じっくり時間をかけて攻めるのか、手数をかけずに仕掛けるのか、チームの指針を決めるのが背番号7だ。高精度なキックやミドルレンジからのシュートも相手DFの脅威となる。
柏木は昨季と同様にシャドーの一角に入るのか、中盤の底に陣取るのか、まずポジションが気になるところ。シャドーに入ればシュートやアシストなど、ゴールに絡む仕事が求められる。
中盤の底ではフィニッシュに絡むだけではなく、ゲームを司る働きが必須となる。それとともに、守備に割く時間も必然的に長くなるだろう。ただ、柏木の魅力は攻撃力にある。攻守のバランスが重要だ。
2月28日(土)・日産スタジアムでキックオフを迎える『FUJI XEROX SUPER CUP 2015』G大阪×浦和で、チームを勝利に導くのは背番号7か背番号8か。結果とともに、開幕が1週間後に迫る『明治安田J1』も睨みつつ、意義あるチャレンジもしなければならない。遠藤と柏木ならば、チームのその高い要求に応えられることだろう。チケット発売中。
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