全8得点はDF2点、MF3点、FW3点、全スコアラーが異なる幅広さを誇る。第5節・川崎フロンターレ戦の前半は、いつものハイプレスではなく、リトリートする守備を実践するなど、新たな顔も見せた。
一方の名古屋は1stステージ第4節終了時には最下位に沈んだが、ここ最近は公式戦3連勝と上げ潮にある。リーグ戦も2勝2分2敗の8位と持ち直し、3勝1分の『ナビスコ杯』ではBグループ1位である。1stステージ第5節に4バックから3バックに移行し、戦術が明確になった。開幕から取り組んできたポゼッションスタイルからカウンターに舵を取り、堅守速攻がハマッたのだ。左・永井謙佑、右・矢野貴章が攻撃時はウイングバック、守備時は5バックに入るなど、アップダウンを繰り返し、攻守に安定感をもたらしている。1トップを担う川又堅碁は永井、矢野と同じく2ゴールをマークする。
最終ラインを束ねる田中マルクス闘莉王はパワープレーやセットプレー時に持ち前の存在感を発揮する。
4月25日(土)・埼玉スタジアム2002で開催される『明治安田J1』1stステージ第7節は浦和が昨季最終節の借りを返すのか、名古屋が再現を果たすのか。チケット発売中。
『モンスター』“父”古田新太、ついに本格始動 趣里との共演に喜び「楽しみにしていただければ」【コメント全文】