くらし情報『人間は矛盾した存在『ア・フュー・グッドメン』上演』

人間は矛盾した存在『ア・フュー・グッドメン』上演

人間は矛盾した存在『ア・フュー・グッドメン』上演
1992年公開の同名映画で知られる『ア・フュー・グッドメン』が、鈴木勝秀演出により日本オリジナル版で上演される。米海兵隊基地で起きた殺人事件をめぐるサスペンス法廷劇。演出の鈴木は「改めて観ると、今の時代に非常にマッチした題材。キューバとの国交正常化が動いていたり、米軍内の他の問題や、今後の日本の話含め、よりリアルに感じられるのでは」と語る。

舞台『ア・フュー・グッドメン』チケット情報

キャストには注目の俳優たちが顔を揃えた。映画版ではトム・クルーズが演じた主役のキャフィ中佐は、今作が初主演舞台となる淵上泰史。「最初お話をいただいて鈴木さんとお話するまで、どの役をするか聞いてなかったんです。鈴木さんのお話を聞く中で、『あれ?トム・クルーズの役……って事は・・・・・・?』と。
とりあえず、一度部屋の窓から外を見ました、落ち着くために(笑)」(淵上)。思わぬ大役に動揺したものの、「断る理由は何ひとつないですし俳優として勝負しなければ、という気持ち」から快諾。鈴木はそんな淵上に「僕が演劇において重要視しているのが声。お会いして声を聞いて、大丈夫だと直感した」と太鼓判を押す。

キャフィと対峙することになるジェセップ大佐役は、鈴木が全幅の信頼を寄せる田口トモロヲ。

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