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川畑泰史、兵動大樹による「この先10年プロジェクト」の第2弾が、6月12日(木) から15日(日) にかけて大阪・扇町ミュージアムキューブ CUBE01にて上演されることが決定した。NSCの同期である川畑泰史と兵動大樹のふたりが、まだまだ挑戦者として舞台・芝居の世界に飛び込んでみようと一念発起。個性豊かな演出家・脚本家とともにここから10年間、様々な舞台公演を作り上げていく「この先10年プロジェクト」。1回目は、現役大学生でもある劇団「餓鬼の断食」の川村智基を脚本・演出に迎え、家族経営の小さな牧場を舞台に経営者(兵動)と“元子ども部屋おじさん”の職業訓練生(川畑)を熱演した。2回目となる今回は、脚本・演出に関西出身の気鋭の演出家・益山貴司を迎え、 2025年と1970年の万博の時代を行ったり来たりする、ふたりの笑って泣ける人情コメディを届ける。公演スケジュールやチケット情報などの詳細は後日発表される。■川畑泰史同期の兵動君と昨年立ち上げました「この先10年プロジェクト」。2年目なので正確には「この先9年プロジェクト」になるのですが、10年後も「この先10年」と言い続けたい!との想いから、イベント名は固定で「この先10年プロジェクト」とさせていただきました。梅雨の時期の、ふたりのおっさん中心の暑苦しいお芝居かもですが、観終わった後、清々しい気持ちになっていただければ幸いです。たくさんのお客様のお越しをお待ちしております。■兵動大樹いよいよ川畑くんとの10年プロジェクトの第2弾です!今回は芸人役と父親役の二役させてもらえるみたいで楽しみです!僕の演技力で出来るかどうか不安ですが、新しい挑戦をさせていただきますので、是非どうなったかは劇場に見に来てください。お待ちしてます!<公演情報>「この先10年プロジェクト」第2弾2025年6月12日(木)~15日(日)会場:大阪・扇町ミュージアムキューブ CUBE01脚本・演出:益山貴司出演:川畑泰史、兵動大樹 ほか公式サイト:
2025年03月14日DeNAから戦力外通告を受け阪神に移籍した楠本泰史が26日、自身のインスタグラムを更新した。【動画】阪神・糸井嘉男SA 選手の仕上がりを報告!!「 #阪神ネタで#Xあげるの#ドキドキする」「今年も沢山のサポートのおかげで充実した自主トレを行う事が出来ました!」と綴り、写真を投稿。この日自主トレ終了したことを報告した。阪神と契約し、首の皮一枚繋がった楠本。阪神は内外野共に若手が台頭し、レギュラー奪取は中々難しいと考えられているが、背水の陣で挑む今シーズンの結果が楽しみだ。 この投稿をInstagramで見る 楠本泰史(@taishi_0707)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「今シーズンも頑張ってください!」「応援してます」とコメントが届いた。
2025年01月26日WOWOW×テレビ東京の共同製作連続ドラマ『ダブルチート 偽りの警官 Season2』の完成披露試写会が6月27日、都内で行われ、主演の市原隼人、共演する淵上泰史と陣内孝則、波多野貴文監督が出席した。本作は、近年ネットの普及とともに拡大し続ける様々な詐欺被害をテーマにした、正義と悪を使い分けながら、法では裁けない悪を裁くクライムエンターテインメントだ。向井理が法では裁けない相手ばかりを狙う“詐欺師K”の顔を持つ交番勤務の警察官・多家良啓介を演じたSeason1に続き、Season2では、市原演じる主人公・田胡悠人が、特殊詐欺罪の刑期を終え、出所後に詐欺会社・ライドクリーンに入り込む。圧倒的な詐欺の知識とセンスを武器に、成り上がっていく田胡の目的とは……。市原は「こんなに迷いながら、逡巡しながら作品に向き合ったのは初めて。答えを求めるほど、求める答えが遠くなる感覚だった」と二面性を持つ主人公の役作りに苦労したと告白。「そんな悩みを役に、そのまま投影することがアプローチになった。形ではなく、感情で深く考え、見られ方ではなく、あり方・生き方を大切にした」と振り返った。市原隼人陣内が演じるのは、500億円もの大金が動く国家事業に絡む詐欺師・海藤周。市原にとっては、親子役を演じた『チェケラッチョ!!』以来、18年ぶりの共演となり、「すごくうれしいですし、これぞ役者の醍醐味。少しでも大人になった自分を見てもらい、胸を借りてお芝居させていただいた」と喜びを語った。一方、陣内は「初めて会ったのは(市原が)19歳のとき?当時からずっと主演を張る人だなと思っていたし、大人としてセクシーになっている。役に対する熱量がとにかくすごいです!」と市原の成長に目を細めた。陣内孝則なお、陣内はこの日、本作のクランクイン前に、肺がんの手術を受けていたことを、公の場で初告白。「ドラマを降りるかっていう話も出たが、先生から手術して1週間自宅療養をすれば、次の日から仕事に行っていいと言われた。なんなら、術前より元気なくらいですよ」と豪快に笑い飛ばしていた。共演する淵上は、「僕と市原さんが一番(年齢的に)下になるほど、大ベテランばかりの現場で緊張感があった」と振り返り、「台詞量、専門用語の多さもあって、それに伴う緊張もあったが、陣内さんがカットのたびに、ひとネタで和やかにしてくれた」と感謝していた。取材・文・撮影:内田涼<番組情報>『WOWOW×テレビ東京 共同製作連続ドラマ ダブルチート 偽りの警官 Season2』6月29日(土) 22:00~WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで放送・配信スタート公式サイト:
2024年06月28日西島秀俊がマエストロを演じる「さよならマエストロ」の7話が2月25日に放送。天音の家族関係や本音に「切ない」や「胸が苦しくなる」などの声が上がっている。芦田愛菜と西島秀俊が親子を演じる本作は、天才指揮者の父と、そんな父を拒絶する娘の関係再生の物語。世界的な指揮者・夏目俊平を西島秀俊、娘で元バイオリニストの響を芦田愛菜、妻で画家の志帆を石田ゆり子、息子の海を大西利空、市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーの団長・古谷悟史を玉山鉄二、同じく晴見フィルのメンバーで響と同じ観光課に勤める森大輝を宮沢氷魚、大輝の祖父で歌カフェのオーナー・小村を西田敏行、俊平に恋するフルートの瑠李を新木優子、チェリストの羽野蓮を佐藤緋美、俊平の弟子で市長の娘・天音を當真あみ、オケを嫌う市長の白石一生を淵上泰史が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。あおぞらホールがついに閉館になる。残り1か月となった晴見フィルだが、練習場所を失いコンサートの予定もなく、団員たちも散り散りに。楽譜の保管をお願いした小村(西田敏行)には、“散りオケ”と言われてしまう。そんな小村は、自身の喜寿を記念した人生初のライブを控えており、楽器の練習に励んでいた。一方、バイオリンの練習を頑張る天音(當真あみ)は、家族との関係に悩みを抱えており、さりげなく響(芦田愛菜)に話を聞く。そんな中、鏑木(満島真之介)が夏目家にやって来る。なんとドイツの名門交響楽団から俊平(西島秀俊)に常任指揮者のオファーがあると言う。それはかつて俊平が夢にまで見た憧れの舞台で――というのが7話の展開。家でバイオリンの練習をしていた天音だが、父から(淵上泰史)近隣から苦情が来ていると言われる。音楽をやりたいと言っても、これまで中途半端に辞めてきたものをあげられ、信じてもらえない。議員の母と何でも優秀な姉は都内におり、静かな環境で受験勉強がしたいと言って晴見に来ていた天音。しかし内心は違っており、「好きでお父さんに付いてきたわけじゃない。お母さんはお姉ちゃんのことしか見てない。ふたりと一緒にいるのがしんどいからここに逃げてきただけ。どうせ私なんてお姉ちゃんみたいに勉強も運動もできないし、どこに行ったって存在を無視されるんだから。ふたりに無視されるより、ひとりに無視される方がマシだからここに来ただけ」と本音を吐露するのだった。そんな天音の本心にSNSでは「家族なのに居場所がない天音ちゃん切なすぎるよ」や「天音さんと父親の関係、泣き姿、観てるこっちまで胸が苦しくなる展開だったな」、「天音のついてきた理由が切ない。どこにも居場所がないと言ってるようなものじゃないか」などの声が。また、俊平は憧れだったドイツの楽団からのオファーをここでやりたいことがあるからと断る。そんな俊平に鏑木は「こんなチャンス2度も逃すんですか?」「あなたは最高の舞台で最高のオケとかけがえのない音楽を作れる人なんですよ」「俊平さんの夢が僕の夢でした」と感情を吐露。しかし、最後は俊平の想いを受け入れ、これからも共に歩んでいくことを告げる姿に「鏑木君の生き様にめっちゃ泣いてしまった」や「改めて2人を応援したくなりました」、「鏑木君とのシーン、ラストシーン、ジーンと胸に染みました」などの声が上がっている。【第8話あらすじ】響(芦田愛菜)は天音(當真あみ)を心配し、大輝(宮沢氷魚)に付き添ってもらって彼女の家へ行く。しかし、玄関先で応対した父親の白石(淵上泰史)は、取り付く島もない。そんな中、天音のことが気になっていた海(大西利空)は、ある行動を起こす。一方、俊平(西島秀俊)は、招待されていた母校の創立記念イベントへの出席を決定。四国・高松の実家には、家出して以来30年帰っておらず、その間父親には一度も会っていなかった。実は、帰省した俊平には、ある目的があり――。「さよならマエストロ~父と私のアッパシオナート~」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年02月26日吉本新喜劇の川畑泰史が17日、インテックス大阪にて開催中の「KOYABU SONIC 2023」に出演した。この日、公開されていたタイムテーブルでは、初日に続きジェニーハイがトリとなっていたが、終わるムードの中、小籔千豊が「シークレットゲストがスタンバイしてくれています」と発表すると、会場は大盛り上がり。小籔は「盛り上がる準備よろしいでしょうか。ヒント、えげつないぐらい歌がうまいです」などとハードルを上げた。手拍子が起こる中、スクリーンに「川畑泰史」と名前が映し出されると、やや会場の盛り上がりはトーンダウンし、笑いが。登場した川畑は「怒っていいんですよ。あの男はどんだけ丁寧にハードル上げるんですか。本当にすみません…」と申し訳なさそうにしつつ、「さっきの声援を受けて頑張らせていただきたいと思います。よろしくお願いします」と意気込んだ。そして、1曲目で「大阪で生まれた女」を披露。美しい歌声を響かせた。歌唱後、温かい拍手を浴びると、川畑は「ありがとうございます」と感謝。「子供の頃からずっと、こんな人前で歌えたらなと夢に描きながらやってきて、結果芸人になって今年56歳になるんですけど、まさか小籔くんが夢を叶えてくれるとは思いませんでした。人の夢を叶えるなんて小籔くんってすごいなと思います。3年後輩なんですけど、今日から小籔くんには敬語でしゃべりたいと思っています」と小籔に感謝した。2曲目で「大空と大地の中で」を披露。歌い終え、再び拍手が沸き起こると、「ありがとうございました。すいません本当に、ありがとうございました」と恐縮していた。ステージに小籔も登場し、「本当に陳謝します」と頭を下げると笑いが。川畑が「最高のお客さんに助けられました。ほんまに温かかったです。普通怒って帰ってもいい」と言うと、小籔は「コヤブソニックのお客さんは温かい」と語っていた。「KOYABU SONIC」は小籔千豊が主宰する“音楽と笑いの融合”をテーマにしたフェスティバルで、コロナウイルス感染拡大の影響で2020年より中止していたが今年4年ぶりに開催(9月16日~18日、インテックス大阪)。主宰者である小籔がアーティストのラインナップ・会場レイアウトから、コヤソニならではのコラボ企画まで完全にプロデュースしている。
2023年09月17日大河ドラマ「どうする家康」の新たなキャストが決定。佐藤隆太、和久井映見、高畑淳子、山田真歩、淵上泰史、深水元基、中村七之助が出演する。今回発表された7名が演じるのは、秀吉の家族・腹心たち“チーム秀吉”。佐藤隆太が演じるのは、秀吉が心を許す数少ない理解者・豊臣(羽柴)秀長。知略策略にも長け、屈託のない笑顔と人好きのする物腰で、兄と一緒にうまく人を丸め込む。兄・秀吉役のムロツヨシとの共演について「ある日の撮影で、縁側で秀吉と秀長が並んで座って話をしているシーンがあったのですが、その映像をチェックしながら、ムロさんとどちらからともなく『この2人の背中、空気感、なんか良いね』と話していました。そんなデコボコ兄弟の掛け合いを是非楽しみにして頂きたいです」とコメントしている。和久井映見が演じるのは、秀吉が深い愛と信頼を寄せる妻・寧々。暴走する秀吉を厳しく叱り、たしなめることもできる稀有な存在だ。ムロさんとの共演について「ムロさんとご一緒の場面、どんなふうになるのか、緊張しつつ、楽しみにしております」と期待を寄せている。また、天下人の母にはなりたくなかった仲を高畑淳子、小姓時代に秀吉から才能を認められた猛将・福島正則を深水元基、石田三成を中村七之助が演じ、演じる人物の印象については、次のように話している。「仲は、何が起こっているのか、よくわからないまま、あれよあれよと大政所に!! しかし勘の良い人で、何かしらの不安を予知しているようです。何もかも受け入れるしかない人……この時代の人、女性は皆そうかも知れないですが、全てを享受して生きていく人を演じられたらと思います」(高畑さん)。「秀吉への愛は強いですよね~」(深水さん)、「才気あふれる最高の頭脳の持ち主であり、朝鮮出兵や様々な駆け引きを全て石田三成がやったといっても過言ではないほどで、秀吉の為に尽力し、忠義を重んじている人物だと思います」(七之助さん)。そして今回大河ドラマ初出演となった山田真歩と淵上泰史は、秀吉の野望に振り回される妹・旭、豊臣の命運を握る名将・加藤清正をそれぞれ演じる。山田さんは「ムロツヨシさん演じる秀吉の妹ですので、やはり兄妹の血の繋がりをどこかに感じてもらえるような、魅力的な旭姫を演じたいと思っています」と意気込む。淵上さんは「とても緊張しております。過去にもたくさんの方が演じています。ご批判も来るかもしれません。ただ誰一人、加藤清正に会った事がないので正解がありません。なので自由に、僕らしく堂々と思いっきりやろうと思っております」と語っている。大河ドラマ「どうする家康」は毎週日曜日20時~NHK総合テレビ/毎週日曜日18時~BSプレミアム・BS4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年06月15日TBSが立ち上げたドキュメンタリー映画の新ブランド「TBS DOCS」の最新作『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』が、11月25日(金) に公開され、土日のミニシアター興行収入ランキングで第1位を記録した。本作は、2021年に登山界最高の栄誉「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初受賞し、世界の巨壁に《単独・無酸素・未踏ルート》で挑み続けた伝説のアルパインクライマー・山野井泰史の足跡を、自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリスト・武石浩明監督が長年追い続け作り上げた作品。今年3月「TBS ドキュメンタリー映画祭 2022」でクローズド上映されたバージョンに約9分の新規カットを追加し、語り手に山好きとしても知られる俳優・岡田准一を迎えて「完全版」として完成した。東京・角川シネマ有楽町にて山野井本人と武石監督登壇による舞台挨拶が行われた11月26日(土) の夜には、1996年に山野井のマカルー西壁挑戦を採り上げたTBS「報道特集」でも「26年前に放送された特集が映画になった」として舞台挨拶の模様とともにニュースに。翌日11月27日(日) には、大阪・シネ・リーブル梅田、名古屋・ミッドランドスクエアシネマでも舞台挨拶を実施。イベントやメディアに出ることも極めて稀な山野井の登場に、各地満場の観客は大いに沸いた。11月26日(土) に行った出口調査アンケートでは、全回答者が「とてもよかった」「よかった」を選び、満足度は100%を記録。88%が「また観たい」と答え、推薦度も93%に上った。「生と死のせめぎあい、命の手触り。かっこいい男からは学ぶことが多い」「また人生を変えるレベルの映画を観てしまったかもしれない……」と絶賛が相次ぎ、9館でスタートした上映館も今後20館以上となる予定だ。なお、角川シネマ有楽町では、山野井がマカルーや沢木耕太郎著『凍』でも知られるギャチュン・カンで実際に使用したダウンスーツ、登山靴、アイスアックスなど登山装具の特別展示を実施中で、ファン必見の記念撮影スポットとなっている。角川シネマ有楽町 特別展示<作品情報>『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』2022年 / 日本 / 109分 / 5.1ch / 16:9語り:岡田准一監督:武石浩明撮影:沓澤安明 / 小嶌基史 / 土肥治朗公式HP:
2022年11月30日本日11月25日(金) より公開の映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』を鑑賞した著名人からのコメントが到着した。本作は、3月にヒューマントラストシネマ渋谷にて開催された「TBSドキュメンタリー映画祭2022」でクローズド作品として上映された、登山家・山野井泰史のドキュメンタリー映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界』に9分の新規カットを追加した完全版。今回コメントを寄せたのは18名で、先日TBSドキュメンタリー映画の新ブランド「TBS DOCS」のチェアマンに就任した爆笑問題の太田光を筆頭に、登山を愛するお笑い芸人や俳優たち、論説委員、そして山岳界といった錚々たる面々。それぞれ山野井泰史という人物への感銘と、彼の崇高な生き様への驚きを明かしている。■太田光(爆笑問題、TBS DOCSチェアマン)コメント「こんな人生を送っている人がいるのか!」と同い年のクライマーの存在に驚愕!俺たちはどれだけぬるま湯で生きてきたのか…。見ればきっと勇気をもらえるはず。山野井さんに会いたくなりました。私のおすすめの1本です!■市毛良枝(俳優) コメント日本を代表する極限のソロ・クライマー。でも、山野井さんに会うと誰もが彼の人柄に惹きつけられる。魅せられた取材者が伝える彼の歴史とこれからと、よくぞ出会ったパートナー、妙子さんとの暮らし。撮る側と撮られる側の信頼感にともなわれて、厳しい登攀の合間に穏やかな時間が流れる。カメラの前でもいつものままの自然体で語り、ふたりらしい普通の暮らしを見せてくれる。山好きの人はもちろん、すべての人に、山野井泰史という人を見てもらいたい。■野口啓代(プロフリークライマー) コメント私は最初から競技の世界に入ってしまったので、雪山やアルパインの経験はないのですが、登りたいという気持ちや、目標に向かって作戦を立てトレーニングして挑むときの気持ちなど、共感できるところがたくさんありました。山野井さんは、山を登るために生まれてきた方、全クライマーが目指すべき存在。偉大な方と再確認できました。■東野幸治(芸人) コメント山野井さんにとって登山とは?って聞かれたら「生死の狭間で生きる喜びを味わえるのが登山です」って答えるのかな?だがこのドキュメンタリーを観た私が「山野井さんの登山とは?」って聞かれたら「なぜそこまでして登るの?」「なぜそこまでして1人にこだわるの?」「なぜ周りの人達が死んでいくの?」って答えると思います。否定も肯定もできない山野井泰史の登山が!生き方が!命が!たっぷりと描かれてます!観なきゃ損です!是非観てください!■庄司智春(芸人) コメント岩壁を掴みながら一つ一つ上がっていく姿は、自らの命を丁寧に掴みながら生きているみたいで感動しました。凡人の私にはヒヤッとする瞬間が何度もあったが、普通では観ることの出来ない貴重な映像と山野井さんの生き様が生々しく剥き出しに描かれて、衝撃を受けました。生死の境を何度も経験した人がなしえるその達観した人となり。マカルー西壁にアタックした時の夫婦間のシーバーでのやり取りが心打たれました。是非皆さんに観てほしいです。生まれてきたこと、そして生きていくことを、改めて考える事の出来た素敵な作品でした。■阿南健治(俳優) コメントラジオドラマで演じた事で山野井さんを初めて知って、伝えたいと強く思った。この映画を観て、そのリアルさと過酷さに、より山野井さんの事を熱く語り、人に教えたくなった。世界の山々へ単独で挑み、未踏を求め、次々に山を全身で抱きしめ続けて進んで行く、人間、山野井泰史さんの事を。■村井美樹(女優・タレント) コメント何という生命力…!死の淵に立ち、手足の指を失っても、多くの友人を山で亡くしても、それでも垂直の世界へ挑み続ける山野井さんの姿は衝撃的。何度も息を飲み、震えながら映像に見入りました。「あの山に登りたい。ただそれだけ」そう語る山野井さんの眼差しは、少年のようにどこまでも澄んでいて、眩しい。生きることの尊さ、崇高さを感じずにはいられない、凄まじいドキュメンタリーでした。■井之脇海(俳優) コメント“命の手触り”を確かめながら踏みしめる、山野井さんの一歩一歩に、背中を押されて勇気をもらえた。自分の目の前にある、小さな”壁”から乗り越えてみよう。■辰野勇(モンベル代表) コメント人生を山に捧げ、数多くの挑戦を続けてきた山野井氏。等身大の彼を見ることができる貴重なドキュメンタリー作品です。厳しい山行で指を失っても今なお、岩壁に向き合うその姿は見ている人を魅了する。彼の山に対する情熱が直に伝わってくる快作だ。■服部文祥(サバイバル登山家) コメント「内臓が腐るほどの恐怖」「冷静な発狂」現場で発せられた伝説の名台詞が映像に残る。個人の登山史を越えたクライミングの歴史。■平出和也(アルパインクライマー・山岳カメラマン(石井スポーツ所属)) コメントこんなに自分に正直に生きている人を、私は他に知らない。特異な野生本能で未知なる課題に向かう姿は登山家のかがみであり、その足跡はいつも心を奮い立たせてくれる。何よりもストイックな挑戦から生還し続けていることは私の理想だ。長年夢を追い続けているからこそ、生まれる葛藤が記録されている。きっとその中には取り返しのつかない後悔だってあるのだろう。私たちは完璧ではない。だから色んなものを克服しながら生きている。前を向いて生きていくヒントはこの映画の中にある。■元村有希子(毎日新聞論説委員) コメント垂直の世界への、狂おしいほどの憧れと畏れ。生と死。栄光と挫折。そのあわいに身を置き続けてきた山野井さんの生き方が、圧巻の映像とともに描かれ、心を揺さぶられました。マカルー西壁に阻まれてから四半世紀。ギャチュン・カン北壁登頂後の死闘から20年。静かでひたむきな登攀人生の「第二幕」にカメラを向けた武石監督にも拍手を贈ります。■赤ペン瀧川(映画プレゼンター) コメント常人の限界を超える超人であり、挑戦をし続ける努力の天才である山野井泰史。そんな彼の“一途すぎてもはやクレイジー”な部分もしっかり映し出す振り幅広めのドキュメンタリー。最高という言葉しか出てこない。■よこみぞ邦彦(脚本家・「アルパイン・クライマー 単独登攀者・山野井泰史の軌跡」原作) コメント脚本家として山野井泰史とゴルゴの取材で出会って、はや27年にもなる。命綱を使わず登る姿を目の当たりにした。平然と「死ぬかもしれない登山が好きだ」と語っていた。そんな私だが「人生クライマー」で彼を見ていたのはほんの一端だったと思い知らされた。この映画は長年見てきた山野井とは違う世界を見せている。息を飲んで魅せられていた。■MARiA麻莉亜(登山YouTuber) コメント私自身登山YouTuberとして活動していますが、山野井さんは遥か雲の上の存在です。激しい孤独感と達成感と恐怖が単独登攀という究極の挑戦によってさらに研ぎ澄まされるのを映像の緊張感から感じ取ることが出来るようでした。どんな逆境にも負けず好きなことを追求し、戦う姿を見て挑戦する事の楽しさと厳しさを教えてくれる映画でした。■JIN(登山YouTuber) コメント山野井さんの生き様を見て、かっこいいと思わない山好きはいないと思います。この作品ではマカルー西壁挑戦を軸に物語が進んでいき、山で何度も重症を負う山野井さんが出てきますが、そこに後悔が感じられないのは、本当に好きな事を極限まで追い求めてやってきた結果なのだと感じました。山好きならもちろん、それ以外の方でも、人生に大切なものを感じさせてくれる。そんな素敵な作品に仕上がっていると思いました。■山下舞弓(登山YouTuber) コメント山が好きでソロの魔力に取り憑かれた1人のクライマー。長年抱いていたマカルー西壁の挑戦は手に汗握る思いで観ました。常に生と死がせめぎ合う中で命の手触りを感じながら登る山野井さん。その過酷な挑戦には、妻でありパートナーでもある妙子さんの大きな支えを感じました。初登攀にこだわり生涯挑み続けているお二人の生き方に、とても前向きな気持ちになりました。■イタガキ(登山YouTuber) コメント同じ山を楽しむ者として恐縮ながら「一人でやり遂げること」を求める山野井さんに共感を覚えました。単独で山に挑むのは危険を増す行為ではあるのですが、何ものにも代えがたいその達成感はまさに麻薬。孤独や困難が待っていると分かっていてもそれを求めてしまいます。結果として山野井さんは手足の指を失ったりと大変な目には遭っているのですが、それを語るときの屈託のない笑顔がとにかく印象的で、伝説のクライマーとしてはもちろん、一人の人間として魅了されてしまいました。山好きという枠を超えて是非多くの人に見てもらいたい映画です。<作品情報>映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』公開中語り:岡田准一監督:武石浩明関連リンク公式HP:::
2022年11月25日映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』は、この題名のとおり、クライマー、山野井泰史に焦点を当てたドキュメンタリーだ。少し説明をすると、山野井泰史は登山界では知らない人がいないぐらい著名な世界的なクライマー。世界の巨壁に単独・無酸素・未踏ルートで挑み続けている功績が認められて、昨年の2021年には、登山界のアカデミー賞と言われる登山家最高の栄誉“ピオレドール生涯功労賞”をアジア人として初めて受賞している。いわば生ける伝説のクライマーである彼のここまでの足跡をたどる大仕事といっていい取材に臨んだのは、ジャーナリストの武石浩明監督。山野井氏と出会ってから約30年の時を経て完成させた本作について武石監督について話を聞いた。憧れの山野井泰史との出会いそしてマカルー西壁への挑戦へ『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』まず武石監督は自身もヒマラヤ登山の経験があり、母校立教大学の山岳部監督も務めている。つまり“山”のことをよく知る彼にとってほぼ同世代の山野井氏は憧れの存在だったという。「私自身が登山を本格的に始めたのは大学の山岳部に入ってから。当時、山野井さんはまさにのぼり調子といいますか。次々と難しい山に挑み、単独初登攀を成功させていた。2つしか年齢が違わないので(※山野井は1965生まれ、武石は1967年生まれ)、その山野井さんのチャレンジを山岳雑誌などを通じて僕は同時進行で見ていた。すごいクライマーが出てきたなと興奮しながら雑誌を熟読していた記憶があります」大学卒業後の1991年、武石監督はTBSに入社。そのときから、山野井氏を取材してみたいと思っていたという。「山岳部に入って自分も山登りをやっていたので、山登りのドキュメンタリーを作ることはひとつの夢でした。で、取り上げるとしたら、やはり同世代のクライマーで自分が尊敬できる、しかも手の届かない人物を取材したい。じゃあ誰かと言ったら、僕の中では山野井さん以外はいなかったです」その憧れの山野井氏との出会いは偶然やってくる。「入社1年目の1991年に国内で初めてスポーツクライミングのワールドカップ大会が国立代々木競技場の屋外で開かれた。僕は普通に取材で現場に行っていたんですけど、そこに山野井さんが人工壁を支える足場を組むアルバイトで来ていた。それで声をかけたのが最初の出会いでした。それからいつか取材をと思い続けていました」その願いは数年を経て叶うことになる。「1994年にヒマラヤのチョー・オユー南西壁からの登頂を成功させた翌年に正式に取材をお願いしました。そのチョー・オユーに続いてレディースフィンガー南西壁を成功させた後に、“次は?”と聞いたら、“マカルー西壁だ”との答えが返ってきて、がぜん僕も取材に力が入ったというか。マカル―西壁は、誰も登攀を成し遂げていない“ヒマラヤ最後の課題”。クライマーにとって世界で一番難しい課題に、実力がピークに達している山野井さんが挑む。しかも単独で。たった独りでヒマラヤの最後の課題に挑むとか、正気じゃない。突き抜けすぎている。これはもう絶対に取材したいと思いました」こうして1996年、山野井氏のマカル―西壁への挑戦に同行することになる。ただ、局からの取材許可がなかなか下りなかったという。「企画書を出したら、“これ、(山野井さんが)亡くなっても不思議じゃないよね?”“無謀で危険すぎる”と突き返されました。こちらも引き下がれないので、何度も何度も企画書を書き直して出すんですけど、答えはいつも同じで“NO!”。最後は、事故が起きたときの医療体制やなにかあったときのバックアップ体制みたいなものを構築して、万全を期すということでかけあって、どうにかこうにか許可がおりました」こうしてマカルー西壁の山野井氏の挑戦に同行取材することに。ただ、このチャレンジは失敗に終わる。このときの心境をこう振り返る。「ひと言で心境を表すとボロボロでした。おそらく山野井さんもそうだったろうし、僕もボロボロだった。挑む前、山野井さんは自信満々だった。おそらく勝算があったんだと思います。でも、実際にマカルーの壁の中に入ると、あまりに想定と違ってどうにもならなかった。“これは確実に死ぬ”とも感じたと思います。そのことで山野井さんは打ちひしがれていた。間近にいた僕も同じように打ちひしがれていた。そして、この失敗は、僕の心の中にも澱のように残って、ずっと吐き出せないでいました」25年の時を経て向き合うことで山野井泰史を再定義する『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』今回の『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』は、この約25年前のマカルー西壁への挑戦が基軸。そこに未公開ソロ登攀映像や、父親や友人、同じく登山家である妻・妙子さんへのインタビュー、奥多摩から移住して新居を構えた伊豆での現在の暮らしなどを交えて、山野井の足跡を振り返るとともに彼の人生に迫る。25年という長き時を経て、山野井泰史というクライマーと向き合おうと思った理由を武石監督はこう明かす。「1996年から、今回撮影を再開する2021年までの25年間、たまにお会いしたり、家におじゃまさせていただいたりはしていました。ただ、取材及び撮影をすることはありませんでした。あらためて取材をと考えたきっかけはもうほとんど閃きです。あれから25年が経って、今の山野井さんの人生を俯瞰してみたとき、マカルー西壁の失敗もただの失敗ではないように思えるというか。その後に確実につながっていて、今だったら山野井さんも当時を冷静に振り返ることができるのではないかと思いました。というのも、僕は山野井ウォッチャーで、この間に発表された、たとえば山野井さんのインタビューや対談など、すべてに目を通していたのですが、話の中にちょくちょくマカルー西壁の話が出てくる。マカルー西壁の失敗が山野井さんの心の中にずっとあって、まだ整理できていないように感じました。また、この25年間、そのときどきのトップの登山家がマカル―西壁に挑んでいる。しかし、成功者はおらず、山野井さんが達した高さまで到達した人もいない。そこで、25年目の節目にあらためてマカルー西壁の挑戦を振り返り、山野井泰史に焦点を当てることでなにかが見えてくるのではないかと考えました。山野井さんに最初に話をもっていったら、(マカルー西壁のことは)“思い出すだけで気持ち悪くなる”と言ってましたけどね(苦笑)。ということで、実は僕の中で、今回の作品のひとつの大きな目標は、山野井泰史というクライマーを再定義することでした。実際に再定義できたのではないかと思っています。本人に聞いていませんが、あらためて向き合うことで山野井さん自身も自分の人生で“マカルー西壁”がどういう位置づけだったのか、あの失敗はどういうものだったのかが整理できた気がしています。僕自身もあのときのことをどこか心の中で整理できたところがある。そういう意味で、自分の目標を達成できたと思っていて、みなさんにも山野井泰史というクライマーの人間性や生き方を感じてもらえると思っています」『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』山野井のようなクライマーはもう現れないかもしれない『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』山野井泰史というクライマーにあらためて、どんなことを感じただろうか?「彼のようなクライマーはもう現れないかもしれない。これは映画を観てもらえれば分かるように、山野井さんはお金や名声のためにこのようなチャレンジをし続けているわけではない。本当にクライミングが好きで、それを突き詰めて限界に挑もうとしている。その証拠に、山野井さんはコマーシャリズム(商業主義)を徹底的に排除している。普通はたとえばスポンサーをつけて資金を得て、有名になって名声を得るといったような流れになっていくんですけど、そうならない。実は、山野井さんが尊敬する登山家のヴォイテク・クルティカがそうなんです。で、そのクルティカが今回、この映画にメッセージを寄せてくれたんですけど、そこで“商業主義の時代にあって山野井は特に注目されるべき存在だ”と言っている。それぐらい山野井さんは稀有な存在だということだと思います。それから、普通の人は自分の限界を知ったときにそれを諦めてしまうと思うんです。でも、山野井さんは諦めないというか。たとえば手足の指を失っても、今ある自分の能力の限界を高めて、今できる限界の挑戦に挑もうとする。常に自分が今できるギリギリの限界を探して挑んでいる。奥様の妙子さんがおっしゃっていました。“いまだに世界各地の写真を見て、新たな未踏の壁がないかずっと探している”と。僕との話の中ではこんなことをもらしていました。“南極に未踏の壁があるんだけど、お金がかかりすぎていけない”と(笑)。このように、いまだに他のクライマーがやったことのない挑戦をしようとしている。本当に私利私欲や名誉とかではなく、クライミングを極めようとしている。クライマーとしてもひとりの人間としても唯一無二の存在だと思います。僕にとっては憧れの人で、人として彼のようにありたいというか。彼のような存在になれたらと思いますし、彼に一歩でも近づけたらという気持ちがあります。本人は、“もうあと、(登れるのも)2、3年かな”と言ってますけど、まだまだ続けると僕は思っています」最後にこうメッセージを寄せる。「50代半ばを迎えて、自分が死んでも残り続けるものを作品として残したい、という気持ちがありました。今回の作品はそうなったと自負しています。25年前に一緒に行ったマカルー西壁のことは自分にしか描けなかったと思っています。そのことをテーマにした作品を遺すことができて感無量です。この映画では、ここだけでしか見られない山野井さんに出会えると思います。逆境や失敗があっても、それを乗り越えて、自分の道を歩んでいく山野井さんの姿を見てほしい。きっと、生きることの素晴らしさを実感してもらえるのではないかと思っています」『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』11月25日(金)公開(C)TBSテレビ取材・文:水上賢治撮影:川野結李歌
2022年11月23日ドキュメンタリー映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』が11月25日(金)より公開される。この度、ポーランドの伝説的クライマー、ヴォイテク・クルティカから貴重なコメントが到着。さらにクルティカと山野井泰史の2ショット写真も解禁となった。本作は、今年3月に開催された『TBSドキュメンタリー映画祭2022』で上映され注目を浴びた作品に、9分の新規カットを追加した“完全版”。世界の巨壁に“単独・無酸素・未踏ルート”で挑み続け、2021年に登山界のアカデミー賞、登山界最高の栄誉といわれる「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初めて受賞したクライマー・山野井泰史の足跡を、未公開ソロ登攀映像や、妻・妙子への取材、関係者の証言などとともに振り返る。メガホンを取ったのは、自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリスト・武石浩明。公私ともに交流しながら、25年の長期に渡る取材を通して山野井を追い続けた。本作の中で山野井が語っているが、山野井が17、18歳頃に目にした雑誌の記事が、彼に衝撃を与えたという。それは、英雄的なクライマーのヴォイテク・クルティカが太刀打ちできなかったマカルー西壁への印象だった。マカルー西壁は、垂直以上の角度でそびえ立つ標高8400mの山の頂上直下に切り立つ岩壁で、「ヒマラヤ最後の課題」とも言われている。世界のトップクライマーの挑戦をはねのけ続け、クルティカすら成功していない未だに難攻不落の壁。クルティカは山野井にとって「自分よりも山が好きな人物」で、憧れの存在でもある。そんなクルティカも敗退したマカルー西壁は、山野井にとって人生最大の目標となっていく。山野井はクルティカと妻の妙子とともに、2001年にビャヒラヒ・タワー(セントラルタワー) 約5700m(カラコルム)南壁、新ルートを制覇。日本人がクルティカとチームを組んだのは初めてということで、今回クルティカは異例のコメントを寄せた。クルティカは山野井を「信義に厚い野武士」という言葉で表現し、「黒澤映画のヒーローを想い起こす」ともコメント。さらに山野井自身、あるいは山野井のクライミングスタイルについては「偉大で秘めたる芸術」とも形容している。これらの力強い言葉が表すように、本作は世界が認めた“極限の人”の実像に迫る、唯一無二の作品となっているようだ。ヴォイテク・クルティカ「彼を見ていると心地いい」【コメント全文】とても熱のこもった作品ですね。商業主義、消費主義の時代にあって、山野井は特に注目されるべき存在だと思います。ポスターの彼の顔を見ると、黒澤映画のヒーローを想い起こします。人生で最も大切な価値観に忠実に生きる姿に、とても素晴らしい印象を受けました。彼を見ていると、誰もが悩まされるこの世の煩悩や虚栄心から心が洗われる気になります。彼を見ていると心地いいんです。私にとって山野井はこの偉大で秘めたる芸術(※アルパインスタイルでのクライミング)における信義に厚い野武士みたいな存在です。今となってはこの芸術を理解する人があまりに少ないのは悲しいことですが。山野井と妙子が全く変わらずに、驚くほど若く見えるのも嬉しいです。これもまた、彼らの内なるバランスの良さの証明なのかもしれません。『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』11月25日(金)公開©TBSテレビ
2022年11月18日ドキュメンタリー映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』が11月25日(金)に公開される。この度、映画プレゼンターの赤ペン瀧川が本作の魅力を紹介する特別動画が解禁された。TBSが立ち上げたドキュメンタリー映画の新ブランド『TBS DOCS』の最新作となる本作は、今年3月、ヒューマントラストシネマ渋谷で開催された『TBSドキュメンタリー映画祭2022』で上映された作品に、9分の新規カットを追加した《完全版》。世界の巨壁に“単独・無酸素・未踏ルート”で挑み続け、2021年、登山界のアカデミー賞、登山界最高の栄誉といわれる「ピオレドール生涯功労賞」を、アジア人として初受賞したクライマー・山野井泰史の生き様を、貴重な未公開ソロ登攀映像や、妻・妙子への取材、関係者の証言などとともに振り返る。俳優・岡田准一が、本作で初めてドキュメンタリー映画のナレーションを担当。自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリスト・武石浩明がメガホンを取り、公私ともに山野井と交流しながら追い続け、25年にも渡る取材を通して“極限の人”の実像に迫った。この度公開されたのは、映画プレゼンターの赤ペン瀧川が“見逃さないで欲しい注目ポイント3か条”を挙げながら、本作の魅力を紹介する特別動画。山野井の“凄さ”をテンポよく説明しつつ、3つの観点から見どころをわかりやすく解説しており、より本作の公開が待ち遠しくなるような動画となっている。【見逃せない注目3か条】赤ペン瀧川が『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』を解説!また『TBS DOCS』では、「テレビでは伝えきれない、真実や生き様をドキュメンタリー映画として発信する」というプロジェクトのもと、11月1日(火)から30日(水)の1カ月間、シネマ映画.comにて『TBS DOCS ニュースの真実に迫る映画祭』を開催中だ。現在公開中の全6作品の中には、『TBSドキュメンタリー映画祭2022』で上映された『石破茂・嫌われた正論10人の証言』『完黙中村喜四郎~逮捕と選挙』『池袋母子死亡事故「約束」から3年』など、映画祭でしか上映されなかった貴重な作品がラインナップされているほか、『人生クライマー…』の壁紙配布や、『戦場記者』(12月16日公開)の特別映像公開など、オンライン鑑賞チケット購入者への特典も用意されている。『人生クライマー…』からは、さらなる購入者特典として、映画本編の冒頭映像が特別公開されることが決定。すでに映画祭のチケットを購入した人も、これからチケットを購入する人も、11月14日(月)オープンの特別ページにて、劇場公開に先駆けて本編冒頭映像を鑑賞することが可能となっている。『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』11月25日(金)公開『TBS DOCS ニュースの真実に迫る映画祭』作品ラインナップ・『石破茂・嫌われた正論 10人の証言』・『完黙中村喜四郎~逮捕と選挙』・『池袋母子死亡事故「約束」から3年』・『三島由紀夫vs東大全共闘 〜50年目の真実〜』・『生きろ 島田叡−戦中最後の沖縄県知事』・『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯』 ※「アメリカ」は米軍のルビ表記©TBSテレビ
2022年11月11日日本を代表するクライマー・山野井泰史に密着取材したドキュメンタリー『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』の完成披露試写会が11月9日、都内で行われた。世界の巨壁に単独・無酸素・未踏ルートで挑み続け、2021年には登山界最高の栄誉である「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初めて受賞した山野井泰史。その足跡を、貴重な未公開ソロ登はん映像や、同じく登山家である妻・妙子さんへのインタビュー、関係者の証言などを交えながら振り返り、“垂直の世界”に魅せられた男の生き様に迫る。自身もヒマラヤ登山経験のあるジャーナリストの武石浩明が監督を務め、長期取材を敢行。岡田准一がナレーションを担当している。2022年3月に開催された「TBSドキュメンタリー映画祭2022」で上映されたバージョンに、9分間の新規映像を追加した「完全版」が、11月25日から劇場公開されることが決定。完成披露試写会には武石監督をはじめ、登山好きで山野井氏とも親交がある俳優・市毛良枝、東京2020オリンピック銅メダリストでプロフリークライマーの野口啓代が出席した。武石浩明山野井氏とほぼ同世代だという武石監督は、「初めてお声をかけたのが、1991年のこと。20代の頃から撮影させてもらいたいという思いがあったので、こうして映画が完成したのが感無量です」と本作に込めた思いを熱弁。「逆境や失敗を乗り越えて、好きな道を歩んでいく姿を見ていただき、何かに挑戦したい、勇気をもらえると思っていただけるとうれしい」とアピールした。市毛良枝山野井氏の人物像については「子どものようなピュアな気持ちを維持し続けている」と語り、「サービス精神旺盛な方なので、いかに自然体を撮るかを意識した。何度も同じ質問をしてしまうと、臨場感が失われるので、『この質問はここでしか聞かない』という風に決めていた」とドキュメンタリーならではの舞台裏を明かした。野口啓代市毛は「登山家と聞くと特別な存在だと思われがちですが、普段はとっても“普通”でチャーミング」と山野井氏の人柄に触れ、「まあ、確かに登山の話ばかりですけど(笑)、ものすごい岩場の話でも、まるで砂場の話をしている子どものようで」と知られざる素顔も明かした。アスリートの視点から、野口は「純粋な気持ちとモチベーションの高さ、それに尽きない情熱は参考にしたい」といい、「山野井さんは山を登るために生まれてきた、全クライマーが目指すべき存在」だと敬意を示していた。取材・文・写真=内田涼<作品情報>『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』11月25日(金) 公開公式サイト:
2022年11月09日ドキュメンタリー映画 『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』が、2022年11月25日(金)に公開される。本編のナレーションは岡田准一。伝説的登山家・山野井泰史の足跡を辿るドキュメンタリー映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』は、日本を代表する登山家・山野井泰史の足跡を辿るドキュメンタリー作品。2022年3月、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催された「TBSドキュメンタリー映画祭 2022」でクローズド作品として上映され、注目を集めた本作が劇場公開される。クライマーの山野井泰史は、2021年、登山界の“アカデミー賞”であり、登山界最高の栄誉といわれる「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初受賞。ラインホルト・メスナーやダグ・スコット、ヴォイテク・クルティカなどと並び、クライミングの歴史にその名を刻んだ。単行本『CHRONICLE クロニクル 山野井泰史 全記録』が出版され、コミック誌『ビッグコミック』では伝記漫画『アルパインクライマー-単独登攀者・山野井泰史の軌跡-』も連載。まさに登山界の伝説的存在として、今もなお登山への挑戦を続けている。未公開ソロクライミング映像など『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』では、世界の巨壁に《単独・無酸素・未踏ルート》で挑み続けた、極限のクライマー・山野井泰史の足跡を、貴重な未公開ソロ登攀映像や生涯のパートナーである妻・妙子への取材、関係者の証言などとともに振り返っていく。起点となるのは1996年。ヒマラヤ最後の課題といわれる「マカルー西壁」にアルパインスタイル・ソロで挑むという究極の挑戦への密着取材だ。そして、2002年に沢木耕太郎の著書『凍』でも描かれた「ギャチュンカン」登頂後の壮絶なサバイバルを経て、凍傷で手足の指10本を失うことに。2008 年には奥多摩山中で熊に襲われ、重傷を負った。数々のアクシデントに見舞われながらも、“垂直の世界”に魅せられ、挑戦し続ける登山家・山野井泰史の精神を、映し出している。監督は武石浩明、25年にわたり取材監督を務めたのは、自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリスト・武石浩明。公私ともに山野井泰史と交流しながら、25年にわたる取材を続けた。ナレーションは岡田准一本編を彩るナレーションは、俳優の岡田准一が担当。山岳映画の傑作『エヴェレスト 神々の山嶺』で主演を務め、山好きとしても知られている岡田が自身初となるドキュメンタリー映画のナレーションを務めた。作中では、『エヴェレスト 神々の山嶺』の山岳コーディネーターで友人でもある今井健司の姿も登場しており、岡田が思わず言葉を詰まらせる瞬間も。全編を通して、常に自然と対峙し乗り越えていく“クライマーという存在”への敬意と共感を込めた語りが披露されている。〈岡田准一コメント〉僕自身山好きで、クライマーは憧れの存在。なかでも山野井さんは、混じり気のない眩しい存在で、その純度の高い生き方には美しさを感じます。日本が誇る、知ってもらいたい日本人の一人です。今回、初めて“語り”という形でドキュメンタリー映画に参加しました。本編中にはヒマラヤで行方不明になった知人の姿も映っていて、言葉に詰まってしまう瞬間もありました。極限に挑むクライマーの“魂の震え”を感じ、勇気がもらえるドキュメンタリーです。是非、ご期待ください。〈映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』あらすじ〉「誰も成し遂げていないクライミングを成功させて、生きて還る」世界の巨壁に単独で挑み続けてきたクライマー・山野井泰史。彼は2021年、登山界最高の栄誉、ピオレドール生涯功労賞を受賞した。しかし、山野井の挑戦は終わらない。伊豆半島にある未踏の岩壁に新たなルートを引こうとしていた。そして再びヒマラヤにも…。“垂直の世界”に魅せられた男の激しい生き様とは?貴重な未公開ソロ登攀映像とともに振り返り、山野井の生涯のパートナーである妻・妙子への取材も通して問いかける。【詳細】映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』公開日:2022年11月25日(金)監督:武石浩明撮影:沓澤安明、小嶌基史、土肥治朗編集:金野雅也MA:深澤慎也音楽:津崎栄作企画・エグゼクティブプロデューサー:大久保竜チーフプロデューサー:松原由昌プロデューサー:津村有紀TBS DOCS事務局:富岡裕一2022年/日本/5.1ch/16:9/109分 製作:TBSテレビ 配給:KADOKAWA
2022年10月10日11月25日(金)より公開される映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』のナレーションを岡田准一が担当することが決定した。登山家・山野井泰史は、2021年、登山界のアカデミー賞、登山界最高の栄誉といわれる、「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初受賞、ラインホルト・メスナーやダグ・スコット、ヴォイテク・クルティカなどと並んでクライミングの歴史にその名を刻むこととなった伝説的存在。本作は、世界の巨壁に「単独・無酸素・未踏ルート」で挑み続けた、極限のクライマー・山野井泰史の足跡を、貴重な未公開ソロ登攀映像や生涯のパートナーである妻・妙子への取材、関係者の証言などとともに振り返るドキュメンタリー。起点は1996年、ヒマラヤ最後の課題といわれる「マカルー西壁」にアルパインスタイル・ソロで挑むという究極の挑戦への密着取材。その後、山野井をめぐっては、2002年に沢木耕太郎の著作「凍」でも描かれた「ギャチュンカン」登頂後の壮絶なサバイバルがあり、凍傷で手足の指10本を失うことに。2008年には奥多摩山中で熊に襲われ重傷を負うアクシデントにも遭遇。それでもなお“垂直の世界”に魅せられ、挑戦し続ける登山家の魂にカメラは迫っていく。監督は自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリスト武石浩明。公私ともに山野井泰史と交流しながら追い続けた25年、長期に渡る取材を通して“極限の人”の実像に迫る、唯一無二の作品を作り上げた。時代劇からアクションまで、スケールの大きな役柄に挑戦し続ける日本を代表する俳優である岡田は、山好きとしても知られている。山岳映画『エヴェレスト 神々の山嶺』でも主演を務めた岡田は「山野井さんは、日本が誇る、知ってもらいたい日本人の一人」と、今回“初体験”となったドキュメンタリー映画のナレーションについての想いを語った。本編中には、『エヴェレスト 神々の山嶺』の山岳コーディネーターで友人でもある今井健司(2015年、ヒマラヤで行方不明)の姿も映っており、思わず言葉に詰まってしまう瞬間もあり、その語りには、常に自然と対峙し乗り越えていく“クライマーという存在”への敬意と共感が込められており、観るものの胸に“極限の挑戦”についての深い余韻を残す出来栄えとなった。あわせて公開された映画ポスタービジュアルは、過酷な挑戦を続け、今も尚クライマーとして垂直と闘い続ける人間・山野井泰史の近影を全面に起用。そして、山野井泰史その人を“極限の人”と表現したインパクトあるキャッチコピーが採用されている。【岡田准一コメント】僕自身山好きで、クライマーは憧れの存在。なかでも山野井さんは、混じり気のない眩しい存在で、その純度の高い生き方には美しさを感じます。日本が誇る、知ってもらいたい日本人の一人です。今回、初めて”語り”という形でドキュメンタリー映画に参加しました。本編中にはヒマラヤで行方不明になった知人の姿も映っていて、言葉に詰まってしまう瞬間もありました。極限に挑むクライマーの“魂の震え”を感じ、勇気がもらえるドキュメンタリーです。是非、ご期待ください。『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』11月25日(金)公開
2022年10月07日映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』が、11月25日(金)より劇場公開される。この度、新場面写真が公開された。2021年、登山界の「アカデミー賞」や登山界最高の栄誉といわれる「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初受賞、ラインホルト・メスナーやダグ・スコット、ヴォイテク・クルティカなどと並んでクライミングの歴史にその名を刻むこととなった日本を代表する登山家・山野井泰史。本作は、世界の巨壁に「単独・無酸素・未踏ルート」で挑み続けた彼の足跡を、貴重な未公開ソロ登攀映像や生涯のパートナーである妻・妙子への取材、関係者の証言などとともに振り返る渾身のドキュメンタリーだ。なぜ彼は垂直に魅せられ、人生の全てを登山に捧げてきたのか。公開された場面写真には、伝説のクライマー・山野井泰史のソロ訓練や未踏壁への挑戦の様子などの様子が切り取られている。常に自分に課す目標、それに向かって休むことなく挑戦を続けた若かりし頃の山野井の姿が写る。そして、指を失うという登山家として致命傷とも言える事故後も、彼は自分の現状を受け止め、今やれることへの挑戦を止めない姿勢も必見だ。監督・武石浩明は、TBSテレビ報道局に所属し、自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリストであり、山野井に魅せられたクライマーのひとり。垂直に魅せられ挑戦し続ける「極限の人」の実像へと迫る唯一無二の作品に期待しよう。『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』11月25日(金)公開
2022年09月30日今年3月に開催された「TBSドキュメンタリー映画祭2022」でクローズド作品として上映され、注目を浴びた『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界』。本作が、さらに9分の新規カットを追加した”完全版”となって、11月25日(金)より劇場公開されることが決定した。2021年、登山界のアカデミー賞、登山界最高の栄誉といわれる、「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初受賞し、ラインホルト・メスナーやダグ・スコット、ヴォイテク・クルティカなどと並んでクライミングの歴史にその名を刻むこととなった登山家・山野井泰史。山岳雑誌『山と溪谷』読者の「好きな登山家第1位」に選ばれたこともあり、先月には単行本『CHRONICLE クロニクル 山野井泰史 全記録』が出版。コミック誌『ビッグコミック』では伝記漫画『アルパインクライマー -単独登攀者・山野井泰史の軌跡-』も連載中の日本を代表する登山家である。本作は、世界の巨壁に、単独・無酸素・未踏ルートで挑み続けた、極限のクライマー・山野井の足跡を、貴重な未公開ソロ登攀映像や生涯のパートナーである妻・妙子への取材、関係者の証言などとともに振り返る渾身のドキュメンタリー。この度、映画祭で上映された映像に、貴重な現在の山野井の姿などを加え、再編集し、完全版として劇場公開されることとなった。始まりは1996年、ヒマラヤ最後の課題といわれるマカルー西壁にアルパインスタイル・ソロで挑むという山野井の究極の挑戦への密着取材。その後、山野井は、2002年に沢木耕太郎の著作『凍』でも描かれたギャチュンカン登頂後の壮絶なサバイバルを経験し、凍傷で手足の指10本を失うことになった。2008年には奥多摩山中で熊に襲われ重傷を負うアクシデントにも遭った。それでもなお“垂直の世界”に魅せられ、挑戦し続ける登山家の魂にカメラは迫る。マカルー西壁への挑戦から25年、山野井はなぜ登るのか?生と死の狭間で、極限の挑戦の先で、彼が見たものとは?監督を務めた武石浩明は、TBSテレビ報道局に所属し、自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリストで、山野井に魅せられたクライマーの一人。長期に渡る取材を通して極限の人・山野井の実像に迫りながら、壮大かつ雄大な自然と向き合う山野井の姿に、胸の高鳴りと言葉にできない感動に包まれる唯一無二の作品となっている。<コメント全文>山野井泰史武石さんは、僕の山の記録についてかなり高いレベルで詳しい人です。そして、「僕の求めているもの」についてもよく理解してくれています。去年、マカルー西壁から25年が経って、武石さんから取材したいと連絡がありましたが、いつの間にか映画となってしまいました。私も映画を見ましたが、かなり見やすくなっていると思います。10代の頃、ヨセミテで全員がクライミングに没頭していたあの時代に一緒に登っていた仲間たちが「まだ山野井、あんな馬鹿なことやってんだ!」と呆れながら観てくれたら嬉しいです。武石浩明監督いまや登山界のレジェンドとなった山野井泰史さんですが、40年以上の登山人生の中で、実力が最高のときに挑んだのがマカルー西壁への「究極の挑戦」でした。それは山野井さんが最初で最後にソロクライマーとしての山登りを他人に見せた瞬間でもありました。あれから25年、山野井さんの軌跡と現在を織り交ぜることで、あの「究極の挑戦」がくっきりと浮かび上がりました。人生をかけた目標を持ち、命をかけて限界に挑み続ける山野井さんを見て、何かを感じていただければこれ以上の喜びはありません。『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』11月25日(金)より公開
2022年08月11日スマホの存在がおとなたちを翻弄するさまを描いた伊アカデミー賞受賞作を、東山紀之主演でリメイクした日本版『おとなの事情 スマホをのぞいたら』のブルーレイ&DVDセットのリリースが決定した。スマホに届くメールと電話の内容をパートナーや友人たちとさらし合う、そんなゲームを始めてしまった大人たちは全員誰にも言えない秘密を抱えている。彼らは必死でウソをつき、言い訳を繰り返し、スマホが鳴らないように祈る緊張の夜を過ごすことに。そして、ついに決定的なメールが舞い降りる!本作は、衝撃と毒のある笑いが観客を魅了し、世界18か国でリメイクされたコメディの日本版。東山紀之が10年ぶりに映画主演。ストイックな役作りに定評のある彼が物語を牽引する“最大の秘密”を抱えた冴えない独身男性を熱演。そして、鈴木保奈美と常盤貴子が奇跡の初共演を果たし、益岡徹、田口浩正、木南晴夏、淵上泰史も加わり、火花を散らす。世界各国で人種・宗教を超えて支持された傑作コメディに日本独自のアイデアを加え、“誰もが他人事ではいられない”脚本に仕上げたのは、数々の名作ドラマを手掛けてきた岡田惠和。ブルーレイ&DVDにはキャストのインタビューや、撮影現場の裏側に迫るメイキングなど、約85分の貴重な映像特典を収録。リリース決定に合わせて、東山紀之、鈴木保奈美、常盤貴子のコメント動画も公開されている。『おとなの事情 スマホをのぞいたら』は4月30日(金)より デジタル配信、ブルーレイ&DVDリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:おとなの事情 スマホをのぞいたら 2021年1月8日より全国にて公開©︎ 2020 Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc. All rights reserved.
2021年03月07日映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』(2021年1月8日公開)の完成披露試写会が21日に都内で行われ、東山紀之、常盤貴子、益岡徹、田口浩正、木南晴夏、淵上泰史、鈴木保奈美、光野道夫監督が登場した。同作はイタリアのアカデミー賞で作品賞・脚本賞に輝き、18カ国でリメイクされた『おとなの事情』(原題:Perfetti sconosciuti/17年公開)の日本リメイク作。世界各国共通の『おとなの事情』のルールはただ一つで、「スマホのロックを解除し、届く電話・メールの内容は全員に公開すること」。パーティに参加した全員が、バレたら夫婦関係も友情も即・崩壊の秘密を抱えながらゲームに参加する。東山は「今回リハーサルを重ねまして、フジテレビのリハーサル室で初めてお会いしたんですけど、鈴木保奈美さんと常盤さんが同じ空間にいるのは非常に感動的で、この二人と、みなさんといっしょにやるというのは、リハも含めて有意義な時間を過ごせたなと思います」と振り返る。言われた鈴木は「リハーサル室で東山さんが『は〜すごいなあ〜。鈴木保奈美と常盤貴子が並んでるなあ』ってしみじみおっしゃってたけど、私たちも『少年隊がいるなあ』と思って。テレビで見てた人がいるのですごいなあなんて、そういうものもありつつ、でも皆さんとリハーサルを重ねた」と互いに「すごい」と思っていた様子。常盤も東山について「ただただかっこいいですよ。もう、いつでもヒガシ! みたいな」と表すと、東山は「本当に、お互いそうやって褒めあって行った方が楽しいからね」と笑顔を浮かべた。スマホがテーマになった同作だが、東山は「僕はずっとガラケーだったんですけど、スマホにしなきゃいけないと思って、この作品でスマホにしました」と告白し、周囲を驚かせる。スマホにした感想について「字が小さいなと。意外と大変だなとは思っています」という東山には、鈴木が「字、大きく設定できますよ!」と的確につっこんでいた
2020年12月21日米津玄師と映画監督の是枝裕和氏の対談フル映像がYouTubeでプレミア公開された。先日、米津の最新アルバム『STRAY SHEEP』収録曲「カナリヤ」のMusic Videoを是枝裕和氏が監督したことが発表されると大きな話題に。MV公開後、SNSでは「一本の映画を見たような満足感」「涙が止まらない」などの声が寄せられた。対談は古民家をモチーフにしたスタジオで、穏やかなリラックスした雰囲気でスタート。「カナリヤ」MVが誕生したきっかけや、是枝監督がMVに込めた想い、二人の共通点、コロナ禍で日常生活が激変した2020年が終わろうとしている今を両名の言葉で振り返る、約20分にわたる映像となっている。同曲は、外出のできない時期に米津玄師が、ウイルスによっていろんなものが隔てられている、当たり前にあったものが機能しなくなっていくさまを音楽にしなければならないと考え制作されたという。そこに是枝監督作品『誰も知らない』と親和性を感じ、オファーをした事で両名のタッグが実現した。MVには、是枝作品にも馴染みが深い蒔田彩珠(『海よりもまだ深く』『三度目の殺人』『万引き家族』)や、舞踏家・俳優としても活躍する田中泯などのキャストが出演している。米津玄師×是枝監督 対談米津玄師「カナリヤ」MV【監督】是枝裕和(『万引き家族』『誰も知らない』ほか)【キャスト】蒔田彩珠淵上泰史朝見心本村海倉野章子田中泯関連リンク米津玄師 オフィシャルHP米津玄師 公式twitterリリース情報米津玄師 5th ALBUM『STRAY SHEEP』2020年8月5日(水) 発売『STRAY SHEEP』ジャケット<商品形態>おまもり盤(初回限定):CD+ボックス+キーホルダー / 税抜4,500円アートブック盤(初回限定):CD+Blu-ray+アートブック / 税抜6,800円アートブック盤(初回限定):CD+DVD+アートブック / 税抜6,800円通常盤:CD only / 税抜3,000円<収録内容>【CD】(全形態共通)01. カムパネルラ02. Flamingo(ソニーワイヤレスヘッドホンCM)03. 感電(TBS系金曜ドラマ「MIU404」主題歌)04. PLACEBO + 野田洋次郎(野田洋次郎とのコラボ楽曲)05. パプリカ(Foorin「パプリカ」のセルフカバー)06. 馬と鹿(TBS系日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」主題歌)07. 優しい人08. Lemon(TBS系金曜ドラマ「アンナチュラル」主題歌)09. まちがいさがし(菅田将暉「まちがいさがし」のセルフカバー)10. ひまわり11. 迷える羊(大塚製薬「カロリーメイト」CMソング)12. Décolleté13. TEENAGE RIOT(ギャツビーCM)14. 海の幽霊(映画「海獣の子供」主題歌)15. カナリヤ【Blu-ray・DVD】(アートブック盤(初回限定)のみに収録)LIVE VIDEO:米津玄師 2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃2019.3.11 幕張メッセ展示ホール01. Flamingo02. LOSER03. 砂の惑星04. 飛燕05. かいじゅうのマーチ06. アイネクライネ07. 春雷08. Moonlight09. fogbound10. amen11. Paper Flower12. Undercover13. 爱丽丝14. ピースサイン15. TEENAGE RIOT16. Nighthawks17. orion18. LemonEN1. ごめんねEN2. クランベリーとパンケーキEN3. 灰色と青MUSIC VIDEO:01. Lemon02. Flamingo03. TEENAGE RIOT04. 海の幽霊05. パプリカ06. 馬と鹿
2020年11月28日米津玄師が、今年8月にリリースし150万セールスを突破した最新アルバム『STRAY SHEEP』より、アルバムの最後を飾る楽曲「カナリヤ」のMusic VideoをYouTubeで公開した。今回のMVの監督は『誰も知らない』『そして父になる』『海街diary』、そして第71回カンヌ国際映画祭で最高賞パルム・ドールを受賞した『万引き家族』など数多くの名作を世に送り出し、世界的にも高い評価を得る映画監督・是枝裕和氏。是枝監督がMVを手がけるのは約4年ぶりとなり、米津とは初タッグとなる。是枝裕和監督 写真 (c)Laurent Champoussin今作は、今を生きる人たちを優しく肯定するような楽曲の世界観を是枝監督が余すことなく映像化。是枝作品でもお馴染みの蒔田彩珠(『海よりもまだ深く』『三度目の殺人』『万引き家族』)や、舞踏家・俳優としても活躍する田中泯などのキャストが出演し、三世代に渡る男女の物語が折り合う、短編映画のような作品に仕上がっている。なお米津玄師は、アルバム『STRAY SHEEP』の収益の一部を、カナリヤ基金を通じてコロナ禍で困窮している方々に寄付するとのこと。米津玄師「カナリヤ」MV【監督】是枝裕和(『万引き家族』『誰も知らない』ほか)【キャスト】蒔田彩珠淵上泰史朝見心本村海倉野章子田中泯アルバムクロスフェード映像米津玄師 「STRAY SHEEP」配信中リリース情報米津玄師 5th ALBUM『STRAY SHEEP』2020年8月5日(水) 発売<商品形態>おまもり盤(初回限定):CD+ボックス+キーホルダー / 税抜4,500円アートブック盤(初回限定):CD+Blu-ray+アートブック / 税抜6,800円アートブック盤(初回限定):CD+DVD+アートブック / 税抜6,800円通常盤:CD only / 税抜3,000円<収録内容>【CD】(全形態共通)01. カムパネルラ02. Flamingo(ソニーワイヤレスヘッドホンCM)03. 感電(TBS系金曜ドラマ「MIU404」主題歌)04. PLACEBO + 野田洋次郎(野田洋次郎とのコラボ楽曲)05. パプリカ(Foorin「パプリカ」のセルフカバー)06. 馬と鹿(TBS系日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」主題歌)07. 優しい人08. Lemon(TBS系金曜ドラマ「アンナチュラル」主題歌)09. まちがいさがし(菅田将暉「まちがいさがし」のセルフカバー)10. ひまわり11. 迷える羊(大塚製薬「カロリーメイト」CMソング)12. Décolleté13. TEENAGE RIOT(ギャツビーCM)14. 海の幽霊(映画「海獣の子供」主題歌)15. カナリヤ【Blu-ray・DVD】(アートブック盤(初回限定)のみに収録)LIVE VIDEO:米津玄師 2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃2019.3.11 幕張メッセ展示ホール01. Flamingo02. LOSER03. 砂の惑星04. 飛燕05. かいじゅうのマーチ06. アイネクライネ07. 春雷08. Moonlight09. fogbound10. amen11. Paper Flower12. Undercover13. 爱丽丝14. ピースサイン15. TEENAGE RIOT16. Nighthawks17. orion18. LemonEN1. ごめんねEN2. クランベリーとパンケーキEN3. 灰色と青MUSIC VIDEO:01. Lemon02. Flamingo03. TEENAGE RIOT04. 海の幽霊05. パプリカ06. 馬と鹿
2020年11月19日東山紀之が主演を務める、映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』(2021年1月8日公開)のポスタービジュアル、及び予告編が7日、公開された。同作はイタリアのアカデミー賞で作品賞・脚本賞に輝き、18カ国でリメイクされた『おとなの事情』(原題:Perfetti sconosciuti/17年公開)の日本リメイク作。世界各国共通の『おとなの事情』のルールはただ一つで、「スマホのロックを解除し、届く電話・メールの内容は全員に公開すること」。パーティに参加した全員が、バレたら夫婦関係も友情も即・崩壊の秘密を抱えながらゲームに参加する。月蝕の夜、1年ぶりに再会したある出来事をきっかけに結びついた3組の夫婦とひとりの独身男性。集まったのは、鈴木保奈美&益岡徹が演じる50代のセレブ夫婦、常盤貴子&田口浩正が演じる40代の倦怠期夫婦、木南晴夏&淵上泰史が演じる30代の新婚夫婦、そして東山紀之が演じるモテない独身男の7人。一人の参加者の発言がきっかけで“お互いのスマホの中身をさらし合う”ゲームが始まる。全員「後ろめたいことはない」と言いながらも、実は絶対に知られたくない秘密を抱えていた。やがて、決定的なメールによってパーティは修羅場に。常盤は「このクソヤロー!」と強烈なビンタをお見舞いし、木南は泣きながら「死ね!」と絶叫。行きつく先の見えない中、東山が「最低なのは俺なんだ……」とつぶやく。ポスタービジュアルでは、笑顔でテーブルを囲むおとなたちに対して、“笑っていられるのは、今のうち”のキャッチコピー通りの笑えない状況下に立たされた7人の表情が上部に切り取られた。
2020年09月07日東山紀之主演のおとなのコメディ映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』より、豪華俳優陣が罵倒し、ビンタを繰り広げる予告編とポスタービジュアルが到着した。本作は、18か国でリメイクされた、伊アカデミー受賞作『おとなの事情』の日本版。東山さんをはじめ、常盤貴子、益岡徹、田口浩正、木南晴夏、淵上泰史、鈴木保奈美ら豪華キャストが集結し、“お互いのスマホの中身をさらし合う”ゲームを始める…。予告編では、50代のセレブ夫婦、40代の倦怠期夫婦、30代の新婚夫婦、そしてモテない独身男という7人が、パーティーで乾杯する場面からスタート。しかし、一人の発言をきっかけにゲームが始まり、次第におとなたちの笑顔が消え、修羅場に発展していく。後ろめたいことはないと言いながらも、実は絶対に知られたくない秘密を抱えていた彼ら。ある決定的なメールによってパーティは修羅場へ。「このクソヤロー!」「死ね!」と絶叫したり、強烈ビンタをお見舞いしたり、また意味深な笑みを浮かべる者も…。さらにポスタービジュアルでは、7人が笑顔でテーブルを囲む楽しそうなカットが使用されているが、「笑っていられるのは、今のうち」というキャッチコピー通り、笑えない状況下に立たされた彼らの表情も切り取られている。『おとなの事情 スマホをのぞいたら』は2021年1月8日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:おとなの事情 スマホをのぞいたら 2021年1月8日より全国にて公開©︎ 2020 Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc. All rights reserved.
2020年09月07日東山紀之が、映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』(2021年1月8日公開)に主演することが3日、明らかになった。同作はイタリアのアカデミー賞で作品賞・脚本賞に輝き、18カ国でリメイクされた『おとなの事情』(原題:Perfetti sconosciuti/17年公開)の日本リメイク作。世界各国共通の『おとなの事情』のルールはただ一つで、「スマホのロックを解除し、届く電話・メールの内容は全員に公開すること」。パーティに参加した全員が、バレたら夫婦関係も友情も即・崩壊の秘密を抱えながらゲームに参加する。日本版では、気のおけない仲間である3組の夫婦と一人の独身男の男女7人が久々に集ったパーティで、あるメンバーの提案からスマートフォンに届く電話・メールの内容を全員に公開するゲームが始まる。東山は映画『小川の辺』(11)以来10年ぶりの主演となり、主人公の独身男・小山三平を演じる。”モテない独身男”役のため、当初東山には別の役での出演がオファーされたが、脚本を読んだ東山が「この役ならぜひ!」と自ら志願し、製作陣を仰け反らせたという。さらに鈴木保奈美と益岡徹が演じる50代のセレブ夫婦、常盤貴子と田口浩正が演じる40代の倦怠期の夫婦、木南晴夏と淵上泰史が演じる30代の新婚カップルが、それぞれが絶対にバレてはいけない“おとなの事情”を抱え互いに暴き合う。監督は光野道夫、脚本は岡田惠和が務める。岡田は令和元年に秋の紫綬褒章を受賞して以来初めて手掛けた作品となる。イタリア版『おとなの事情』や各国のリメイク版とは異なる、日本ならではの”おとなの事情”が盛り込まれて生まれ変わった。○東山紀之 コメントこの映画は、サスペンスであり、コメディでもあると感じております。秘密を抱えた人間が、どの様にその場その場を凌いでいくのかを楽しんで頂きたいです。その先に、何が待っているのかという点は、皆様の心に染みるものがあるのではないかと思います。世界中でリメイク版が公開されておりますが、日本の『おとなの事情』はオリジナル要素が多いので、新作としてお楽しみ頂けたらと思います。人によって見え方が全く違う物語です。ぜひパートナーや友人と観て語り合って頂きたいです。ある人にとってはドキッとする描写がいくつも出てきたり、ある人にとってはある種の共感があるかもしれません。人生は、綺麗事だけではなく、誰しもが時には間違いも起こすものです。そんな誰もが起こし得る状況をハラハラしながらご覧下さい。この映画への様々な想いをもっと伝えたいのですが、少しでも口を開いてしまえば、核心部分まで話したくなってしまうので、ここまでにしておきます。ぜひ、劇場で共有しましょう。○鈴木保奈美 コメント今まで演じてきた中で、たぶん一番嫌な女です、絵里さん。でも大好きなんです。脚本家岡田惠和さんが、大人のくせにダメダメで、だからこそ愛すべき人間に描いてくださったから。強化合宿のようなリハーサル、格闘技のリングに上がるような撮影の日々を経て。大人の上質なコメディをお楽しみいただけたらと思います。○常盤貴子 コメント初めて台本を読ませていただいたとき、これは、大変な撮影になるぞと覚悟をしました。ワンシチュエーションで、ずーっと同じメンバー。最初は不安でいっぱいだったけれど、いつの間にか終わりたくないとすら思うくらいに楽しい日々でした。お正月早々、ご家族みんなで笑っていただけたら幸いです。○益岡徹 コメントその場の取り決めひとつで、随分と怖い道具になるんだなと思いました。次々に暴露される、絶対他人に知られたくない事。辛辣で、残酷で、でもユーモアがあって、この人達のその後が気になる映画かと。私はグループ最年長の美容整形の医者。そして彼もまた、恥ずかしい思いをしたり、深く傷ついたりします。程度の差はあれ、みんながみんなそうなるんです。○田口浩正 コメントまずシナリオが素晴らしかったです。絶妙な“おとなの事情”が描かれています。全てのキャラクターに散りばめられている、愛すべき人間の業の数々。笑ってしまいます。リハーサルを繰り返し台詞と芝居を身体に馴染ませ、本番に挑む。舞台さながらの緊張感があり、役者冥利に尽きる作品でした。○木南晴夏 コメントネガティブな性格で、夫に対して不信感を抱いている、向井杏という役を演じました。岡田さんこだわりの結末が、日本ならではだと思いました。いろんなことがあっても、それでも前を向いて生きて行こうというメッセージが、コロナ禍前の撮影ではありましたが、今の世の中に通じるものがあると思います。○淵上泰史 コメント岡田惠和さんの脚本の下、ワンシチュエーションコメディ映画となっております。僕の役の秘密は…"観てのお楽しみ"と言う事にしておきます。来年この映画が皆様にお届け出来る事、そして映画公開に向けて尽力して下さった全てのスタッフに感謝しております。ひとつよしなに。是非ともお楽しみに。○監督:光野道夫 コメント「あの時…もしも…」そんな言葉をいつも思い浮かべていたら前に進めない~月が輝いて見えるのは太陽のおかげ…人間だから信頼になり…ドキドキ-ハラハラで生きられる。素晴らしい作品に出来上がりました、キャスト、スタッフのおかげです。○脚本:岡田惠和 コメント観客として思わず拍手したイタリア映画『おとなの事情』。そのリメイクの脚本を書かせていただきました。リスペクトしつつも、闘いを挑むつもりで取り組みました。思わぬ展開の連続とその先に待っている感動。最高の俳優たちの会話劇を書かせていただき、幸せでした。絶対に楽しんでいただけると確信しております。(C)Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc.
2020年07月03日“世界で最もリメイクされた映画”『おとなの事情』(原題:Perfetti sconosciuti)が、『おとなの事情 スマホをのぞいたら』として日本版にアレンジ。東山紀之を主演に来年公開されることが決定した。イタリアのアカデミー賞で作品賞・脚本賞に輝き、世界中で驚異的な大ヒットを記録。中国や韓国、フランス、ドイツ、ロシアほか18か国でリメイクされた『おとなの事情』は、スマホをめぐる“夫婦・親友の秘密”がテーマのワンシチュエーションドラマ。7人の友人夫婦が集うディナーが、お互いのスマホの履歴を見せ合うゲームをきっかけに一変する大人のためのブラックコメディだ。日本版アレンジでは、東山紀之、鈴木保奈美、常盤貴子、益岡徹、田口浩正、木南晴夏、淵上泰史がこのゲームに参加。そして、「101回目のプロポーズ」「後妻業」の光野道夫が監督を、連続テレビ小説「ひよっこ」の岡田惠和が脚本を担当。岡田さんの手によって、男女7人の群像劇は、イタリア版や各国のリメイク版とは異なる、日本ならではのおとなの事情が盛り込まれ生まれ変わる。東山さんが演じるのは、主人公のモテない独身男・小山三平。当初、別の役での出演をオファーしたが、脚本を読んだ東山さんが「この役ならぜひ!」と自ら志願し、製作陣を仰け反らせたという。「世界中でリメイク版が公開されておりますが、日本の『おとなの事情』はオリジナル要素が多いので、新作としてお楽しみ頂けたら」と語る東山さんは、「人によって見え方が全く違う物語です。ぜひパートナーや友人と観て語り合って頂きたいです。ある人にとってはドキッとする描写がいくつも出てきたり、ある人にとってはある種の共感があるかもしれません」と本作についてコメントしている。また6名は、全員が秘密を抱えた世代の異なる夫婦を演じる。鈴木さんと益岡さんが50代のセレブ夫婦、常盤さんと田口さんが40代の倦怠期の夫婦、木南さんと淵上さんが30代の新婚カップルに扮する。鈴木さんは「今まで演じてきた中で、たぶん一番嫌な女」と役どころを明かし、常盤さんは「ワンシチュエーションで、ずーっと同じメンバー。最初は不安でいっぱいだったけれど、いつの間にか終わりたくないとすら思うくらいに楽しい日々でした」と撮影をふり返る。また益岡さんは「その場の取り決めひとつで、随分と怖い道具になるんだなと思いました。次々に暴露される、絶対他人に知られたくない事。辛辣で、残酷で、でもユーモアがあって、この人達のその後が気になる映画かと」と作品の印象を語り、田口さんは「まずシナリオが素晴らしかったです。絶妙な“おとなの事情”が描かれています。全てのキャラクターに散りばめられている、愛すべき人間の業の数々。笑ってしまいます」とコメント。そして「ネガティブな性格で、夫に対して不信感を抱いている」と役どころを明かす木南さんは「岡田さんこだわりの結末が、日本ならではだと思いました」と言い、淵上さんは「来年この映画が皆様にお届け出来る事、そして映画公開に向けて尽力して下さった全てのスタッフに感謝しております。ひとつよしなに。是非ともお楽しみに」と語っている。『おとなの事情 スマホをのぞいたら』は2021年1月8日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年07月03日新木優子、高良健吾のW主演によるラブストーリー「モトカレマニア」が12月12日の放送で最終回を迎えた。ユリカとマコチ、山下とむぎ、さくらと駒込と白井、それぞれの恋の結末は!?また最終回ならではの豪華ゲストにも注目が集まっている。5年前に別れた元カレのマコチこと斉藤真が忘れられず、幸せだった過去の恋の時間に浸って生きる難波ユリカが再就職先の不動産会社でマコチと再会する…という本作。ユリカを新木さんが、マコチを高良さんが演じるほか、大手食品メーカーに勤める山下章生に浜野謙太。山下の“モトカノ”来栖むぎに田中みな実。ユリカが愛読する恋愛小説の作者・丸の内さくらに山口紗弥加。さくらと親密になるマコチの同僚・白井に関口メンディーといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。マコチと桃香(矢田亜希子)の関係を疑ってしまったユリカは、彼に対する気持ちがわからなくなっていた。事情を知った山下(浜野謙太)はマコチと向き合えないことを悩むのは、向き合おうと思っているからだ、とユリカを励ます。マコチから自分との関係を誤解されたことを聞いた桃香は、誤解を解くためにチロリアン不動産を訪ね、誤解を解く。その夜ユリカが桃香と会ったことをマコチに伝えると、マコチは「全部俺が悪い」と謝るがユリカは一度距離を置きたいと言いだす。一方、さくらは元カレの和真(淵上泰史)から「絶対幸せにするから待っていてほしい」と言われるが、ひとりで考えたいと返す。その夜さくらのマンションに白井が訪ねてきて、冷え性のさくらのためにプロテインを差し入れる…結局さくらと白井がカップルに、山下とむぎ、ユリカとマコチも再び付き合い出すというラストだった。これまで書いた「がんそば」を全巻渡して「私のことは私が幸せにする」と駒込を振り切ったさくらに「さくらさんの別れ方かっこいい…」「さくら先生凄いかっこいいな。本当に幸せになってくれ」などの声援が飛ぶ。そんなさくらにド直球ストレートな告白をし、晴れてカップルとなった白井にも「無駄マッチョ最高!!」「無駄マッチョが無駄にならなかった!」「私白井さんと結婚したい」などの声が続出している。また最終回ならではの豪華ゲストにも注目が。「ガンバレルーヤ」よしこ演じるひろ美の夫役で出演した「GENERATIONS」小森隼には「可愛い」の声が、ラストでユリカとマコチのキスを見守る主題歌を担当した超特急にも「幸福の象徴」などの反応が送られている。(笠緒)
2019年12月12日10月スタートの月9ドラマ「シャーロック」の第1話に登場するゲストがまた明らかに。松井玲奈、淵上泰史、木下ほうか、平泉成が事件のカギを握るキーパーソンを演じるという。あの「シャーロック・ホームズ」シリーズを原作に、現代の東京を舞台に映像化する本作。原作上のシャーロック・ホームズにあたる誉獅子雄役にディーン・フジオカ、ジョン・ワトソンにあたる若宮潤一役に岩田剛典が決定しており、2人がバディを組んで数々の難事件を解決していく物語となっている。記念すべき第1話で描かれるのは、獅子雄と若宮の出会い。そのきっかけとなるのが、とある事件。病院の中庭で消化器内科医の赤羽栄光(中尾明慶)が遺体となって発見される事件だ。捜査一課の警部・江藤礼二(佐々木蔵之介)は、何者かによって屋上から突き落とされたのではないかと病院関係者へ事情聴取するが、殺されるはずなどないとみな口をそろえる。その様子を静かに聞いていた犯罪捜査専門コンサルタントの獅子雄は、事情調査中にも関わらずその場を静かに立ち去った精神科医の若宮が何か真実を握っているのではないかと察知し、重要参考人として調査を開始する…。この事件のカギを握るキーパーソンを演じるのが、今回発表された4人。元「SKE48/乃木坂46」の松井さんが演じるのは、事件現場の病院で働く看護師で赤羽の遺体の第一発見者・水野麻里。周囲を振り回すような発言をするが、その本性を獅子雄に見抜かれる…。「恋がヘタでも生きてます」『ダブルミンツ』の淵上さんが、獅子雄の興味の対象となる重要なピースを握るジャーナリスト・郡司貴生を演じる。そして、事件現場の病院の警備員で遺体の発見者のひとり、石井太を木下さん。赤羽の医大生時代の担当教授・今井茂樹を演じるのは平泉さん。赤羽の知られざる過去につながる鍵を握る人物となっている。「シャーロック」は10月7日より毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送。※初回30分拡大(cinemacafe.net)
2019年09月26日マクドナルドの春の定番商品“てりたま”シリーズが、2019年3月13日(水)より販売開始。今年は「春の出会いを、かみしめて。」というキャンペーンテーマをもとに新商品が登場します。販売に伴い実施されるリツイートキャンペーンをはじめ、俳優・葉山奨之さん、淵上泰史さんが出演するTVCMやWebムービーにも注目です。新商品「厚切りペッパーベーコンてりたま」商品詳細“てりたま”シリーズ2019年の新商品「厚切りペッパーベーコンてりたま」。バーガーからはみ出るほどの存在感を放つ、黒コショウをきかせた厚切りベーコンとシーザーサラダ風ソースの絶妙なハーモニーが楽しめます。さらに、ぷるぷるの卵と甘辛いてりやきソースに包まれたポークパティが食欲をそそる、満足感たっぷりのメニューです。価格単品 450円(税込)、バリューセット 750円(税込)マック春の定番「てりたま」商品詳細1996年の初登場以来人気を集めている、マクドナルド春の定番商品「てりたま」。リンゴとしょうがをベースに、にんにくの風味を加えた甘辛いてりやきソースが絡んだポークパティと、ぷるぷる卵の相性は抜群です。価格単品 360円(税込)、バリューセット 660円(税込)とろけるチーズがたまらない「チーズてりたま」商品詳細「てりたま」にチェダーチーズをプラスした「チーズてりたま」。日本ならではの甘辛いてりやきソースを絡めたポークパティにぷるぷる食感の卵、まろやかな味わいのスイートレモンソース、さらにチーズのコクが加わった絶妙なハーモニーが楽しめます。価格単品 390円(税込)、バリューセット 690円(税込)人気の朝マック「てりたまマフィン」が再登場商品詳細開店から10:30まで提供の朝マックで楽しめる「てりたまマフィン」は2017年に登場して以来、大人気のメニュー。ぷるぷる食感の卵と、甘辛いてりやきソースを絡めた風味豊かなソーセージパティ、ほどよい酸味のスイートレモンソースが織りなす濃厚な味わいはたまりません。朝マックならではのしっかりとした歯ごたえのイングリッシュマフィンで「てりたま」とはまた違った味わいが楽しめます。価格単品 350円(税込)、コンビ(朝マック) 400円(税込)、バリューセット(朝マック) 550円(税込)風味爽やか!「シャカシャカポテト 旨わさび」商品詳細新登場の「シャカシャカポテト 旨わさび」は、春にぴったりな爽やかな風味が特長。わさびのツンとしたほどよい辛さに、オニオンやチキンの旨みがプラスされたコク深い味わいが楽しめます。価格Sサイズ 180円(税込)、Mサイズ 300円(税込)、Lサイズ 350円(税込)すべてのセットに+30円でチョイス可能※朝マック販売店舗では10:30から販売春らしい炭酸ドリンク「マックフィズ とちおとめ」商品詳細“てりたま”シリーズとあわせて楽しみたい期間限定商品「マックフィズ とちおとめ(果汁1%)」。程よい酸味と芳醇な香りが特長の国産とちおとめの果汁を使用した炭酸ドリンクは、春気分を盛り上げてくれること間違いなし。期間限定の特別カップで提供されるスペシャルドリンクをぜひいただいてみませんか。価格単品 250円(税込)、すべてのセットに+30円でチョイス可能デザートにぴったり「マックフロート とちおとめ」商品詳細「マックフィズ とちおとめ」にソフトクリームをトッピングをした「マックフロート とちおとめ(果汁1%)」は、食後のデザートにもぴったりなメニュー。イチゴ風味の爽やかなドリンクとコクのあるソフトクリームが一度に楽しめる、春らしいデザートドリンクをぜひ味わってみませんか。価格単品 310円(税込)、すべてのセットに+90円でチョイス可能※朝10:30~翌1:00まで販売2019年も春限定の人気メニューをぜひ味わって「てりやきマックバーガー」好きにはたまらない、春限定メニュー“てりたま”シリーズ。この春にしか楽しめない、2019年の新商品もぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
2019年03月06日12月17日(月)に最終回を迎える織田裕二主演の月9ドラマ「SUITS/スーツ」で、鈴木保奈美がクランクアップを迎えたことが分かった。現在、全米ではシーズン8が放送中のメガヒットドラマを原作にした本作。“勝つためには手段を選ばないエリート弁護士”甲斐正午を織田さん、“その日暮らしの天才フリーター”鈴木大輔を中島裕翔が演じ、凸凹な2人がバディを組む痛快エンターテインメント弁護士ドラマとして今期の話題を牽引。本日12月10日(月)に第10話、そして17日(月)の最終話には、歌舞伎俳優・市川海老蔵が最高検察庁の監察指導部(検察庁職員の違法・不適正行為に関する内外からの情報を把握・分析し、必要に応じて事実関係の調査を行う部署)に属するエリート検事・澤田仁志としてゲスト出演する。■「単純にすごくさみしい」そんな中、本作の舞台となる「幸村・上杉法律事務所」の所長(代表弁護士)で、甲斐や大輔の上司・幸村チカを演じてきた鈴木さんがクランクアップ。「単純に、すごくさみしいですね。クランクインの時もそうだったんですが、今日も朝4時に起きてしまいました(笑)」と鈴木さん。27年ぶりとなった織田さんとの“がっつり”共演について「今回、共演シーンが多かったので、“織田節”を堪能いたしました(笑)」と笑顔を見せ、「皆さん大人の俳優さんたちで、とても一体感のある現場でした」とふり返った。以前シーズン6まで続けたいと語っていたが、「みんな、やる気まんまんでいます」とも明かしてくれた。また、最終章のキーパーソンとなる海老蔵さんとの共演には、「楽しかったです。第10話の副音声用に、小手(伸也)さんに海老蔵さんとの共演に関するエピソードを託しておきましたので、今日の副音声を楽しみにして下さい」とアピール。「10話で加速していく、過去から繋がる複雑な案件が、最終話で“おー、そうくるか!”という展開を見せます。解決に向かう部分と、まだまだこの後どうなるんだろうというそれぞれの人間関係が、良い按配で熟成していきます」と見どころを語った。■第10話、織田裕二vs市川海老蔵のバトル勃発13年前に起こった世田谷女子高生殺人事件。犯人は捕まり解決したものとされていたが、ここにきて冤罪の疑いが生じていた。そんな最中、甲斐(織田さん)のもとに、最高検の監察指導部の澤田仁志(市川海老蔵)が現れる。澤田は、甲斐の検事時代の後輩。甲斐は最高検次長検事の柳慎次(國村隼)の不正への捜査協力を求められるが、柳は甲斐の検事時代の親密な恩師であった。協力を拒む甲斐に澤田は「黙ってると先輩も同罪だと思われますよ」と挑発するが、甲斐は取り合わない。チカ(鈴木さん)は、遊星(磯村勇斗)からの密告により大輔(中島さん)の素性を知る。甲斐を責め、警察に突き出すべきだと主張するチカ。しかし甲斐は、すでに実務をこなしている大輔のことが表沙汰になればファームは終わりだと言い放つ。その際、甲斐は澤田が柳の件で動いているとチカに報告した。柳は、10年前に裁判を有利に進めるために証拠隠しをしていたといい、甲斐が検察を辞めたのもそれが原因だった。チカは柳の件は責任を持って処理するよう命じると、大輔のことは自分が預かる、と甲斐に告げる。そんな折、甲斐のもとに澤田がファームに直接乗り込んでくる。甲斐は澤田に余裕の応対を見せる中、澤田は柳が証拠隠しをしていたという事実を証言するように執拗に迫り、「甲斐の弁護士資格の剥奪」さえもほのめかし…。■気になる最終話は――甲斐は、澤田から提供された資料から、自らが検事時代に担当した殺人事件が冤罪だったことを知る。上司だった柳が重要な証拠を隠蔽していたのだ。13年前、世田谷で名門私立高校に通う女子高生が惨殺された事件。強姦目的の殺人として逮捕されたのは、前科がある無職の男・栗林紡(淵上泰史)だったが、検証されるべき新証拠が柳によって甲斐の目に触れないところに置かれていた。甲斐は栗林の再審請求することを決意。自ら起訴した事件を、自らが再審請求、弁護する前代未聞の事態に法曹界は騒然となる。すると、検察を敵に回すことになると忠告しにくる澤田。甲斐が言うことを聞かなかった場合は「検察は本気で甲斐を潰しにかかる」とはっきりと脅される。柳や澤田の手引きなのか、警察の邪魔さえも度々入り、窮地に陥る。四面楚歌の中、甲斐は、大輔と共に再審請求に向けて苦闘する。甲斐はもしこの再審請求が失敗すれば弁護士をやめる覚悟で、また大輔は無資格であることがチカにバレたため、最後の案件であるという覚悟で、共に臨むが…。「SUITS/スーツ」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送中(※最終話は15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2018年12月10日大人気漫画「透明なゆりかご」がドラマ化!原作は発達障害当事者としても知られる沖田×華さんUpload By 発達ナビニュース2018年7月20日にドラマ「透明なゆりかご」がスタートします。累計325万部超の沖田×華さんの大人気コミックのドラマ化で、主演は清原果耶さん。町の小さな産婦人科を舞台に命を見つめていく物語です。原作者の沖田×華さんは発達障害当事者でもあり、ご自身の体験を綴ったエッセイ漫画の作者としても知られています。沖田さん自身が学生時代に産婦人科でアルバイトをした経験を生かし、時に明るく、時に切ないそれぞれの命の物語がみずみずしく描かれます。「不器用でコミュニケーションが苦手」という自身の特性とともに生き、仕事に向き合おうとする主人公アオイの成長と、娘との距離を感じながらも見守る母史香の親子の関わりにも注目です。 ドラマ10「透明なゆりかご」小さな産婦人科を舞台に、命との出会いと別れを描くUpload By 発達ナビニュースドラマでは、幸せな出産ばかりでなく、中絶や死産といった産婦人科での命との別れも描かれます。重いテーマですが、原作漫画のふんわりと優しいタッチを失わないように心がけたという製作陣、これが連続ドラマ初主演となる清原果耶さんらキャストの演技と繊細なストーリー…。見た人それぞれの心に深い印象を与えつつ、一筋の光が感じられるドラマです。■7月20日放映の第1話のあらすじ看護師見習いとして「由比産婦人科」へやって来たアオイ(清原果耶)がいきなり中絶手術の現場を目撃します。衝撃を受けながらもはじめて出産にも立ち会い、産まれて来る赤ちゃんの生命力に心を揺さ振られたアオイ。院長の由比(瀬戸康史)、看護師の紗也子(水川あさみ)・榊(原田美枝子)らが妊婦ひとりひとりに向き合う中、田中さん(安藤玉恵)という女性が訪れる。彼女はいわゆる未受診妊婦で、出産直後に失踪してしまう…。番組の詳細はこちら【番組名】ドラマ10「透明なゆりかご」(NHK総合)【放送日時】2018年7月20日から毎週金曜(連続10回)22:00〜※再放送 NHK総合 毎週水曜 午前1:30〜(火曜深夜)【出演】 清原果耶瀬戸康史酒井若菜マイコ葉山奨之野村麻純淵上泰史水川あさみ原田美枝子【脚本】安達奈緒子【音楽】清水靖晃【主題歌】 Chara「せつないもの」
2018年07月20日男性エンタテインメント集団・BOYS AND MENの田中俊介が14日、東京・新宿武蔵野館で行われる、映画『名もなき野良犬の輪舞』(5日より全国順次公開中)の公開記念トークショーに出演する。同作は犯罪組織でナンバー1に成り上がるという野望を持つ受刑者のジェホ(ソル・ギョング)と、刑務所へ入所してきた野心的な新入りヒョンス(イム・シワン)の姿を描くハードボイルド映画。2人は出所後チームを組んで犯罪組織を乗っ取ろうとするが、次第にそれぞれの秘めた動機が現れ始める。昨年のカンヌでの上映を皮切りに、第54回大鐘賞映画祭、第37回韓国映画評論家協会賞、第38回青龍映画賞など主要な映画賞を席巻した。俳優としても活躍する田中は、1日1本映画生活を続けるほど無類の映画好き。観た映画はブログで紹介しており、同作主演を務めるソル・ギョングのファンだという。また田中は、中村明日美子原作の映画『ダブルミンツ』に俳優の淵上泰史とW主演し、犯罪と暴力の中で男たちの愛憎入り混じるドラマを経験。さらに今後は、吉本ばなな原作の日韓合作映画『デッドエンドの思い出』で、少女時代のスヨンとW主演するなど、韓国との縁もある。イベントでは、司会の西森路代とともに、様々な視点から同作を深めるトークを繰り広げる。開催は新宿武蔵野館、同作の14日18時10分の回上映前で、オンライン予約販売は11日24時から。新宿武蔵野館の公式サイトより購入できる。
2018年05月09日