2023年4月3日から、教育番組『いないいないばあっ!』(NHK)がリニューアルされることが分かりました。幼児向け番組として、多くの子供たちに親しまれてきた同番組。サンケイスポーツによると、リニューアルに伴い、長年登場してきたキャラクターのうーたんが卒業することが判明したのです。『いないいないばあっ!』うーたんが卒業へ…「いやだ~!」「ショックすぎる」の声鈴木福が芸能界入りのきっかけ明かす俳優の鈴木福さんが、2023年3月8日にTwitterを更新。うーたん卒業発表に伴い、『いないいないばあっ!』の思い出を振り返りました。2011年に放送されたドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)に出演し、注目を浴びた鈴木さん。この作品のオーディションを受けて芸能界入りしたのかと思いきや、きっかけは『いないいないばあっ!』だといいます。幼い頃、鈴木さんはテレビで流れていた『いないいないばあっ!』を見て、とても楽しそうに踊っていたのだとか。その様子を見ていた両親が事務所のオーディションに応募したことで、芸能界入りすることになりました。うーたん卒業…20年間、おつかれさま!僕のデビューは「いないいないばぁ」なんです。テレビで「いないいないばぁ」を観て、楽しそうに踊っている僕を見た両親が、事務所のオーディションを受けさせてくれたのが、芸能界入りのきっかけでした。これからもずっと愛される番組でありますように! pic.twitter.com/qMDu4jGWXE — 鈴木福 (@Suzuki_Fuku_TE) March 8, 2023 芸能界入りした鈴木さんは、2006年7月に放送された同番組に出演。きっと、好きな番組に出演できたことに、当時はとても嬉しかったことでしょう。それだけに、うーたんに愛着があった鈴木さんは、今回の卒業発表に感慨深い想いがあるようです。ファンからは、「『マルモのおきて』でデビューかと思っていたのでビックリしました!」「出ていたのですね!知らなかった…」といったコメントが上がっています。鈴木さんが、いかに子役の頃から長く活躍してきたかが伝わってきますね![文・構成/grape編集部]
2023年03月09日2月19日、塚田僚一(A.B.C-Z)主演のSound Fantasy朗読劇『月世界旅行』が東京・よみうり大手町ホールで初日を迎えた。本作は、フランスの作家、ジュール・ヴェルヌが19世紀後半に発表した長編SF小説の二部作「地球から月へ」「月世界へ行く」を原作にした朗読劇で、主演は塚田僚一、上演台本・演出を鈴木勝秀、音楽を大嶋吾郎が担当している。物語の舞台は19世紀半ば、南北戦争後のアメリカ。戦争も終わり、平和になった社会では兵器の開発は無用なものとなっていた。しかし、インピー・バービケイン(塚田僚一)を会長にした兵器開発者によるグループ「ガン・クラブ」はさらなる砲弾技術の開発のために月に砲弾を打ち込む計画を立てる。ニコル大尉(田村雄一)の反対意見もあったが、その夢の計画は人類全体を興奮させ、多くの賛同の声が寄せられた。フランス人の冒険者ミシェル・アルダン(細見大輔)から“砲弾をロケット砲弾に改良して人間を月に送り込む”という提案が持ち込まれ、バービケインとライバルのニコル大尉、そしてアルダンの3人が2匹の犬と共に人類初の月世界へ向かうこととなった。一年で、地球と月の距離が一番近くなる日、ついに砲弾は予定通り発射され、順調に月に向かったが…。3人のキャストのテンポのいいセリフの応酬、そして犬のディアーヌを演じながらギターの生演奏などで舞台を演出する大嶋吾郎の“音楽”がうまく融合し、ワクワクする冒険譚が繰り広げられた。初日公演を前にマスコミに向けてゲネプロを公開し、キャストの塚田僚一、田村雄一、細見大輔、上演台本・演出を担当した鈴木勝秀が囲み取材を行った。まずは塚田は「コロナ禍の中での朗読劇ですが、こうして舞台をやらせていただけるのは本当にありがたいことだなと感じています。来てくださる皆さんに楽しんでいただけるように、今日からスタートして大阪公演もありますが、全力で感染対策をしっかりとしながら、みんなで一丸となって振り切って行きたいと思います」と初日公演目前の気持ちを伝えた。共演者の2人とは、昨年1月に上演された主演舞台「『Mogut』〜ハリネズミホテルへようこそ〜」で共演済み。「Mogut」でも脚本・演出を担当した鈴木は、「コロナになってからリーディング(朗読劇)が増えましたが、そのおかげで音楽としてのリーディングもいろんな形で上演することができました。ここに来て、『Mogut』の3人が集まったということで、チームワークも良く、かなり面白いところまで来られたと思いますので、“音楽”として観ていただきたい」と本作の特徴と見どころを伝えた。その言葉の通り、本作は“Sound Fantasy朗読劇”というカテゴリーとなっており、通常の朗読劇のイメージとは違って、音楽やビジュアルも大きな魅力となっている。塚田は「最初にお話をいただいた時、“朗読劇”ということだったので、僕たちが本を読んで、それを楽しんでいただく作品かと思っていたんですけど、蓋を開けたらまさかのビジュアルで(笑)。そしてまさかのステージ。音楽もその場での生演奏だったりしますし、出演者もそうですが、スタッフさんもみんな振り切っています」と、想像していた朗読劇とは違う世界観に最初は驚いたという。“朗読劇”は初めての挑戦となる塚田。「他のメンバーは朗読劇をしていて、自分もいつかはやってみたいと思っていたので本当に嬉しいです。普段は動くことが多いので、動きよりも“声”で皆さんに楽しんでいただくということでちょっと不安はありました。でも稽古をしていくうちに気持ちが乗っていって、周りの皆さんに支えていただきながら、今はやっと楽しむところまで到達できました。小さい頃…幼稚園、小学校の頃から母親に『落ち着きなさい、僚一!』ってずっと怒られてきたので(笑)、1時間半同じ場所にいられて、ちょっと大人になったかなって思います(笑)」と朗読劇の楽しさと自身の成長も明かした。2年連続での共演となった細見と田村。塚田はどういう人か?と聞かれると、細見は「すごくまじめです。『僕、大丈夫ですかね?』って不安になっていた時もあったんですけど、『そんなに心配する必要ないよ』って思うくらい、ちゃんとやってるし、今回も動こうが動くまいが、塚田くんは塚田くんだから何の問題もありません。そんな彼がとても好きです」と答えた。田村も「親戚のいとこのちっちゃい子みたいな、弟みたいな、そういう感覚でいつも接しています。“かわいいな”って。それは今も変わらないんですけど、久しぶりに会ったら髪が伸びていて、見た目が変わったいて、僕はまたキュンとしちゃいました(笑)」と優しい表情で語った。その“見た目”について、塚田は「一年かけて髪を伸ばしてきました。『似合う髪って何だろう?』と思いながら、束ねたり、動かしたりしましたが、この髪型でした」と髪型を模索していたと話し、「今のビジュアルは120点です!」と高い点数を自らに与えた。最後は、塚田が「朗読劇なんですけど、来てくださる皆さんに楽しんでいただけるよう、僕たちは張り切って表現、パフォーマンスをしますのでぜひ楽しんでください!」と力強いメッセージを送り、囲み取材を締めくくった。東京公演はよみうりホールで2月19日(土)から27日(日)まで13公演、大阪公演はABCホールで3月5日(土)・6日(日)の2日間で4公演が上演される。【ストーリー】19世紀半ば、南北戦争後のアメリカ。戦争も終わり平和になった社会に、もはや兵器の開発は無用のものとなっていた。だが、バービケイン(塚田)を会長にした兵器開発者たちのグループ「ガン・クラブ」は、さらなる砲弾技術の開発のために、月に砲弾を撃ち込む計画を立てた。ニコル大尉(田村)の反対意見もあったが、その夢のような計画は、人類全体を興奮させ、賛同の声が寄せられた。そして、全世界から寄付金が募られ、それを資金にしてコロンビアード砲が完成する。そこへフランス人の冒険者アルダン(細見)が現れ、砲弾をロケット砲弾に改良して、人間を月に送り込もうと提案した。白熱した議論、綿密な計算、詳細な実験ののち、ロケット砲弾を月に打ち込むことが決定される。人類初の月世界へ向かうことになったのは、立案者バービケインとライバルのニコル大尉、フランス人アルダンの3人と、2匹の犬。一年で、地球と月の距離が一番近くなる日、ついに砲弾は予定通り発射され、順調に月に向かった─。【公演概要】タイトル:Sound Fantasy朗読劇『月世界旅行』原作:ジュール・ヴェルヌ著 「地球から月へ」(1865年)「月世界へ行く」(1870年)上演台本・演出:鈴木勝秀音楽:大嶋吾郎出演:塚田僚一(A.B.C-Z)田村雄一細見大輔大嶋吾郎(ギター/ヴォーカル)<東京公演>日程:2022年2月19日(土)〜27日(日)会場:よみうり大手町ホール問い合わせ:Zen-A(ゼンエイ)TEL:03-3538-2300[平日11:00-19:00]<大阪公演>日程:2022年3月5日(土)・6日(日)会場:ABCホール問い合わせ:キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888[11:00-16:00]※日祝休業公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月19日フランスの小説家、ジュール・ヴェルヌが19世紀後半に発表した長編SF小説の二部作「地球から月へ」(1865年)と「月世界へ行く」(1870年)を原作にした「Sound Fantasy朗読劇『月世界旅行』」。本作のキービジュアルが完成しました。本作の上演台本・演出は鈴木勝秀が、そして音楽は大嶋吾郎が担当し、主演で月旅行の計画を立案するインピー・バービケーン役を、ジャニーズ事務所の人気グループ「A.B.C-Z」のメンバーとして活躍する塚田僚一が務めます。ニコール大尉役には田村雄一が、ミシェル・アルダン役には細見大輔が名を連ねました。キャストは彼ら3人の男のみ。どのような「月旅行」になるのか?!どうぞご期待ください。そして、1月15日からはいよいよチケットの一般発売が開始となります。お見逃しなく!!【ストーリー】元軍人たちの集団「大砲クラブ」が、月に砲弾を撃ち込む計画を立てる。全世界から寄付金が募られ、それを資金にしてコロンビアード砲が完成する。アルダンは、砲弾を無人用の球体から有人用の弾丸型に変更を提案し、自らその乗員に志願する。アルダンの仲介もあって、立案者バービケーンとライバルのニコールの三人が乗り組む。砲弾は予定通り発射され、順調に月へ向かう。途中、不要物の真空中への投棄、酸素酔い、地球=月の重力均衡地点における無重力状態。小天体とニアミスをして、その重力の影響で予定の軌道からずれるというアクシデントはあったが、最終的に月から50kmの地点まで達する。三人は、そこから月を観測。月が基本的に死の世界であると結論づけた。逆噴射ロケットを使って、月面に着陸しようとしたが、軌道が外れ、地球へ帰還する軌道に乗ってしまう。月面着陸は果たせなかったが、地球への帰還を果たした三人は、英雄として迎えられた。【公演概要】タイトル:Sound Fantasy朗読劇『月世界旅行』原作:ジュール・ヴェルヌ著 「地球から月へ」(1865年)「月世界へ行く」(1870年)上演台本・演出:鈴木勝秀音楽:大嶋吾郎出演:塚田僚一(A.B.C-Z)田村雄一細見大輔大嶋吾郎(ギター/ヴォーカル)<東京公演>日程:2022年2月19日(土)〜27日(日)会場:よみうり大手町ホール問い合わせ:Zen-A(ゼンエイ)TEL:03-3538-2300[平日11:00-19:00]<大阪公演>日程:2022年3月5日(土)・6日(日)会場:ABCホール問い合わせ:キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888[11:00-16:00]※日祝休業チケット一般発売日(東京・大阪共通):2022年1月15日(土)公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月15日「鈴木敏夫とジブリ展」が、京都文化博物館にて2022年4月23日(土)から6月19日(日)まで開催される。スタジオジブリ・鈴木敏夫の“言葉”に着目「鈴木敏夫とジブリ展」は、スタジオジブリ・プロデューサー鈴木敏夫の“言葉”に注目した展覧会。鈴木敏夫は、作品の世界観をより多くの人に伝えるため、高畑勲や宮﨑駿といった監督の意図を捉え、その本質を“言葉”にして伝えてきた。「鈴木敏夫とジブリ展」では、力強い“言葉”の数々とともに、『となりのトトロ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『かぐや姫の物語』など、数々のアニメーション映画を世に送り出してきた鈴木敏夫が「読んできた本」と「その時代背景」に焦点を当てる。鈴木敏夫が読んだ漫画や小説など書籍約8,800冊を紹介会場では、戦後の名古屋で育った鈴木敏夫がこども時代から読んできた漫画や小説をはじめ、青春時代を経て社会に出てからもなお読み続けている歴史本やノンフィクション、評論本などを一挙に紹介。鈴木敏夫の血肉となった約8,800冊の書籍や映画作品を通じて、作品や作家からどのような影響を受け、鈴木敏夫の思考術を構築していったのかを探る。同時に、鈴木敏夫がどのように作り手と向き合い、プロデューサーとしてスタジオジブリ映画を確立していったのかを辿っていく。少年時代の理想の詰まった鈴木敏夫のお部屋1950年代、鈴木敏夫の少年時代の記憶をベースに作られた四畳半の部屋。ここはすこし「理想」を添えて再現。鈴木は、少年時代、部屋の壁には好きなものがぎっしり、漫画雑誌は捨てず、すべて部屋に溜め込み、暇さえあれば読んでいたという。スタジオジブリ誕生の秘密を探る。京都老舗のグッズ付チケットも通常チケットに加え、京都の老舗によるグッズ付きのチケットも販売される。京都の伝統的な“京友禅”で鈴木敏夫の書やメインビジュアルを染め上げた「おふき」が付いてくるチケットや、創業175年の京の老舗「緑寿庵清水」が手がける金平糖付きのチケットを用意。金平糖は、『千と千尋の神隠し』に登場する「ススワタリ」をイメージしたものと、「ススワタリ」の大好物の金平糖をイメージしたものの2種類を揃える。【詳細】鈴木敏夫とジブリ展会期:2022年4月23日(土)~6月19日(日)会場:京都文化博物館住所:京都府京都市中京区三条高倉休館日:月曜日 ※ただし、2022年4月25日(月)、5月2日(月)は臨時開館開室時間:10:00~18:00 ※金曜日は19:30まで(入場はそれぞれ30分前まで)入場料:一般・大学生 1,600円(1,400円) / 中・高校生 1,300円(1,100円) / 小学生 1,000円(800円)※( )内は、前売・団体料金※前売は2022年2月19日(土)~4月22日(金)販売※未就学児、障がい者手帳等持参者と付き添い1名まで無料(要証明)※学生料金で入場の際には学生証の提示が必要一般発売日:2022年2月19日(土) 10:00~※ローチケ(Lコード:56038)、チケットぴあ(Pコード:993-508)、イープラス、CNプレイガイド、楽天チケット、セブンチケットにて発売。※チケットに関する問合せは、各プレイガイドに確認。■グッズ付きチケット・京友禅「おふき」付チケット 一般のみ 当日 2,200円、前売 2,000円販売期間/場所:2月19日(土)~6月19日(日)/セブンチケット・京の老舗「緑寿庵清水 金平糖」付チケット一般のみ 当日 2,800円、前売 2,600円販売期間/場所:2月19日(土)~6月19日(日)/ローソンチケット【問い合わせ先】京都文化博物館TEL:075-222-0888
2021年12月25日美ハモ兄弟シンガーソングユニット・鈴木鈴木。ライブシーンでは結果が出ず、SNSにシフトチェンジ。すると、TikTokで人気急上昇。初のオリジナル曲「君と僕はさ」はサブスク総再生回数は現在1700万回を超えた。――ライブハウスからSNSへ移行した流れを教えてください。聖七:歌うことが小さい頃から好きで、5年くらい前から二人で音楽を本格的に始めました。ライブハウスで歌っていたんですけど、なかなか聴いてもらえなくて…。十夢:お客さん0人、PAさんしかいない状態で歌ったことも…。聖七:学生だったので、負担の大きいライブはいったん全部やめてSNSでやっていこう、と決めたのが3年くらい前です。TikTokは人気の“歌ってみた”動画から始めて、1本目で清水翔太さんの「My Boo」を二人でハモって出してみたら、ちょっとバズったんです。でも、すぐ落ち着いて、その1年後のカラオケメドレーでバ~ンッと!それからTikTokに力を入れ始めました。十夢:フォロワー数が6万人になった時点で路上ライブをやったんですけど、200~300人集まったんですよ。観客0人だった僕らの名前を知ってもらえたのはTikTokと、日々拡散してくれる人のおかげ。TikTok様様、ファン様様です!――TikTokでバズる法則みたいなものはあるのでしょうか?聖七:学生の頃に制服で弾き語りしたものがウケたり、それは青春感がよかったのかなと思っています。制服でギター弾いて、ハモって、景色もキレイ。日常だけど、ここまでのアオハルはなかなか実際にはない!そういう世界観を体感できるのがTikTokなのかもしれないです。――そうしてオリジナル曲の配信まで繋がったんですね。十夢:はい。「君と僕はさ」を作った時は、TikTokでメロウ系の曲をいっぱい聴いて。トレンドが掴みやすいので、自分たちなりに研究しながら、エモいフレーズもTikTokで探しました。聖七:TikTok内でもたくさん歌ってもらえて嬉しかった。また、TikTokには歌がすごく上手いのに、まだ日の目を見ていない歌い手がたくさんいます。密かに動向を追ったり、DMで繋がってコラボすることもあります。十夢:小林柊矢、もーりー兄弟、TENSONGのたか坊、舟津真翔…。いっぱいいます。聖七:みんなすごいから、負けてられないですね。――TikTokで掴んだ夢の先に思い描く未来は?聖七:コロナが収まったら、やっぱりライブをやりたい!がんばってきたから一発目は1000~2000人規模でできたら。十夢:それと、TikTok本社にも行ってみたいです(笑)。すずきすずきとむ(左)は2000年3月8日生まれ。せいな(右)は2001年7月18日生まれ。共に東京都出身。‘17年、グランプリを獲得した歌番組で、MCだった中居正広さんがユニット名を考案。※『anan』2021年9月15日号より。写真・小笠原真紀取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年09月14日2021年7月上演の「『ピース』-peace or piece?-」(A.B.C-Z橋本良亮主演、鈴木勝秀オリジナル脚本)のビジュアルが公開された。衛生的=正義という考え方が蔓延した社会で、「衛生」の象徴である白い服を着る若い男・レンジョウを演じる橋本と、ウォーター・バーの経営者・オカモト役の篠井英介によるビジュアルが完成。本作は、大阪公演を2021年7月15日(木)~18日(日)サンケイホールブリーゼにて、東京公演を7月28日(水)~8月8日(日)紀伊國屋サザンシアターにて上演される。2020年7月上演の音楽朗読劇『日本文学の旅』(上演台本・演出 鈴木勝秀)以来、約1年ぶりの舞台出演となる橋本。演出家・鈴木勝秀との再タッグに期待が高まる。出演に際し、橋本は「ストーリーを目にした時、近未来だが、そう遠くないのではないかと感じた。今やるべき舞台だと、皆様にも感じてもらえるように表現したい」と意気込みをあらわにした。橋本、篠井に加え、ミュージシャンに大嶋吾郎(ギター、キーボード)、グレース(パーカッション)を迎え、個性豊かな実力派キャストが集結。オリジナル音楽との融合で、一味違った朗読劇をお届けする。上演台本・演出を手掛ける鈴木は、SixTONES京本大我主演『BOSS CAT』(2018年)、A.B.C-Z塚田僚一主演『Mogut』(2020年)等の台本・演出をはじめ、翻訳劇からオリジナル戯曲まで数多くの演出作品を手がけてきた。「『ピース』-peace or piece?-」公演チケットは、2021年6月3日(木)12:00よりオフィシャルHP抽選先行の受付を開始。公演の最新情報は、公式HPをチェックしてほしい。■橋本良亮(A.B.C-Z) 出演へ向けた意気込みこのストーリーを目にした時、近未来だが、そう遠くないのではないかと感じました。クリーンな世界は素敵だが、今は必ずしもそうとは言い切れない。そんな世界になって欲しいと思う一方で、その時代に生きたら物足りないかもしれない矛盾。どんな世界観をお届け出来るのか。スズカツさんと再度ご一緒出来るという高揚感、二度目にして、この舞台にどのような化学反応が起きるのか今からとても楽しみです。今やるべき舞台だと、皆様にも感じてもらえるように表現したいです。【公演概要】「『ピース』-peace or piece?-」出演:橋本良亮(A.B.C-Z) / 篠井英介 / 大嶋吾郎、グレース上演台本・演出:鈴木勝秀公式HP: ●大阪公演2021年7月15日(木)~7月18日(日)会場:サンケイホールブリーゼ●東京公演2021年7月28日(水)~8月8日(日・祝)会場:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA※開場時間:開演60分前※未就学児童入場不可チケット料金:全席指定 9,000円(税込)※ご購入後の返金・クレーム及びお席の振替は一切お受けできません。予めご了承ください。チケットオフィシャルHP先行:2021年6月3日(木)12:00受付開始チケット一般発売:2021年7月4日(日) 10:00受付開始企画:クオーレ / 主催:エイベックス・エンタテインメント、クオーレ<お問合せ>大阪:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日・土曜 11:00~16:00)東京:キョードー東京 0570-550-799 (オペレーター平日11:00~18:00 / 土日祝10:00~18:00)
2021年06月03日A.B.C-Zの橋本良亮主演、鈴木勝秀の脚本による『「ピース」-peace or piece?-』の上演が決定した。大阪公演は7月15日(木)~18日(日)サンケイホールブリーゼにて、東京公演が7月28日(水)~8月8日(日)紀伊國屋サザンシアターにて上演される。2020年7月上演の音楽朗読劇『日本文学の旅』(上演台本・演出:鈴木勝秀)以来、約一年ぶりの舞台出演となる橋本。演出家・鈴木との再タッグに期待が高まる。鈴木は、SixTONES京本大我主演『BOSS CAT』(2018年)、A.B.C-Z塚田僚一主演『Mogut』(2020年)等の台本・演出をはじめ、翻訳劇からオリジナル戯曲まで数多くの演出作品を手掛けてきた。橋本は、衛生的=正義という考え方が蔓延した社会で「衛生」の象徴である白い服を着る若い男・レンジョウ役を務める。そしてウォーター・バーの経営者・オカモト役に、2021年9月に公開を控える東野圭吾原作映画『マスカレード・ナイト』出演の篠井英介が決定。ミュージシャンには大嶋吾郎(ギター、キーボード)、グレース(バーカッション)を迎える。個性豊かな実力派キャストとオリジナル音楽の融合で、一味違った朗読劇となるに違いない。上演台本・演出:鈴木勝秀による作品解説ジョン・レノンがニューヨークで命を奪われることになる少し前に、ボール・マッカートニーがギターを担いで、突然ジョンのアバートメントを訪ねた。ジョンは『来るときは電話してくれ。こっちだって予定があるんだ』と言ったがボールを招き入れ、ふたりはギターを弾きながら歌を歌ったり、思い出話をしながら満ち足りた時間を過ごしたらしい。僕はこのエピソードがとても好きだ。これは『疎遠になっていた旧友が訪ねてくる』という物語だと考えている。そしてこのテーマを用いて、これまで1996年『セルロイドレストラン』、2016年『喜びの歌』と二作舞台化している。今回はその三回目である。人は過去とどう折り合いをつけるのか?また誤解をどう解くのか?そして、個人と個人の和解は可能なのか?このあたりを深堀りしてみようと思っている。橋本良亮(A.B.C-Z)コメントこのストーリーを目にした時、近未来だが、そう遠くないのではないかと感じました。クリーンな世界は素敵だが、今は必ずしもそうとは言い切れない。そんな世界になって欲しいと思う一方で、その時代に生きたら物足りないかもしれない矛盾。どんな世界観をお届け出来るのか。スズカツさんと再度ご一緒出来るという高揚感、二度目にして、この舞台にどのような化学反応が起きるのか今からとても楽しみです。今やるべき舞台だと、ご覧頂けた皆様にも感じてもらえるように表現したいです。■公演情報『ピース』-peace or piece?-<大阪公演>7月15日(木)~7月18日(日)会場:サンケイホールブリーゼ<東京公演>7月28日(水)~8月8日(日祝)会場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA料金:全席指定9,000円(税込)※ご購入後の返金・クレーム及びお席の振替は一切お受けできません。予めご了承ください。発売:7月4日(日)10:00よりチケット一般販売開始!公式サイト:
2021年05月13日2011年放送の、テレビドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)で一躍有名となった、俳優の鈴木福さん。『福くん』の愛称で親しまれ、かわらしいルックスと抜群の演技力で多くの人を魅了しました。2021年4月17日、鈴木さんはInstagramを更新。奇跡の1枚を公開し、話題となっています。鈴木福「普段の僕ではない感じ…!」2021年4月現在、16歳の鈴木さん。Instagramで公開したのは、女性ファッション雑誌『CanCam』とコラボした時に撮影した、自身の写真です。鈴木さん本人も、「普段の僕ではない感じ。自分で見てめっちゃ笑いました!」と感じた、奇跡の1枚がこちらです!※写真は複数ございます。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 鈴木 福(@s_fuku_at)がシェアした投稿 黒のライダースジャケットに身をつつみ、クールにポーズを決める鈴木さん。子役時代のかわいらしい鈴木さんとは打って変わって、大人の色気を感じさせる写真ですね!『福くん』ではなく『福さん』というあだ名がピッタリな姿に、ネット上ではこのような反響が寄せられました。・かっこいい!俳優の綾野剛さんにそっくり。・こんなに立派になって…。『EXILE』の新メンバーかと思いましたよ!・誰だか分からなかった!かわいいし、かっこいいし最高です。子役時代の姿を知っている人からは、驚きの声も相次ぎました。俳優のみならず、音楽活動やYouTuberなど、多方面で活躍をする鈴木さん。今後の活躍も楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2021年04月18日俳優として数々のドラマや映画で活躍している鈴木亮平(すずき・りょうへい)さん。その明るく優しい人柄と抜群の演技力で老若男女問わず、人気を博しています。そんな鈴木亮平さんが結婚をブログで報告したことや妻、子供、連続テレビ小説『花子とアン』(NHK)の結婚エピソードなど、さまざまな情報をご紹介します!鈴木亮平が結婚をブログで報告映画『俺物語!!』やドラマ『銭形警部』(日本テレビ系)などの数々の作品で主役を務め、活躍している鈴木亮平さん。プライベートでは2011年7月に年上の一般女性と結婚しており、同年12月には第1子が生まれる予定であることをブログを通じて報告しています。いつも、大きなご声援ありがとうございます。今日は、突然のことで驚かせてしまうことになり申し訳ないのですが、皆さんにきちんとご報告しておきたいことがあります。この度、私鈴木亮平は、かねてよりお付き合いさせていただいておりました女性と結婚することになりました。学生時代からお付き合いしていた年上の女性で、一般の方です。先日挙式をさせていただき、そして、12月に誕生予定の新しい命も授かっています。この年に新たな命を授かったこと、その意味をかみしめながら、子供という奇跡が時代の希望として生まれてきてくれることを心待ちにしています。守るものを得られたことで今、ようやく男としてのスタートラインに立てたという想いです。まだまだ未熟な自分ですが、それでもこうして今の自分があるのは、間違いなく、応援し支えてくれる皆さんのおかげです。今後も地に足をつけ、これまで以上の情熱と誠意を持って表現者としての自分を磨いていきますので、これからの鈴木亮平にもご期待いただければ幸いです。繰り返しになりますが、突然のご報告で驚かせてしまってすみません。変わらぬご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。2011年7月28日 鈴木亮平鈴木亮平オフィシャルブログーより引用この報告にファンは「おめでとうございます」と祝福。その一方で、「ショック…」「悲しいけど、幸せそうで何よりです」といった悲喜こもごもな反応を示しています。 この投稿をInstagramで見る まだまだオフショットも。タキシードを着た早坂さん。誰かを見つめているのか、優しい目線…。最終回の早坂さん、本当に破壊力あります。全女子必見! #タラレバ #東京タラレバ娘 #東村アキコ #3月22日最終回 #理想の旦那像凝縮したら #きっとそれは早坂さん #見つめる先に何があるのか #それは最終回を見てのお楽しみ #優しい笑顔も見納めかと思うと #寂し #鈴木亮平 スペシャルドラマ『東京タラレバ娘2020』【公式】 (@tarareba_ntv)がシェアした投稿 - 2017年 3月月20日午前2時33分PDT鈴木亮平さんは結婚報告から3日後に『感謝』というタイトルでブログを更新。ファンから寄せられた祝福のメッセージに答える形で謝辞をつづっています。こんにちは。皆さんからの沢山のメッセージ、本当にありがとうございます。大事に読ませていただきました。そして、あらためて、自分は本当に人に恵まれ、支えられているなと、感動しました。また、この2日間で仲のいい友達や知り合いからも沢山のメールと電話をもらいました。周りへの感謝を忘れずにいたいと、あらためて思いました。これからも、想いと言葉を大切にしながら、皆さんと向かい合っていきたいと思います。本当にありがとう。今後とも、どうぞよろしくお願いします。鈴木亮平オフィシャルブログーより引用真面目で誠実な人柄の鈴木亮平さんらしい文章ですね。そして、心の底から妻と子供を幸せにしたいという気持ちが伝わってきました。鈴木亮平の妻は年上!鈴木亮平さんの妻は年上の一般女性。結婚する6年前に知人の紹介で知り合い、学生時代から交際をスタートさせています。妻はどんな人かというと、マイペースな性格なのだとか。鈴木亮平さんは、自分にないものを持っているところに惹かれたとコメントし、「彼女となら互いを尊重し、よりよい人生を歩んでいけると思い結婚を決意した」と話しています。 この投稿をInstagramで見る 早坂さんみたいな人、いそうでいないんだよな〜。いるけど気づいてないだけ?とにかく今夜は早坂さんに癒されたい気分。 #タラレバ #東京タラレバ娘 #東村アキコ #第4話まであと3日 #日テレ #好きなタイプが #結局は優しい人に落ち着く #若い頃には気づかないかもだけど #てか好きなタイプってなんなんだ #結局は好きになった人がタイプ #そーゆーもんだよ #鈴木亮平 スペシャルドラマ『東京タラレバ娘2020』【公式】 (@tarareba_ntv)がシェアした投稿 - 2017年 2月月5日午前3時44分PST鈴木亮平の子供は女の子!2011年11月に無事、第1子となる女の子が誕生したことを報告している鈴木亮平さん。当日は出産に立ち会い、感動の瞬間を目の当たりにしたようです。そして、ブログには生まれてきてくれたことへの喜びとともに、父親としての決意をつづっています。いつも温かい応援、本当にありがとうございます。皆様に、今日は大切な報告をさせていただきます。本日午後12時53分、都内の病院にて、無事に女の子が誕生いたしました。予定日より早い出産でしたので体重は2440gと小さめですが、母子共に健康で、泣き声の大きな女の子です。出産にも立ち会うことができ、生命が生まれる奇跡を肌で感じることができました。今隣で息をしている小さな命を見つめていると、これまで経験したことのない大きな感情が沸き上がってくるのを感じます。これからも、決意を新たに、表現者として、父親として、人間として、より一層精進していきますので、変わらぬご声援の程、どうかよろしくお願いいたします。感謝2011年11月17日 鈴木亮平鈴木亮平オフィシャルブログーより引用鈴木亮平さんは『花子とアン』やドラマ『テセウスの船』(TBS系)などの作品で優しい父親を演じていました。 この投稿をInstagramで見る 和子お母さん❣️ おたん生日おめでとう❣️ 慎吾〜❗️ ケーキの下で雨宿りしちゃだめぇ〜☔️ #テセウスの船 #佐野家 #和子お母さん #文吾お父さん #心さん #心さんと一緒 TBS日曜劇場「テセウスの船」公式 (@theseus_tbs)がシェアした投稿 - 2020年 2月月14日午前12時12分PSTそして、実生活でもイクメンぶりを発揮しており、娘の幼稚園の送り迎えをする姿などが目撃されています。これからも愛する妻と娘を支える、一家の大黒柱として活躍してほしいですね。鈴木亮平が『花子とアン』での結婚について語る!鈴木亮平さんは『花子とアン』で女優の吉高由里子(よしたか・ゆりこ)さん演じるヒロイン・花子の夫となる村岡英治役を好演。物腰柔らかで知的な御曹司という役どころがぴったりとハマり、その名が世間に広く知れ渡るきっかけになりました。そして、村岡英治が花子にプロポーズする回について鈴木亮平さんは「朝ドラ史上に残るプロポーズシーンの1つになった」と豪語。その言葉通り、視聴者の反応も上々で同放送回は視聴率23.5%を記録しています。そんな鈴木亮平さんが2014年7月27日にブログを更新。結婚式のシーンで着用した羽織姿の写真を公開しています。2人の結婚式のシーンでは、ヒロインの父親役を演じた俳優の伊原剛志さんがおかしなセリフをいい出したことをきっかけに、ほかの共演者もつられ、グダグダな雰囲気に。すると、吉高由里子さんがツボにハマり、笑いが止まらなくなるという事件が起こります。それでも表情を一切崩さず、その場面を乗り切った鈴木亮平さん。「僕は役にしっかり入り込むタイプなので」といい、吉高由里子さんから「ずるいわー」とつっこまれています。和気あいあいとした雰囲気の撮影現場だったことが伝わってきますね。そんな同作には関東大震災や戦争といった悲しい時代背景も描かれていることから、鈴木亮平さんはブログに「村岡家にとって大きな意味を持つ撮影だった」とつづっています。先週の予告にもありましたが、明日からの花子とアンは震災を描く、とても重要な週の放送になります。村岡家にとっても、宮本家や安東家にとっても、そして僕自身にとっても大きな意味を持つ撮影でした。鈴木亮平オフィシャルブログーより引用この作品を通じて、改めて家族の絆の強さを確認したのでしょうか。つらい出来事があっても支えあいながら前に進んでいく夫婦の姿は多くの人を勇気付けています。鈴木亮平さんにはこれからも妻と子供を守り抜いて、素敵な役者人生を送ってほしいですね。鈴木亮平プロフィール生年月日:1983年3月29日出身地:兵庫県身長:1863最終学歴:東京外国語大学英語専攻特技:英会話、英検1級、テーブルマジック、裁縫所属事務所:ホリプロダクション2006年、ドラマ『レガッタ〜君といた永遠〜』(テレビ朝日系)で俳優デビュー後、2007年に映画『椿三十郎』でスクリーンデビューを果たす。そして2013年には映画『HK/変態仮面』で主演を務め、人気俳優の地位を確立。2014年に連続テレビ小説『花子とアン』でヒロインの夫役を好演してさらに知名度を高めた。2018年には大河ドラマ『西郷どん』(NHK)で主演・西郷隆盛役に抜擢。現在もドラマや映画、CMなどで活躍している。鈴木亮平の体は変幻自在?結婚した時の言葉や、役者としての考え方がカッコイイ![文・構成/grape編集部]
2020年10月12日リーディングドラマ「シスター」が6月25日(木)から8月5日(水)まで、オンライン上演される事が決定した。【チケット情報はこちら】2013 年に鈴木勝秀が書き下ろし、篠井英介&千葉雅子のタッグでわずか 1回のみ上演されたリーディング公演『シスターズ』。2017年3月にはタイトルも『シスター』と改め4年ぶりに上演、以降、実に38組に及ぶ俳優たちが、姉と弟、もしくは姉と妹の、少し不思議で、少し怖くて、とてもやさしい物語に挑んできた。今年の4月から5月には、新宿角座にて、7回目の公演として新たに17カップルの『シスター』が生まれるはずだったが、このコロナ禍において、やむを得ず中止に。しかし、その新宿角座での公演に出演予定だった俳優たちを中心に、オンラインでのリメイク上演が決定。すべて新作・撮りおろし。さらに今回から、大嶋吾郎が『シスター』のために書き下ろした音楽が登場する。PIA LIVE STREAMにて配信。チケットは6月18日(木)午前10時発売開始。■リーディングドラマ「シスター」[第一回配信]6月25日(木)18:00~7月1日(水)23:59佐津川愛美・浅利陽介桑原裕子・村田 充佐藤真弓・陳内 将[第二回配信]7月2日(木)18:00~7月8日(水)23:59貴城けい・佐奈宏紀笠松はる・輝馬[第三回配信]7月9日(木)18:00~7月15日(水)23:59とよた真帆・伊万里 有木村花代・多和田任益村岡希美・近藤公園[第四回配信]7月16日(木)18:00~7月22日(水)23:59貴城けい・宇野結也高月彩良・佐藤永典小野妃香里・佐奈宏紀[第五回配信]7月23日(木・祝)18:00~7月29日(水)23:59彩乃かなみ・橋本真一宮 菜穂子・澤村國矢池田有希子・大山真志[第六回配信]7月30日(木)18:00~8月5日(水)23:59とよた真帆・陳内 将久世星佳・伊藤裕一篠井英介・菅原永二
2020年06月17日鈴木勝秀が26年に渡り取り組んでいる実験的シリーズの最新作『ウエアハウス-double-』が東京・新国立劇場小劇場にて1月25日(土)から2月2日(日)まで上演される。二人芝居となる今作について、出演者の平野良と小林且弥、脚本・演出の鈴木勝秀に話を聞いた。【チケット情報はこちら】稽古が始まって8日目のこの日、小林が「大変ですよ」と言えば、3人でははは!と笑う。鈴木は「26年、変化し続けているこの作品ですが、今回も今までとはまた違うテイストになっています」と話し、今回の魅力は“切なさ”。「この作品は怖いことになることが多いんだけど、ふたりがやると切ない。あとは、“お芝居してますよ!”という感じがないので、狭い劇場でやるのに非常にいいです。絶対にあり得ないような内容ですが、とてもリアルに感じられます」と語る。共に二人芝居は初挑戦となる平野と小林。平野は「今回、二人芝居も初めてですし、スズカツ(鈴木)さんとも朗読劇以外では初めてで、普段あまりやらない会話劇ですし、コバカツ(小林)さんと一緒だし、新鮮で楽しいです。そのぶんいろんな課題がありますけど、稽古で克服していきたいです」。鈴木とは長い付き合いの小林は「スズカツさんの現場は、毎回新しい発見がありますし、役者がやりがいを感じる瞬間を用意してくださるんです。今回ももちろんそうですし、特にこの作品は、役者だったらみんなやりたいようなものだと感じます。だからやれることが嬉しいし、稽古場でも至福の瞬間が何度もあります」と充実している様子を見せる。平野と小林が舞台で本格的に絡むのは今回が初めてだが、映像で共演したのは10年ほど前。「映像で共演したとき、良のことをすごく面白いことをする人だなと思っていました。予想しないようなことをやってくるんですよ。でもそういう芝居って往々にして作品の邪魔になったりするけど、良の場合は有機的だった。頭の良さを感じました。今回もクセになる“癖”があって、やばいときがあります(笑)」(小林)、「僕も当時、同じことを思っていました。“この人の芝居はなんなんだろう”って(笑)。でも、そのときに感じた匂い立つ芝居、嘘のなさは今回も感じます。やっててすごく楽しいです」(平野)と、共に共演を楽しんでいると言う。同劇場にて鈴木作・演出の『る・ぽえ』と同時上演する本作。鈴木が「稽古は楽しいですけど、2本同時につくるっていうのが僕にとっての問題(笑)。ただ、ふたりとも非常にがんばっているし、残りの稽古で、ふたりが不安にならずに舞台に出ていけるよう準備ができれば何の問題もないです」と語る『ウエアハウス-double-』は東京・新国立劇場小劇場にて1月25日(土)から2月2日(日)まで上演。チケットぴあでは各公演前日23:59まで購入できる当日引換券が1月22日(水)10時より発売。取材・文:中川實穗
2020年01月21日鈴木勝秀が脚本・演出を務め、浜中文一が主演、ラサール石井、江田剛(宇宙Six/ジャニーズJr.)、内藤大希らが出演する「THE BLANK!」。「曽根崎心中」「女殺油地獄」人形浄瑠璃や歌舞伎で今も上演される作品の戯作者である近松門左衛門。近松が頭角を現したのは30代になってからであり、近松の20代は歴史上より消されている。その「空白の期間」を描いた物語だ。【チケット情報はこちら】都内某所での稽古場に訪れると、ウォーミングアップや発声練習をそれぞれにする中、江田がアンサンブルらにダンスの動きを教えている姿が。鈴木の指示にあわせて、カウントをとりながら並んで動きのアドバイスをしてあげたりと、カンパニーの一員としてチームを引っ張っていた。この日は中盤までの通し稽を実施。物語はラサール石井演じる後水尾上皇に、近松門左衛門(浜中)が呼ばれるところから始まる。近松の物語を進行させていくのが、現代を生きる歴史学の学者・寺田(細見大輔)と日本文学の学者・長岡(小林且弥)。現代と過去を行き来しながら、要所で説明を加え、わかりやすく進んでいく。寺田の約10分に渡る歴史の説明では、コミカルな身振り手振りを加え、アドリブではおもわず笑いが起き、稽古場全体が盛り上がる。現代と過去で緩急を付けた舞台構成になっている。また後の大石内蔵助である大石良雄(江田)と、その父・大石良昭(香取新一)が「塩の道」についての構想を語る場面は、壮大な目標が掲げられるだけでなく、門左衛門と良雄の友情が確固たるものとなる重要なシーン。浜中、江田ともに真剣な表情で挑んでいるのが印象的だ。「塩の道塾」立ち上げ後は、塾生である平馬(内藤)、塾生らにポルトガル語を教えるセファルディー老子(陰山泰)も加わり、笑いの絶えないにぎやかなシーンが続く。中でも、門左衛門の未来へ繋がるような、ポルトガル語を学ぶ方法として演劇を取り入れる・・・という流れで劇中劇として浄瑠璃風芝居を披露するシーンでは、門左衛門、平馬をはじめとした塩の道塾生全員が真面目にやっているだけにおかしみが増していく。ここで出てくる演劇が、門左衛門の今後にどう繋がっていくのかも見所だ。約1時間を通した稽古場公開終了後は、演出の鈴木から「本番まであと3週間あるのでここから3倍面白くなります!」とのコメントが。「塩の道」から戯作者へ、近松門左衛門の知られざる10年を描く本作、初日を楽しみに待とう。公演は9月14日~25日まで東京・よみうり大手町ホールにて、9月27日~29日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて。チケットは現在発売中。
2019年09月10日鈴木勝秀が脚本・演出を手掛け、佐藤流司と仲万美がロミオとジュリエットを演じるRock Opera『R&J』が6月14日(金)に開幕する。それに先駆け前日に囲み取材と公開ゲネプロが行われ、取材には佐藤、仲、ロレンス神父役の陣内孝則、そして鈴木が出席した。【チケット情報はこちら】本作は、ウィリアム・シェイクスピアの恋愛悲劇『ロミオとジュリエット』をモチーフに、鈴木による大胆なアレンジと、大嶋吾郎による音楽で生み出されたロックオペラ。囲み取材で佐藤は本作について「『ロミオとジュリエット』で今までに観たことがないくらい破壊的な舞台になっています。『ロミジュリ』だけど『ロミジュリ』じゃない」と表現。音楽については「心臓に悪い楽曲と言いますか(笑)、Rock Operaというタイトルにふさわしい楽曲が揃っていて、普段ミュージカルや舞台を観る方は聴いたこともないような曲もあるんじゃないかと思います。僕自身も舞台ではしたことのない歌い方をしているので、ぜひ聴いていただきたいです」と熱く語った。マドンナのツアーなどにも参加するなど世界的に活躍するダンサーで、しかし舞台で芝居するのはこれが初となる仲は「感じたことないことばかりです。舞台上で踊ることはたくさんありましたが、喋るとか歌うというのは初めて。本番前は不安になるかなと思ったけど、快感と興奮しかないです!」と笑顔。そんな仲について佐藤は「初舞台とは思えないクオリティ。高めてくれる存在です」と話し、劇中で披露されるダンスについては「別次元」と明かした。鈴木はそんなふたりの印象を「佐藤流司のような強いハートを持っている若者と出会えて僕は本当に嬉しかった。それだけで感動してしまう。万美ちゃんはその強いハートに激しく共鳴することができる人。そのふたりがロミオとジュリエットとして最後に立っている姿を見ると、劇場全体が震えるような気がします。そういったものはなかなか観られないと思います」と絶賛。さらに陣内はロレンス神父役について「原作では作品の良心のような役だと思うのですが、今回はエキセントリックです。この役で自分の新たな一面が、スズカツ(鈴木)さんの演出によって引き出されたような気がします」と明かした。近未来を舞台に、「一目惚れって信じる?」という言葉で動き出す物語。鳴り響く音の中、がなり、叫びながら、直感だけを頼りに突き進むロミオとジュリエットが行き着くのはどこなのか。ぜひ劇場で確認してほしい。公演は6月23日(日)まで東京・日本青年館ホールにて上演後、7月4日(木)から7日(日)に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。取材・文:中川實穗
2019年06月14日Rock Opera『R&J』の公開ゲネプロが13日に東京・日本青年館ホールで行われ、佐藤流司、仲万美、陣内孝則、鈴木勝秀(脚本・演出)が取材に応じた。同作は、"誰も観たことがない“ロミオ&ジュリエット”として、シェイクスピアの戯曲を鈴木勝秀が大胆に脚色。生歌唱で盛り上げながら、近未来を舞台にした一目惚れの物語を展開する。佐藤は「今回、通し稽古を15回くらいやりましたよね。なのでもう準備万全というところで、あとは本番を楽しむだけ」、仲は「舞台が初めてなので、すごい不安になるのかと思ったら、興奮してしまって。興奮と快感しかない」と頼もしい様子。陣内は「うちの女房には、ロミオ役やるのかと勘違いされて、『高齢者向けの舞台なの?』と言われました」と周囲を笑わせ、「若い女性のファンのハートをガチッとキャッチしたいと思います」と意気込んだ。「Rock Opera」と称した同作について、佐藤は「舞台で歌ったことのない歌い方をしているので、ちょっと聴いていただきたい。心臓に悪い歌い方といいますか、びっくりするような歌もあります」と明かし、「ぶっちゃけ、ロミジュリは予習してこなくても大丈夫です」と強気の発言。「デストロイというか、破壊的な舞台であるということをすごく大切に思ってます」と表現する。さらに佐藤が「ロレンス役の陣内さんも、毎日違うアドリブを随所に入れてきて、半分くらい台本にないですもんね」と暴露すると、陣内は「初日に向けては、台本通りやる。倉本聰先生の作品のようにやる」と弁解し、笑いを誘っていた。脚本・演出の鈴木は「佐藤流司のような、強いハートを持っている若者に出会えて、僕はとても良かった。本当に嬉しかった。万美ちゃんは、強いハートに、激しく共鳴することができて、その2人がロミオとジュリエットで立っている姿を見ると、劇場全体が震えるような気がします」と絶賛。陣内も「流司くんはとにかく達者ですね。歌もうまいし、芝居も長けてるし。万美ちゃんも踊りはとにかくグローバルスタンダートですから、初舞台にして、このセンス。歌に関してもすごく染みる」と実力を褒め称える。また佐藤は「ぶっちゃけダンスとか、少し仕事でやらせてもらうこともあって、『ちょっと俺も踊れるし』とか思ってたけど、次元が違いすぎて」と苦笑。「松田(誠)会長に、万美ちゃんがよすぎて、『お前、もうちょい頑張れよ』ってしっかり発破もかけられた」と明かす。一方、仲が佐藤について「熱いですよね、すごい。両方とも熱い人間で、バカで……」と言うと、佐藤は憮然とした表情に。仲は改めて「流司くんはロミオのような行動をするかわからないけど、(ロミオは)熱くて素敵な人だなと思います」と印象を表した。東京公演は日本青年館ホールで6月14日〜23日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて7月4日〜7日。
2019年06月13日●Rock Opera『R&J』で、佐藤流司と同じチームに未だかつて誰も観たことかがない“ロミオ&ジュリエット”として、生み出されようとしているRock Opera『R&J』。ロミオ役に佐藤流司、ジュリエット役に仲万美、そしてロレンス役に陣内孝則をむかえ、生歌唱で盛り上げながら、近未来を舞台にした一目惚れの物語が展開されるという。今回は、ロミオの友人であるベンヴォーリオとマキューシオを演じる、諸星翔希(もろほし しょうき)と田淵累生(たぶち るい)にインタビュー。これまでと違った『ロミジュリ』に対しての印象や、意気込みについて、話を聞いた。○■心で歌いたい――Rock Opera 『R&J』 では、諸星さんがベンヴォーリオ、田淵さんがマキューシオ役となりますが、稽古を進めてどんな印象を持ちましたか?諸星:今回ベンヴォーリオ役をやらせていただくんですけど、ロミオと同じ“グルッパ”という不良グループ内でテンポの速いかけあいが多かったりもして、楽しくて仕方がないです。劇中、俺も歌うのですが、そこは心で歌いたいと思っています。「届けよ! 届いてくれ!」という気持ちで!田淵:魂で!(笑) 僕は今年出演した舞台『仮面ライダー斬月』-鎧武外伝-が自分の初舞台だったんですが、2作目でセリフ量も3~4倍になったので、台本をいただいたときはすごく緊張しました。過去のロミジュリ作品を見て、マキューシオはすごく陽気なキャラなのかな? と想像していたのですが、今回の台本を読むと、「結構まじめ? でもバカ!?」と感じたんです。そのギャップ含め、ロミオの親友としてのあり方について、考えながら稽古をしています。――シェイクスピアの原作からは、変化がある感じなんでしょうか?田淵:けっこう違います。びっくりしました!諸星:ベンヴォーリオは、原作だとロミオの気持ちに寄り添うような役なんです。でも今回はキャラクターが変わってきて、台本をいただいたときに「こうなるのか!」と思いました。自分がどう演じたらいいのか、すごく考えなきゃいけないな、と思っています。田淵:演じ方という点で、今回のマキューシオは熱血バカ……という点が難しいですね。『仮面ライダー斬月』で演じたオセというキャラクターは、真面目な性格が自分自身に近くて演じやすかったんです……って、自分でいうのもなんなんですけど(笑)。諸星:いやいや、真面目だよ。絶対そう思う!田淵:でも、「熱血バカってなんなんだろう?」と考えると、馬鹿正直というか、ストレートに突き進む、ということなのかな? と。そこから探っているので、公演初日までに答えを見つけたいです。○■同じグループでコミュニケーションを取っていきたい――劇中、同じグループのお二人ですが、互いにどんな印象でしたか?田淵:『仮面ライダー斬月』で萩谷(慧悟)くんと共演したときに、「次に諸星さんと共演するんですけど、どんな方なんですか?」と話をきいたら、「めちゃめちゃおもしろいやつだよ」って。諸星:めっちゃくちゃ、ハードルあげられてる!! ので、そのハードルは、くぐっていきたいです(笑)。僕も、累生と共演するとわかって検索してみたら、すごい好青年で。いざお会いすると、やっぱり好青年だった! 年齢もひとつしか違わないし、仲良くしたいと思いました。それに良い関係になれるんじゃないかと、直感的に思いましたね。同じグループだし、稽古場からコミュニケーションをとっていかなきゃ! って。田淵:ほんとに!――そこに佐藤さんを交えるんですよね。お二人から見た佐藤さんはどんな方でしたか?田淵:スターです! ミュージカル『刀剣乱舞』も観ていたので。すごい人と一緒に共演するんだなと思って、緊張しました。もちろん紅白も観ました!諸星:僕も稽古場で初めて会った時は、勇気を振り絞り、”同い年”という武器を使って(笑)、「あの、同い年ですよね」と話しかけました。そしたら「そうですよね」と、流司くんも調べてくれていたみたいでした。また、幕張メッセで開催された「ミュージカル『刀剣乱舞』 加州清光 単騎出陣 アジアツアー」もみんなで観に行っていたので、「とても良いものを観せていただいて、ありがとうございます」とお礼を言いました。――すごい、礼儀正しいですね!諸星:初対面ですから! でも、これからたくさんコミュニケーションを取っていきたいです。田淵:笑いをとるシーンも多いので、稽古場からそういう雰囲気にできたらいいなと思います。●令和になった瞬間、やっていたことに…「運命!?」――これまでに、『ロミオとジュリエット』という作品には触れていたんですか?田淵:戯曲の翻訳も読みましたし、映画(『ロミオ+ジュリエット』)や、佐藤健さんの舞台(『ロミオ&ジュリエット』)の映像を観させていただいて、勉強しています。こういったこれまでの作品の印象から、ロレンス神父は良い人だと思ってたんですけど、今回はその印象を覆すところもあってびっくりしています。諸星:僕も流司くんや万美さんのコメントを読んで、リサーチしたんですよ。けっこう石橋を叩いて渡るタイプなので(笑)。田淵:僕も読んだ!諸星:実際、稽古前にリサーチしていたとおり、今までの『ロミオとジュリエット』をぶち壊すし、ロックオペラということで、一人一人のキャラクターも破天荒なんです。でも、稽古を進めるうちにどこか救われる舞台だなというのも感じています。観る人やタイミングによってもニュアンスが変わったりすると思うので、やる側も楽しみですし、観客の方々も絶対楽しいと思います。――演出の鈴木勝秀さんからは、どんなことを言われているんですか?田淵:「バカになれ!」諸星:稽古初日の本読みの時に、途中で「そうじゃない」と止められて、みんなに向かって「バカになれ!」という言葉が出たんだよね。「もっとバカだったんだ、俺ら!」って、ハッとしました。田淵:「出てくる人物が全員バカだ!」と。本当にそうなんですよ。――他の共演者のみなさんともいろいろお話しされているんですか?諸星:衣裳合わせでコング(桑田)さんにお会いして、「ディカプリオのロミジュリ、観た方がいいよ」と言っていただいて、観ました。改めて稽古場で「観た?」と聞かれて、「観ました! 最高でした!」と言ったら、「最高だろ!!」って(笑)。田淵:みなさんムードメーカーという感じで、笑うシーンは笑っちゃう。だからこそ観客の方もバカになれると思うんですよ。ぜひバカになって観てほしいです。諸星:たしかにね! バカになれる空間でありたい。曲も、いろんな感情を表しているので、そういった点も感じて欲しいです。○■令和という時代にあやかりたい――ロックオペラ、ということですが、そういうノリはお二人の中にはもともとあるものでしょうか?諸星:ゴリゴリのロックは、あまり聴いてこなかったんです。今はセックス・ピストルズを死ぬほど聴いてます。自分の中にある、反骨精神や、ロックな部分を見つけて、舞台にぶつけていければ、ベンヴォーリオになれるのかな? と。――気持ちを高めているんですね。舞台に向けて体力づくりもされているんですか?諸星:体を絞ろうかなと思って、走ってます。体づくりをするのが、かっこいいなと思って。夏を乗り切るには体力が必要なので、みなさんも水分補給して、熱中症に気をつけてほしいです。田淵:僕もこれまであまりロックを聴いてこなかったので、みなさんにもオススメを教えてもらって聴いていこうと思っています。――元号が変わり、「令和はこういう姿になっていきたい」という目標はありますか?諸星:僕は、挑戦し続けていたいなと思います。自分が生まれてから、元号が変わる体験は初めてだったんですが、令和となると、世の中もいろいろチャレンジしていくと思うんです。だから、僕もいろんなことに挑戦して、怖がらずに突き進みたいし、令和にあやかりたいです。あと、オリンピックもあるじゃないですか! 気持ちがのっているので、令和はチャレンジです!田淵:僕にとっては、今すべてが新しいことなので、何をやるにしても全力で取り組みたいです。後悔はしたくなくて。――田淵さんは就職活動をして企業から内定をもらっていたにもかかわらず、それを辞退して、芸能活動を始められたんですよね。田淵:そうなんです。もともと、大学のミスターコンテストに出て、そのあとに就活して内定をいただいたんですが、心の片隅で芸能活動に対する未練が残ってて……。ここで後悔すると、死ぬまで後悔すると思ったので、オーディションに参加して、今、ここにいます。諸星:……めっちゃロックじゃないですか!! 魂で生きてますね。――作品にぴったりですね。ちなみにお二人は、令和になった瞬間は何をされていたんですか?諸星:何してたかな〜?田淵:僕は、ボイトレしてました! 歌いながら「令和になったよ~! がんばって!」と。諸星:”ビューティフルハーモニー”まさに令和! あ、俺もカラオケにいて、歌ってた!「令和~!」「令和よっしゃ~!!」って。田淵:本当に!? もう運命じゃないかな?諸星:引き寄せられてるのかな!?――それでは、最後に作品を楽しみにしている方へのメッセージをお願いできれば。田淵:原作を知ってる方も、知らない・よく覚えていない方にも楽しめる作品になっているので、ロックが好きな方にもぜひ観にきて欲しいです。諸星:今までの『ロミジュリ』をぶち壊しにいてると思うので、いろんな驚きがあると思います。それを新鮮に受け止めていただいて、心から楽しんでいただけたら、僕たちは嬉しいです。素晴らしい共演者の方が勢ぞろいしているので、こっちも負けないように……胸を借りるつもりですけど、いろいろ学んで、舞台で発揮できたらと思うので、ぜひ熱い気持ちで観にきてください!!■諸星翔希1994年10月13日生まれ、神奈川県出身。バラエティ番組『イケダンMAX』(TOKYO MX 毎週木曜25:05〜)に出演中。8月には舞台「7ORDER」が上演される。■田淵累生1995年9月12日生まれ、石川県出身。2018年に日本テレビで放送されたオーディション番組『キミモテロッジ~家づくりで声優オーディション!?~』で合格し、「ハイスクールチルドレン」を結成。現在、情報番組『バゲット』(日本テレビ 毎週月〜木)に出演中。2019年に「舞台『仮面ライダー斬月』 -鎧武外伝-」で初舞台に挑戦した。
2019年06月01日ウィリアム・シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を原作に、“スズカツ”こと鈴木勝秀が脚本・演出を手掛けるRock Opera『R&J』が6月から7月に上演される。【チケット情報はこちら】ロミオを演じるのは、2.5次元舞台で注目を集め最近では音楽劇『道』など活躍の場を広げる佐藤流司、ジュリエットを演じるのは、マドンナや椎名林檎のバックダンサーを務めたダンサーであり、現在はアーティスト・女優としても活躍する仲万美。果たしてどんな作品になるのか、鈴木に話を聞いた。「最初にプロデューサーから“『ロミオ&ジュリエット』を下敷きにロックで”という話を聞いたときに“それ、ものすごく好きな感じ!”と思って。ファーストインプレッションでやろうと思いました」と鈴木。「これが“ミュージカルで”というお話だったら、僕じゃないんじゃないでしょうかと言ったかもしれない。『ロミオ&ジュリエット』はもっと乱暴なんですよ、僕のイメージの中で。きれいきれいな中におさめたくない。だから音楽も乱暴なほうがいい。音程とかなんとかじゃない。リズムの中にちゃんとグルーヴしていればいい。そういうものにしたいんです」物語は「設定から書き換えます。舞台は近未来だし、想像される『ロミオ&ジュリエット』とは全然違うと思う」と大胆なアレンジが加わりそう。「だけど、恋愛に突っ走っていくふたりがいて、それにいろんなアドバイスをして話を余計に複雑にしてしまうおやじとか出てくるところは同じです(笑)」鈴木が「直感的にいきている人たち」だというロミオとジュリエットを演じる佐藤と仲。鈴木はそんなふたりも「かなり直感的ですよ。佐藤くんは音楽(バンドプロジェクト「The Brow Beat」のRyujiとして活動中)をやってるし、バンビ(仲)ちゃんはダンスをやってるし。それって直感の力がないとなかなかできないものですよ。音楽もダンスも“こうだから”“ああだから”でやるものじゃないので」と印象を語る。歌もダンスも取り入れた作品になるという本作。シェイクスピアと言えば“長台詞=言葉”という印象もあるが「でも『ロミオ&ジュリエット』の話って、大雑把には大体誰でも知っている。だから、説明をしなくても、シーンがもし飛んでも、その間は観ている人がつなげるんですね。僕は説明されたりとか、答えを教えよう教えようとする人が大嫌いなので。自分で考えたものしか答えにはならないじゃない?って思うから」と、作品全体としても直感的なものになりそうだ。「僕自身が楽しみにしています。いや、“楽しみ”以上。本当に“一発かましてやる!かませるチャンス来たか!”みたいな感じです」と語る鈴木のRock Opera『R&J』は6月・7月に東京・大阪にて上演。ぴあでは5月6日(月)午後11時59分まで抽選先行(プレリザーブ)受付中。取材・文:中川實穗
2019年04月25日Rock Opera『R&J』の第1弾ビジュアル、及び新たな出演者・公演スケジュールが8日、公開された。同作は、"今まで誰も観たことがない“ロミオ&ジュリエット”として、ロミオ役・佐藤流司とジュリエット役・仲万美、ロレンス神父役の陣内孝則の出演が発表されていた。脚本・演出は鈴木勝秀が務める。第1段ビジュアルでは、佐藤と仲の2人がこれまでのロミオとジュリエット像を覆すような挑戦的な視線を向けている。また、藤田玲、諸星翔希、田淵累生、オレノグラフィティ、山岸門人、諸橋沙夏、平井琴望、寺山武志、冨田昌則、AKANE LIV、コング桑田と、脇を固める実力派俳優の出演が明らかに。東京公演は日本青年館ホールで6月14日〜23日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて7月4日〜7日。
2019年03月08日鈴木勝秀が作・演出をつとめるリーディングドラマ「シスター」。姉弟が繰り広げる会話から生み出される物語は、これまで男女様々なキャストの組み合わせによって上演。今回、12月17日(月)より東京・大手町ホールで公演がはじまる本作に出演する水夏希、佐伯大地からコメントが届いた。【チケット情報はこちら】【水夏希 コメント】スズカツ(作・演出の鈴木勝秀)さんとは久しぶりにお会いしましたが相変わらず淡々とでも静かな思い入れの熱さとご自分の世界を楽しんでいらっしゃる感じが嬉しくなりました。1回限りのセッションを楽しんでくださいとのお言葉、楽しむ為にしっかり準備して臨もうと思います。私は実際には3姉妹の真ん中なのですが、妹弟のような下級生が沢山いますし、双子ではありますが片割れは妹のようでもありますので、実人生での使える関係性を反映しつつ、弟がいる時間を楽しみたいと思います。1回限りのセッションは、本当に稽古場でも絶対に見られないようなスパークがあると思いますので、是非お見のがしなく!【佐伯大地 コメント】前回、初めて朗読劇に出演させていただき、演じて動きのある舞台に比べ、改めて台詞を考えて演じることのできる朗読が僕は好きだと感じたので、今回2度目の出演が本当に楽しみです!僕自身は弟のいる兄の立場なので、弟という立場はとても新鮮です。姉や兄が欲しいなぁとも思ったことがあるくらいなので今回は色々想像しながら楽しんで演じられたらと思います。この素敵な作品に参加できて幸せに思っております。1度きりの公演必ずや素敵な時間に致しますので、ぜひ劇場に足を運んでいただけますと幸いです。何卒よろしくお願い致します。リーディングドラマ「シスター」は12月17日(月)から21日(金)まで、東京・よみうり大手町ホールにて公演。各公演、組み合わせが異なり、17日(月)に高垣彩陽・古屋敬多、18日(火)14時に秋本奈緒美 ・伊藤裕一、18日(火)19時に尾上松也・屋比久知奈、19日(水)14時に草刈民代・田中哲司、19日(水)19時に徳永えり・稲葉友、20日(木)14時に黒川芽以・佐伯大地、20日(木)19時に水夏希・マギー、21日(金)14時に水夏希・桐山漣が出演する。チケットぴあでは当日引換券を発売中。
2018年12月14日8月下旬、舞台『新・6週間のダンスレッスン』の製作発表会見が行われた。2006年の初演以来、通算194回上演されてきた人気のふたり芝居が、新演出で蘇る。まず、音楽監督、ギター&ヴォーカルを務める大嶋吾郎が、劇中のナンバー「God Only Knows」を披露。会場を豊かなメロディで染めた。【チケット情報はこちら】演出の鈴木勝秀は「草笛さんが新たな形での上演を提案。よりエンターテイメント性の高い作品にしたいという気合いに押され、お引き受けしました。誰もが経験する老いへの不安、孤独な個人同士がどう結びついていくのか。今、日本が直面するテーマをはらんだ作品です。今回、音楽は生演奏、衣裳と美術も一新。伝統を守りつつ、新たな切り口で現代に通用する作品に仕上げたい」と意気込みを語った。2006年の初演以来、未亡人リリー・ハリソンを演じてきた草笛光子は、「初演のように、心配しています(笑)。前からの残像を払拭して、新しく生まれ変わりたい。あと何年女優生活ができるのかわからないですが、死んでもいいから頑張っちゃおう!という気持ちです」。新たに14歳のダンス・インストラクターであるマイケル役に挑む松岡は「今までのマイケルを忘れさせて、俺色に染めてみせます」と意気込んだ。今回の松岡の出演は、草笛からのラブコールだったそう。草笛は「『ロスト・イン・ヨンカーズ』で共演した際、松岡君が私の息子役。あ!ここにマイケルがいた!と思いましたが、気持ちを隠しておりました。前回、観ていただいたら、楽屋で「俺に観せた意味がわかった。俺にやれという意味だろう?」と、自信満々(笑)。本当にマイケルそのものですね」と松岡に太鼓判。その話を聞いた松岡は「馴れ初めではないので」と笑わせた後、「プレイヤーとしては舞台を拝見すると、自分だったらこう演じると考えるもの。楽屋で感想を聞かれて、“僕ならこう演じたい”と話しまして。それからママと何度かデート重ね、“本当にできる?”と聞かれ、即答しました」と語る。すると草笛は、「私のこと、ママと呼ぶので困るんです。リリーとマイケルと呼び合って!喧嘩するところは情け容赦なく」と、宣言した。劇中では6種類のダンスを披露するが、好きなダンスを問われ、草笛は「ワルツ。曲線を描く体の動きは、易しいように見えて難しい」、松岡は「どれも踊ったことがなくて。ダンス自体、25年踊っていない(笑)。でもふたりで呼吸を合わせるのは楽しい」と稽古を楽しんでいる様子。草笛が、「ダンスにもアドリブが出たりする。そんなライブ感を狙いたいの!」と言うと、松岡が「ほら、急にスイッチが入った!」とツッコミを入れる松岡。草笛の心を掴む方法を聞かれて、「顔じゃないですか!」とドヤ顔。草笛も「もう掴まれています」と、息の合ったところをみせた。公演は9月29日(土)から10月21日(日)まで、東京・よみうり大手町ホールにて。その後、石川、福岡、大阪を巡演。取材・文:三浦真紀
2018年08月27日9月29日から公演される舞台『新・6週間のダンスレッスン』の制作発表会見が21日、都内で行われ、松岡昌宏、草笛光子、演出家の鈴木勝秀が出席した。同舞台は、2001年にアメリカ・カリフォルニアで産声をあげ、2006年に日本で初演された、美しいダンスとウィットに富んだ会話劇。公演終了から何度も再演を重ね、2014年には通算194回の公演で幕を閉じた。そんな同舞台の再演となる今回は、初演からリリー役を演じて第14回読売演劇大賞優秀女優賞、第29回松尾芸能賞演劇大賞を受賞した草笛光子、その相手・マイケルを松岡昌宏が務める。6週間のダンスレッスンを通じて出会う2人は、年齢も生き方も違い、お互いをなかなか認めることができない。反発しあいながらも次第に心を通わせていき、現代で大切なものは何かを問いかける。初演からリリーを演じている草笛は「10年近くやらせていただきますと、どこか演技に垢が出てきちゃうというか、垢落としと言ったらアレですが、今回は、違う『新・6週間のダンスレッスン』になると思いますよ。前の残像が残っていますので、それを払拭して新しい自分に生まれ変わりたいですね」と何年も演じ続けている役柄とはいえ、新たなキャラクター作りに意欲。その相手役となる松岡は前回の舞台を草笛の招待で鑑賞したといい、「松岡らしいマイケルを演じられたらと思っています。色んな諸先輩方がマイケルをやられていますが、俺の色に染めてみせます!」と力強く語った。草笛が松岡にラブコールを送って共演が実現した同舞台。2013年公演の舞台『ロスト・イン・ヨンカーズ』で親子役として共演した2人は、それ以来、松岡は草笛のことを「ママ」と呼んでいる。草笛が「もう親子じゃないですから! ママと呼ばれると困ってしまう。これからは"ママ"と言うな!」と"ママ"禁止令も。一方の松岡は「ずっとこの5年間は"ママ"だったので、急に変えると言われるのも……」と困惑した表情を見せつつ、「リリーと呼びます!」と宣言。また、前回の親子役から今回は心を通わせる男女役を演じるにあたって草笛の心を掴む方法を問われた松岡は「顔じゃないですか」と回答し、草笛も「もう掴まれてました。情け容赦なく」と笑いを誘っていた。舞台『新・6週間のダンスレッスン』は、9月29日~10月21日(10月4日・10日・15日・18日は休演)に東京・大手町 よみうり大手町ホール、10月26・27日に石川・金沢 北國新聞赤羽ホール、10月30・31日に福岡・福岡 ももちパレス 大ホール、11月3・4日に大阪・梅田 サンケイホールブリーゼにてそれぞれ上演される。
2018年08月22日名作映画『レインマン』の、日本で3度目となる舞台化が決定。今回は2008年に発表されたロンドンのウエスト・エンド版の翻訳上演となり、上演台本と演出を松井周が務め、サヴァン症候群の兄・レイモンドを椎名桔平が演じる。【チケット情報はこちら】松井は自身が主宰する劇団“サンプル”を今年再始動させるほか、俳優としても活躍する多才な人物。今回オファーを受けた決め手として松井は、脚本の面白さを第一に挙げる。「すごく練られたホンで、人と人が会話している楽しさが、そのまんま作品になっているんですよね。だから上演台本を書くうえでもあまり変えられなくて。ただライブ感のある会話にはしたかったので、しゃべりやすい、思わず言ってしまうような言葉には変えています。そういった無意識というか、登場人物たちが無防備に過ごしている感じを、うまく舞台に上げられたらいいですね」レイモンド役の椎名は、2006年、2007年の鈴木勝秀演出版で、ともに弟のチャーリー役として出演。それだけに松井は「共犯者になって欲しいというか、一緒にこの舞台をつくっていければ」と椎名への期待感を滲ませる。一方椎名は「レイモンドが難役なのは、過去に目の前で見てきたわけですから…」と苦笑い。「ただ僕が(当時レイモンドを演じた)橋爪功さんと同じうまみを出せるかといえば、そこでは勝負出来ない。だから例えばこの人がこういう心理状態にある時、体をどう作動させているかなど、ひとつひとつ自分の中で消化していくことで、自ずとこの役の動きや話し方といったものが生まれていくんじゃないかと思います」と、新たなレイモンド役に臨む心境を明かした。そんな椎名の言葉に、「今の話を聞いて、ご一緒するのがさらに楽しみになりました」と松井。「やっぱりその人がそうなってしまう理由というのは、誰かの模倣ではなく、その体の、心の中にあるわけですからね。それがお客さんにとっても一番強い表現になるはずなので」と語ると、椎名も「やはり、そういった役への深い探求が出来るのが舞台の稽古であり、とても贅沢な時間。優れた演出家の方に、“それは違うぞ”とかいろいろ言われるのは、役者にとっては大きな喜びでもありますから」と笑う。すると松井も「そこは僕も一緒に楽しみたいですね」と、これから始まる稽古の充実ぶりを予感させ、さらに「その中でお客さんがグッと惹きつけられるような、濃密な空間をつくっていけたらと思います」と抱負を述べた。公演は7月20日(金)より、東京・新国立劇場中劇場にて。その後、静岡、福岡、大阪、宮城、愛知を巡演する。取材・文:野上瑠美子
2018年05月30日ジャニーズJr.内のユニット・SixTONESの京本大我が、舞台『BOSS CAT』〜シャルル・ペロー 「長靴をはいた猫」より〜の主演を務めることが26日、わかった。同作はフランスの詩人・シャルル・ペローによる童話『長靴をはいた猫』を原作にアレンジ。中世、現代、近未来をも思わせる時代背景の中で、親の遺産として猫しかもらえなかった三兄弟の次男と、実は稀代の大悪党で王様相手に前代未聞の詐欺をはたらく猫の物語となる。舞台初主演となる京本は巧みに人々を操る猫役を務め、次男役に個性派俳優の中山祐一朗(阿佐ヶ谷スパイダース)、姫・うさぎ役には、高田翔(ジャニーズJr.)、長男・王様役に細見大輔、三男・オー ガ役に平野潤也(演劇集団円)が名を連ねる。脚本・演出は、鈴木勝秀が務める。東京公演はよみうり大手町ホールにて7月6日〜8日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて7月19日〜22日。
2018年03月26日奥浩哉の大ヒット漫画『GANTZ(ガンツ)』の初の舞台化である舞台『GANTZ:L ACT & ACTION STAGE』が1月26日(金)に天王洲 銀河劇場で開幕する。「GANTZ:L」-ACT&ACTION STAGE- チケット情報平凡な大学生・玄野計(百名ヒロキ)が、偶然再会した同級生・加藤勝(高橋健介)に巻き込まれ地下鉄事故で死亡したはずが、気付けば「GANTZ」と呼ばれる謎の球体に指示され"星人"と戦うミッションに参加することになり――というストーリー。舞台版の演出・脚本は鈴木勝秀が務める。主人公の玄野計を演じる百名ヒロキと、玄野に「GANTZ」にまつわるある計画を持ちかける大学生・和泉紫音を演じる久保田悠来に話を聞いた。自らの役柄について、「玄野はかわいいです。等身大のすけべ男子(笑)。普通のよくいる大学生です。その玄野が「GANTZ」の世界の中で、惑わされたりしながら、それでも成長していくっていうか。だから一番人間らしい役なんじゃないかなって思ってます。」と話す百名。久保田は「和泉はなんでも器用にできる人間なんですけど、それもあって、日常に辟易してるといいますか。刺激のない毎日を送っている。その中で自分の人間らしさをなんとか保っているのですが、本質ではもっと刺激を求めてる人間っていう感じですかね。」と話した。インタビュー全文はチケットぴあの演劇ブログ「げきぴあ」に掲載中!()公演は1月26日(金)から2月4日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて上演。チケットは現在販売中。
2018年01月24日テキスタイルデザイナー・鈴木マサルの展覧会「鈴木マサルのテキスタイル展 - 目に見えるもの、すべて色柄 - 」が、2017年12月9日(土)から2018年1月14日(日)まで、福岡・三菱地所アルティアムで開催される。自身のブランド「オッタイピイヌ(OTTAIPNU)」に加え、マリメッコなど国内外のメーカーやブランドでもデザインを手がけている鈴木マサル。鮮やかで奥行きのある色彩、そしてユーモア溢れるモチーフとダイナミックな構図がもたらす不思議な世界観にファンも多く、2012年からは各地で展覧会を開催し、好評を博している。福岡では初開催となる本展では、展覧会タイトルにもある"目に見えるもの、すべて色柄”をテーマに、彼がこれまでに発表してきたテキスタイルや傘、ラグ、ファブリックパネルなど、約100点の作品を展示。四方の壁、床、空間の全てが、鈴木マサルの色と柄で埋め尽くされる。なお、会期序盤には、デザインジャーナリストの高橋美礼を聞き手に迎えたトークショー、テキスタイルでオリジナル缶バッジを作るワークショップが開催されるほか、併設ショップ内ではオッタイピイヌのアイテムや書籍も販売する。【開催概要】「鈴木マサルのテキスタイル展 - 目に見えるもの、すべて色柄 - 」開催期間:2017年12月9日(土)〜2018年1月14日(日)※12月31日(日)、1月1日(祝)は休館日会場時間:10:00〜20:00入場料:一般 400(300)円、学生 300(200)円、高校生以下 無料※( )内は前売り料金/チケットぴあ・10名以上の団体料金※アルティアムカード会員・三菱地所グループ CARD(イズムカード)会員無料※再入場可■トークショー日時:2017年12月16日(土)時間:開場 13:45〜、開演 14:00〜 およそ90分会場:セミナールームA(イムズ 10F)参加費:500円 ※入場料は別途定員数:60名(自由席・要予約)予約TEL:092-733-2050(アルティアム)※予約開始は12月1日(金)より■ワークショップ日時:2017年12月17日(日)受付時間:13:00〜15:00会場:会議室(イムズ 8F)講師:鈴木マサル参加費:1つ 800円 ※限定100個(無くなり次第終了)※混雑状況によって、整理券を配布する場合あり
2017年11月10日スズカツこと鈴木勝秀が作・演出を手がける朗読劇『SISTER』が、東京・博品館劇場で、10月23日(月)から4日間上演される。本作は男女ふたりだけで演じられる姉弟の物語。そこで23日(月)19時の回に出演する、彩吹真央に話を聞いた。朗読劇『SISTER』チケット情報弟の成長を見守る姉と、そんな姉を煙たがりながらも頼りにしている弟。そんなどこにでもいそうな姉弟の会話を中心に、物語は衝撃のラストへと向かっていく。「私は脚本を読んだ時に、“清々しい”という印象を受けました。というのもこのふたりは姉弟なので、男女の恋愛のように取り繕う必要がないんですよね。無条件にすべてを受け入れる関係性だからこそ、とても清々しい。ただこの姉の立場で弟に言うことが、とても残酷にも思える瞬間があって。そしてそれこそがこの作品全体の死生観であり、死を感じることで逆に生を強く感じる。生きていくということと温かく向き合える作品だなと思います」。今夏上演の『グローリアス!』でスズカツの現場を経験したばかりの彩吹。「やる側に猶予を与えてくださり、やりたいことを存分にやらせてくださる」とその稽古を振り返る。しかしスズカツの書き下ろし、かつ朗読劇ゆえ稽古期間は1日のみという本作では、また違ったアプローチを要することになりそうだ。「やっぱりご自身が生み出したものに対する信頼感を強く感じるんですよね。スズカツさんの中では100パーセントの素材があって、あとは誰がどう演じても自由だよっていう自信を。つまりこのセリフを読んでいれば絶対に姉になれると思うので、今回自分からこうしたいといったことはあまり加えないようにしたいなと思います」。彩吹にとって唯一の共演者にして、弟役を演じるのが橋本淳。「やっぱり橋本さんとの姉弟なので、自分の中だけでつくり込むのではなく、ふたりの空気感、ふたりが姉弟なんだなって匂う何かを醸し出せたらいいですよね。橋本さんとの共演は初めてですが、一度ご挨拶させていただいた時、この方が弟だと想像したら勝手にしっくりきてしまって(笑)。すごく自然体な、シンプルな感じが私と似ているなと。きっと弟役に関してもほぼ等身大で演じられるでしょうし、ご一緒するのがすごく楽しみです」。彩吹&橋本以外に、今回は7組のキャストが出演。「いろんなキャスティングでやれる面白さがこの作品にはあると思いますし、他のペアの方の公演も観ていただけたら、きっと面白さが倍増すると思います」。公演は10月23日(月)から26日(木)まで東京・博品館劇場にて。取材・文:野上瑠美子
2017年10月23日鈴木勝秀の上演台本・演出による舞台『ウエアハウス~Small Room~』が10月8日、東京・アトリエファンファーレ高円寺にて開幕した。『ウエアハウス』は、鈴木がエドワード・オールビー作『動物園物語』をモチーフに、ライフワークとして1993年の初演から幾度か形態を変え、構築し続けている会話劇シリーズである。今回の新作では、もとは二人芝居のところを三人芝居に書き換えて発信。実弟・佐野大樹との演劇ユニットWBBで活躍する佐野瑞樹や、味方良介、劇団プレステージの猪塚健太といった気鋭の俳優陣とともに、強烈な吸引力を放つ、緊迫の不条理空間を生み出している。舞台『ウエアハウス~Small Room~』チケット情報閉塞感ただよう一室。そこは取り壊しが決まった教会の地下にある“憩いの部屋”で、地域サークル「暗唱の会」の活動場所となっている。会のメンバーであるエノモト(佐野)は、まだ一度も人前で暗唱を披露したことがなく、アメリカを代表するビート派詩人、アレン・ギンズバーグの長編詩『吠える』を、ただひたすら練習するのみだ。彼がひとりでぶつぶつと『吠える』をつぶやいているところに、若い男シタラ(味方)が現れる。いきなり英語で話しかけてきた彼にエノモトは関心を持ち、ふたりは会話を始める。だがそのコミュニケーションは次第に不協和音となり、部屋には不穏な空気が充満していく。おかしな表現ではあるけれど、終始落ち着かない、“居心地の悪い快感”が沸き上がり、舞台から目が離せなかった。懸命に平静を保とうとするエノモトを、徐々に混乱に陥れていくシタラの不気味さが怖い。天井に仕込まれた照明の意匠や、絶妙なポイントで差し挟まれる音の効果も、息詰まる緊張を増幅させる。中盤、ふたりのあいだの違和感を蹴散らすように現れる第三の男、テヅカ(猪塚)が、さらにマイペースな不協和音をもたらして面白い。テヅカによってシタラは一時、翻弄され、混乱させられる側に回るが、やがて自身のリズムを取り戻す。つながりたいけれど、閉じていくしかない。味方の表情にそんな矛盾した心の変容が見てとれて、ふいに立ちのぼるもの悲しさに胸を突かれる瞬間もあった。実直さも老獪さも感じさせる佐野の巧みな表現、味方の研ぎ澄まされた感性、空気を掌握する力を持った猪塚の個性と安定感。鈴木の緻密な仕掛けのもと、三様の魅力のぶつかり合いは見応え十分だ。百席にも満たない小劇場の緊密空間だからこそ、“そのひと言”で微妙に変化する彼らの表情、感情の揺れを、つぶさに追うことができる。何の目的で彼はこんな言葉を吐くのか、こんな行動に出るのか…。脳内で疑問を駆け巡らせるうち、やがて震撼のクライマックスを目撃することになる。孤独感やコンプレックス、わかりあえない苛立ちなど、身に覚えのある感覚に震え、観客全員で秘密を共有したように感じた一時間半だった。小劇場でこそ味わえる上質の、興奮の演劇体験だ。公演は11月7日(火)まで。取材・文上野紀子
2017年10月13日エドワード・オールビーの『動物園物語』をベースに、鈴木勝秀がライフワークとして手がけているシリーズ作品『ウエアハウス』。その最新作『Small Room』に出演する佐野瑞樹、味方良介、猪塚健太の3人に話を聞いた。舞台「ウエアハウス~Small Room~」チケット情報舞台は取り壊しが決定している教会。“暗唱の会”メンバーのエノモトがひとり練習をしていると、シタラという若い男が現れる。ふたりで会話を進めるうち、徐々にエノモトはシタラのペースに巻き込まれていき……。鈴木の書き下ろしとなる本作。脚本を読んだ第一印象を訊ねると、3人とも「骨太」と声をそろえる。そしてその面白さに魅了されつつも、自分たちが演じることには不安も大きいようで、「出来るならば観たいね(笑)」と佐野。さらに味方も「2回本読みしただけで結構バテました」と漏らす。というのも出演者は3人のみの会話劇。しかも客席数70ほどの小劇場ということで、猪塚は「全部お客さんに伝わっちゃう」と緊張感をにじませる。それぞれの役どころについて、「エノモトは一番スタンダードに演じていかなければいけない役。普通に家庭があり、ちょっとしたことに喜びを、ちょっとしたことに不安を感じるような等身大の男です」と佐野。味方は「シタラはちょっと常軌を逸した部分もありながら、すごく頭のいい男。彼独特の会話のリズムがあって、自分がそこに入れないと崩れちゃう。すごく難しい役です」と分析する。また猪塚演じるテヅカは、暗唱の会に参加し、教会取り壊しにも関わっている区役所の人間。猪塚は「なんか鼻につく男」と笑いつつ、「偉そうなことを言うんだけど、中身は空っぽ。そういう世間の嫌な部分を表したような男であり、そこから何かこのふたりに与えることが出来ればいいなと思います」と意欲を見せる。エンタメ重視な舞台とは一線を画する本作。猪塚が「3人の会話を覗き見るつもりで来てもらえば。きっと自分の中にある何かが触発されると思います」と切り出すと、味方は「この作品は動きがない分、演劇のすごく細かい部分を詰めていかないといけない。そういった中から、この脚本の本質がどういったものなのかが見えてくると面白いなと思います」と期待を寄せる。さらに佐野も「観る前から難しいかもと敷居を高くせず、ぜひこういう演劇らしい演劇を観に来てもらいたいですね。そうすることで他の舞台の観方も変わってくると思いますよ」と演劇愛あふれる言葉で本作をアピールした。公演は10月8日(日)から11月7日(火)まで、東京・アトリエファンファーレ高円寺にて。取材・文:野上瑠美子
2017年09月20日オンチと称されながらも熱狂的に愛された伝説の歌姫の実話を元に描いた舞台『グローリアス!』が、8月18日(金)に開幕する。主演の歌姫フローレンス・フォスター・ジェンキンズを演じる篠井英介と、ピアニストのコズメ・マクムーンを演じる水田航生に稽古場で話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、1940年代のニューヨークで、驚くほどオンチでありながら、類稀な魅力で人々に愛されたソプラノ歌手・フローレンスの物語。篠井、水田、彩吹真央の三人芝居で、演出は鈴木勝秀が手掛ける。水田が「英介さんと彩吹さんが温かくて。演出のスズカツさんも“稽古場ではなんでもいっぱい試して”と言ってくださるので、恐れずに試行錯誤させていただいています」と語る稽古場。「あまり先輩と思わないでって英介さんも言ってくださる」と水田が笑顔で話す通り、ベテランの篠井も「お客様からすると、キャリア何十年の人も初舞台の人も舞台に立ったら同じ。観たい人を観るだけ」とフラットな空気。さらに「スズカッちゃんは穏やかで、役者の中から出てくるものを一生懸命拾い上げて膨らませてくださるのが他の演出家さんと違うところ。こうしろああしろと言うことはあまりない」(篠井)と、3人の俳優全員が、その力をのびのびと発揮する現場だ。描かれるのは、オンチなソプラノ歌手の少し笑える温かな物語。「これがフィクションだと嘘っぽいんだけど、本当なんだと思うとちょっと面白いですよね」と話す篠井が、主人公の歌手・フローレンスを演じる。女形として「久しぶりにしっかりした女の人の役なので嬉しい」とも語る役柄は、「とにかく音楽が好きで、人前で歌って喜んでいただくことが嬉しくって楽しくってという人。面白がらせようとか笑わせようというのではなくて、音楽を分かち合いたいっていう想いで歌っているので。その純粋さや明るさ、前向きさが大事で、それさえ持っていれば大丈夫なんだろうなと思います」。歌の芝居もチャーミングで、観ていると彼女のファンの気持ちがよくわかる。伴奏のピアニスト・コズメを演じる水田は「コズメは作品の中で唯一、心境が変わっていく人。だからこそ繊細につくっていかなければと思っています。ただ、英介さんがいつも言ってくださるのですが、個人プレーじゃないので。ひとつの役がほかのふたりによってより深まるような、そんな関係がしっかりと築ければ、登場人物それぞれがどんどん魅力的になっていくと思う」。三人芝居の魅力、物語の魅力、俳優それぞれの芝居の魅力が堪能できそうな本作。篠井も「夏のレジャーにぜひ!」と誘う公演は8月18日(金)から9月15日まで東京・DDD青山クロスシアターにて。その後、各地を巡演。取材・文:中川實穗
2017年08月03日2月10日から公演される舞台『BIOHAZARD THE Experience』の制作記者発表が18日、都内で行われ、横浜流星、篠田麻里子、東幹久、Raychell、ElementsGardenの上松範康、演出の鈴木勝秀、原作監修の小林裕幸が出席した。同舞台は、人気サバイバルホラー・アクションゲーム『BIOHAZARD』の舞台版。主人公のカラサワ役には、1月末公開の映画『キセキ―あの日のソビト―』にメインで出演するなど映画やドラマ、舞台での活躍が目覚ましい横浜流星。その相手役のヒロイン・エビハラに元AKB48の篠田麻里子、そして東幹久や青柳塁斗、テーマソングを担当するRaychellも出演するなど、豪華なキャスト陣が勢揃いする。横浜は「世界的なゲームで映画化もされている話題のシリーズ作品に参加出来ることは光栄に思っています。今回演じるカラサワという役は、医者で人一倍正義感が強いですが、皆さんの胸をお借りしながら主演として精いっぱい引っ張っていけるように頑張ります」と意欲。その横浜の相手役である篠田は、大の怖がりで同シリーズを敬遠していたようだが、「この前『バイオハザード: ザ・ファイナル』を見に行ったんですが、自分が想像していた以上に怖いだけでなく人間ドラマも描かれていたし、アクションもすごく格好良かったです。ミラ・ジョヴォヴィッチの大ファンになりました」とすっかりハマった様子で、舞台の見どころについては「カラサワとのキスシーンですかね(笑)」と話したが、演出を手掛ける鈴木勝秀から「キスシーンはないです(笑)」と否定されて残念がった。すでに稽古もスタートしている同舞台。稽古中には篠田が差し入れとして手作りのアップルイパイを振る舞ったようで、この日出席した登壇者は異口同音に「美味しかったです!」と篠田の手料理を絶賛するも、当の篠田は「1人3,000円です」とちゃっかりお金の請求も。また、バレンタインデーに手作りのチョコレートを渡す相手を聞かれた篠田は「いっぱいいるから分からないです。じゃあ東さんと横浜くんにあげます!」と話して、2人を喜ばせていた。舞台『BIOHAZARD THE Experience』は、2月10~26日(13・17・20・22日は休演)に東京・六本木のZeep ブルーシアター六本木、3月4・5日に兵庫・神戸 新神戸オリエンタル劇場でそれぞれ公演される。
2017年01月18日芝居をやりたい、という思いから誕生した、*pnish*(パニッシュ)は佐野大樹、森山栄治、鷲尾昇、土屋佑壱といった同世代の役者4人のユニット。今年、結成15周年迎えた彼らが放つ本公演は、*pnish* vol.15 『サムライモード』。これは2008年に上演した演目で、「侍」として己の信念を貫く漢(おとこ)たちの笑って泣ける痛快戦国活劇だ。*pnish*vol.15『サムライモード』チケット情報今回もそれぞれが初演と同じ役に挑むが、新たに脚色・演出に鈴木勝秀、客演に佐藤永典をはじめ、崎山つばさ、川上将大、津村知与支、藤原一裕、鳥羽潤といった彩り豊かな顔ぶれを迎え、初演とはひと味違った舞台を志す。そこで現在の彼らの思いを伺った。「初演当時から7年。僕らも変わり、できることも感じ方も変わっています。そこに、鈴木勝秀さんという男くさい新たなテイストが入ってどんな世界を届けられるか、すごく興味があります。15周年を迎え、改めて応援してくれる方々ともっと会える機会を作りたいし、もっとたくさんの人達と会うためにどんどん活動の機会を増やしたいと実感しています。なので、改めて、*pnish*の舞台はおもしろいんだ!と感じてもらえる舞台を贈ります」(ガラクシャ役・土屋佑壱)「この作品は、裏切りに次ぐ裏切りが目まぐるしいお話ですが、前回僕は、おもしろい、を意識して演じていた気がしています。でも、今回、改めて脚本を読んだら、当時とはまるで違う捉え方ができて驚きました。それは成長なのか、変化なのかを僕のなかで見つけることが今から楽しみです。初演を観た方も初めて観る方にも、新たな世界を届けるので待っていてください。どんな話か気になる方には、初演のDVDも発売中です!(笑)」(橘役・森山栄治)「先日、久々に15周年を記念したハピパニこと『HAPPY *pnish* BIRTHDAY 15th!』をやれて、とても楽しかった。みんな、根っこは変わっていないけどそれぞれ成長したと感じられて、ますますおもしろいことを一緒にしたいと感じました。再演ではなく、新たな気持ちで挑みます。ハピパニに15歳の方が来てくれて驚きましたが、そんなふうに幅広い層に楽しんでいただける舞台を作りたいです」(シスイ役・鷲尾昇)「昨年の舞台版『魔王 JUVENILE REMIX』に続き、本公演ができることがとても嬉しい!今年は、愉快で笑える *pnish* だけでなく、なにか漢っぽいものをやりたいと話して、この演目に辿り着きました。なので、僕らのなかでは新作上演のつもりでいます。佐藤くんを始め手練れが揃っている座組で、全員が輝ける作品なので、一度と言わず二度三度と、噛み締めにきてください」(サイガ役・佐野大樹)東京は9月24日(土)から27日(火)まで、サンシャイン劇場、神戸は10月1日(土)・2日(日)、新神戸オリエンタル劇場にて上演。取材・文/おーちようこ
2016年08月12日