、菅澤優衣香(ジェフL)、岩渕真奈(FCバイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
今回代表メンバー入りした23名中、17名が2011年の『FIFA女子W杯・ドイツ大会』での優勝経験者となる。なでしこジャパンを率いる佐々木則夫監督は、「カナダ大会も、我々はチャレンジという精神を忘れずに(戦う)。何と言っても連覇に挑戦できるのはなでしこジャパンだけ」と気を吐いた。メンバー選考の基準については、「戦える意欲のある、最後の最後まで諦めないチームに出来るメンバーをメインに選考した。なでしこらしい戦いが出来る23名はこれであろうという判断のもとに選んだ」と語り、「“小手先ではなく、途中から出てもしっかりハイパワーで自分の力を出して戦える選手たち”というテーマを掲げた。若手と未来の(なでしこの)ためにというイメージもあったが、最終的には連覇に向け逆算して、戦える選手、意識の高い選手を選考した」と続けた。
また、6大会連続出場となる澤について佐々木監督は「INACでのプレーパフォーマンス、90分間の集中力、そしてチーム内で誰よりも体を張ってスライディングをする意欲など、澤の現在のパフォーマンスはなんら問題ない」