フランス文学の巨匠ヴィクトル・ユゴーの小説が原作。1985年のロンドン初演を皮切りに各地で上演され続け、全世界での観客総数は6500万人突破。世界の演劇史を代表する作品のひとつとなった『レ・ミゼラブル』。一昨年に大好評を博した“新演出版”が、新たなキャストも加わり更に進化。東京・帝国劇場公演を経て、現在は名古屋で上演中。以降も福岡、大阪、静岡公演が決定。その合間を縫って、福井晶一、知念里奈、森公美子、上原理生が福岡で会見とトークショーを開催した。
『レ・ミゼラブル』チケット情報
「人生には選択を迫られる時がある。
ジャン・バルジャンは最初こそ過ちを犯してしまいましたが、悔い改めてからは神の御心に沿い正しく生きようと選択してきた。彼の生き様を通して、生きる力や愛する力を汲み取っていただけたら」と語ってくれたのは福井晶一。2015年バージョンでは丸坊主頭になり、さらに迷いがなくなったと晴れやかな笑顔。そして、これまで三役(コゼット、エポニーヌ、ファンテーヌ)を演じてきた知念里奈は「レミゼ歴10年。この作品と共に、私自身の人生もありましたし、どんな時もレミゼのキャラクターたちが『明日が来れば』と言ってくれていたような気がします。