だが、34分にはFW・レアンドロのゴールで巻き返し、さらに1点を失っても、10番・森岡亮太のフリーキックで、合計4-3とした。得点ランクトップの6得点をマークする渡邉千真を中心に、神戸は攻撃陣が好調をキープする。
G大阪は名古屋グランパスとの死闘を制した。第1戦は宇佐美貴史ら日本代表組4人とMF・遠藤保仁、FW・パトリック、DF・藤春廣輝を欠きながら1-1とした。第2戦も90分を終えて1-1。延長戦でお互いに1得点ずつマークし、勝負はPK戦へ。ここでも互いに譲らず、11人全員がキッカーとなる勝負は10-9とG大阪が薄氷を踏む準決勝進出となった。
新潟は初戦、ホームで苦手・浦和レッズを5-0で粉砕し、勝負あり。
山崎亮平&指宿洋史の2トップはともに4ゴールと好調だ。2か月戦線離脱したラファエル・シルバも復帰戦となった準々決勝第1戦でゴールを奪った。ただ、第2戦は0-3と、初戦で見せた決定力が鳴りを潜めたのが気になる。次の準決勝では、試合によっての好不調の波をなくしたいところ。『ナビスコ杯』準決勝・鹿島アントラーズ×ヴィッセル神戸は10月7日(水)・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場、11日(日)