痩身医療を専門とするFIRE CLINIC(医療法人ともしび会、院長:江越 正敏)は、YouTuberラファエルのマネージャー「XL君」のダイエット治療を行い、-17kgの減量に至るまでの医療ダイエットの過程がYouTubeにて無料公開されました。FIRE CLINIC■FIRE CLINICとはファイヤークリニックはダイエットの過程に合わせてオーダーメイド治療を提供する痩身専門クリニックです。2020年の開院後、リバウンドのしにくいダイエットを行うことで痩身医療の業界を牽引してきました。■YouTube内容についてこの度FIRE CLINICではYouTuberラファエルのマネージャーである「XL君」の3ヶ月間に及ぶ医療ダイエットを行い、-17kgの減量を達成するまでの流れが2022年05月08日よりYouTubeにて無料公開されました。公開された動画は6月10日時点で、250,000回再生を記録しました。動画は1月中旬から3ヶ月間に及ぶ長期間により撮影が行われ、ダイエット薬、施術、コーチングなどの治療を受ける中でXL君が痩せていく過程や、医療ダイエットについて説明を行う院長 江越 正敏が取り上げられています。最終的には-17kgという演出なしのラファエルチャンネルの中では初の偉業を達成しました。YouTubeの動画カウンセリングの風景■XL君のコメントラファエルマネージャーのXLです。僕は人生で一度も太っていなかった時期がありません。そのため企画が始まったときは、ダイエットに成功する未来など正直イメージもできなかったです。しかし、ファイヤークリニックさんのおかげで、こんな僕でもちゃんと結果を出すことができました。ファイヤークリニックさんは必ずダイエット成功まで導いてくれる最強のパートーナーです。【YouTube公開中】10年以上肥満体型だった男が3ヶ月で17kg痩せた簡単な方法【ラファエル】 【出演者】ラファエルマネージャー XL君スマホマジシャン YOSHI院長 江越 正敏-17kgの減量を達成されたXL君■オンライン診療実施中FIRE CLINICでは遠方で通院することができない方のためにもオンライン診療を開始しました。ダイエット薬とコーチングを行い、またオンライン診療の場合も安全性を確保した上で治療が行えるように郵送タイプの血液検査を実施しています。【オンライン診療特設ページ】 【会社概要】社名 : 医療法人ともしび会代表者 : 院長 江越 正敏TEL : 0120-685-832URL : 診療時間: 10:00~19:00(年末年始を除く) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月13日ロロ・ピアーナ・インテリアは、ミラノ・デザインウィークにて、ラファエル・ナヴォのデザインによる新作家具を発表いたします。デザインウィーク中、ミラノの新社屋コルティーレ・デッラ・セタ(Via della Moscova 33)の中庭で、緩やかに起伏する砂丘の風景を思わせるインスタレーションにて新作を展示します。ラファエル・ナヴォとロロ・ピアーナ・インテリアの関係が始まったのは3年前のこと。両者は「職人技、柔らかさ、親密さ、くつろぎ、純粋さ、美しさ」という共通の価値観を持ち、「心地よさ、タイムレス、コンテンポラリー」を共通の言語として交流を深めてきました。コラボレーションで最初に誕生したのが2021年発表のパームデュエット・シェーズロング。ロロ・ピアーナのキャッシュファー・ファブリックの手触りが際立つしなやかなフォルムの家具です。パームデュエットは親密な関わりをテーマにしたオブジェでもあります。自分の時間を楽しむためにデザインされていますが、ゆったりとしたアームレストにもう一人座り、共に時を過ごすこともできます。パームデュエットの特徴的なデザインは、ソファ、デイベッド、アームチェア、スツール、サイドテーブル、コーヒーテーブルから成る今回のコレクションにも採用されています。パームデュエットと同じしなやかな柔らかいラインのタイムレスでコンテンポラリーなデザインです。 それぞれのエレガントな個性を活かして単体で使用したり、組み合わせてくつろぎや親密さを演出し、会話を楽しんだりすることもできます。同じシリーズとして共通の「パーム」という名前が付けられています。人の手の平のように指を軽く曲げて人を招き、包み込み、心身を癒してくれます。ナヴォによると、すべてのアイテムー彼いわく「人間性」が強調された生き物ーは、未来的な手法でデザインされています。冷たいイメージのハイパーテクノロジーによる未来像ではなく、過去の視点から見た未来像ともいえる可能性に満ちた場所をイメージ しています。ナヴォのこのマントラは、今回の新作家具にも見られます。パーム・シリーズの家具はすべて、職人技のぬくもりを最大限に残し、しなやかなラインとそれを覆う厳選されたファブリックが完璧に調和しています。すべて天然素材の最高品質の繊維が使われています。ミラノ・デザインウィークのために制作されるインスタレーションは、パーム・シリーズのしなやかなラインに着想を得ています。来場者は、巨大な砂丘に見立てた柔らかいカーペットの会場で没入型の旅をし、そこでナヴォがデザインした「生き物」に出会います。ある場所では砂丘の上に立ち、風景を見渡すかのように、ある場所では砂丘の中の洞窟に潜ります。そこには新作が組み合わされて展示されています。ナヴォがよく言うように、パームのオブジェに手を伸ばして体験することで、来場者とオブジェの間に関係性が生まれ、個人的で自然なつながりを感じ取ることができるでしょう。このインスタレーションは、6月9日から一般公開されます。コルティーレ・デッラ・セタの中に生まれた砂丘のような景観を楽しむことのできる機会となります。パームデュエット・シェーズロング&オットマン長椅子を現代的に解釈したパームデュエット・シェーズロング。ゆったりと広めにデザインされたアームレストには、もう一人座ることもできます。シェーズロングに合わせたややアシンメトリーなオットマンもあります。このオットマンは、シェーズロングのアームにもたれてくつろぐ際に、伸ばした脚を理想的にサポートするようにデザインされていますが、もう一人がオットマンに座り、語らいのときを過ごすこともできます。意外性のあるダイナミックなフォルムで、直線的なラインと曲線が絶妙なバランスで組み合わされています。キャッシュファー(編み機で編んだ非常に柔らかいカシミヤとシルクの混紡ファブリック)とコネマラ・リネンで提案。パームソファパーム・シリーズのしなやかなラインが特徴の大型ソファ。背もたれは完全に左右対称で、2つのアームレストはシェーズロングと同様のデザインです。ソファのすべての要素は入念に計算され、空間との調和を保ちます。座面と床の間の空間は、軽さとエレガントな印象を高めています。ミラノ・デザインウィークでは、ナチュラルカラーのリネン/コットン/ウールのブハラ・ブークレ・ファブリックとコネマラ・リネンのモデルを展示。パームデイベッドシングル・アームレストのパームデイベッド。シェーズロングと同じラインが再現されています。背もたれは柔らかいカーブを描き、片側はそっと消えるデザインです。このデイベッドに、アームレストが反対側にあるアイテムやソファを組み合わせることができます。あるいは彫刻的なオブジェとして単体で使用することも。張り地は、ピュアなラインを強調するシェルパ・カシミヤ、またはパペーテ・リネン。パームアームチェア機能的で汎用性が高く、人間工学に基づいてデザインされたパームアームチェア。包み込むような曲線に解釈されています。これまでのアイテムは手の平が開いた水平のデザインでしたが、このアイテムは指を起こした垂直のデザインです。柔らかい座面に座ります。包み込むようにデザインされた両サイドと背もたれは一体型のため、チェアは堅牢でありながら、座面は心地よい柔らかさに保たれています。張り地は、インカ・アルパカ・スリ/ウール、ブハラ・ブークレ・ファブリックとリネン。リビングに置くチェアとして、あるいはテーブルのチェアとして使えます。移動しやすい軽さとサイズのため、家の中の万能チェアとしても活躍します。パームスツール人型の生物の頭と体のようなデザインのパームスツール。パーム・シリーズの中でもっとも遊び心あふれるアイテムです。サイズは2種類あり、小さい方は座面が取り外し可能で、テーブルやトレイとしても使用できます。ファブリックと木材のリバーシブル仕様。構造部分と座面に異なる素材を組み合わせた、遊び心のあるオブジェとしてデザインされています。家の中のどこにでも置くことができ、単体で使用することもパーム・シリーズの他のアイテムと組み合わせることもできます。ピュア・カシミヤやリネン、刺繍入りウールなどテキスタイルのバリエーションが豊富。パームテーブルウォールナット素材のミニテーブルとコーヒーテーブル。パーム・シリーズの布張りのアイテムと同じ曲線にデザインされています。いずれも3本脚の構造で、ややアシンメトリーな躍動感のあるスタイルです。サイドテーブルは、パームデュエット・シェーズロングのアームレストのない側に置くと、自分だけのスペースが完成します。デイベッドの脇に置くこともできます。コーヒーテーブルは理想的な「パーム・リビングルーム」の中心アイテムになります。【ロロ・ピアーナ・インテリア】「ロロ・ピアーナのウエアやアクセサリーと同じエレガンス、最高品質、実用性を備えたインテリアを制作する」、それがロロ・ピアーナの装飾ファブリック・コレクションの発想でした。ファブリックはすべてイタリア製で、6世代にわたる伝統と革新技術を誇るロロ・ピアーナのピエモンテ工場で製作されています。世界最高品質の繊維の調達を理念に掲げ、ブランドの美への情熱と機能性への洞察が技術専門家や熟練の職人たちの指針になっています。 ロロ・ピアーナ・インテリアのファブリックは、柔らかく包み込まれるようなカシミヤ、最高級ウール、リネン、シルク、コットンなどを使用して丁寧に作られています。繊維100%のものも、独自のブレンドによる斬新な織りやテクスチャーのものもあり、自然の色にインスピレーションを得ています。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年06月10日先月、竜巻映画『ツイスター』の公開から25年が経った。竜巻に極限まで近づき観測を行う研究者夫妻の妻役を演じたヘレン・ハントが、昨年あるスタジオに続編の企画案を提出するも却下されたことを明かした。先日、自身が出演するドラマ「Blind Spotting」(原題)のプロモーションで、アンディ・コーエンが司会を務める「Watch What Happens Live」に出演したヘレン。「(『ツイスター』の)続編を作ろうとしました。ダヴィード(・ディグス)、ラファエル(・ガザル)と私で脚本を書き、(登場するキャラクターは)全員が黒人とヒスパニックの竜巻研究者。スタジオに断られました。私は監督も務めるつもりだったんです。話し合いを持つことすら大変でした。2020年の6月、これだけ多様性が求められている時代に…です。最高の作品になるはずだったのに」と語った。ヘレンが脚本を共同執筆しようとしていたダヴィードとラファエルは、「Blind Spotting」の脚本家。ヘレンの構想では、『ツイスター』で演じたジョー・ハーディング博士は続編の冒頭に竜巻に巻き込まれて死ぬことにし、自分は監督業に専念して他のキャストを輝かせたいとのことだった。ヘレンは企画案を却下したスタジオ名を明かさなかったが、『ツイスター』の製作・配給を行ったワーナー・ブラザースか、ヘレンが企画案を出した2020年6月と同時期にリブート版『ツイスター』を企画していると報じられたユニバーサル・ピクチャーズとみられる。リブート版『ツイスター』は『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキーがメガホンを取る可能性が報じられたが、一年経った現在も、進捗は伝わってこない。(Hiromi Kaku)
2021年06月15日新型コロナウイルスが猛威をふるっているインドで、24歳の双子の兄弟が揃って命を落とした。The Indian Expressなどが報じている。インド北部のメーラト市で共に教鞭を執るグレゴリー・レイモンド・ラファエルさんと妻のソジャさんは13日、息子のジョーフレッドさんが亡くなったとの連絡を受けた。ジョーフレッドさんと双子のラルフレッドさんは1日に発熱、新型コロナウイルス陽性であることがわかり入院していた。その直後、別の病室で治療を受けていたラルフレッドさんがソジャさんに電話をかけてきた。何をするにも一緒だったという双子の兄弟が亡くなってしまったことを隠して会話していると、「ママ、僕に嘘をついているね。何かが起こったはずなのに、なぜ言ってくれないの?」と尋ねてきたという。「もうその時にはジョーフレッドは亡くなっていましたから、努めて別の話をするようにしていました。デリーの病院に転院することになるかもしれない、なんてことをね。でも、ラルフレッドは本能的に何が起きたのか勘付いていたんです。だから母親に『嘘をついている』と言ったんでしょう」とグレゴリーさんはThe Indian Expressに振り返る。「ジョーフレッドが亡くなったとわかった時、ラルフレッドは助からないだろうという第六感が働きました。2人は切っても切れない関係でしたから」とグレゴリーさんが言ったとおり、ジョーフレッドさんと3分差でこの世に生を受けた双子の兄弟は、わずか数時間後に息を引き取った。2人はコーヤンブットゥールのカルニャ大学で工学を専攻し、ジョーフレッドさんはアクセンチュア、ラルフレッドさんは現代モービスに就職。Khaleej Timesによると、兄弟揃って両親に「必ず今より良い生活をさせる」と約束していたという。
2021年05月19日ステイホームが続くなか、ときには別世界に行ってしまいたいと思うことも多いのでは?そんな気分のときにオススメしたい映画は、主人公が“もうひとつの世界”に迷い込むことで真実の愛を知るファンタジック・ラブストーリー『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』。今回は、本作の見どころについてこちらの方にお話をうかがってきました。ジョセフィーヌ・ジャピさん【映画、ときどき私】 vol. 377セザール賞やリュミエール賞で有望若手女優賞にノミネートされたことがあり、フランス映画界でも注目度が高い女優ジョセフィーヌさん。フランスの名門校を卒業した経歴を持つ才色兼備な女性としても知られています。弾けるようなキュートな笑顔が魅力のジョセフィーヌさんが演じたのは、主人公ラファエルの妻でヒロインのオリヴィア。元の世界ともうひとつの世界(パラレルワールド)という2つの世界を舞台に描かれる本作で、前者では小さなピアノ教室を開いている妻、そして後者ではラファエルと出会わず、ピアニストとして成功しているという、それぞれ違う立場に置かれる女性を見事に好演しています。この作品がきっかけで相手役のフランソワ・シビルさんと交際に発展したことでも話題となっていますが、今回は現場での様子や自身の恋愛観について語っていただきました。―本作では、同じ人物でありながら設定に応じて2パターンで演じるという難しい役どころに挑戦されています。ご自身のキャリアのなかで、この役との出会いはどのようなものになりましたか?ジョセフィーヌさん劇中で私が演じたのは、同じルーツを持ちながら2つのパーソナリティを持っている女性。ひとりは人生で成功していて、もうひとりは自分がやりたいことをちゃんと認められていない女性でしたが、私にとっては、そんなふうにキャラクターを演じ分ける経験は初めてのことでした。しかも、ロマンティック・コメディの作品に出演するのも初めてだったので、いろいろと試行錯誤することは多かったですね。でも、それぞれのオリヴィアをきちんと存在させることに専念できたので、非常に意義深い演技に挑めたと思っています。周りから自然とインスパイアされる現場だった―相手役を務めたフランソワ・シビルさんとの初共演はいかがでしたか?ジョセフィーヌさん実は彼とはもっと前にほかの作品で共演するはずだったんですが、そのときは企画自体が飛んでしまったんです。予定されていた作品も今回と同じようにラブストーリーで、カップルの役を演じる予定でした。話が一回流れたにもかかわらず、こうしてまた同じような役どころでオファーがきたことに関しては、うれしいと同時に驚きもありましたね。現実のほうがフィクションに引き寄せられているようなところがあるんだなと。彼と一緒に演技をすることは、とても楽しかったです。―満を持しての共演だったんですね。実際に撮影を通して、フランソワさんから刺激を受けたことはありましたか?ジョセフィーヌさんこれはフランソワだけでなく、監督のユーゴ・ジェランや共演者のバンジャマン・ラヴェルネにも言えることですが、この現場では家族のような関係を形成できたように感じました。監督にしても俳優にしても、みなさん称賛されるべき才能を持っている方々ですからね。自然な形で周りからインスパイアされました。そのまま真似をするという意味ではありませんが、彼らの演じ方をどうやって自分のものにできるのかを考えることもあったので、私にとっては素晴らしい経験になったと思います。愛も友情も成就したらゴールではない―本作は、若くして結婚した監督の実体験から着想を得たお話だそうですね。この物語を通して、ジョセフィーヌさんの恋愛観や結婚観に変化はありましたか?ジョセフィーヌさん確かに、これは監督と奥さんの話から生まれた物語なので、とても親密な内容ですよね。実際、監督が感じた不安や恐怖、そして喜びなどが盛り込まれていますから。ただ、私自身の考えはそんなに変わってはいないと思います。なぜなら、あくまでもこれは自分が演じるためのストーリーなんだと距離を置いていたからです。とはいえ、「私の人生に起きたことではなくてよかった」と感じた部分はありましたが(笑)。でも、この作品を通して気がついたことは、恋愛でも結婚でも友人関係においても、愛する人と一緒に支え合っていく姿はとても美しいんだなということでした。―ラファエルは仕事熱心ではありますが、恋愛においても仕事においても自己中心的なところがある人物だと思いました。それがいろいろな経験をすることで相手を思う愛を知るわけですが、ジョセフィーヌさんが人を愛するうえで大切にしていることはありますか?ジョセフィーヌさんうまくは言えませんが、相手のことを考えて、相手に興味を持つというのは、人を愛するうえではとても大切なことだと思います。愛も友情も一度成就したからと言って永遠に続くと思ったら大きな間違いですから。自分が相手に対しておざなりな扱いをすれば、人は離れていくのは当然のことですよね。この作品では自分にとって大切な人にどう対処するべきかについて描かれていますが、私もその部分についてはグッときましたし、とても感動しました。大切なのは、好きな人に囲まれて過ごす時間―ちなみにジョセフィーヌさんがいま生活のなかで大切にしているのは、どんなことですか?ジョセフィーヌさんみなさんもご存じのように、いまの私たちは特別な状況のなかで生きていますよね。だからこそ、私が楽しいと感じるのは、自分の好きな人たちに囲まれて過ごす静かなひととき。そういった時間をシェアできることが喜びになっているんだと思います。あとは、イラストを描いたり、料理をしたりするのも好きな時間。いまのこういう状況のなかでも、最大限楽しめるように心がけています。もちろん、人生にはほかにも素敵なことはたくさんありますが、いまはそういったことが私にとっては大切な時間です。―それでは、もし自分がラファエルのようにパラレルワールドに行ったとしたら、やってみたいことはなんですか?ジョセフィーヌさん実は、そういうことを実際に考えたことがあるんですよ!私がやってみたいことは2つあって、1つ目はシェフになること。そして、2つ目は女性パイロットになることです。でも、女優という仕事では、すでにパラレルワールドを生きているような感覚を味わえているところがあるので、そういう意味では、ラッキーかもしれないですね。インタビューを終えてみて……。今回はオンラインでの取材でしたが、スクリーンを通してでも魅力が伝わってくるジョセフィーヌさん。思わず何度も「かわいい」とつぶやいてしまいました。本作で出会ったフランソワさんが恋に落ちるのもうなずけます。そんなチャーミングなジョセフィーヌさんが演じ分けた2人のオリヴィアは必見です。愛とは何かを考え直すチャンスをもらえる誰の人生においても繰り返されている大切な人との出会い。いてくれることが当たり前になってしまうときもあるものの、本作ではそれがどれほど自分にとってかけがえのないものかを気づかされてくれるはず。周りの人たちに対する思いを改めて振り返る時期でもあるいまこそ、ぴったりの1本です。取材、文・志村昌美ストーリー高校時代にひと目惚れをして結婚したラファエルとオリヴィアは、結婚10年目を迎えていた。いまや子どもたちに人気のベストセラーSF作家となったラファエルと、小さなピアノ教室を開きながらピアニストの頂点を目指すオリヴィア。仕事ばかりのラファエルに対して、オリヴィアは孤独を抱えており、2人はついに大喧嘩をしてしまう。翌日、人気作家の特別授業として中学校を訪れたラファエルだったが、周囲の反応がおかしいことに戸惑いを覚える。そして、自分がごく普通の中学校の教師で、オリヴィアが人気ピアニストという立場が逆転した“もうひとつの世界”にいることに気がつくのだった。愛を知ったラファエルが下す決断とは……。胸がトキメク予告編はこちら!作品情報『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』全国順次公開中配給:シンカ© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2021年05月13日フランスで大ヒットを記録した異色のラブストーリー『ラブ・セカンド・サイトはじまりは初恋のおわりから』が公開されている。本作は、妻が自分のことをまったく知らない世界に迷い込んでしまった男が、再び彼女と恋に落ちようと奔走する姿を描いた作品だが、ユーゴ・ジェラン監督は、この女性を“まったくの別人”として描くことが重要だと考えたようだ。監督に話を聞いた。脚本と監督を務めたユーゴ・ジェランは、名優ダニエル・ジェランを祖父に、俳優のグザヴィエ・ジェランを父に持つ若い映画作家で、2017年に日本でも公開された『あしたは最高のはじまり』もフランスで大ヒットを記録している。本作の主人公は人気作家のラファエルと、ピアノ教師をしながらピアニストとしての成功を目指しているオリヴィアだ。ふたりは高校時代に恋に落ち、結婚してから10年が過ぎたが、ふたりの生活はいつしかすれ違っていた。そんな中、ラファエルは目を覚ますと周囲の様子がおかしいことに気づく。どうやら自分は一夜にして“まったく別の世界”に移動しており、そこでは自分は独身の中学教師で、オリヴィアは世界的な成功をおさめる名ピアニストだった。そこで彼は彼女の存在の大きさに改めて気づき、自分のことをまったく知らない彼女に接近する。彼女と再び恋に落ちれば、元の世界に戻れるはず。ラファエルはそう考えて行動を開始するが、そこで彼は自身が想像もしていなかった感情に出会う。本作の冒頭は、“元”人気作家ラファエルが、迷い込んでしまった世界で迷走しまくるコミカルな展開が描かれる。しかし、彼が失敗し笑える展開になるほど、“ラファエルは別の世界に来てしまった”という違和感や哀しみが漂う。「世の中の多くのラブコメディは、笑いのシーンはすごくコミカルになって、感動するシーンになるとすごくエモーショナルになります。でも僕は泣きながら笑えたり、笑えるのに感動できるシーンが大事だと思うんです。人生は笑い、悲しみ、感動が交互にやってくるものだと思うんですよね」劇中ではラファエルは必死になって、自分のことを知らないオリヴィアに接近し、改めて彼女にアタックする。時間旅行を扱う物語の多くは“時間を巻き戻して、人生の選択をもう一度しよう”とする展開が描かれる。本作もまた、成功によって自分本位になってしまった男が、別の世界で人生を選択しなおそうとする物語のように見える。しかし、この映画ではラファエルの選択だけを描かない。彼は冴えない教師になった段階から、あらゆる選択をやり直すが、“自分の選択”だけではなく、自分以外の人間の選択も人生や運命にとって大きな存在であることに気づいていく。「そうなんです。この作品は結果的に運命というテーマを扱うことになりました。運命とは一体、何なのか? 運命をどのようなものとして捉えるのか? それを映画だから描けると思っていました。現実の世界では時間を逆行したり、未来に行くことはできませんが、映画ならば可能です」だからこそジェラン監督は、別の世界にいるオリヴィアを単に“自分=ラファエルのことを知らない女性”ではなく、“まったくの別人”として描くことにこだわった。新しい世界にいるオリヴィアはラファエルのことを知らないだけでなく、食べ物の好みも考え方も違う別の女性として描かれる。「それこそがこの作品のテーマそのものなんです! この映画の原題は“私の知らない人”です。“私の”は英語でいうところの“my"なので、私の妻とか、私の恋人みたいな使われ方をするのですが、その人は未知の人間なんです。これはとてもパラドキシカルで矛盾していますよね。だからこそ面白いと僕は思ったんです。この映画でラファエルが改めて出会ったオリヴィアは彼の妻ではありません。しかも、彼の知っているオリヴィアではなくて、ピアニストになる夢を叶えた女性です。そこでラファエルは“自分は別の世界に来てしまって悪夢みたいだ。早く前の世界に戻りたい”と思っている。でも彼は少しずつ“もしかしたら、オリヴィアにとっては今の世界の方が幸せなのかもしれない”と思うようになるわけです。つまり、彼女のことを想うことこそが愛なんじゃないかと。自分を犠牲にしても相手の幸せを想うことが大事なんだとラファエルはもがきながら理解していくわけです」ラファエルは、新しい世界の別人のオリヴィアに接近し、距離を縮めていく。ここで彼女と恋に落ちることができたら、彼は元の世界に戻ることができるかもしれない。しかし、彼はそのことが本当に正しいことなのか、ふと立ち止まって考える。映画のラストでジェラン監督はセリフを一切使うことなく、音楽と映像だけでラファエルの心の動き、その変化、最後の決断を描き切った。「映画のクライマックスではショパンの『幻想即興曲』をカットしないで使うことにこだわりました。あのシーンでオリヴィアはピアノの前でスポットライトを浴びて光輝き、かつて人気作家だったはずのラファエルは客席で匿名の存在として座っています。それはある意味では残酷な展開です。しかし、彼は元の世界に戻ることができる段階まで来て、ある選択をします。この映画はそれまでたくさんセリフのある“おしゃべりな映画”だったから(笑)、最後の展開はパッとセリフをなくして映像と音楽だけで語りたかったんです」流れるピアノの音色と、セリフのない映像が続く本作のラストは、キャラクターの感情が手に取るようにわかり、胸に迫る“映画でしか描くことのできない”表現で描かれる。愛や男女関係や、人生、運命について考えさせられ、観終わったあとは思わず自分自身の人生も振り返りたくなる本作は、題材や脚本が素晴らしいだけでなく、“映画としての語り”も優れた映画ファン必見の一作になっている。『ラブ・セカンド・サイトはじまりは初恋のおわりから』公開中
2021年05月12日フレンチ&デセールカフェ「BON BONHEUR(ボンボヌール)」(銀座三越4階)では、4月23日から期間限定にてフランス映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』とのスペシャルコラボレーションプレートをお召し上がりいただけます。東京・白金の洋菓子ブランド「ラ・メゾン白金」と、フランス・リヨンのパティシエ「セバスチャン・ブイエ」のコラボレーションによるフレンチ&デセールカフェ「BON BONHEUR(ボンボヌール)」。※ 「BONBONHEUR」は政府の緊急事態宣言の発令を受け、4/25より当面の間臨時休業中です。詳細は銀座三越WEBサイトをご覧ください。■スペシャルコラボプレート「アムール エテルネル」「アムール エテルネル」価格……1980円アムール エテルネルは、永遠の愛の意。バタフライピーをシャーベット状にした爽やかな青いグラニテに、サーブしたレモンソースを注ぐと赤く色が変わっていきます。青から赤に変わっていく色の変化で、“恋”が“愛”に変わる映画のストーリーが表現されています。なめらかなフロマージュムースや、映画に登場するココナッツフレーバーのマドレーヌと一緒に、フランス映画の世界をお楽しみください。※ 4/23(金)~5/31(月)までの期間限定でご提供。■「ラブ・セカンド・サイト」はじまりは初恋のおわりから“愛”を知りたいすべての人へ贈る、今年一番のファンタジック・ラブストーリー高校時代に一目惚れをして結婚した、ラファエルとオリヴィア。結婚10年目を迎え、小さなピアノ教室を開くオリヴィアはベストセラーSF作家として多忙な日々を送るラファエルとのすれ違いの生活に孤独を感じていた。そんなある日、我慢の限界に達したオリヴィアがラファエルに想いをぶつけると大喧嘩に。翌朝、見覚えのない部屋で目覚めたラファエル。そこは、自分がしがない中学教師で、オリヴィアは人気ピアニストとして活躍する、立場が逆転した<もう一つの世界>だった。そして、その世界のオリヴィアはラファエルを知らなかった…。5月7日(金)新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、渋谷ホワイトシネクイントほか、全国順次ロードショー監督:ユーゴ・ジェラン『あしたは最高のはじまり』出演:フランソワ・シビル、ジョセフィーヌ・ジャピ、バンジャマン・ラヴェルネ配給:シンカ提供:シンカ、フラッグ、ハピネット▷公式サイト:▷Twitter/Instagram:@lovesecondmovie#ラブセカ▷© 2018 / ZAZI FILMS - MARS CINEMA - MARS FILMS - CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA - C8 FILMS■コラボ記念「Instagramキャンペーン」を開催コラボレーションを記念してInstagramキャンペーンを開催いたします。ボンボヌール公式アカウント(@bonbonheur_ginza)をフォローし、#ボンボヌール #ラブセカ のふたつのハッシュタグを付けてご投稿いただいた方の中から、主演俳優フランソワ・シビルのサイン入りミニポスターなど映画関連グッズをプレゼントします!※4/23(金)~5/31(月)までの投稿が対象です。■BON BONHEUR/ボンボヌール本格的なフレンチをカジュアルにアレンジしたランチメニューや美しいアシェットデセールまで、ボンボヌールは贅沢なラインナップで皆さまをお待ちしています。店舗情報※ 「BONBONHEUR」は政府の緊急事態宣言の発令を受け、4/25より当面の間臨時休業中です。詳細は銀座三越WEBサイトをご覧ください。銀座三越4階「BON BONHEUR(ボンボヌール)」〒104-8212 東京都中央区銀座4-6-16※営業時間・休業日は百貨店に準じます。詳細は銀座三越WEBサイトをご覧ください。※ 価格はすべて税込です。(お問い合わせ先)ジェイ・ワークス株式会社TEL 03-5798-3680
2021年05月10日フランスで大ヒットしたオマール・シー主演『あしたは最高のはじまり』の監督と『エール!』の製作陣が再タッグを組んだ映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』。本作は、破局寸前から始まる“二度目の恋”を描く、これまでの恋愛映画にはなかった、やや“異質”なラブコメディとして注目を集めている。本作は、高校時代に一目惚れをし、結婚した主人公・ラファエル(フランソワ・シビル)とオリヴィア(ジョセフィーヌ・ジャピ)の物語。結婚から10年、ラファエルは夢だった作家として成功する一方、小さなピアノ教室を開くオリヴィア、仕事ばかりで身勝手なラファエルとの生活に孤独を感じていた。そんなある日、ラファエルが目覚めたのは、自分がしがない中学教師になり、オリヴィアは人気ピアニストという、立場が逆転した“もう一つの世界”。しかもその世界では、ラファエルとオリヴィアは出会っていなかった…。そんな一風変わった設定で展開される本作は、若くして結婚したユーゴ・ジェラン監督が、自らの結婚生活を見つめ直すことで生まれた、完全オリジナルのラブストーリー。恋愛映画では、名声を得た主人公が最後にはヒロインと結ばれるといった展開が定番だが、本作では夢を掴んだことで自分を見失い、愛する人の心が離れていく…という、真逆の展開で物語が繰り広げられる。元の世界に戻るためには、もう一度妻と愛し合うことが必要だと考えたラファエルは、“赤の他人”となってしまったオリヴィアに、あの手この手で猛アプローチ。当初は自分の人生を取り戻すことしか頭になかったラファエルだったが、“もうひとつの世界”で夢を叶え、元の世界とは見違えるほど輝きを放つオリヴィアを目にし、彼の心に少しずつ変化が生じていく…。このラファエルというキャラクターについて、演じたフランソワ・シビルは「SF作家として名声を得てからは、いつも”自分”というキャラクターを演じる人間になってしまったんですね」と分析し、「本当の自分を見失い、オリヴィアをはじめ愛する人まで失い始めるけど、罪滅ぼしには時間がかかります。次第に、元の世界に戻ることは諦めて、なぜ元の充実した人生を失ったか、よく考えなくてはならなくなるんです」と説明する。そんなラファエルの複雑な心境や変化を演じる上で、シビルは「“妻はもう別人のようなのに、それでも彼女に近づかなきゃならない?”、“目つきだって以前の妻とは違うのに、なぜ見つめてしまうんだ?”…そういうラファエルの混乱を深く掘り下げて考えるようにしていました」と役へのアプローチを明かし、本作の魅力を「ラファエルの考えていることと、実際の行動の間にはギャップがあります。それを発見するのが、この映画の一つの大きなテーマでもあるんです」と熱弁する。“もう一つの世界”でも再びオリヴィアと恋に落ち、初めて“愛すること”の意味を知ったラファエル。ただ彼女の幸せだけを願ったラファエルの“愛の決断”に、いち早く観た鑑賞者からは「自分の人生を見直して、周囲の人を大切にして生きていきたいと思った」「ありがちなハッピーエンドではなく、『愛』の本質を描いた“ある選択”に号泣」と感動をもらったという声が続出。誰もが自分の人生と重ね合わせ、大切な人を思い出したくなるような温かな物語が反響を呼んでいる。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月7日(金)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2021年5月7日より全国にて公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2021年05月06日仏ランキングで『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』を超えた大ヒットファンタジックラブストーリー『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』より、“別世界”での主人公ラファエルとヒロインオリヴィアのディナーデート映像が到着した。一目惚れから結婚したラファエルとオリヴィアだが、年月が経ち、ラファエルはSF作家として成功、オリヴィアは仕事のことばかりで自分勝手なラファエルとの生活に孤独を感じていた。我慢の限界で2人は大喧嘩になり、翌朝、ラファエルはしがない中学校教師に、オリヴィアは人気ピアニストという“もう一つの世界”で目覚める本作。元の世界では夫婦だったが、もう一つの世界では結婚の事実は無くなり、オリヴィアはラファエルのことを知らない赤の他人となってしまった2人。到着した映像では、ラファエルが彼女の心を取り戻すべく奔走し、何とかこぎつけたディナーデートで談笑する様子が映し出される。「もし高校で出会っていたら…」と切り出され、元の世界で彼女と結婚したきっかけが高校時代の一目惚れだったことを思い出し、笑顔の中に切なさが滲み出てしまうラファエル。そして思いを抑えきれないラファエルは、自分たちが夫婦だったことを打ち明ける。が、ほろ酔いのオリヴィアは冗談と捉え、「面白いわ、聞かせて」と目を輝かせる…。監督のユーゴ・ジェランは、本作製作のきっかけについて自らの結婚生活をふり返り「もし大切な妻と出会わなかったら」と考えたことだと明かす。また、ラファエルがオリヴィアのハートを掴むために、以前とは違ったアプローチで悪戦苦闘する姿を重視したそうで、「よくある“ボーイ・ミーツ・ガール映画”が、“ボーイ・ミーツ・マイ・ガール映画”になるとすべてが変わるんだよ!」とラファエルがオリヴィアを想う気持ちの変化こそが見どころだと話している。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月7日(金)より全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2021年5月7日より全国にて公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2021年04月27日【おとな向け映画ガイド】今週は、ぶっとび人生!『ビーチ・バム』、恋のリブート?『ラブ・セカンド・サイト』をおすすめ。ぴあ編集部 坂口英明21/4/25(日)岡田秀則さん(国立映画アーカイブ主任研究員)「……ブノワ・デビエという撮影監督を引っぱってきたことで、ハーモニー・コリンの映画は「蛍光する映画」になった。時に毒々しい人工色で覆われるその世界は、この世の風景ではないようにも見え、それでいて人物たちの虚無もくっきり映し出している。……」細谷美香さん(映画ライター)「……彼に寄り添う白猫ちゃんが危険な目にあわないかちょっと心配になりますが、いつも超然としていてめちゃくちゃかわいいです。」恩田泰子さん(讀賣新聞記者)「……途中までは全然納得いかないが、だんだん愉快になってくるのは、私たちを縛る「常識」をラストの大花火に至るまで、徹頭徹尾ひっくり返してくれるから。たった一つ、「愛」だけは揺るがないけれど……」妻ともう一度『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』妻と喧嘩して、一夜明けたら別の人生になっていたー。昨日までは、人気SF作家だったはず。ところが、何かがちがう。妻はいないし、自分はどうやら普通の中学校教師のようだ。状況が飲み込めないまま、街にでると、バスの広告に妻の華々しい写真が。どうなっているのだ!最初の15分で、カップルのなれそめから危機までを実にコンパクトに描きます。高校時代にピアニスト志望だった妻と出会い、恋におち、やがて結婚。妻はしがないピアノの教師、勉強そっちのけでSFを書いていた自分は売れっ子小説家になった。ふたりの関係には亀裂が入りはじめ…。そして、パリが吹雪に見舞われた夜、アクシデントがおきます。迷い込んだ別の世界では、妻は自分を知らない、しかもスターになっている、この試練のなかで、彼は愛をとりもどせる?フランスで大ヒットとなった『あしたは最高のはじまり』のユーゴ・ジェラン監督によるオリジナル・ストーリー。映画サイトでは、2010年代公開のロマコメ映画ランキングで1位に選ばれた作品です。主人公ラファエル役はカンヌ国際映画祭でショパール・トロフィーを受賞し、フランスでいま注目されるひとり、フランソワ・シビル。妻オリヴィアを演じるジョセフィーヌ・ジャピがチャーミングです。ノートルダム大聖堂やエッフェル塔、オデオン座、と舞台となるパリの美しさも絶品。役者、シチュエーション、使われるクラシックの名曲、ロマンティック・コメディはこうでなくちゃ、夢見ごこちになれる映画です。【ぴあ水先案内から】春日太一さん(映画史・時代劇研究家)「……何より、新たな世界で再び二人が出会い、関係を築いていく姿にはハラハラさせられるのと同時に、その多幸感には尊さすら感じた。……」波多野健さん(TVプロデューサー)「……主人公ラファエルの親友フェリックス役のバンジャマン・ラヴェルネがすごくうまくて笑わせてくれた。この人のおかげでこの映画の楽しさが2段階くらいアップした感じ……」中川右介さん(作家、編集者)「……タイトルバックの数分で主人公夫婦の10年間を描いてしまう。これだけで一本の映画になりそうな密度で、見事だ。惹き込まれた……伊藤さとりさん(映画パーソナリティ)「……フランソワ・シビルとジョセフィーヌ・ジャピはずっと見ていたいと思えるほど魅力的で、彼らの表情に一喜一憂しながら自分の人生と照らし合わせてしまう摩訶不思議な説得力は、ふたりが共演をきっかけに交際をスタートさせた互いへの吸引力のせいかもしれない……」
2021年04月25日フランス発のファンタジック・ラブストーリー『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』が5月7日(金)より公開。高校時代にひと目惚れをして結婚したラファエルとオリヴィアが“もう一つの世界”で出会う物語で、一般試写会で鑑賞した観客から“推し”になったと注目を集めているのが、フランスを代表する喜劇俳優バンジャマン・ラヴェルネが演じたラファエルの親友フェリックスだ。公開に先駆け実施された一般試写会では、ラファエル(フランソワ・シビル)とオリヴィア(ジョセフィーヌ・ジャピ)の姿に鑑賞者から「大切な人を思い出したくなる」「周りの人たちを大事にしようと思った」といった声が続出、その中でもラファエルやオリヴィアに劣らぬ存在感を発揮し、多くの鑑賞者から熱い支持を集めていたのが親友としてラファエルの恋を名アシストするフェリックスだ。本作以外でも、『ラブ・アゲイン』で妻に浮気され、意を決して新しい恋に踏み出そうとする40代の冴えない男を支える遊び人のジェイコブ(ライアン・ゴズリング)や、不動産王の御曹司を恋人に持つ主人公が絶大な信頼を寄せる、『クレイジー・リッチ!』の頼もしい親友パク・リン(オークワフィナ)など、名作ラブコメには恋に一喜一憂する主人公を後押しする、“親友役”の存在が欠かせないもの。本作のフェリックスは、ラファエルとは高校時代からの付き合いで、いつも陽気にジョークを飛ばすムードメーカー。まるで『恋はデジャ・ブ』や『ゴーストバスターズ』シリーズなどで知られる名コメディアン、ビル・マーレイを彷彿とさせるような、どこか憎めない“愛されキャラ”だ。そんな明るさとは裏腹に、実は自身も過去のかつての恋人を忘れられずにいるという一面も。さらに劇中では、“愛の試練”に立ち向かう親友・ラファエルのために手助けするなど、友達想いで心優しい一面も垣間見せている。鑑賞者からは「軽妙だけど友達想い、愛する人想いなところが良い」「あんな素敵な相棒、私にも欲しいな!」「彼の存在が、もう一つの世界でラファエルを救ったと思う」と“フェリックス推し”の声も多数寄せられるほどの人気ぶり。さまざまなラブコメ作品から影響を受けながら、フランス流のオリジナル・ファンタジック・ラブストーリーを完成させたユーゴ・ジェラン監督は、主人公の“親友役”というポジションが重要な役割を担うと考えていたという。「ラブコメにおいて、主人公に親友がいるという設定は、ひとつのコード(規則)みたいなもの。彼がいることによって、ストーリーや主人公を前に進ませることができる」と語る。本作のフェリックスについても、「特に今回はSF仕立てだから、その親友も、SFのような現象が起こったことを受け入れることが出来なければならない。受け入れるからこそ、主人公の背中を押すことができるんだ」と説明し、どんな状況でもラファエルにとって唯一の理解者である必要があったと語る。劇中では2人のコミカルな会話劇も見どころの1つだが、監督は「ラファエルが置かれている状況を、“なぜこうなんだろう?”と考えて、なかなか理解できずに右往左往する…そういう部分でも笑いに繋がった。主人公が動くときは真面目に描かなければならない分、フェリックスが登場することで一気に緊張感が解き放たれて、自然に笑いが起こるんだよね。本当にフェリックスという男は、たくさんの笑いをもたらしてくれたと思うよ」と解説。愛あふれるその言葉からは、監督にとっても特別なキャラクターになった様子をうかがわせる。さらに、監督の中でもう1つ大きいテーマがあったそうで、「ラファエルは自分の大切な人たちを本当にちゃんと想っているのか、彼の周囲の人々を通して描くことが出来ると思ったんだ。例えば、本作は彼の家族も出てくるし、親友も出てくるけれど、大事に思っていたものを、意外と大事にできていなかったということが、人間誰しもあると思う。時間と共にお座成りにしてしまった、本当に大切な友情をラファエルが再発見する…そういうところも描きたかったところ」と明かしている。ラファエルとフェリックスを演じたシビルとラヴェルネもまたプライベートでも親友同士。その関係性も影響し、監督の狙い通り、時に笑えて時に熱いものがこみ上げる”友情“を見事に体現。映画の世界に現実味を与えている。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月7日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2021年5月7日より全国にて公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2021年04月18日退廃的、エロティック、グロテスク……そんな言葉がぴたりと合ってしまうアートが集まる展覧会が東京・竹橋の東京国立近代美術館で開かれています。会場には、幽霊や地獄図などグロテスクなものから、背景を知ってじわじわと感じるものなど、人間の欲望や闇を描き出した“あやしい”作品がテンコ盛り。この春注目のスポットをレポートします!「生人形」がお出迎え…【女子的アートナビ】vol. 202『あやしい絵展』では、幕末から昭和初期にかけての日本美術を中心に、広告や挿絵、西洋美術なども含めた160点の作品を紹介。美しいだけでなく、退廃的で神秘的、妖艶、エロ、グロなど、人間の欲望やディープな闇の部分を映し出した「あやしい」雰囲気をまとうアートが集まっています。展示は、まず1章のプロローグからスタート。最初の部屋に入ると、薄暗い空間のなかで赤い着物を身につけた一体の人形が待ち受けています。これは生(いき)人形と呼ばれるもの。何か怖~い人形なのかと思ってしまいそうですが、そうではありません。生人形は、幕末から明治にかけて縁日や社寺などの見世物で使われていました。本物の人間のようにリアルに作られていて、今見ると少々怖い感じもしますが、当時はとても人気があったそうです。生人形と同じ空間にいるのが、こちらの猫作品。暗い展示室で見るとけっこうギョッとします。声優の平川大輔さんがナビゲーターをつとめる音声ガイドを聞くと、この猫がときどき登場して、あやしい作品の背景なども教えてくれます。エロティックで退廃的続く2章では、明治から大正にかけての作品が展示されています。ここで注目したいのが、ラファエル前派の画家ダンテ・ガブリエル・ロセッティが描いた官能的な作品《マドンナ・ピエトラ》。マドンナ・ピエトラとは、イタリアの詩人ダンテ・アリギエーリの詩のなかに登場する人物で、自分に恋する者を石に閉じ込めてしまう冷酷な女性です。このような美しくあやしげな女性は、西洋でファム・ファタル(宿命の女・魔性の女性)と呼ばれ、多くの芸術作品に登場。ラファエル前派などが描いたこれらの作品は、当時の日本の芸術家たちにも影響を与え、アートや文学作品に登場するようになります。表面的な美に抵抗2章では、表面的な「美」に抵抗した作品も展示されています。例えば、北野恒富の《淀君》は、豊臣秀吉の側室であった淀君が、落城寸前の大坂城で息子の秀頼を守ろうとしている姿を描いた作品。着衣が乱れ、表情はかたく、美しい女性像として描かれていません。本作品では、表面的な美しさではなく、内面にある意志の強さなどが表現されています。最後の3章エピローグでは、大正末から昭和にかけて出版された雑誌の口絵や小説の挿絵などが展示されています。関東大震災後に大きく変化した東京では、都市文化が発展。モダンなファッションが流行し、前衛的な芸術家たちも活躍します。出版界では、エロ、グロものが人気を集め、探偵小説や怪奇小説が登場。この展示室では、当時人気だった小村雪岱や高畠華宵などが描いた“あやしい”雰囲気の挿絵や表紙絵を見ることができます。ぜひ会場で!明治期に西洋の文化や技術が急激にもたらされた日本では、芸術の分野でも、日本の古典と西洋文化が入り混じった“あやしい”雰囲気の作品が数多く生み出されました。単純に美しいだけではない、心に刺さる作品の数々を、ぜひ会場でご覧になってみてください。Information会期:~5月16日(日)会場: 東京国立近代美術館1F企画展ギャラリー開館時間: 9:30-17:00(金・土曜は9:30-20:00)*入館は閉館30分前まで※本展会期中に限り9:30開館(ただし「MOMATコレクション」、コレクションによる小企画「幻視するレンズ 」は10:00開場)※臨時夜間開館日:金・土曜日以外の以下の日程も20時まで開館4月25日(日)、4月29日(木・祝)、5月2日(日)、5月3日(月・祝)、5月4日(火・祝)、5月5日(水・祝)、5月9日(日)、5月16日(日)*入館は閉館30分前まで休館日: 月曜[ただし5月3日は開館]、5月6日(木)観覧料: 一般¥1,800、大学生¥1,200、高校生¥700、中学生以下無料
2021年04月18日妖艶であったり、グロテスクであったり、ときにはエロティックであったりと、心に不穏なさざ波を立たせる絵を集めた展覧会『あやしい絵展』が、東京国立近代美術館で開催されている。人々の心を引きつける「あやしさ」の魅力とはどのようなものだろうか?この世には、単なる「美しさ」という言葉だけでは語れない美術作品が数多くある。同展はそのような作品のなかから「あやしい」という概念に着目。幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、雑誌や書籍の挿図などからあやしい作品を取り上げ、紹介していくものだ。展示会場冒頭で展示されているのは生人形(いきにんぎょう)。幕末から明治期にかけて、主に見世物小屋のコンテンツの一つとして制作されていたリアリティあふれる人形だ。展示されている安本亀八の《白滝姫》も、憂いのある表情が人々をひきつけている。このほか、1章の「プロローグ 激動の時代を生き抜くためのパワーをもとめて」では、幕末〜明治時代に描かれた「無残絵」なども展示されている。安本亀八《白滝姫》1895年頃続く第2章「花開く個性とうずまく欲望のあらわれ」では明治から大正の「あやしい」絵が立て続けに紹介される。合わせて、当時の芸術家たちに多大な影響を与えたアール・ヌーヴォー、そしてラファエル前派の作品など、西洋の絵画も展示されている。(左)アルフォンス・ミュシャ《ジスモンダ》1895年、(右)ダンテ・ガブリエル・ロセッティ《マドンナ・ピエトラ》1874年(手前)与謝野晶子『みだれ髪』藤島武二 装幀 1901年明治に入り、加速する近代化・西洋化は芸術面にも大きな影響を与えた。宗教画や神話画など伝統的な手法と技法で表現すること、人々のごくごく個人的な体験や感情を表現することなど、西洋では数百年かけて発展してきた表現の技法や考え方は、まとまって一気にもたらされ、芸術家たちはそれぞれの表現を模索するようになっていく。そして時代は進み、明治30年以降になると、印刷技術の発展により絵葉書やポスターが普及。「美人」のイメージが大衆に共有されるようになる。この流れのなか、芸術家たちは本質的な美とはなにかを追求。それぞれの手法で、魅力を持つ女性たちを描きはじめるようになっていった。展示風景例えば、甲斐庄楠音は、女性の表情の奥底にある感情まで見えるような絵を描き、島成園は顔に痣のある女性が持つ、強い意思を描こうとしている。甲斐庄楠音《畜生塚》(1915年)左から甲斐庄楠音《幻覚(踊る女)》1920年頃、《舞ふ》1921年、《横櫛》1916年頃島成園《無題》1918年岡本神草の《拳を打てる三人の舞妓の習作》は、展覧会に間に合わせるため中央部分のみトリミングした作品だ。そのため、中央部分の女性の顔立ちまわりだけ緻密に描かれており、周囲とのコントラストが印象的な作品となっている。岡本神草の《拳を打てる三人の舞妓の習作》1920年北野恒富《道行》1913年「あやしい」は、妖しい、妖しい、奇しいなど様々な漢字を充てることができ、さまざまな形で解釈が可能な言葉だ。会場にはこのほかにも、上村松園《炎》(東京会場のみ4月4日まで展示)や、鏑木清方《妖魚》など、さまざまなあやしい作品が揃っている。会場を訪れて、自分の好きな「あやしい」絵を見つけだしてほしい。取材・文:浦島茂世【開催情報】『あやしい絵展』3月23日(火)~5月16日(日)、東京国立近代美術館にて開催
2021年04月01日長らく「鬼滅の刃」一色だった映画界は、現在は『花束みたいな恋をした』が4週連続1位の大ヒットとなり、新たなブームを巻き起こしつつある。偶然の巡り合いから結ばれた若い男女の、忘れられない5年間を描いたラブストーリーである同作は、人気俳優の菅田将暉と有村架純が共演し、カップルの出会いから別れまでを描きつつ、それだけにとどまらない“その先”にも言及し、幅広い観客層から熱い支持を獲得している。そして次なる最旬ラブストーリーとして期待が集まるのが、フランス映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは恋のおわりから』。2021年はラブストーリーの域に収まらない、“出会いと別れのその先”を描いた恋愛映画がトレンドになるかもしれない。本作は、フランスの権威ある映画サイト「ALLOCINE」で、2010年代のロマンティック・コメディ映画ランキングで名作『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』を抑え、堂々の1位を獲得。フランス全土を虜にした究極の恋愛映画。描かれるのは、高校時代に一目惚れをして結婚したラファエルとオリヴィアの物語。偶然の“出会い”から恋に落ち結婚するも、「最愛の人が自分を知らない世界で目覚める」という最悪の“別れ”に見舞われ、それでもオリヴィアの心を取り戻そうと奮闘する主人公ラファエル。彼女は自分を知らないどころか、別の男と結ばれようとしているという新たなピンチまで!?オリヴィアを思い続ける中で、自分勝手な“恋”しか知らなかったラファエルが、やがて“愛”に目覚めていく姿、そして最後に下す人生最大の決断。恋をしたことのある人ならば誰しもが悩み、共感し、熱い気持ちがこみ上げる、出会いと別れの“その先”を描いた結末は必見。そんな珠玉のラブストーリーで、フランス全土が恋をしたヒロイン・オリヴィアを演じたのが、注目の若手女優ジョセフィーヌ・ジャピだ。弾けるような笑顔がキュートなルックスに加え、フランスの名門・パリ政治学院を卒業した経歴も。映画『呼吸‐友情と破壊』(2014)では、リュミエール賞有望若手女優賞やセザール賞有望若手女優賞などにもノミネートされる実力派としても知られている。もしも本作のように、大切な人と立場が逆転し、出会いもなかったことになった<もう一つの世界>に行ってしまったら…?そんな問いに対し、ジャピは「もし大切な人が私を忘れてしまったら、『前の人生をもう一度』というのではなく、目の前にいる私のことを忘れている彼が、もう一度私に恋をしてくれるために努力すると思います。結果としては、ラファエルと同じことになるかな」と答えている。ちなみにそんなジャピは、ラファエル役のフランソワ・シビルと本作での共演を通じ実際に交際に発展。『私の知らないわたしの素顔』『パリのどこかで、あなたと』(2020)など、日本でも立て続けに出演作が公開されている注目株のシビルとジャピ、まさにフランスを代表する俳優カップルの息ぴったりかつロマンチックな熱演を目にすることができる。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月7日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2021年5月7日より全国にて公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2021年03月01日「乳白色の肌」の技法で知られる画家・藤田嗣治の作品を集めた展示「フジタ―色彩への旅」が4月17日(土)から9月5日(日)にかけて神奈川・箱根町のポーラ美術館で開催される。世界的な画家になることを夢みて1913年、26歳で渡仏したレオナール・フジタ(藤田嗣治・1886-1968)は、旅先で目にした風景や人物、異国の歴史や風俗などに創作のインスピレーションを求めた。1920年代にパリ画壇の寵児となったフジタは、その後も旅によって新たなモティーフや群像表現のための構図と、色彩豊かな表現手法を開拓していく。本展はフジタの旅とそれにともなう色彩の変遷に焦点をあて、フジタの生涯の旅路と画業の展開を改めて紹介するものだ。フジタといえば「パリ」や「乳白色の肌」、「猫」などのワードを連想するが、実は1930年頃から世界中を旅し、旅先をアトリエとして色彩豊かな作品を数多く描いている。とりわけ1930年代前半から中頃までの中南米や日本国内、中国への旅では、その土地の歴史や風俗、民具、建築などへの関心を高め、現地でのスケッチや旅先で撮影した写真、自ら収集した民俗資料などを画面に取り込むことによってオリジナリティに溢れる絵画を制作した。またポーラ美術館は2019から2020年度に「乳白色の肌」の手法による2点の油彩画(『坐る女』、『イヴォンヌ・ド・ブレモン・ダルスの肖像』)と、連作「小さな職人たち」の中の1点である『猫のペンション』を新たに収蔵。特に1921年制作の『坐る女』は「乳白色の肌」を編み出して間もない頃の肖像画であり、滑らかな絵肌と墨による繊細な輪郭線、柔らかなぼかしによって素朴な雰囲気の漂う作品だ。1922年のサロン・デ・ザンデパンダン展に出品された可能性の高い、フジタの初期の代表的な作品の1点である。連作「小さな職人たち」は、フジタが戦後パリで暮らしたアパルトマンの壁を飾るために制作した色彩豊かな壁画だ。15センチメートル四方の各パネルには、かわいらしい子どもたちが古き良きパリの職業人たちに扮する主題などが油彩で描かれている。フジタは手仕事に打ち込む名もなき職人(アルティザン)たちの姿に自らを重ねていたのだった。ポーラ美術館では、115点ほど飾られていたパネルのうちの96点を収蔵。今回の展示では、この作品群を一挙公開する。さらにフジタは訪れた旅先で、しばしばそれらをファインダー越しにとらえてきた。本展ではフジタが収集した品々のほか、1930-1940年代に中南米~日本を中心に撮影された写真を厳選して紹介されるという。■展示情報「フジタ―色彩への旅」4月17日(土)~9月5日(日)会期中無休会場:ポーラ美術館出品点数:約220点(会期中に展示替えあり)入館料:大人1,800円、シニア割引(65歳以上)1,600円(他の割引との併用不可)大学・高校生1,300円、 中学生以下 無料※団体15名様以上割引※上記料金で常設展示もご覧いただけます。<同時開催>「HIRAKU Project vol. 11」・岡田杏里『Sonar dentro de la tierre / 土の中で夢をみる』旅する画家が日本とメキシコで制作した作品(新作を含む)を展示。縦75cm×横75cmのカンヴァスを33点ほど組み合わせて実現される、 壁画のインスタレーションが見どころ。<常設展示>・モネ―光のなかに(会場構成:中山英之)・ポーラ美術館の名作絵画・ラファエル・コランと黒田清輝―20年目の邂逅・近代陶芸陶芸家たちの古典復興
2021年02月17日ディオールは、キム・ジョーンズによるサマー 2021 メンズ コレクションの広告キャンペーンを発表しました。©RAFAEL PAVAROTTI今回の新キャンペーンは、ガーナ出身の画家アモアコ・ボアフォによる卓越した肖像画の技巧を再解釈。コレクションの持つ独特のスピリットと多元的な豊かさを、より明確なイメージで表現しています。©RAFAEL PAVAROTTI「キャンペーンの鮮やかな色づかいは、サマー 2021 メンズ コレクションのパワフルなエネルギーを見事なまでに映し出しており、まさにアモアコ・ボアフォの作品に贈る称賛といえるものです」と語るのは、メンズ コレクションのアーティスティック ディレクター キム・ジョーンズ。©RAFAEL PAVAROTTIラファエル・パヴァロッティのレンズに収められたグラフィカルな写真は、驚くほどにコントラストを効かせたまばゆい色調で絵画を想起させます。©RAFAEL PAVAROTTIピュアな構図の写真に表れているのは、キム・ジョーンズのシルエットに投影されたボアフォの作品に宿る、燃えるようなパワー。©RAFAEL PAVAROTTI彼の壁紙にあるモチーフから再現された花がそれを引き立て、様々な分野を融合し、あらゆる境界を超越した魅惑のダイアローグのようにも見えます。サマー 2021 メンズ コレクションはディオール 公式オンラインブティックにて一部先行発売中です。【お問合せ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947ディオール #Dior #DiorWinter21企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年02月09日2021年の始まりは元気にスタートを切りたいもの。そんなときこそエンタメコンテンツでチャージ!ストーリーはもちろん、ファッションやヘアメイク、ロケーションが魅力的で楽しめる作品が2021年も目白押し。特に上半期は、“目も心も満たされる”個性的な恋愛映画が続々とラインアップされている。◆内気なヒロイン×アトラクションの恋!『恋する遊園地』1月15日公開テーマパークの夜間スタッフとして働くことになった内気なヒロイン・ジャンヌが恋に落ちたのは…なんと遊園地のアトラクション!?煌々と輝くライト、美しいメタリックのボディ、熱く流れる油圧のオイル…アトラクションの全てに魅せられたジャンヌは、それを「ジャンボ」と呼び夢中になる。すると彼女の想いに応えるように、ジャンボのライトが点灯し動き始めて――!?前代未聞の“アトラクションに恋をするヒロイン”を演じるのは、『燃ゆる女の肖像』で注目を集めるノエミ・メルラン。異色のストーリー設定はもちろんのこと、素朴で内気な女性と、夜の遊園地に浮かび上がる美しくライトアップされたアトラクション、“2人”のコントラストが目を惹く注目の1本。◆病を抱える少女×不良少年の恋『ベイビーティース』2月19日公開本作で描かれるのは、病を抱える16歳の少女・ミラと孤独な不良少年・モーゼスの恋物語。初恋によって生きる希望をもたらされたミラが、刺激的かつ刹那的な日々を過ごしていく様子が、色鮮やかにまぶしく映し出されている。やわらかなブロンドからビビッドなターコイズブルーと、移り変わるミラの様々なヘアカラーにも注目だ。ミラ役には、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』でも話題を集めたエリザ・スカンレン。モーゼス役は、ヴェネチア国際映画祭・最優秀新人賞に輝いたトビー・ウォレスと、世界が注目するフレッシュなコンビ。ミラの人生が色鮮やかに輝き出す瞬間を、ヴィヴィッドな映像と共に堪能してほしい。◆恋を知らない人魚×恋する心を捨てた男の恋『マーメイド・イン・パリ』2月11日公開恋の都パリである晩、ガスパールが出会ったのは、傷つき倒れていた人魚のルラ。その美しい歌声で、男性を虜にしては命を奪ってきたルラだったが、過去の失恋から恋をやめてしまった彼にはそれがまったく効かず…。本作では、恋を知らない人魚と、恋する心を捨ててしまった男、衝撃の出会いからおとぎ話のような恋に落ちていく2人の姿がファンタジックに描かれている。ガスパール役には、フランスを代表する人気俳優ニコラ・デュヴォシェル。人魚ルラ役には、『青い欲動』で鮮烈なデビューを果たした新進女優マリリン・リマ。そんな異色カップルを演じる2人を取り巻くのは、カラフルでキュートなファッションやセットの数々。特にルラが生活するガスパールの部屋のバスタブは、ゴムのアヒル人形など様々な小物で彩られた印象的なアイテムとなっている。映画本編では互いに惹かれ合うも、「2日目の朝日が昇る前に海に帰らないと、命を落としてしまう」ミラと、「彼女への想いに気付いたことで、体に異変が起きてしまう」ガスパール、2人の命がけの恋の行方に注目が集まる。◆最愛の人が自分を知らない世界…『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』5月7日公開ひと目惚れから結婚したラファエルとオリヴィア。長年の夢だった小説家として成功し身勝手になっていくラファエルと、孤独を感じ始めたオリヴィアは、ついに大喧嘩に発展。翌朝ラファエルが目覚めると、自分はしがない中学教師でオリヴィアは人気ピアニストという、立場が逆転した“もう一つの世界”になっていた!しかもその世界のオリヴィアは、ラファエルのことを知らない。さらに、オリヴィアに自分以外の婚約者がいることも発覚し…。不思議な設定のロマンチック・コメディながら、オリヴィアの心を取り戻そうとするラファエルが、やがて本当の愛に目覚めていく姿に注目。舞台となるパリのオシャレな街並みや、オリヴィアの洗練されたファッションも大きな見どころだ。フランスの権威ある映画サイト「ALLOCINE」では、2010年代のロマンティック・コメディ映画ランキングで名作『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』を抑え、堂々の1位を獲得した本作。ラファエル役には、『パリのどこかで、あなたと』『私の知らないわたしの素顔』と主演作の公開が相次ぐ注目俳優フランソワ・シビル。オリヴィア役には、フランスの名門校を卒業する才女にして『最後のマイ・ウェイ』などにも出演しているジョセフィーヌ・ジャピ。この2人は本作での共演から実際に交際へも発展。2人ならではの息の合った演技は必見だ。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は2021年5月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2021年5月7日より全国にて公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMSマーメイド・イン・パリ 2021年2月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 – Overdrive Productions – Entre Chien et Loup – Sisters and BrotherMitevski Production – EuropaCorp - Proximusベイビーティース 2021年2月19日より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開© 2019 Whitefalk Films Pty Ltd, Spectrum Films, Create NSW and Screen Australia恋する遊園地 2021年1月15日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2019 Insolence Productions – Les Films Fauves – Kwassa Films
2021年01月02日フランスの権威ある映画サイト「ALLOCINE」にて、2010年代のロマンティック・コメディ映画ランキングで『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』を抑え、堂々の1位を獲得している『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』。この度、延期されていた本作の新たな公開日が来年5月7日(金)に決定したことが分かった。『あしたは最高のはじまり』のユーゴ・ジェラン監督自身が、若くして結婚した自身の結婚生活を見つめ直すことで生まれたという本作。高校時代に一目惚れをして結婚したラファエルとオリヴィアは、結婚から10年が経ち、ラファエルは夢だったSF作家として成功、オリヴィアは小さなピアノ教室を開いており、仕事のことばかりで自分勝手なラファエルとの生活に孤独を感じていた。そんなある日、2人は大喧嘩。翌朝ラファエルは、自分がしがない中学校教師になり、オリヴィアは人気ピアニストという、立場が逆転した<もう一つの世界>で目覚める…。予告映像では、そんなもう一つの世界でラファエルが「彼女とは住む世界が違う」と、友人に嘆くが、しかしそれだけでなく、その世界ではオリヴィアには結婚を決めた別の相手が…。最愛の妻だったはずの彼女に「あなたと結婚してたら、きっと幸せになれたわね」「もっと早く出逢いたかった」と言われる場面は、思わず胸が苦しくなってしまう。ついに公開日が決定し、今回日本のファンに向けてジェラン監督からコメントも到着。「2020年5月に公開が予定されていた『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』が、2021年5月7日に公開されるということを聞いて、とても嬉しいです。僕の誕生日は、実は5月4日(火)なんです!だから、なお嬉しいことですね。日本で劇場公開されるということを、とても光栄に感じています。僕自身、日本に早く行ってみたいと思っています」と喜ぶ。そして「この作品はラブストーリーですが、笑えて、ちょっぴりファンタジーも含まれます。きっとこの映画の世界観は、日本でも気に入ってもらえるのではないでしょうか。日本の皆さんはとてもフレンチな物語だとも感じるかもしれません。でも同時に感情は世界共通だとも願っています」と話し、「日本の観客の皆さんが本作をご覧になってどう感じるのか、聞くのがとても待ち遠しいです。きっとSNSが、皆さんのこの映画を通じての体験や感想を私へ教えてもらえる手段となってくれると思います。それを楽しみにしていますね」と期待を寄せた。また、本作の再始動と合わせて12月15日(火)より、宣伝資金を募るクラウドファンディングがスタートする。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は2021年5月7日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 近日公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2020年12月04日11月の第3木曜日、11月19日はボジョレー ヌーボー解禁日。 今年はボジョレー地区の中でも特に素晴らしいテロワールを持つ、「クリュボジョレー」から、特別なボジョレー ヌーボーが届きます。マーケット店舗ではボジョレーとあわせて楽しみたいチーズやシャクータリーもご用意しています。11月の第3木曜日はボジョレー ヌーボー解禁日DEAN & DELUCA ボジョレー ヌーボー2020ボジョレー地区の中でも特に素晴らしいテロワールを持つ、“クリュボジョレー”から、特別なボジョレー ヌーボーが届きます。マーケット店舗ではボジョレーとあわせて楽しみたいチーズやシャクータリーもご用意しています。DEAN & DELUCA ボジョレー ヌーボー2020ボジョレー地区の中でも特に素晴らしいテロワールを持つ「クリュボジョレー」から届いた、特別なボジョレー ヌーボー。有機栽培したブドウのみを使い、天然酵母で発酵させた土地の個性を感じさせる自然な味わいが魅力です。熟したベリーや花をイメージさせる華やかな優しさと、スパイスや紅茶のような複雑な余韻を兼ね備えた、素晴らしいバランスが魅力です。3,000円 / 750ml(税込3,300円)つくり手紹介 | Domaine Saint Cyrボジョレー地区、アンス村にドメーヌを構える生産者。2008年に4代目のラファエル氏が父親からブドウ畑を受け継いですぐ、自分、そして家族、そしてこれからこの地球を背負って行く子供たちの為を思い、すべての畑、工程をオーガニックに移行しています。栽培に関しては有機栽培を実施し、土壌の個性とブドウの力強さを引き出すような、自然に寄り添った手法を採用しています。醸造に関しても、天然酵母による発酵、無清澄、無濾過でのボトリング、SO2は最小限にとどめるなど、自然派生産者のアプローチを実施しています。ボジョレーにあわせた、おつまみもDEAN & DELUCAマーケット各店ではボジョレーヌーボーに合わせたチーズや生ハムなどをご用意しています。どれがいいか迷ったら、店頭スタッフがおすすめをご提案いたします。ぜひお気軽にお声掛けください。※店舗により取扱商品が異なります。詳細は店舗へお問合せください。先行予約受付中 ボジョレー ヌーボー2020□販売期間2020年11月19日(木) ~ なくなり次第終了~ 11月18日(水)までに対象商品をご予約いただくと、通常価格より10%OFFでお買い求めいただけます。ご予約はマーケット各店店頭にて承っております。お支払い完了後、正式なご予約とさせていただきます。□対象商品DEAN & DELUCA ボジョレー ヌーボー20203,000円 / 750ml(税込3,300円)□取扱店舗マーケット店舗六本木 / 品川 / 有楽町 / 新宿 / 恵比寿 / 広尾 / 吉祥寺 / 名古屋 / 京都 / 大阪 / 福岡 / アミュプラザ博多□店舗一覧 DEAN & DELUCA (ディーン&デルーカ)— ようこそ、美しき食のミュージアムへ—DEAN & DELUCAは、世界中から美味しいものばかりを集めた食のセレクトショップ。ジョエル・ディーンとジョルジオ・デルーカによって1977年 NY マンハッタンのソーホーにオープンしたのが始まりです。「みるたのしみ、つくるたのしみ、食するよろこび」皆様のもとに食の美しさがもたらす豊かでよろこび溢れる美味しさをお届けします。WEB|||| | 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年11月10日2020年より、GACKTさんが、YouTubeチャンネル『がくちゃん GACKT official YouTube』にて動画を配信中です。「GACKT YouTube荒らします!」と宣言して始動した、GACKTさんのYouTubeのチャンネル登録数は、2020年10月現在で65.3万人。今回は、そんなGACKTさんと、YouTuberラファエルさんとのコラボ動画。ラファエルさんは、YouTuberであり、実業家、投資家、作家でもあります。動画のラファエルさんは、いつも白い仮面をつけ、検証動画やドッキリなどを投稿。2015年11月、YouTubeチャンネル『ラファエル Raphael 』を登録し、2020年現在でチャンネル登録数は、なんと177万人。以前は、登録数が200万人を超えたそうですが、一度、アカウントが停止されています。今回のGACKTさんとラファエルさんとのコラボ動画は、『ドッキリ』企画。計画通りに終わるはずでしたが、GACKTさんから出入禁止といわれている『はぎちゃん』も登場し、事態はまさかの展開に…。まずは、手に汗握る動画をご覧ください。ちなみに、動画中に出てくる『はぎちゃん』は、吉本興業東京本社に所属するお笑いコンビ『花金バーナード』として活動を開始し、2016年にコンビが解散してからはピン芸人として活動中です。ラファエルさんと同じ2015年に、YouTubeチャンネル『はぎちゃんねる』を登録し、2020年10月時点のチャンネル登録者数は、9,910人。動画の後半でも、そんな『はぎちゃん』のエピソードが満載でした。そして、動画のラストでGACKTさんがラファエルさんに持ちかけた、『賭け』の行方も気になります!この賭けの勝ち負けで、ラファエルさんの運命は大きく変わりそう…今後、GACKTさんのYouTubeチャンネル登録数から目が話せませんね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年10月29日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるパリのイケメンスナップ。今回は、カフェや街頭にて。ソーシャルディスタンスを守り、好きな人に会ったり、美味しいコーヒーを飲んだり、料理を楽しんだりしている男たち。みんな目がキラキラしていました。写真、文・松永学テオ 19歳 自転車修理工-自転車修理に来るお客さんに対応するテオはなんでも修繕してしまいます。日曜日の今日は自転車持ち込みの人がたくさん来てとても忙しいです。今、パリでは次から次と自転車レーンができて自転車人口が急増しています。ここに来る人はほとんど古い自転車だけどみんな愛着を持っていますね。このお店はいろいろな部品のストックがあるので、時間があればなんでも直せます。実は僕のお父さんは日本人で画家なんです。日本語は少しだけ話せます。父は日本から来てモンマルトルに住んでいた時にフランス人の僕のお母さんと知り合って僕が生まれました。日本にも5回ぐらい行きました。一番好きな日本の食べ物はざる蕎麦です。お蕎麦は毎日食べても飽きません。パリでも何か所か蕎麦を食べられるところがあるので父と一緒に行ったりします。スポーツは小さい頃は水泳、今はスケートボード、もちろん自転車も大好きです。恋人は日本人がいいな~。でも容姿は女優のマーゴット・ロビーみたい人。アヤ・ナカムラという歌手知っていますか? 日本人のような名前ですが、日本人とは血縁は無いアフリカのマリ出身です。彼女の歌声にはいつも癒されています。シモン 21歳 建築学生-週末に友達に会いに来たシモンは北フランスのリール出身です。これからTGVでリールに戻るところです。友達と別れる前にまた再会できるようにと乾杯しました。こんな時期なので好きな人には会っておきたいと思い、週末は他の街に散らばってしまった友達に会い、近況を報告しあっています。今回はマレ地区にあるギャラリー巡りであっという間のパリ滞在は過ぎてしまいました。今建築家になるべくたくさんの課題勉強をしています。ル・コルビュジエ、ビャルケ・インゲルスが僕にとっての建築の世界でのスターです。日本の建築家ではTerunobu Fujimori(藤森 照信)の作品にとても興味があります。日本の建築や職人技術も素晴らしいと思います。日本庭園はこの目で見たいです。フランス人のYouTuberが日本の料理のシリーズを公開していてよく観ています。美味しそうなものがいっぱいありますね。好きな人のタイプは女優のマーゴット・ロビー! え? 他の人も答えたのですね。でも僕ら世代には絶大な人気があるんですよ。ラファエル 27 歳 有機野菜ショップ勤務-長身のラファエルはヴェジタリアン、商品の飾り方もセンスがあります。僕は3歳からサッカーをやっていました。走ることには自信があります。エコに興味があるので、移動はもっぱら自転車でどこへでも行きます。あとヴェジタリアンなので、ここ『FAIDHERBE bio』で働けて幸せです。お店の外に季節の果物を色合いを考えて配置したり、お店を清潔に保つのも僕の仕事です。パリでは11区と20区が好きでヴェジタリアン仲間でレストランによく行きます。日本といえばMIYAZAKI! 彼のアニメ映画が大好きです。特に『Le Château ambulant 』(ハウルの動く城) は何度見ても面白い要素が発見できます。今、陶芸家の彼女がいます。お店で余りそうなものをいつも持ち帰って、カラフルな有機野菜をふんだんに使い、彼女が創作したお皿で二人で料理をして盛り付けるのが楽しいひとときです。ピエール・ジャック 35歳 バリスタ・カフェオーナー-舞台俳優からバリスタに転向したピエール・ジャックは美味しいコーヒーに情熱をかけています。以前は俳優業をしながらカフェでも働いていましたが、コーヒーの魅力に取り憑かれバリスタ研修を経て、1年半前から『KABANE』というお店をパリ11区に持ちました。とてもゆったりとした空間なのでぜひいらしてください。美味しいクッキーも用意してお待ちしています。日本茶も少し置いています。昨年マレ地区にできた『OGATA』という日本の今を代表するお店によく通っています。お茶の種類も豊富で試飲しては気に入ったものを購入し、僕の店でも提供しています。残念ながらまだ日本には行ったことはないのですが、機会があったら日本料理、お茶の世界など体験したいと思っています。日本のセラミックも興味があるので、たくさんいろいろなものを持ち帰ってきたいです。女性は自由奔放で表現豊かな方に魅力を感じます。亡くなってしまいましたが歌手のフランス・ギャル、そして今でも活躍中のフランスを代表する女優イザベル・ユペール、この二人はかけがえのない女性です。ジャルマン 21 歳 経済専攻学生-パリに出てきて2年のジャルマンは学校を卒業したらパリ以外で働きたいと。僕は評判になった戦争映画『ダンケルク』のロケ地で生まれ育ちました。ベルギー国境からたった10キロですよ。ル・アーヴルとマルセイユに次ぐフランス第3の港湾都市として機能していて、フランス経済にとっては重要な場所です。スポーツは10歳の頃からハンドボールをやっていました。地元のダンケルクチームも強くて、以前日本チームとの試合で日本に遠征したと聞いています。学校を出たら銀行などフィナンス関係のコンサルタントになりたいと思っています。そしてパリ以外の比較的大きな地方都市で職を見つけたいと考えています。パリの好きな場所はヴァンドーム広場。宝石街ですが特に時計に興味を持っているのです。いろいろほしい腕時計がいっぱいあって、働きだしたらコレクションしようと思っています。理想の女性は素直で真っ直ぐな性格の人がいいです。そして僕と性格が違う相手なら、一緒にいてお互いの魅力を感じあえるのではないでしょうか? ジェニファー・アニストンは素敵だし彼女のビジネスモデルとしての才能にも興味があります。レミー 21歳 美術史専攻学生-雨の日、自転車で信号待ちのレミーの夢は、大きなミュージアムでキュレーターになること。僕はナント出身で2年前からパリに出てきて美術史を勉強中です。いつも自転車で移動しています。最近パリは自転車専用レーンが増えて移動が楽になりました。雨の日や寒い日などはあまり好きではないのですが、こいでいると体は冷えないですよ。でも手袋、帽子はいつも持参しています。特に夜のセーヌ川を走っていると、きれいなイルミネーションと風景が交わって最高の自転車クルーズです。将来はルーヴル美術館で働きたい夢を持っています。女性の魅力についてはノーコメントでお願いします。あ、フランス女優のアデル・エネルのことは触れさせてください。彼女は俳優の才能しかり、話題性があるセクシャルハラスメント発言にも注目です。勇気を持って立ち向かう強い女性です。
2020年10月15日スマホに自分の好きなアートを自由にコレクションできたら、楽しいと思いませんか。そんな夢をかなえてくれるのが、美術鑑賞アプリ『PINTOR(ピントル)』。今回、その新サービス発表イベントに参加し、新しいアート体験のお話を聞いてきました!PINTOR(ピントル)って?PINTOR(ピントル)とは、約20万点という世界中のアート作品の中から好きな絵を探したり、スマホにコレクションしたり、自分の感想をシェアすることもできるインタラクティブな美術鑑賞アプリ。20万点という膨大すぎる数字なので、画家の名前も紹介しきれないのですが、中世の画家から印象派、ナビ派、ラファエル前派、ロスコも歌麿もバンクシーの作品までもありました。普段なかなか見られないような有名作品をスマホでゆっくり見ることができる、まさに“手のひらサイズの美術館”です。美術系日本一YouTuberとトーク!イベントでは、PINTOR代表取締役社長の高橋大地さんが登壇。高橋さんはお母さまが画家という家庭で育ち、昔からアートに興味があったそうです。「美術館で一方的にアートを見るだけ、という現在の美術鑑賞の状態をこわし、新しいアート鑑賞体験をつくりたい」とPINTOR創業の思いを語りました。また、PINTOR顧問で美術系YouTubeチャンネル日本一のYouTuberいとはるさんも登壇。西洋美術の解説動画をYouTubeに配信するほか、イベントでキュレーターもされているいとはるさんは、ユーザー目線でPINTORにアドバイスをしているとのこと。「美術は娯楽のひとつ」という思いから、若者にもアートを楽しめるような工夫をして活動されているそうです。そんなおふたりのトークセッションがはじまりました。日本の美術館はしーんとして…まず、なぜ高橋さんが美術鑑賞アプリをつくったのか、その経緯などを語りました。高橋さん美術館に行って絵を鑑賞したとき、感想を友達と話したりすることに楽しさを感じている人が多いですよね。そんな体験をシェアできるサービスが日本にも海外にもなかったので、つくりたいと思いました。PINTORは世界初の試みで、食べログのアート版みたいなものです。いとはるさんPINTORはレビューもシェアしあうこともできます。鑑賞体験を共有できる点がほかのアプリとは違います。それに、現代アーティストの作品が見られるのもいいですね。高橋さん日本の美術館はしーんとしていて静かにしなければならない雰囲気。特に今はコロナもあり、集団で行くことは難しいです。そんなときでも、PINTORならアートを発端に会話したり、ほかの人の意見を知ったり、音声コンテンツで学ぶこともできます。(※学習コンテンツは10月中旬リリース予定)この前、(上野で開かれている)ロンドン・ナショナル・ギャラリー展に行ったとき、PINTORに絵の感想を書きながら見たら充実感があったし、おもしろかった。こんなふうに、新しいアート鑑賞体験を楽しんでもらいたいですね。いとはるさん学生のとき、美術鑑賞の課外学習で、ワークシートに感想を書いたりしましたけど、それと近いところがあります。アウトプットの意識を持つだけで、自分で主体的に考えて見ようとしますよね。ぼーっと見るのと違い、作品の魅力を言語化するきっかけにもなります。トイレットペーパーから生き物!?続いて、アーティストの更科あかねさんが登壇。4歳ごろから絵を描いていたという更科さんは、陶芸家のお父さまから「勉強すると自分の殻を破れなくなるから、勉強せず思い浮かんだものを描け」という教えを受けたとのこと。実際、美大などに行かず独学で絵を学び、画家になったそうです。更科さんは、ご自身の創作について、次のように語りました。更科さん物心ついたときから描くのが好きで、頭に浮かんだものを絵にしています。トイレットペーパーとか壁を見ていたら生き物が出てきて、それを全部紙に描いていたら父親から「おもしろいね」といわれて(笑)。感情的に描くこともありますけど、だいたいは頭に浮かんだもの、壁やキャンバスを見て思いついたものを絵にしているので、空想画家といわれています。イベント会場では、更科さんの色鮮やかな作品《Time Zone》のデジタル画像が披露されました。PINTORの「オンライン企画展」には、更科さんのファンタジックで美しい作品がたくさんアップされています。アプリ、使ってみた!イベント後、さっそくアプリをダウンロードして使ってみました。とりあえず自分の好きなイタリアの画家を検索してみると、ジョットからはじまり、ルネサンスのラファエロ、バロックのカラヴァッジョ、20世紀のボッチョーニやモランディまで、気になる作品は全部ありました。お気に入りの作品を「コレクション」に保存して見ることもできますし、AR(拡張現実)機能を使って作品を自宅の壁に映し出し、バーチャルな雰囲気でアートを楽しむことも可能。しかも画像が高画質なので本物の名画を見ているような気分になれました。PINTORは、「美術館に行くのは好きだけど、いまいちアートがわからない人」に向けてつくられたアプリ。まずはスマホで自分だけの美術館をつくってみては。InformationPINTORの主な機能1. 約20万作品を検索できる機能2. 作品を自宅の壁などに映し出して楽しむAR機能3. 自分の感想をシェアしたり他者の感想を閲覧できるレビュー機能4. 感想に対して“ いいね” や“ コメント” ができるSNS機能5. 自分の好きな作品をフォルダ化できるコレクション機能6. 現代アーティストを中心としたオンライン企画展機能
2020年09月19日台湾に暮らすボーダーコリーの『ケリー』とオーストラリアンシェパードの『ケイラ』。2匹は友達の『ラファエル』と『モコ』と一緒に、ドラゴンフルーツの農園で収穫後のフルーツの見張りをすることになりました。Posted by Kᴇʟʟʏ & Kᴇɪʀᴀ on Friday, August 28, 2020Posted by Kᴇʟʟʏ & Kᴇɪʀᴀ on Friday, August 28, 2020私たちはとってもお行儀がいいの。しっかりドラゴンフルーツを見張るわよ。盗み食いなんて絶対にしないわ。Posted by Kᴇʟʟʏ & Kᴇɪʀᴀ on Friday, August 28, 2020Posted by Kᴇʟʟʏ & Kᴇɪʀᴀ on Friday, August 28, 2020やる気満々でお手伝いを始めた4匹の犬たち。ところがおいしそうなドラゴンフルーツを前にすると…。Posted by Kᴇʟʟʏ & Kᴇɪʀᴀ on Friday, August 28, 2020Posted by Kᴇʟʟʏ & Kᴇɪʀᴀ on Friday, August 28, 2020Posted by Kᴇʟʟʏ & Kᴇɪʀᴀ on Friday, August 28, 2020Posted by Kᴇʟʟʏ & Kᴇɪʀᴀ on Friday, August 28, 2020Posted by Kᴇʟʟʏ & Kᴇɪʀᴀ on Friday, August 28, 2020Posted by Kᴇʟʟʏ & Kᴇɪʀᴀ on Friday, August 28, 2020Posted by Kᴇʟʟʏ & Kᴇɪʀᴀ on Friday, August 28, 2020Posted by Kᴇʟʟʏ & Kᴇɪʀᴀ on Friday, August 28, 2020ちゃんと見張ってたよ!Posted by Kᴇʟʟʏ & Kᴇɪʀᴀ on Friday, August 28, 2020Posted by Kᴇʟʟʏ & Kᴇɪʀᴀ on Friday, August 28, 2020ばっちりと仕事をやりきった表情の4匹。ところがその顔が動かぬ証拠になっています!盗み食いがバレバレの犬たちの写真にはたくさんのコメントが寄せられています。・これって盗むのに最適の食べ物だわ。・口の周りを拭くのを忘れないようにね!・かわいすぎて手に負えない!Posted by Kᴇʟʟʏ & Kᴇɪʀᴀ on Friday, August 28, 2020Posted by Kᴇʟʟʏ & Kᴇɪʀᴀ on Friday, August 28, 2020コメントには「毛についたピンク色が落ちなかったらどうするの?」と心配する声もありますが、ケリーとケイラの飼い主さんは「ちょっと色が残ってるけど、(犬たちが)楽しむことが何より大事だからね」と答えています。しっかりと守るはずが、おいしそうなフルーツを前に我慢できなかった4匹の犬たち。こんなに嬉しそうな顔で盗み食いされたら、かわいくて怒れませんよね![文・構成/grape編集部]
2020年09月09日予約好調により販売前に増産を決定株式会社デンタルラボは、プロ仕様の業務用ホワイトニングが家庭できる美容器『DENTAL LOVER SUPER WHITE LV』を9月30日に発売する。同社では、8月18日から、先行予約の受付を開始したが、発売前(2020年8月31日時点)にして5,002台の受注となったため、増産を決定した。同社は、日本では初業態となるセルフデンタル美容サロン「デンタルラバー」の恵比寿1号店を7月31日にオープンした。同店は、人気YouTuberのラファエル氏の番組企画で誕生したホワイトニングサロンである。歯科医が開発したセルフホワイトニング『DENTAL LOVER SUPER WHITE LV』は、デンタルラバー直営サロンと同じ業務用レベルの波長を再現した製品。これまでの家庭用ホワイトニング美容器は、青色LEDのみによる照射だったが、同製品は、複数のLEDを同時照射できる特別仕様である。「通常モード」は、紫外線LEDと青色LEDのダブル照射。「温感モード」は、近赤外線LED・赤色LED・紫外線LED・青色LEDの4種の波長を同時に照射することが可能であり、効果の実感が高い。LED照射面積は、従来の2倍であり、前歯だけでなく奥歯までアプローチする。分間20,000高周波振動で汚れを落としながら、歯茎をマッサージする機能もある。1回の使用時間は約10分から15分であり、自動消灯する。本体の大きさは、約110mm×約64mm×約19mm、重さは約50g(充電台約42g)。本体価格は、29,800円(税別)。歯に塗布するホワイトニングジェル『1MONTH SUPER WHITENING GEL』の初回4本セットは、39,200円/1本あたり単価 9,800円(税別)となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社デンタルラボ※デンタルラバー
2020年09月07日展覧会「Connections―海を越える憧れ、日本とフランスの150年」が、神奈川・箱根のポーラ美術館で開催。会期は2020年11月14日(土)から2021年4月4日(日)まで。日本×フランス、近代の芸術交流“美の往還”を明らかに近代化の進む激動の時代において、新しい美の基準や感性を模索する上で、互いに不可欠な存在であった日本とフランス。19世紀後半から20世紀初頭にかけて、日本の浮世絵や工芸品がモネやゴッホらの創作活動における重要なインスピレーション源となる一方、欧化政策を進める日本では、黒田清輝をはじめ多くの学生たちがフランスへ留学し、近代日本美術の礎となる美術を学んだ。本展「Connections―海を越える憧れ、日本とフランスの150年」では、大量のモノや情報、人の往来が可能となった近代に、日本とフランス双方の芸術が相互作用して誕生した作品にフォーカス。日本とフランス間の“美の往還”を検証していく。国内外の近代日仏美術作品全約130点が集結ポーラ美術館のコレクションには、ジャポニズムと関係の深いモネやゴッホ、フランスで学んだ黒田清輝や岡田三郎助、セザンヌやルノワールら、日本とフランスの芸術交流を語る上で欠かせない芸術家の作品を多数収蔵。本展では、そんなポーラ美術館習俗作品約80点のほか、国内外から約50点の作品を集積展示する。黒田清輝の師、ラファエル・コランによる“幻の作品”120年振りに公開そんな本展における最大の見どころとなるのが、黒田清輝の師であるラファエル・コランの初来日作品《眠り》。黒田清輝の代表作《野辺》に影響を与えたとされる本作品は、長年所在不明とされてきていたが、近年その所在が判明。この度日本で120年振りに一般公開される。森村泰昌や荒木悠、現代アーティストの作品も紹介また、森村泰昌のゴッホに扮したセルフポートレートや、荒木悠のフランス人の日本滞在記から着想した映像作品など、現代アーティストの作品も近代の作品と織り交ぜて紹介。“日本と西洋”“近代と現代”といった異なる視点をユーモラスに解釈し生み出された作品を通し、異文化理解の本質や魅力に迫る。【詳細】Connections―海を越える憧れ、日本とフランスの150年会期:2020年11月14日(土)~2021年4月4日(日) 会期中展示替えあり時間:9:00~17:00(最終入館16:30)会場:ポーラ美術館住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285出展点数:約110点(展示替え含み全約130点)<出展作家>荒木悠、歌川広重、岡田三郎助、葛飾北斎、エミール・ガレ、黒田清輝、古賀春江、フィンセント・ファン・ゴッホ、ラファエル・コラン、ポール・セザンヌ、レオナール・フジタ、クロード・モネ、森村泰昌、安井曾太郎、山口晃、モーリス・ユトリロ、ピエール・オーギュスト・ルノワールなど【問い合わせ先】ポーラ美術館TEL:0460-84-2111
2020年09月03日パリを舞台に、オシャレな街並みやファッションを楽しみつつ、笑いあり、そして感動ありで大人のラブストーリーを描く『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』。「ラブセカ」の愛称がじわじわと浸透し始めた本作の魅力に迫った。監督やキャストも大のラブコメ映画好き!本作は、フランスの権威ある映画サイト「ALLOCINE」による2010年代のラブコメ映画ランキングでは、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』など数々の名作を押さえ、見事1位となった注目作。描かれるのは、ひと目惚れから結婚した、ベストセラー作家のラファエルとピアニストを目指すオリヴィアを巡る物語。2人が大喧嘩をした翌朝、ラファエルはオリヴィアがピアニストとして成功し、彼女と立場が逆転した“もう一つの世界”で目覚める。その上、2人の出会いはなかったことになっていて…というストーリー。そんな本作のユーゴ・ジェラン監督はもちろん、キャストたちも大のラブコメ映画好きだという。ジェラン監督は製作のきっかけについて、『アバウト・タイム』をはじめとするリチャード・カーティス作品や、『恋はデジャ・ブ』『エターナル・サンシャイン』『her/世界でひとつの彼女』などの名作を次々に挙げ、「ハリウッド映画の名作ラブコメのような作品を作りたかったんだ。フランス風のテイストでね」と語っている。『恋はデジャ・ブ』のハロルド・ライミス監督にちなんで名付けられたという、主人公ラファエル・ラミシー役のフランソワ・シビルは、「僕もラブコメ映画にはかなりこだわりがあってね(笑)。でもユーゴの脚本は、そんな僕にぴったりだと思ったんだ!」と、ラブコメ映画ファンとしても魅力的な企画だったと語っている。準備段階からラブストーリー全開!?そんな本作は、撮影前最後の準備として、ジェラン監督自らがラブストーリーのはじまりを予感させていた(!?)フランソワとジョセフィーヌを連れて3人でのプラハへの小旅行を企画。フランソワは、「いざ撮影という段階になったときには、僕らは音合わせもバッチリのオーケストラみたいだった。ちょっとユーゴのほうを見ただけで、彼がどういうふうにして欲しいか分かるくらいだったよ」と、ふり返っており、旅行は大正解だったようだ。また、以前日本で行われた試写会では、驚異の女性満足度96%を記録。オリヴィアを思いやることができなかったラファエルが、ラストで“愛”を知り、運命の決断を下すシーンにも感動の声が寄せられている。プライベートでも交際に発展した主演2人!パリのオシャレなファッションに、コメディもたっぷり楽しめる主人公ラファエル役のフランソワは、第72回カンヌ国際映画祭で今後の活躍が期待される新人に贈られる「ショパール・トロフィー」を獲得した注目の俳優。また、オリヴィア役のジョセフィーヌは、その弾ける笑顔でフランスを夢中にした才色兼備の女優という美男美女カップル。この2人は、本作での初共演をきっかけになんとプライベートでも交際に発展しており、まさに息ぴったりの掛け合いやラブラブなシーンには注目。また、ファッションに笑いにと、楽しめる要素はたっぷり!舞台であるパリのオシャレな街並みはもちろん、メガネ姿やアップのヘアスタイル、コートの着こなし、ピアニストとしての舞台でのドレス、オフのざっくりとしたニット姿など、オリヴィアがパリジェンヌの着こなしも披露。さらに、ラファエルの親友・フェリックスにも注目。フランス版ビル・マーレイともいえるような、クスッと笑えるバンジャマン・ラベルネの演技も要チェック!『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月1日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2020年5月1日より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2020年04月07日フランス映画といえば、ひとクセあるユーモアや会話劇など、ハリウッド映画とはまた違った魅力があるもの。2010年代以降では『最強のふたり』や『アデル、ブルーは熱い色』や、アニメーションの『ディリリとパリの時間旅行』『失くした体』など、映画ファンの中で大きな話題になる作品もしばしば。そんなフランス映画の中でも、2020年に特に注目すべき意欲作4本をピックアップした。アカデミー賞国際長編映画賞ノミネート!ミュージカルじゃない『レ・ミゼラブル』名匠スパイク・リーをはじめ各界著名人がこぞって絶賛し、第72回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞、第92回アカデミー賞国際長編映画賞ノミネートなど、世界中で高い評価を受ける『レ・ミゼラブル』(公開中)。長編映画初監督のフランス映画界の新鋭ラジ・リの才能に、世界が熱狂している。フランスでは『アナと雪の女王2』に続く大ヒットスタートを記録し、大きな波紋を呼んだ。舞台となるのは、ヴィクトル・ユゴーの同名小説の舞台として知られ、日本人の思い描くフランスのイメージとはまるでかけ離れた、危険地帯と化したパリ郊外の街・モンフェルメイユ。警察の犯罪防止班に加わったステファンが、些細な事件をきっかけに、取り返しのつかない大きな渦へと巻き込まれていく様を、まさに“ミゼラブル“(=悲惨)でリアルな差別や抑圧の問題として、緊張感あふれる描写で克明に描き出した。グリム童話の名作をモチーフに過激リメイク!?『白雪姫~あなたが知らないグリム童話~』グリム童話の名作として知られ、ディズニー・アニメーションやハリウッド映画など、様々なアプローチで映画化されてきた「白雪姫」。その名作をモチーフとしつつ、エロティックスリラーとして過激に映画化した『白雪姫~あなたが知らないグリム童話~』(4月24日公開)が物議を醸している。主演を務めるのは、『夜明けの祈り』に主演したフランス映画界の新たなミューズ、ルー・ドゥ・ラージュ。その透明感と妖しさの入り混じった不思議な魅力で、隠れながら生活しつつも次々に男を翻弄していく娘・クレアを演じる。義理の娘であるクレアに恋人を奪われ、嫉妬に狂う義母・モードを演じるのは、フランス映画界の至宝イザベル・ユペール。モードはクレアに復讐を誓う一方、クレアは周りの男たちとの奇妙な共同生活をするうち、自身の中にもある感情が芽生えていくことに気づく…。果たして、名作をどのように新解釈するのか、注目が集まる。撮りためたホームビデオをふり返る斬新アイディアが話題『PLAY 25年分のラストシーン』1993年のパリから始まり、25年にわたって撮りためたホームビデオを繋ぐという、斬新な手法で話題の『PLAY 25年分のラストシーン』(6月5日公開)。リチャード・リンクレイターがメガホンを取り、世界中で高い評価を受けた『6才のボクが、大人になるまで。』を彷彿とさせながらも、同作の倍以上となる年数の経過を表現し、10代・20代・30代をそれぞれ演じるキャストを分けながら当時を再現するなど、新たな表現のアイディアに称賛と注目の声が集まっている。1990年代当時の出来事や、時代の移り変わりを知る世代、同年代にとっては共感を抱かせ、それぞれの過去に想いを馳せてしまうこと間違いなし!主人公たちの成長から、自分を改めて見つめ直してみては?仏ラブコメ映画ランキングで『アバウト・タイム』越えのNo.1!『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』フランスで大ヒットした『あしたは最高のはじまり』のユーゴ・ジェラン監督と、『エール!』の製作陣が再タッグを組んだ最新作。海外では昨年公開された本作は大ヒットを記録し、フランスの権威ある映画サイト「ALLOCINE」での2010年代のラブコメ映画ランキングで『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』や『シング・ストリート 未来へのうた』といった名作を押さえ、堂々の1位を獲得した。主演は、第72回カンヌ国際映画祭で前途有望な若手俳優に贈られる「ショパール・トロフィー」を受賞したフランソワ・シビル。今年1月には、大女優ジュリエット・ビノシュとの共演作『私の知らないわたしの素顔』も公開された、いま大注目のイケメン実力派俳優だ。ヒロインのオリヴィア役は、キュートなルックスと名門大学を卒業した経歴を持つ才女ジョセフィーヌ・ジャピ。フランス中を魅了したその屈託のない弾ける笑顔は、日本でも注目を集めそう。本作で描かれるのは、恋しか知らなかった主人公ラファエルが、ひと目惚れから結婚した妻・オリヴィアと大喧嘩した翌朝、彼女と立場が逆転してしまった“もう一つの世界”で目覚めるというストーリー。オリヴィアとの運命的な出会いも全てなかったことになっている世界で、ラファエルは彼女の大切さに気づき、自分の行いをふり返る。ラファエルが最後に下す、人生最大の決断とは…?世知辛いご時世だからこそ沁みる、“愛“を知りたい全ての人に贈る今年一番のファンタジック・ラブストーリーだ。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月1日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レ・ミゼラブル(2020) 2020年2月28日より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© SRAB FILMS LYLY FILMS RECTANGLE PRODUCTIONSラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2020年5月1日より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS白雪姫~あなたが知らないグリム童話 2020年4⽉24⽇よりヒューマントラストシネマ渋⾕にて公開© 2019 Mandarin Production – Gaumont
2020年03月29日日々暖かさが増すこの時期。新年度を迎えるにあたり、新しい出会いや、大切な人とのデートの機会も増えるかもしれない。今回は、そんな“愛”がはじまる季節であるこれからにぴったり、運命を変えるような一生に一度のラブストーリーを描いた映画5作品をピックアップ!ファンタジックな『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』をはじめ、日本映画、アニメーションと様々なジャンルから、大切な人と観るのにぴったりの1作を選んでみては?自分のことばかり考えていた主人公が、<もう一つの世界>で“愛”を知るフランスの権威ある映画サイト「ALLOCINE」による2010年代のラブコメ映画ランキングで、名作『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』や『シング・ストリート 未来へのうた』を押さえ、見事1位を獲得した話題作。高校時代でのひと目惚れから結婚した、ラファエルとオリヴィアの物語が描かれる。仕事で成功して時間が経つにつれ、いつも側で支えてくれたオリヴィアを思いやることができなくなっていたラファエル。大喧嘩をした翌朝、彼女との<運命の出会い>がなかったことになってしまった、<もう一つの世界>で目を覚ます。その世界で、手の届かない有名ピアニストとして活躍するオリヴィアをもう一度振り向かせるために奮闘するラファエルは、それまでの自分を見つめ直し、“恋”しか知らなかった彼が、“愛”を知る。いつもそばに居てくれる大切な人と、思いを分かち合いながら見てほしい1作。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月1日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。『ムーンライト』『ミッドサマー』で話題!気鋭スタジオ・A24の青春映画話題沸騰中の『ミッドサマー』ほか、アカデミー賞作品賞を受賞した『ムーンライト』や、グレタ・ガーウィグ監督・脚本の『レディ・バード』など、ハイクオリティな作品を連発するスタジオ・A24の新作。ストーリーは、部活も勉強も恋も順風満帆のタイラーが肩を負傷したことをきっかけに、運命が狂い始めるところから始まる。誰しもが経験する挫折、親との確執、恋人との別れ、そして新たな出会いを、息を呑む映像美と極上の音楽で切なく描き出す――。『パラサイト 半地下の家族』『ジョジョ・ラビット』などアカデミー賞でも注目を集めた作品も多く上映された昨年のトロント映画祭で、同映画祭史上最長のスタンディングオベーションで支えられた傑作は必見。『WAVES/ウェイブス』は4月10日(金)より公開。菅田将暉&小松菜奈、中島みゆきの名曲をラブストーリーとして映画化中島みゆきによる珠玉の名曲「糸」を、菅田将暉と小松菜奈のW主演で映画化。13歳の時に初恋に落ちた漣と葵は、養父の虐待から逃れるため、駆け落ちを誓い合う。しかしあえなく失敗し、離れ離れに。それから8年の月日が経ち、地元のチーズ工場で働く漣は、葵を想い続けていた。青年の純粋な心が彼女と運命の糸を繋ぎ、漣と葵は再びめぐり会う―。ともに演技派若手俳優として、高い評価を受けてきた『溺れるナイフ』の名コンビが再タッグを組むことでも話題の珠玉のラブストーリーを、劇場で堪能してほしい。『糸』は4月24日(金)より公開。戦場しか知らずに育った少女が“愛してる”の意味を知る珠玉のアニメーション本作は、2018年に放送されるやいなや、緻密に描かれた映像美や、毎話号泣必至の物語、繊細な心理描写など、アニメーション技術の粋を結集した作品として注目を集めたTVアニメ版の劇場版。本作では、物心ついたころから少女兵として育ったヴァイオレット・エヴァーガーデン(CV:石川由依)の人生が描かれる。ヴァイオレットは上官のギルベルト(CV:浪川大輔)の最期に「愛してる」と告げられるも、戦場しか知らない彼女は、その意味を理解できなかった。ヴァイオレットはギルベルトの気持ちを知るため、手紙の代筆業を始める。TVシリーズでは彼女がその意味を知るまでが情緒豊かに描かれたが、本作ではその後の物語が描かれる。日本屈指のスタジオ・京都アニメーションが悲劇を乗り越え贈る、ちょっと切なく心温まる物語を劇場の大画面で。『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は4月24日(金)より公開。ラブストーリーの名手・行定勲監督×大倉忠義×成田凌水城せとなのコミック「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」を、『ナラタージュ』『世界の中心で、愛をさけぶ』などで知られるラブストーリーの名手・行定勲監督が映画化。主人公・大伴恭一を大倉さんが、不倫を繰り返す大伴の元に浮気調査員として派遣された大学の後輩・今ヶ瀬渉を成田さんが演じる。渉から学生時代からの想いを告げられ、当初は拒絶する恭一だったが、彼の純粋な想いに触れ、次第に心が揺れ動いていく――。恭一と渉の感情の機微を繊細に描いた映像が早くも話題の本作。恋が始まる瞬間や、胸にそっとしまっておきたくなる言葉、複雑に絡みあう感情、それらのひとつひとつが、痛いほどリアルに描かれる本作は、ぜひ大切な人と劇場で。『窮鼠はチーズの夢を見る』は6月5日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年6月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 2020年4月24日より全国にて公開©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会糸 2020年4月24日より全国東宝系にて公開©2020映画『糸』製作委員会ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2020年5月1日より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMSWAVES/ウェイブス 2020年4月10日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開©2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.
2020年03月14日フランスで大ヒットした『あしたは最高のはじまり』のユーゴ・ジェラン監督と、『エール!』製作陣が再タッグを組んだ最新作『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』から、予告編とポスタービジュアルが解禁となった。今回解禁された予告編は、フランソワ・シビル演じるラファエルとジョセフィーヌ・ジャピ演じるオリヴィアの初々しい高校生時代から始まる。結婚10年目を迎えたある日、目覚めたラファエルは“もう一つの世界”に迷い込んでしまう。元の世界では人気SF作家として活躍していたはずのラファエルは冴えない中学教師になる一方、小さなピアノ教室を開いていたはずのオリヴィアは人気のピアニストとして成功している、立場が逆転したものだった。さらに、驚くべきことに彼女は彼のことを知らず、互いに一目惚れをした“運命の出会い”すらなかったことに。「あなたと結婚していたら、きっと幸せになれたわね」と笑顔で話すオリヴィアの言葉で、「僕は彼女を傷つけてばかりだった」とラファエルは過去の自分をふり返るが、自分の過ちを認め、彼女の存在の大切さに気づいたときには、彼女のそばには婚約者がいたのだった。目に涙を浮かべこれまでの行動を悔やむラファエル。そして彼の記憶の中に確かに存在する彼女のはじける笑顔や2人で祝った誕生日、そして互いを愛しく想いながら抱きしめあった瞬間など、幸せだった日々が次々に駆け巡り、胸を締め付ける展開となっている。予告編と同時に解禁されたポスタービジュアルには、「“愛”を知ること。それは、“愛”すること。」というコピーとともに、美しいパリを背景に笑顔で見つめ合うラファエルとオリヴィアの姿が。2人は“もう一つの世界”でも結ばれるのか、そしてラファエルは“元の世界”に戻ることができるのか、想像を掻き立てられる1枚に仕上がっている。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月1日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2020年5月1日より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2020年02月14日ギタリストの宝庫スペインから、またひとり興味深い才能が輩出された。2007年のフランシスコ・タレルガ国際ギターコンクールを始め、ニューヨークのプロ・ムジチス賞等を含む13の国際コンクールで優勝を果たしたという凄腕ギタリスト、ラファエル・アギーレその人だ。曰く「神の祝福を受けたギタリスト(マインツECHO誌)」、「ギター界の未来(クルトゥア・ポート誌)」、「もっとも称賛されたスペイン・ギターを代表する一人(エル・パイス誌)」、「成熟しており強烈(リトモ誌)」などなど、彼の実力を伝える世界各地の記者の声も、これ以上無いほどの讃えよう。まさにスペイン・ギター界の希望の星と言った趣だ。スペインの大先輩に当たるアンドレアス・セゴビアや、ナルシソ・イエペスから受け継いだ伝統的なクラシックギターに加え、フラメンコやポップスに映画音楽などなど、ギターならではの幅広いレパートリーを手掛けることもその人気に拍車をかけている様子のラファエル・アギーレ。その実力やいかに。再来日となる今回の公演には、アルベニスやタレガにロドーリーゴ、ファリャなど伝統的なスペイン物の他、パコ・デ・ルシアの作品なども披露。スペインならではの情熱的ステージに期待したい。(c)European Music Foundation●公演概要2月4日(火)浜離宮朝日ホール「ラファエル・アギーレギター・リサイタル」
2020年01月30日