エースナンバー18は前田が背負う。小久保監督は「過去の経験も含めて、やはり前田健太が中心で引っ張っていってくれるだろう」と期待を込めた。
トリプルスリーを達成した、打率.363・34本塁打・32盗塁の柳田、打率.329・38本塁打・34盗塁の山田の両名について指揮官は、「長いプレーの歴史を見ても素晴らしい成績を残したふたり。若いですけど、彼らが中心となりチームを引っ張っていく素質は十分兼ね備えている」と高い評価を与えた。
小久保監督就任以降、中田が務めてきた4番は「中田翔でという思いはあるが、中村が入っている。今まで代表の試合には縁がなかったが、レギュラーシーズンをフルに出てホームラン王を獲っている実績のある選手。体調なども考慮しながら考えていく」とした。
『2015 WBSCプレミア12』は、11月8日(日)・韓国戦・札幌ドームにて開幕する。
その後はチャイニーズ・タイペイに舞台を移し、メキシコ戦、ドミニカ共和国戦、アメリカ戦、ベネズエラ戦、準々決勝を経て、11月19日(木)または20日(金)・準決勝、11月21日(土)・決勝および3位決定戦で東京ドームへ帰ってくる。1次ラウンドをしっかり勝ち抜き、凱旋することは最低限のノルマと言える。