現代アメリカ演劇を代表する劇作家デイヴィッド・マメットのふたり芝居『オレアナ』が11月6日より東京・PARCO劇場で開幕。初日を前に囲み取材が行われ、出演する田中哲司と志田未来が出席した。
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同作が日本で上演されるのは3度目。今回、演出と翻訳を一新、演出に栗山民也、翻訳に小田島恒志を迎えて上演される。物語の舞台は大学の研究室。大学教師のジョンのところに、講義が理解できないと女子大生のキャロルが尋ねてくる。しかしふたりの会話はどこまでも噛み合わず、その不協和音は思わぬ事件へと発展していく・・・。
同作が舞台初出演となる志田。
「これまでずっと逃げてきたんです(笑)。ただずっと自分は安全なところにいるなという想いがあったので、新しい事に挑戦してみようと思って。でもやはり難しいですね、セリフを覚えるのが大変でした。失敗できないというプレッシャーもありますし」と話した。
通常の稽古のほかに、ふたりで自主的に稽古を行った。「稽古前や、稽古が終わってからもやったり。それぐらいしないと追いつけない作品なので。会話劇でふたりなので・・・大変ですね」(田中)
舞台初出演の志田に対し、何かアドバイスをしたのかと報道陣に問われると、田中は「むしろ邪魔してました(笑)。