THE COLLECTORSが11月22日(日)東京EX THEATER ROPPONGIで、ツアー「SUPER DUPER」のファイナル公演を開催した。
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同ツアーは今年の9月に発売された通算21作目のアルバム『言いたいこと言えないこと言いそびれたこと』のリリースツアー。場内ぎっしりのファンの大歓声に迎えられて登場したメンバーが1曲目に繰り出したのは『TOUGH』。加藤ひさしのボーカルはハイトーンで太く艶っぽい唯一無二の輝きを放ち、古市コータローのギターはロックンロールの醍醐味をこれでもかとグイグイ叩きつける。
加藤がMCで「新譜が出てます、新曲たくさんやります」と宣言した通り、その後も新作からの曲と長いキャリアの中でライブで培われた代表曲をうまく織り交ぜながら貫禄のステージを展開する。あまり来馴れない六本木で遭遇したオバちゃんの話など、途中に挟む加藤と古市の軽快なMCのやりとりも楽しい。本編は、初期の名曲『NICK! NICK! NICK!』から新作のリード曲『Tシャツレボリューション』に繋いで幕を閉じた。
この日は加藤の55歳の誕生日。
アンコールでは演奏中にバースデー・ケーキが運び込まれ、ロウソクを吹き消すセレモニーも。