ファントム&バルジャンを演じるスター、待望のソロライブ
「“ブロードグラス”という音楽のジャンルを新たに日本に持ってきます。それをみんなに楽しんでもらえれば。ブロードグラスというのは、僕が作った造語。ブロードウェイ+ブルーグラスのミックスです。みんなとひとつの部屋にいるような、リラックスした感じで自分の音楽を楽しんで欲しい」。
もちろん、ミュージカルナンバーもたくさん披露される予定。中でも、彼の代表曲でありながら、長らくコンサートなどでは歌っていない『ラブ・ネバー・ダイズ』の『Til I Hear You Sing』がラインナップされているのが嬉しい。「この曲は、芝居の中で自分がキャラクター(ファントム)になりきって歌うのが好きだったのですが、役を終えて、役から離れた自分が歌うと、曲を楽しめなくなってしまったんです。
自分が楽しんでいない姿をお客さんに見せるのが嫌だったので、歌っていなかった。でも今回のバンドメンバーと、チェロとピアノだけで合わせたり、ピアノだけで合わせたりしてみたら、すごく綺麗に響いた。どういう形で披露するかはまだ決定していませんが、よし、これは入れてみようと思ったんです。もちろん、海外の小さな公演にも足を運んでくれたりと、いつも自分を支えてくれる日本のファンにはすごく感謝していますので、日本のみんなが好きなこの曲を入れた…というのもあります」。