我々は追いつこうと一歩一歩進み、ここまできた。一つひとつのプレーが80分間の結果になる。勝利へかける思いは我々が一番だと思っている」(東芝・森田佳寿主将)
監督に警戒する相手選手について質問が飛ぶと、こう答えた。
「(ベリック・)バーンズが怪我したが、厄介な選手が出てきた(ヘイデン・パーカー)。フミ(田中史朗)も最後は締めてくる。ハーフのふたりを気持ちよくプレーさせるか、我々がプレッシャーをかけられるのかが重要」(冨岡監督)
「リーチ マイケルとリチャード・カフイ。このふたりにボールを好きなように動かされるとまずいことになる」(ディーンズ監督)
東芝には負けられない理由がある。冨岡監督は「昨年、不正会計があり、信用回復のために全社員ががんばっている。
我々ラグビー部ができることは勝ち続けること」と胸の内を明かした。もちろん、パナソニックもタイトルを譲るつもりはさらさらない。堀江は「3連覇とか初優勝とか関係なく、ここまで来たら、ただ勝ちたい。優勝したい」とストレートな言葉を発した。『LIXIL CUP 2016』決勝・パナソニック×東芝は1月24日(日)・秩父宮ラグビー場でキックオフ。同日・同所にて3位決定戦・ヤマハ発動機×神戸製鋼も開催。