「『サウンド・オブ・ミュージック』や『雨に唄えば』など名作ミュージカルの音楽は、聴くだけで楽しくなる曲がたくさん。だからこそスタンダードナンバーとして愛されているし、いま改めてそんな曲を盛り込んだショーを作りたいと思ったんです」という本間。往年のミュージカル映画には女優もタップを踏むシーンが多く登場するが、それは本作での大空も同様だ。「今まであまりタップの経験がなかったので、今回が初挑戦のようなもの。必死に練習しています」と笑いながらも、「スキップしながら怒れる人がいないように、タップを軽快に踏んで暗い気持ちになる人はいないのでは。そこに、本間さんの作る素敵なステージの秘密があるような気がします」と大空は話す。
「村井くんや平方くんの、いつもとはちょっと違う表情を引き出したいなと思いながら脚本を書いたんですよ。大空さんにも、クールな雰囲気は大切にしつつ、伝説の(!?)『大空先生』のシーンを設けてみたりね」と本間がいたずらっぽく言うと、大空も「眼鏡をかけてビシビシいってみましょうか(笑)」と乗り気の様子。
「ショーって華やかだったり笑えたり、出る人も観る人も皆がハッピーになれるもの。大人の方が観て楽しめるエンターテイメントを目指せれば」