お笑いコンビ・鬼越トマホークが1日、自身のYouTubeチャンネルを更新。坂井良多が「良ちゃん」に改名すると発表した。改名の経緯については、9月16日に行われた鬼越トマホーク単独ライブ『やれんのか!?』にて坂井の改名案という企画を実施し、その中で「良ちゃん」に決定した。ライブ内での改名はせず、改めて今回のYouTube動画にて改名となった。改名後、鬼越トマホークは「金ちゃん」と「良ちゃん」のコンビになる。動画内では、一時は「高円寺博士」になる可能性もあった。
2024年10月01日1000万人以上のインスタフォロワーを誇る、韓国ガールズグループ「LE SSERAFIM」の宮脇咲良が27日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】LE SSERAFIM・宮脇咲良「頭に◯◯」お茶目なショットが可愛すぎる!宮脇は「️#AD#Sony#ForTheMusic#WH1000XM5」と綴り、複数枚の最新ショットを公開した。画像は併せて5枚あり、3枚目では宮脇が在籍するLE SSERAFIM(ルセラフィム)メンバー一同のフォトも見られる。音楽グループとして魅力を機器へと融合させた、宮脇をはじめとする彼女たちのファッショナブルな表現だ。 この投稿をInstagramで見る Sakura Miyawaki(@39saku_chan)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねが寄せられている。
2024年09月27日Le Sserafimの宮脇咲良が20日、自身のインスタグラムを更新。【画像】宮脇咲良が最新ショットを公開!アッシュブロンドヘアー+メガネ+キャミ姿の超美麗姿に話題沸騰「#협찬 #KREAM@kream.co.kr」と綴り、自身が写った写真など数枚をアップした。頭の上にナイキのシューズをちょこんと乗せた、お茶目な宮脇が可愛いと話題だ。 この投稿をInstagramで見る Sakura Miyawaki(@39saku_chan)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねが寄せられている。
2024年09月21日福原遥主演の新ドラマ「マル秘の密子さん」に、上杉柊平、清水尋也、志田彩良、吉柳咲良が出演することが分かった。本作は、福原さんがどんな手を使っても依頼者を必ず成功させるトータルコーディネーター・本宮密子を演じる、全てが“マル秘”のドラマ。物語のカギを握るシングルマザー・今井夏として松雪泰子の参加が発表されていたが、今回新たに、物語を大きく揺らす2組の兄妹を発表。“華麗なる一族”九条家の長男・遥人を、現在放送中の「ミス・ターゲット」に出演する上杉さん、長女・玲香を、「ドラゴン桜」「アオハライド」の志田さん。“貧乏一家”今井家の長男・智を、『東京リベンジャーズ』シリーズの清水さん、長女・彩を、「未来への10カウント」に出演した吉柳さんが演じる。密子と夏がタッグを組んで目指すのは、女社長への大変身劇。2人の前に立ちはだかるのは、先祖代々続く華麗なる一族・九条家。夏の息子と娘も巻き込み、貧乏一家今井家は密子のコーディネートによって、どうのし上がっていくのか注目だ。コメント上杉柊平九条遥人は絶対的な力を持つ華麗なる一族の長男として期待され、一般的な生活とはかけ離れた所で育ってきた人間です。そんな彼の持つ傲慢さや、自尊心の強さの裏にある彼の弱さを丁寧に描いていけたらと思います。変化を受け入れず一族での経営を続けてきた九条家が、変化を受け入れ、立ち向かっていく夏さんによってどうなっていくのか僕自身も楽しみです。また、現場の装飾や衣装、カメラワークから照明まで豪華絢爛です。こんな作品日本で見たこと無い、というような作品になっています。ぜひご覧ください!清水尋也今井智役を演じさせて頂きます、清水尋也です。この度は福原さん,松雪さんをはじめとした、素敵なキャストの方々と共演させて頂ける事とても嬉しく思います。智は松雪さん演じる今井夏の息子という役どころですが、息子として母を支えながら、智自身も変化し成長していく姿にも注目して頂けたら幸いです。また、サクセスストーリーやサスペンスと様々な側面を持つ今作がどのように展開していくのか自分自身も楽しみな気持ちで一杯です。観て下さる皆様に楽しんで頂けるよう、精一杯演じさせて頂きます。宜しくお願い致します。志田彩良玲香は広報部特別顧問とインフルエンサーの二刀流女子です。家族であり会社でもあるという環境で育った玲香の様々な思いをしっかり汲み取り、思った事を口にしてしまう気の強さや愛想を上手く使い分けるキャラクターを楽しみながら、強気な末っ子を思いっきり演じたいと思います!遥人との兄妹バトルや九条家の今後、そしてこだわりのファッションにも注目しながら秘密多きドラマをお楽しみ頂けたらと思います!吉柳咲良今井彩役を演じさせていただきます、吉柳咲良です。彩の性格は、普段の私と似てる部分が多く、とても楽しく台本を読ませていただきました。 これまで演じてきた役・作品とは雰囲気が違うのでどのように”今井彩”という人物をつくりあげていけるか、ワクワクしています。最後までしっかりと演じきれるように頑張ります!「マル秘の密子さん」は7月13日(土)22時~日本テレビ系にて放送開始。(シネマカフェ編集部)
2024年06月10日ハロー!プロジェクトの末っ子グループOCHA NORMAから、米村姫良々さん、窪田七海さん、田代すみれさんが登場!米村姫良々「人と比べないで、自分のできばえを見つめる」愛知県出身、20歳の米村姫良々です。メンバーカラーはイタリアンレッドです。私は、自分の中で自己肯定感の高低差が結構あると思います。私自身の気持ちはすごく信じているので、そこに対する肯定感は高いけれど、仕事に関しては「私なんて」って、すぐ思っちゃうほど低い。だから、魂の自己肯定感は高いってことですかね?(笑)私は研修生期間が長くて、特に後半はかなりネガティブになっていました。毎度ステージに立つのに緊張して、体も硬くなって声も出ない。思う存分パフォーマンスできず、アイドルに向いてないと思っていました。でも、デビューしてステージに立つ機会が増えたことで、根本的な悩みが自然と解消されていって。メンバーの姿に励まされることも多く、特に窪田七海ちゃんのパワフルでまっすぐなところに元気をもらっています。私なりの自己肯定感の高め方は、人と比べないこと。目標を持つのはいいけれど、いくらでも上はいるし、できる人と比べて落ち込んじゃうと自分なりの精一杯が出せないと研修生の頃に気づきました。だから、人と比べないで、自分のできばえを見つめることが大事なんだと思います。“お茶の間”がグループ名の由来なので、その名に恥じないよう日常的に見てもらえる存在になりたい。だから、バラエティにも出るんですが……緊張しますね。私、普段は静かで声も小さいので、そういう場面では声を大きく出そうとか、まずは初歩を心がけて(笑)。あまり無理しないことが大事だと思うけれど、すぐ守りに入ってしまうので、自分なりのバランスを見つけていきたいです。よねむら・きらら2004年4月30日生まれ、愛知県出身。約6年と、グループで最も研修生歴が長い。天性のアイドル力を持ち、TikTokに投稿された「アイドル」の踊ってみた動画が話題に。ベスト¥12,100(セイト)中に着たトップス¥4,950(ポミー)中にはいたスカート¥5,500(ガブガブ) 以上アンティローザ TEL:03・6431・9431チュールスカート¥25,300(シヴ バイ ラベルエチュード/アンティローザ)ネックレス¥14,300(ソムニウム TEL:03・3614・1102)その他はスタイリスト私物窪田七海「自己管理能力には自信があります!」キュルルンッ、ピンク色担当の窪田七海です!周りからは無理して元気に振る舞っていると心配されるんですけど、本心なんです(笑)。落ち込みやすいし心配性だけれど、悪い方向に気持ちが持っていかれないように、自分の機嫌を自分で取る方法がわかってきました。大事なことは、自分が好きな自分であること。私は研修生時代、今よりも体重が10kg多かったのですが、ふくよかなことが悪いわけじゃなくて、憧れるアイドル像にほど遠いから自己肯定感が下がっていると気づいたんです。憧れの先輩・嗣永桃子さん、道重さゆみさんのようにエネルギーを与える存在になるためには、私が私を認めたいと思いました。それで、理想の体型を決めて、1年ほどで体重を落としました。ヘアメイクも研究して、休みや遅刻もしない。自己管理能力には自信があります!私は元気に踊ることしかできなくて、自分に自信がない時期がありました。でも、米村姫良々ちゃんや石栗奏美ちゃんが「それが一番大事」と常に励ましてくれて。ダイエットを頑張りすぎてしまった時も「やばいと思ったら私たちがちゃんと言うから食べて大丈夫」と繰り返し声をかけてくれました。褒め上手なメンバーが多いので、私自身、肯定感を高く持てるんだと思います。ステージに立つ前は、大好きな韓国のYouTuberさんの「私が失敗しても人生すべてが無駄になることはない」という言葉を言い聞かせて、ミスしても引きずらない、むしろ挽回する気持ちで。全力が私の武器なので、グループの認知を広めるために、バラエティなど幅広い仕事を頑張りたいです!くぼた・ななみ2004年7月23日生まれ、千葉県出身。1700冊所蔵している少女漫画や韓国ドラマなどラブストーリーが大好き。今ハマっている華流ドラマは『優しい時間~Love Scenery~』。トップス¥24,200つけ襟¥7,480(共にヘキ/ドレッシング TEL:03・6804・6522)ドレス¥49,500(アニムス)シューズ¥73,700(シューマン) 共にシーイングseeingstaff@gmail.comその他はスタイリスト私物田代すみれ「ハロプロ魂を胸に新しい風を吹かせたい!」美容大好きで自撮りが得意な田代すみれです。コスメにはこだわりがあって、いろいろ試して選んでいて、よくメンバーやファンの方が真似してくれたりしています。自撮りは毎回ブログに載せるために撮っているんですが、できるだけインパクトがある写真になるように、角度やポーズ、照明なども試行錯誤して頑張ってます!パフォーマンス面で特に力を入れているのはラップ。子どもの時からK‐POPやレゲトンなど海外の音楽を聴いていて、特にラップが好きなんです。だから初めてラップの歌割りをもらった時はとてもうれしかった!加入前からずっとハロー!プロジェクトのパフォーマンスをリスペクトしているんですが、そのうえでラップも含め、令和を生きるZ世代の私たちが今までにない新しい風を吹かすことができたらな、と思ってます。自己肯定感に関しては、もともとめちゃくちゃ低いんです……。OCHA NORMAに加入した時、私は歌もダンスも未経験で、何もできなかったので、一時期は自信をなくすクセみたいのがついてしまっていて。でもそれではやっていけないと思い直して、自己肯定感が高くて素敵だと思ったYouTuberさんの動画をいろいろ見て、前向きなギャルマインドを身につけました。何かあっても深く考えすぎず「いけるっしょ!」みたいな(笑)。今ではファンのみなさんからも“すみれちゃんはギャル”みたいに認識されてます。今の目標は、ハロプロを知らない人にも見つけてもらえるよう、できることを精一杯頑張ること。もっともっと素敵なアイドルになりたいです!たしろ・すみれ2005年6月16日生まれ、神奈川県出身。「加入前から道重さゆみさんの大ファン。去年と一昨年、コンサートで道重さんと共演させていただいて、夢のようでした」トップス¥18,700(ヴィーエル・バイ・ウィー/ススプレス TEL:03・6821・7739)ワンピース¥47,300(ユキ シマネ)中にはいたスカート¥8,900(コードグラフィー/アンティローザ TEL:03・6431・9431)シューズ¥17,600(フフトン TEL:078・652・4301)その他はスタイリスト私物オチャ ノーマ2022年7月にメジャーデビュー。メンバーは全員21世紀生まれ。現在、ライブハウスツアー「OCHA NORMA LIVE TOUR 2024 ~ウチらの地元は日本じゃん!~」を開催中。※『anan』2024年6月5日号より。写真・神戸健太郎スタイリスト・西村茜音ヘア&メイク・鈴木海希子甲斐美穂、後藤若菜(共にROI)取材、文・羽佐田瑶子恒木綾子古屋美枝(by anan編集部)
2024年06月02日ミュージカル『この世界の片隅に』の開幕を記念し、5月10日に出演する昆夏美と大原櫻子(浦野すず役Wキャスト)、海宝直人と村井良大(北條周作役Wキャスト)、音楽を手掛けるアンジェラ・アキが、東京・日生劇場にて取材に応じた。原作は、こうの史代の同名漫画。太平洋戦争下の広島県呉市を舞台に、つつましく生きる人々の日常を丁寧かつコミカルに描いた本作は、これまでに度々アニメ化・ドラマ化されており、今回が初のミュージカル化。脚本・演出は、『四月は君の嘘』『のだめカンタービレ』でも漫画のミュージカル化に携わってきた上田一豪が担当している。広島市から呉市に嫁いでくる“ボーっとした”主人公・すずを演じる昆は、「原作はありますが、日本の新しいミュージカルが生まれる瞬間に立ち会えていることが、とても光栄。原作をリスペクトしつつ、ミュージカル化する意味を考えながら、どうすれば最大限のものをお届けできるか考えた稽古期間だった」と初日を迎えた心境を語り、Wキャストで、すずを演じる大原は「戦争の悲惨さを描いていますが、根底にあるのは、すずが居場所を探すという普遍的な成長の物語なので、きっと笑顔で劇場を後にできる温かい作品になっている」とアピールした。2014年に一切の活動を休止し、アメリカの音楽大学に留学後、10年ぶりに活動を再開したアンジェラは、本作のために4年の歳月を費やし、全編の音楽を担当した。「ピアノと向き合いながら作った楽曲が、演者さんの声を通して、新しいものに生まれ変わったと思う。自分の言葉を借りれば“自由の色”に染まっていく感覚で、毎公演ごとに新しい作品が生まれると思う」と、楽曲と演技の化学反応に期待を寄せた。「没入できる楽曲が多い。客席で聞くのも楽しみ」(昆)、「どの曲も涙が止まらないほど感動した。アンジェラさんおひとりから生まれたとは思えないほど、楽曲がバラエティに富んでいる」(大原)。また、すずの夫・北條周作を演じる海宝も、「作品にマッチした瑞々しい楽曲が、作品の推進力になっている」と楽曲の魅力を熱弁。稽古場では、アンジェラ自らピアノを演奏し、編曲をすることもあったといい「稽古中は当たり前に感じてしまったが、なんて贅沢な時間だったかと」と振り返った。Wキャストで、北條周作を演じる村井は、「どの曲も耳に残り、心地よい。役を忘れて、歌いたくなってしまうし、他のキャストの皆さんの曲も、自分で口ずさんでしまう」といい、「これから、たくさん地方公演もあるので、皆さんの心に響くメロディをお届けし、感じ取ってもらえれば」と意気込んでいた。取材・文・撮影:内田涼<公演情報>ミュージカル『この世界の片隅に』原作:こうの史代音楽:アンジェラ・アキ脚本・演出:上田一豪出演:浦野すず:昆夏美/大原櫻子(Wキャスト)北條周作:海宝直人/村井良大(Wキャスト)白木リン:平野綾/桜井玲香(Wキャスト)水原哲:小野塚勇人/小林 唯(Wキャスト)浦野すみ:小向なる黒村径子:音月桂白木美貴子 川口竜也 加藤潤一飯野めぐみ 家塚敦子 伽藍琳 小林遼介 鈴木結加里 高瀬雄史 丹宗立峰中山昇 般若愛実 東倫太朗 舩山智香子 古川隼大 麦嶋真帆桑原広佳 澤田杏菜 嶋瀬晴大村つばき 鞆琉那 増田梨沙【東京公演】2024年5月9日(木)~5月30日(木)会場:日生劇場【全国ツアー公演】6月6日(木)~6月9日(日) 北海道公演 札幌文化芸術劇場hitaru6月15日(土)・16日(日) 岩手公演 トーサイクラシックホール岩手大ホール(岩手県民会館)6月22日(土)・23日(日) 新潟公演 新潟県民会館大ホール6月28日(金)~30日(日) 愛知公演 御園座7月6日(土)・7日(日) 長野公演 まつもと市民芸術館7月13日(土)・14日(日) 茨城公演 水戸市民会館グロービスホール7月18日(木)~21日(日) 大阪公演 SkyシアターMBS7月27日(土)・28日(日) 広島公演 呉信用金庫ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年05月11日ミュージカル『この世界の片隅に』の開幕記念会見が11日に東京・日生劇場で行われ、昆夏美、大原櫻子、海宝直人、村井良大、アンジェラ・アキが登場した。同作はこうの史代氏による同名漫画のミュージカル化作。太平洋戦争下の広島県呉市に生きる人々の物語でありながら、つつましくも美しい日々とそこで暮らす人々が丁寧に描かれ、生きることの美しさが胸に迫る作品となっている。映画化、実写ドラマ化もされ、この度新たにミュージカルとして上演される。○■ミュージカル『この世界の片隅に』開幕記念会見にキャスト陣登場会見時の気持ちを「色に喩えて」と無茶振りされると、前日に初日を終えた昆は「新作のミュージカルですので、まだ色が全くついていない状態の白だと思うんですけど、この作品のあたたかみという部分を入れると、真っ白というよりオフホワイトかなと思いました」と表す。「お客様がいてくださることによって作品が誕生するのは本当だなと感じて、『どういう作品が目の前に繰り広げられるんだろう』というワクワクだったりソワソワだったり。始めはシーンとしている感じだったんですけど、徐々に作品の温度感を受け取ってくださって、劇場が一体になる感じもしていて、笑いや拍手を肌で感じて、『届いてるのかな』という印象で初日を迎えられました」と手応えを感じている様子だった。同じく前日に初日を迎えた海宝は「世界初演ということで、観客の皆様も僕たち演者も緊張感のあるところからはじまりましたけど、あたたかくお客様に迎えていただいて、肌で感じることができて、皆様のおかげでいい初日を迎えられたと思っています」と感謝。「一色というよりはさまざまなパステルのような優しいカラーで作品を彩っていただいたという感じがしています」と表現した。一方、会見の後に初日公演を控えていた大原「今の素直な気持ちはオレンジです、演じている私自身もそうですし、昨日お二人の初日を観させていただいた時も、お客様があたたかい気持ちで劇場を出られるなと感じていたので」と回答。村井は「先ほど最後の通し稽古を終えた時は青色だったんです。自分でもびっくりするぐらい冷静で。これから本番に向けていくために、赤を混ぜて紫にして臨みたいと思います」と意気込む。今作で音楽を手掛けたアンジェラは「4人のおっしゃってる色が私の中でもすごくしっくりきて。私はこの作品と共に4年近く時間を費やしてピアノと1人でずっと向かいって作ってきたものが、演者さんの全ての人たちの声を通して新しいものに生まれ変わったと思うので、お客さんと一緒に作っていくカラーだなと思うので、自分の言葉を借りて言いますけど、『自由の色』なのかなと」作中の曲タイトルで表し、キャスト陣も「おお〜」と感心。「それぞれの公演が違う色に染まっていく、自由な新しい作品が毎晩生まれるような気がします」と期待を寄せた。また好きなシーンについて聞かれると、アンジェラは「歌はすばらしい、もう100点。それはおいといて、(自分が)お芝居の世界の人じゃないからお芝居に圧倒される。早いタイミングで村井くんに言ったのが、言葉を発さないけど2人のキャラクターがすれ違うシーン、あれで号泣。喋らなくても泣けるってすごい演技力だなと思うし、いっつも圧倒されて」と絶賛。さらに「(周作役の)2人の思いがまたちょっと違って、同じ感じなんだけどそれぞれの周作の思いがビシビシきて毎回フレッシュな気持ち」と語る。さらに「もう1個は、最後の方にすずと妹のすみちゃんが会話をするシーン。あれは1回も涙せずには見てないです。あの間の取り方とか、さすが。毎日稽古場にいて、こんな演技を毎日見れるんだとぜいたくな気持ちです。最初の通しを見て『お金取れる、これ! 』と。それくらい圧倒されて素晴らしい体験をさせてもらっています」と演者たちを称えていた。東京公演は日生劇場にて5月9日〜30日、北海道公演は札幌文化芸術劇場 hitaruにて6月6日〜9日、岩手公演はトーサイクラシックホール岩手 大ホールにて6月15日〜16日、新潟公演は新潟県民会館 大ホールにて6月22日〜23日、愛知公演は御園座にて6月28日〜30日、長野公演はまつもと市民芸術館にて7月6日〜7日、茨城公演は水戸市民会館 グロービスホールにて7月13日〜14日、大阪公演はSkyシアターMBSにて7月18日〜21日、広島公演は呉信用金庫ホールにて7月27日〜28日。
2024年05月11日ミュージカル『この世界の片隅に』の開幕記念会見が11日に東京・日生劇場で行われ、昆夏美、大原櫻子、海宝直人、村井良大、アンジェラ・アキが登場した。同作はこうの史代氏による同名漫画のミュージカル化作。太平洋戦争下の広島県呉市に生きる人々の物語でありながら、つつましくも美しい日々とそこで暮らす人々が丁寧に描かれ、生きることの美しさが胸に迫る作品となっている。映画化、実写ドラマ化もされ、この度新たにミュージカルとして上演される。○■ミュージカル『この世界の片隅に』音楽を手掛けたアンジェラ・アキ2014年に無期限活動休止を発表し、米国に移住しながら音楽活動を行なっていたアンジェラ。ブロードウェイミュージカルの制作が夢で、音楽学校に通っていたというアンジェラは、10年ぶりに日本での活動を再開し今作の音楽を担当、楽曲を集めたアルバム 『この世界の片隅に』も発売した。今作について「苦労した点はいくつもあるんです。原作が持っている温かさとか、ピュアなこうの先生の作品をどう音楽化するか、そして(脚本・演出の)上田(一豪)さんが台本でしてくれた素晴らしい脚色をどう支えられるか。原作を1番にリスペクトしながら、一豪さんの脚色を支えられる音楽にしたいと思った」と振り返る。「楽曲を作っていくときに台本がすごく読みやすかったし、毎日『じゃあ今日はどこから作るか』と、バン! と(台本を)開けて『このシーンだ!』とやって、最初に作ったのが『醒めない夢』と『端っこ』だったんです」と明かし、キャスト陣も「へ~!」と驚いていた。音楽制作には約4年かかっているそうだが「最初に出来上がったときに、『見えた』と思いましたね。それを乗り越えたら、あとはどういうふうにバランスをとっていくかということだったので、最初の5曲に時間を費やしたかなと思います」と語った。楽曲の魅力について、昆は「昨日お客様の前で歌った時に、すごく没頭できる、入り込める楽曲が多いなと思って。改めて客席で聴いた時にどういう印象を受けるのか楽しみ。アンジーさんが『端っこはさくちゃん(大原)と昆ちゃんの色で歌っていい。任せるからと』言ってくださったのがすごく嬉しくて、2人の個性とか、やってきた歴史の中から出るものの違いもあるでしょうし、幅広い聞き方で聴いていたける楽曲、キャストによって聞こえ方が違う楽曲が多いんじゃないかなと思いました」と表す。大原は「初めて携わったときに『端っこ』と『醒めない夢』を聞かせていただいて、涙が止まらない感動があって」と心打たれた様子。「私はアーティストとしてポップスも歌わせていただく中で、アンジェラさんが『ポップスで歌っていいよ』と言ってくださって、曲との距離が近くなて、今はとても歌いやすくのびのび歌わせていただいています」と感謝した。海宝は「とても原作、作品とマッチした瑞々しい楽曲」と絶賛しつつ、「稽古場の配置的に僕らの席がピアノの横で、アンジーさんが直したいところをピアノで弾きながら歌ってらっしゃる。アンジェラさんが稽古場にいるのが当たり前になっていくというか、ふと『アンジェラ・アキさんが隣でピアノを弾いて歌ってるんだな』と思うと、なんて贅沢な時間なんだと感じていました」と笑顔に。村井は「全ての曲が耳に残り、心地よく聴けてしまうので、役を忘れて歌いたくなっちゃうようなところもあるのと、他の方たちが歌っているのを自分も口ずさんでいたりするくらい、耳にも残るし心にも残るしあったかさもある」「日本人だけがわかるような温かみはすごく感じ取れると思うので、ぜひ聞いて覚えていただいて、帰る頃に口ずさんで歌っていただければと思います」とアピールした。東京公演は日生劇場にて5月9日〜30日、北海道公演は札幌文化芸術劇場 hitaruにて6月6日〜9日、岩手公演はトーサイクラシックホール岩手 大ホールにて6月15日〜16日、新潟公演は新潟県民会館 大ホールにて6月22日〜23日、愛知公演は御園座にて6月28日〜30日、長野公演はまつもと市民芸術館にて7月6日〜7日、茨城公演は水戸市民会館 グロービスホールにて7月13日〜14日、大阪公演はSkyシアターMBSにて7月18日〜21日、広島公演は呉信用金庫ホールにて7月27日〜28日。
2024年05月11日LE SSERAFIMのSAKURAこと宮脇咲良が30日、都内で行われた「&be HAIR」新CM発表会に出席した。ヘアメイクアップアーティストの河北裕介氏がプロデュースする「&be(アンドビー)」より、ヘアケアライン「&be HAIR(アンドビー ヘア)」が4月30日より全国で販売開始。モデルに就任した宮脇咲良が出演する新CMが30日16時より各SNSで公開された。河北氏とともに発表会に出席した宮脇は、すらりとした美脚が際立つミニ丈衣装をまとい、「春らしい柔らかな素材感で、アシンメトリーのセットアップドレスが素敵だなと思っています」とコメント。河北氏が「妖精」と絶賛すると照れ笑いを見せた。また、&be HAIRモデル就任に、宮脇は「日本を代表するメイクアップアーティストの河北さんに直接指名していただいたのがすごくうれしくて、私のことを知っているんだって」と喜び、「CM発表会も日本でするのはかなり久々なので少し緊張しているんですが、河北さんとご一緒させていただけてとても光栄です。これからも&be HAIRモデルとしてたくさん魅力を伝えていけたらなと思います」と意気込んだ。
2024年04月30日向井理主演ドラマ「テレビ東京×WOWOW 共同製作連続ドラマ ダブルチート 偽りの警官 Season1」に、内田理央、荒川良々、上川周作、伊藤淳史が出演することが分かった。多家良啓介(向井さん)は、近隣住民が気軽に立ち寄る町の交番に勤務する親切な警察官。実は多家良は“過去のミス”により交番勤務をしていた。ある日、通報で現場へ駆けつけると、経営コンサルタント・鹿野博之が参加する資金繰りに苦しむ経営者のための相談会に現れた須永良二が、「騙された」と暴れていた。その頃、警視庁捜査二課では特別捜査官採用で配属された宮部ひかりが、課長・岩合拓真に着任の挨拶をしていた。ひかりは早速、トラブルを起こした須永の元へ主任の山本貫太と共に事情を聞きに行く。融資の相談を鹿野にすると、ある条件を満たせば融資を受けられると言われていたが、鹿野に騙し取られた上に、全国中小企業金融公庫から融資返還の督促状が届く事態に。しかし、警察から捜査されることになったのは須永だった。そんな状況に、多家良は矢柴等の元を訪れ…。本作は、近年のネットの普及と共に拡大し続ける様々な詐欺被害をテーマにした、正義と悪を使い分けながら、法では裁けない悪を裁くクライム・エンターテインメント。交番勤務の警察官・多家良の裏の顔、“詐欺師・K”の正体を追う警視庁捜査二課の特別捜査官・宮部ひかりを内田さん、“詐欺師・K”の相棒・矢柴等を荒川さん、多家良の同僚・阿部直樹を上川さん、ひかりが所属する捜査二課の課長・岩合拓真を伊藤さんが演じる。内田さんは「勧善懲悪のダークヒーロードラマということで、ムカムカとスカッとが詰まっている作品です。私もまだラストを知らないのでドキドキしながら撮影に挑んでいます。最終回まで是非お楽しみください!」とコメントし、荒川さんは「なんか、恋愛とかも入ってくるんでしょうか。どんな展開になることやら…楽しみです」と話す。上川さんは「阿部はとても人懐っこい、面白い性格です。向井さん演じる多家良さんとの交番のシーンではそのキャラクターを活かして、作品の中でほっこりとするようなシーンになればいいなと思っています」と役柄について語り、伊藤さんは「各話しっかりとした深いお話になっていますので、いろんな世代の人たちにも楽しんでもらいたいですし、僕自身もそういう魅力的な作品に関わることができてとても嬉しく思っているので、是非ご覧ください」とメッセージを寄せている。テレビ東京開局60周年 ドラマ8「テレビ東京×WOWOW 共同製作連続ドラマ ダブルチート 偽りの警官 Season1」は4月26日より毎週金曜日20時~テレビ東京ほかにて放送(※初回放送15分拡大)、Season2は6月29日WOWOWにて放送・配信開始(毎週土曜22時~)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月18日これまでにたびたび映像化されてきた、こうの史代による不朽の名作漫画『この世界の片隅に』が、アンジェラ・アキを音楽に迎えてミュージカル化される。主人公・すずとその夫・周作を演じるのは、昆夏美&大原櫻子、海宝直人&村井良大のWキャスト。ぴあでも既報の 製作発表会見() の直後に行われた4人の合同取材会より、主なやりとりをピックアップしてお届けする。言葉にしづらいこともダイレクトに伝えられる――まずは、製作発表も終わり、ミュージカル版『この世界の片隅に』が本格的に動き出した“今”のお気持ちをお聞かせください。昆原作を読んだり映像化された作品を観たりする中で、これをどうやってミュージカル化するんだろう?という思いがまずあって。これをどういうふうに作っていくのかな?という期待が今、ますます膨らんでいます。本当に新たな試みだと思うので、ストレートプレイではなくミュージカルとしてこの作品を上演することの意味を、これから見つけていきたいですね。大原私は、ミュージカルでここまでたくさん歌わせていただく作品は初めてです。なので、すごく楽しみですが、少し不安もあります。海宝そうだよね。原作では日常が淡々と、生々しく、すごく繊細に描かれているから、アニメーションにするのも大変だったと思うんです。そんな中で(劇場版アニメーションの片渕須直)監督は、基本的には原作に忠実に、でも監督自身の思いも入れて映像化したと聞いているので、そういう意味では原作とはまた違う『この世界の片隅に』なのだと思っていて。それが舞台になることで、さらに新しいものになるのだろうと思うと、すごく楽しみな反面、ハードルはやっぱり高い。クリエイトすることの難しさを実感しながら作っていくことになると思うので、覚悟を持って臨んでいきたいです。村井原作があって、アニメ化やドラマ化もされているものを、ミュージカルに落とし込むわけですからね。でもアニメ映画版を観た時に、挿入歌が結構入っているのが、僕にはすごく自然に感じられたんです。優しい旋律がずっと流れているような空気感が、この作品に合っている気がしたから、ミュージカル化するのにぴったりな作品なのかなと。言葉にしづらいことを、歌詞と旋律に乗せることで、お客さんにダイレクトに伝えられると思います。――製作発表では、Wキャストの相手についての印象を語っていらっしゃいましたが、相手役のおふたりについてはいかがですか?昆周作さん役のおふたりとはどちらも共演経験があって、仲良くさせてもらっている……と、私としては思ってるんですけど(笑)。村井はい、いつもお世話になってます!(一同笑)昆良かった(笑)。なので周作さん役がおふたりと聞いて、すごく心強いなって思いました。すずさんと周作さんは、すずさんの不器用なところや足りないところを、周作さんが受け止めてくれるような関係性。それはちょっと、ポンコツな私としっかり者のおふたりの関係性に似ているような気がするので(笑)、夫婦役として一緒に役を作っていくのがとても楽しみです。大原私は、海宝さんとは『ミス・サイゴン』の稽古場でご一緒しました。本番には出られなかったのですが、昆さんとも海宝さんとも稽古場で色んなお話をしていたので、おふたりがいらっしゃるだけで安心感がありますね。そして村井さんとは、今回が初めてで。海宝そっかそっか、初めましてか。大原そうなんです。でもPV撮影の時にすごくサポートしていただいたので、私も昆さんと同じく、心強いな、という安心であふれております。海宝僕は昆ちゃんのことも大原さんのことも、表現者としてすごく尊敬しているので、相手役としてご一緒できて本当に光栄です。昆ちゃんとは今まで、相手役として組んでもハッピーな結末を迎えられたことがなくて(笑)。昆そうだね、ようやくだね!海宝やっと夫婦役ということで、新鮮な感じがしています。大原さんは、音楽に対してもお芝居に対しても絶えずハングリーに、前に進もう、前に進もうとしているのをいつも感じていて。この舞台に臨む姿からもきっと刺激がいただけると思うので、とっても楽しみですね。村井僕と昆ちゃんは、共演させていただくといつも、昆ちゃんのほうが僕より強い役だったんです! 今回の役は、今までとは違う関係性の役になりそうなので楽しみ。初めて静かな昆ちゃんが見られるのかなって(笑)。大原「静かな昆ちゃん」(笑)。昆……頑張ります(一同笑)。村井櫻子さんとはPV撮影の時が初対面だったんですが、プロ意識の高い方だなと思いました。もっとこうしたらこう見えるんじゃないか、といったことをすごく追求されていたので、稽古場でご一緒できるのがやっぱりすごく楽しみです。現代と地続きの人々の営みを通して、戦争というものを感じてもらう――演じられる役柄に共感する部分や、ご自身と似ていると思うところがあれば教えてください。海宝周作さんは、ちょっと鈍くさいというか(笑)、スッとしてるように見えて、意外と自分の思ったようにはできないところがあって。村井良かれと思ってやったことがダメだった、みたいなことが結構ある人だよね。海宝そうそう(笑)。普段はすずさんを引っ張ろうって頑張ってるけど、たまに弱さや素直さを見せる、そのバランスが可愛らしいキャラクターだなと思います。その人間臭さ、人間味みたいなところには共感するというか、素敵なところだなあと。村井優しいところが可愛らしくもあり残念なところでもあると僕も思います。自分で言うのもなんですが、僕も優し過ぎるところがあるので、そこは似てるなあと思いますね(一同笑)。大原すずさんと似てるところかあ、難しいな……。昆私は、不器用なところが似ています!(一同笑) 着物を裁ち間違えてしまったりとか、「あちゃー!」みたいなことをすずさんはよくやっていて、分かるなって(笑)。一生懸命やっているのに「あれ? どこで間違えた?」みたいなことが、私もよくあるんです。大原すずさんって、柔らかくて温かくて、ちょっとおっちょこちょいなところが可愛らしい人だと思うんですが、私は結構ハッキリした性格なんですね。だから似てるところを探すのは難しいんですが……ホワっとした中にも強さとか明るさ、元気さが感じられる人でもあるので、強いて言うならそういう前向きなところなあと思います。――最後に、この作品のテーマについて伺います。言葉で表すのがなかなか難しい作品かとは思いますが、今の時点で皆さんが特に伝えたいこと、大事にしたいと思っていることは?村井これは、原作者のこうの先生が仰っていたことなんですが。私は原爆体験者ではないけれど、戦争の話というのは体験者だけが伝えればいいということではなく、我々全員に語る権利と語る義務があるんだと。そのお話を聞いた時、僕らも戦争を体験はしていないけれど、ミュージカルを通して皆様に知っていただくということを、自分たちの義務としてやるべきなんだと、背中を押された気持ちになりました。戦争を前面に押し出した作品ではないですが、戦時中の人々の生活を舞台上で、生身の人間である僕らが演じることで、皆さんに戦争というものを感じていただく機会になるのではないかと思っています。昆・大原すごい、全部言ってくれたね。村井じゃあもうこれで終わりにする(笑)?――何かしらトッピングするか、「同意です」のひとことでも大丈夫ですので皆さんもぜひ(笑)。大原そうですね~、言葉にするのが本当に難しいのですが……。戦時中の話ではありますが、日々を生きる中での出来事とか苦悩、人間だから思うことというのはいつの時代も同じなんだなって、この作品に触れていると本当に思うんですね。だからすごくシンプルに言うと、「生きるとは何か」というのがテーマなのかなあと。生きるために何かと向き合って、戦って、もがき苦しみながらも前を向いて進むということを、すごく感じさせてくれる作品です。昆私は、コレ! という明確なテーマがないというか、簡単にキャッチコピーが付けられないところ、色々な角度から捉えられるところが、この作品の魅力なのかなと感じていて。だから「これを表現したい」と言うことはできないけれど、ひとつ言えるのは、戦争の悲惨さを派手に訴えるのではなく、戦時下にもあった当たり前の日常を淡々と描いているということ。原作がそうだから、このミュージカルも、“戦争を題材にした作品”と聞いて思い浮かべるものとは違う作品になる、ということだけは確信しています。海宝……もうね、ほぼほぼ出尽くしてますけど(笑)。村井トッピングお願いします!海宝はい(笑)。皆さん仰っていたように、戦争の被害を生々しく描いているわけじゃないのに、戦争にリアリティを感じづらくなっている僕らの世代にも、戦争が生々しく突き刺さってくるのがこの作品。それは、日常が淡々と描かれていて、その日常を送るキャラクターたちに“実在感”があるからだと思います。みんなが自分たちと同じようなことで喜んだり悲しんだりしてるから、自分たちとは価値観の違う時代を生きてた人たちではなく地続きの人たちの話なんだ、そういう当たり前の人間の営みの背景に戦争があったんだ、と思える。僕が原作や映像化作品で感じたそのリアリティを、音楽の力も借りながら、この舞台でも表現できたらいいなと思っています。取材・文:町田麻子撮影:杉映貴子<公演情報>ミュージカル『この世界の片隅に』原作:こうの史代音楽:アンジェラ・アキ脚本・演出:上田一豪出演:浦野すず:昆夏美/大原櫻子(Wキャスト)北條周作:海宝直人/村井良大(Wキャスト)白木リン:平野綾/桜井玲香(Wキャスト)水原哲:小野塚勇人/小林 唯(Wキャスト)浦野すみ:小向なる黒村径子:音月桂白木美貴子 川口竜也 加藤潤一飯野めぐみ 家塚敦子 伽藍琳 小林遼介 鈴木結加里 高瀬雄史 丹宗立峰中山昇 般若愛実 東倫太朗 舩山智香子 古川隼大 麦嶋真帆桑原広佳 澤田杏菜 嶋瀬晴大村つばき 鞆琉那 増田梨沙【東京公演】2024年5月9日(木)~5月30日(木)会場:日生劇場【全国ツアー公演】6月6日(木)~6月9日(日) 北海道公演 札幌文化芸術劇場hitaru6月15日(土)・16日(日) 岩手公演 トーサイクラシックホール岩手大ホール(岩手県民会館)6月22日(土)・23日(日) 新潟公演 新潟県民会館大ホール6月28日(金)~30日(日) 愛知公演 御園座7月6日(土)・7日(日) 長野公演 まつもと市民芸術館7月13日(土)・14日(日) 茨城公演 水戸市民会館グロービスホール7月18日(木)~21日(日) 大阪公演 SkyシアターMBS7月27日(土)・28日(日) 広島公演 呉信用金庫ホールチケット情報:()公式サイト:音楽を手がけるアンジェラ・アキさんと昆夏美さん、大原櫻子さんによる、一発撮りパフォーマンス映像『アンジェラ・アキ - この世界のあちこちに / THE FIRST TAKE』も公開中!
2024年03月15日Juice=Juice石山咲良のファースト写真集『咲良』の発売記念イベントが、3月14日(木) に東京・書泉ブックタワーで開催された。全編沖縄で撮影された写真集には、19歳を迎えた彼女の移り変わる佇まいや面差し、神秘的な魅力を持った麗しい表情から、大好きな海や自然、生き物、花を見て感動し喜ぶ無邪気な笑顔まで、ここでしか見ることができない石山の姿が収められている。撮影にあたって彼女は元Juice=Juiceの稲場愛香の写真集などを参考にし、表情やポーズを研究。またコンディションを整えるため、母親には食事面などでサポートしてもらったという。加えてお気に入りの写真について「ワンパターンじゃなくて、いろんな角度のいろんな自分を見せられるように挑んだ中で、笑顔の撮影をするのが苦手な私が自然に笑っているショットが撮れました」と裏側を明かした。そんな写真集について石山は「タイトル『咲良』は初の写真集ということもあり、親が付けてくれた自慢の名前にしました。普段ははしゃいでいる印象が強い私だけど、写真集では大人っぽい私など、様々な表情を楽しんでいただける作品になったんじゃないかなと思います。家族やスタッフさんの支えもあり、素敵な衣装と場所で撮影が出来て、思い描いた100点の作品が出来たので、ファンの方だけでなく、ちょっとだけ私の事を気にしてくれている方がいればぜひ手に取って頂きたいです」とコメントしている。■石山咲良 コメント全文私が写真集のお話を頂くとは思っていなくてわくわくと不安で初めての感覚になりましたが、やるからには自分も納得できるような素敵な作品にしよう!という思いで挑みました。撮影にあたって、尊敬している稲場愛香さん(元Juice=Juice)の写真集を全冊見て教本としつつ、その他たくさんの写真集を参考にし、表情やポーズを研究しました。撮影に向けてのコンディションを整えるためにお母さんに食事面などサポートをしてもらいました。ワンパターンじゃなくて、いろんな角度のいろんな自分を見せられるように挑んだ中で、笑顔の撮影をするのが苦手な私が自然に笑っているショットが撮れました。私のお気に入りの自然な笑顔ショットです。沖縄でのオールロケ撮影だったのですが、私は雨女なので雨が降るかと思いましたがお天気に恵まれました。初めての沖縄は、沢山の自然に囲まれた美しい景色の中、撮影中にはヤモリや猫が現れ、生き物好きの私には最高の撮影でした!タイトル『咲良』は初の写真集ということもあり、親が付けてくれた自慢の名前にしました。普段ははしゃいでいる印象が強い私だけど、写真集では大人っぽい私など、様々な表情を楽しんでいただける作品になったんじゃないかなと思います。家族やスタッフさんの支えもあり、素敵な衣装と場所で撮影が出来て、思い描いた100点の作品が出来たので、ファンの方だけでなく、ちょっとだけ私の事を気にしてくれている方がいればぜひ手に取って頂きたいです。<書籍情報>Juice=Juice石山咲良 ファースト写真集『咲良』発売中Juice=Juice石山咲良 ファースト写真集『咲良』書影仕様:A4判・全112ページ価格:3,500円(税込)撮影:西村康Juice=Juice 公式サイト:
2024年03月15日ミュージカル『この世界の片隅に』の製作発表が20日に都内で行われ、昆夏美、大原櫻子、海宝直人、村井良大、平野綾、桜井玲香、音月桂、上田一豪(脚本・演出)が登場。また楽曲を担当したアンジェラ・アキが映像でコメントを送った。同作はこうの史代氏による同名漫画のミュージカル化作。太平洋戦争下の広島県呉市に生きる人々の物語でありながら、つつましくも美しい日々とそこで暮らす人々が淡々と丁寧に描かれ、生きることの美しさが胸に迫る作品となっている。映画化、実写ドラマ化もされ、この度新たにミュージカルとして上演される。○■ミュージカル『この世界の片隅に』で音楽を担当したアンジェラ・アキ今回音楽を担当し、同作の楽曲を集めたアルバム 『この世界の片隅に』も発売するアンジェラは、アメリカの自宅スタジオからコメント映像を寄せた。「最初に上田さんの台本を読ませていただいた時に、もともと大好きだった原作の漫画の世界をこういう風に具体化するんだと、本当に感動したんです。読んだばかりなのに、目を閉じると舞台の上でどういうふうに繰り広げられていくのかがすごく見えてきて、自然にセリフとともに音も聞こえるぐらいすごくカラフルなわかりやすい台本だったんです」「そこから一つずつのシーン、曲に向き合いながら上田さんと細かいやり取りをして作り上げていって。実際ワークショップをして二十数人の方のお声とともに、客観的に聴けた時はもう本当に感動しました」とここまでの仕上がりを絶賛する。さらに「上田さんの脚本、本当にこの素晴らしい原作を舞台化する意味があるんだと強く思って、寄り添うような楽曲を作りたいなという気持ちで、このミュージカルに向き合いました」「全身全霊で込めて作りました。そして全身全霊を込めて、キャストのみんなと共に皆さんにお届けしたいと思うので、楽しみにしていてください」とメッセージを送った。脚本・演出の上田は「今回は私が台本を一通り書いた上で、皆さんと細かく打ち合わせをするところから始まりました」と説明。構成をもとにアンジェラが楽曲のメロディを作り、歌詞をアレンジ、デモを送るといった制作の流れがあったという。上田は「デモはご本人が歌を吹き込んでくれるのを、初めて聞くわけです。おおって思う。アンジェラ秋が歌ってる!と思うんでうsけど、日本語の細かいニュアンスだとか、楽曲的に必要なもの、何が1番伝えなきゃいけないことなのかというのを、お互いに細かく電話やメールでやりとりしながら、1曲ずつ丁寧に調整をかけていく形で、仕上がっていきました」と語った。実際に楽曲を聴いた昆は「なんて素敵な楽曲なんだろうと、心から思いました。アンジェラさんの作る、力強くも温かく寄り添うような楽曲が、この作品の世界観や温度感にぴったりハマるなと思いました」、大原は「学生時代から大好きで大ファンでもあるアーティストさんの一人だったので、曲を聴く前に『え、アンジェラさんが曲を作ってくださるんだ』とワクワクしてましたし、その上で楽曲聴かせていただいて、ワクワクを通り越してもうゾワゾワというか。本当に体の芯が震えるぐらい感動して、それから涙が出てきて、『絶対歌いたい』という思いがすごく強まりました」とそれぞれに思いを表す。海宝は「ポップスでずっと培っていらっしゃった感覚に、アメリカに留学して演劇の勉強をされていた演劇的な感覚との融合というか、今までのミュージカルとはちょっと違うカラーというか。日本を舞台にしてる作品も数多くない中で、すごく新しい感覚を受けた」と明かす。「とても美しくて繊細で、作品のみずみずしい感覚にマッチしている音楽だなと。お話する機会が何回かあったんですけれども、ワークショップでも俳優たちが表現したものや一豪さんが書いているものを受けてアグレッシブに作品に臨んでいらっしゃる言葉や姿を見ていて、表現する僕たち自身もしっかりと向き合って、演劇の中で音楽を表現しなければならないなと感じました」と気持ちを新たにした様子。また村井は「初めて聴いた時にとにかく『純粋だな』と思ったんです。本当にこの作品にぴったりな楽曲が、いきなり目の前に現れたので、完成形が正直見えちゃったというか。曲の力ってすごいなと思いましたし、アンジェラさんの語る優しい旋律、包み込んでくれるような楽曲が多くて、この歌を早く劇場で聴きたいなあとも思いながら。ダブルキャストだから『聴けるわ』と思いながら。素敵な楽曲です」と会場を笑わせていた。東京公演は日生劇場にて5月9日〜30日、北海道公演は札幌文化芸術劇場 hitaruにて6月6日〜9日、岩手公演はトーサイクラシックホール岩手 大ホールにて6月15日〜16日、新潟公演は新潟県民会館 大ホールにて6月22日〜23日、愛知公演は御園座にて6月28日〜30日、長野公演はまつもと市民芸術館にて7月6日〜7日、茨城公演は水戸市民会館 グロービスホールにて7月13日〜14日、大阪公演はSkyシアターMBSにて7月18日〜21日、広島公演は呉信用金庫ホールにて7月27日〜28日。
2024年02月21日ミュージカル『この世界の片隅に』の製作発表が20日に都内で行われ、昆夏美、大原櫻子、海宝直人、村井良大、平野綾、桜井玲香、音月桂、上田一豪(脚本・演出)が登場した。同作はこうの史代氏による同名漫画のミュージカル化作。太平洋戦争下の広島県呉市に生きる人々の物語でありながら、つつましくも美しい日々とそこで暮らす人々が淡々と丁寧に描かれ、生きることの美しさが胸に迫る作品となっている。映画化、実写ドラマ化もされ、この度新たにミュージカルとして上演される。○■ミュージカル『この世界の片隅に』製作発表にキャスト陣が登場作品の好きなシーンについて聞かれると、大原は「一個に絞るのが難しいんですけど、すごくグッときたというか突き刺さったのが、すずがリンさん(平野/桜井)に『誰でも何か足らんくてもこの世界に居場所はそうそうのうなりゃせんのよ』と言われるシーン。この作品のテーマだなというか、すごくいい言葉だなと思って、胸に突き刺さりました」と回答。すると、昆も「今、さくちゃん(大原)の好きなシーンを聞いてびっくりしたんですけど、私も本当にそこがすごく印象に残っていて」と興奮。「居場所を見つけざるを得なかった彼女(リン)、が、ずっと居場所を探し続けているすずさんにかける言葉ということで、すずを演じると、そこが印象に残るのかなって。読者の皆様も、そして今回ご覧になる皆様も、すずが一貫して自分の本当の居場所を探すというところに、非常に重きを置いてご覧いただけるのではないかなと思っているので、とても印象に残りました。一緒で嬉しかった」と作品についての思いを確かめ合っていた。作品の魅力、周囲の反響について聞かれると、平野は「この作品はたくさんの方に愛されて、日本だけではなく世界中の方々からも注目されている作品で、しかもそれがストレートプレイではなくミュージカルであるというところが注目していただけるポイントだと思っているので、そういうところにもこだわりながら、進めていきたらいいなと思っています」と意気込む。桜井は何度もメディア化された同作について「今まで作品に関わってきていた方々とお会いする機会も何度かありまして『こんな素晴らしい作品に携わらせてもらえるのは本当に素敵なことだから頑張った方がいい』『リアルすぎてどうやって感情を受け止めたか言語化しにくい作品でもあるから、そういう役を演じることに悩んできたし、頑張って作ってきたけど、やった後にこの作品からかけがえのない財産をもらってきたから、あなたも頑張りなさい』という言葉を、いろんな方からかけていただいたので、しっかり頑張りたいと思います」と決意を表す。音月は「私は最近はミュージカルよりもストレートプレイに出演する機会が多かったので、この作品に出演が決まって情報解禁された時には、周りの方から『えっ、歌うの?』『久しぶりに歌うんだね』と言っていただいて。今回アンジェラ(・アキ)さんの楽曲のデモを聴いた時も、ざわざわと心が動いて心に響いたので、色々な方のお力を皆様の力をお借りしながら、この作品の良いスパイスになれたらいいなと思っております」と周囲の反響を明かしながら語った。○■Wキャストの印象は?すず役の昆&大原、周作役の海宝&村井に対し、Wキャストの印象について質問が及ぶと、村井は「海宝くんとは二度目まして。『これってどういうことなんだろうね』と思った独り言とかを、すぐ『これはね』と教えてくれるんですよ。ミュージカルについてなんでも知ってる人というイメージ」と表し、海宝は「そうだったっけ?」と驚く。逆に海宝は村井について「本当にお芝居に真摯な方という印象がすごく強くて。どなたから聞いたか忘れたんですけど『昔はすっごい尖ってたんだよ』という話を。『丸くなったんだよ』って」と暴露し、村井は爆笑。「そいつの名前を教えてください」という村井に、海宝は「後で裏でちょっと……」と答えていた。大原は「昆さんとは、ミュージカル『ミス・サイゴン』の稽古でずっと一緒で。その時はキム役で一緒に稽古させていただいてたんですけれども、ちょうどコロナ禍になってしまって、本番はご一緒できなかった」と振り返る。「役のこともそうですし、役以外での普段の体調面とかでもいろんなことを聞かせていただいて。喉のこととかも、気づいたら2時間ぐらい相談に乗ってもらったりして、本当に良いお姉ちゃんとのような存在です。お客さんとしてもミュージカル見に行かせていただいたりとかしていて、本当にかっこいいなと、客席からいつも見ているので、一緒にこの役を演じられるっていうのは、本当に本当に嬉しく思っています」と熱弁。昆は「さくちゃん(大原)とは、中止になっちゃったんですけど『ミス・サイゴン』の時にも同じ役、そして今回も同じ役ということで、とてもご縁を感じてます」と和気あいあいとした様子。「皆さんご存知だと思いますが、さくちゃんの人を幸せにするような可愛い笑顔がすずさんにぴったりだなと、同じ役をやらせていただくんですけど、客観的に思っています。いろいろなお話もこれからさらにできると思うので、すずさんを一緒に作っていけたらいいなと思っております」と期待する。また昆は、全国ツアーも行われる同作について、観客に「悲しくて辛いことですけど、戦争が当たり前の日常になってしまっていた中で、人とのつながりとか、ささやかな幸せを細かく丁寧に繊細に描いた作品なので、どうか皆様の心にまっすぐ届く作品になっていけばいいなと思っております」とメッセージを送った。東京公演は日生劇場にて5月9日〜30日、北海道公演は札幌文化芸術劇場 hitaruにて6月6日〜9日、岩手公演はトーサイクラシックホール岩手 大ホールにて6月15日〜16日、新潟公演は新潟県民会館 大ホールにて6月22日〜23日、愛知公演は御園座にて6月28日〜30日、長野公演はまつもと市民芸術館にて7月6日〜7日、茨城公演は水戸市民会館 グロービスホールにて7月13日〜14日、大阪公演はSkyシアターMBSにて7月18日〜21日、広島公演は呉信用金庫ホールにて7月27日〜28日。
2024年02月21日2024年2月5日から一般社団法人プロフェッショナルネットワークの映像コンテンツとして公開アップルシード・エージェンシー契約作家で社会保険労務士の村井真子さんが、一般社団法人プロフェッショナルネットワークの映像コンテンツ「人事労務ProfessionalSeminar」内「職場におけるLGBT対策&労務管理完全マニュアル」有料動画コンテンツの制作に協力、解説を担当しています。動画は2024年2月5日に公開され、経営者や人事労務担当者等に向けた学習ツールとして活用される予定です。自分事として捉えづらいところがあるLGBT問題。日本では自分のセクシュアリティを公言する文化、土壌がまだ確立されていないところも多く、ひそかに悩みを抱えている人も多いと言われています。村井さんはかねてよりLGBTは人権の問題だとして当事者支援活動を行ってきました。本動画コンテンツでも、男らしさ・女らしさといったジェンダーバイアスやアンコンシャスバイアス、そこから発生する働きやすさ、賃金・待遇格差是正の活動と同様に啓蒙を行い、LGBTに関して人知れず悩みを抱える当事者や周囲の支援者だけでなく、自分には関係ないと思う方に伝えていけたらと、自身の知見を詰め込んでいます。動画コンテンツ本編は有料ですが、サンプル版は無料でご覧いただけます。■社労士向け社会保険労務士がLGBTについて知識を持つ必要性や、労務にはどのように関係するのか、労務トラブルの事例などを解説。(本編) (無料予告編) (無料予告編YouTube版) ■事業者向け企業がなぜLGBTへの対応をすべきなのか、知っておくべき基礎知識などを解説。(本編) (無料予告編) (無料予告編YouTube版) ■初回キャンペーン専用クーポンコード CfHSHS1d( 2月29日まで使用できる初期キャンペーン20%OFFクーポン)「職場におけるLGBT対策&労務管理完全マニュアル」社労士向け「職場におけるLGBT対策&労務管理完全マニュアル」事業者向け村井真子さんプロフィール社会保険労務士・キャリアコンサルタント。福島県出身。家業の総合士業事務所にて実務経験を積み、2014年愛知県豊橋市にて開業。LGBTQアライ。セミナー講師、コラム執筆にも取り組んでおり、現在労務顧問など160社以上の関与先を持つ。社会保険労務士として、中小企業庁、労働局、年金事務所などでの行政協力業務を経験。あいち産業振興機構外部専門家。地方中小企業の企業理念を人事育成に落とし込んだ人事評価制度の構築、組織設計が強み。首都圏の大企業でも課題となっている女性管理職のポジションの少なさ、女性登用のノウハウがない、など女性が働く場所をつくる前に、地元企業の管理職についての啓もう活動が必須と実感し、現在、愛知県労働局より雇用調整助成金アドバイザーを委嘱、認定ワーク・ライフバランスコンサルタントとして、地元企業のコンサルを行っている。近著に『職場問題グレーゾーンのトリセツ』(アルク)。OneStream : OneStream : 【無料予告編】社労士のための!LGBT労務トラブル対策のコツ : 【無料予告編】職場のLGBT対策&労務管理完全マニュアル : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月07日ムロツヨシが主演で、吉良上野介とその弟の二役を演じる時代劇『身代わり忠臣蔵』が2月9日、全国公開される。大ヒットし、日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した『超高速!参勤交代』の土橋章宏による同名小説を映画化した作品。大石内蔵助役は、ムロとは『サマータイムマシン・ブルース』(2005) 以来の共演となる永山瑛太。赤穂浪士に討ち入りされた吉良上野介は、実は身代わりの影武者だった! という破天荒なコメディなのだが、なるほどと、おとなが観ても納得でき、十分楽しめるエンタテインメントになっている。『身代わり忠臣蔵』製作統括と配給は東映。昭和の東映時代劇黄金時代には、大作といえばオールスターの『忠臣蔵』が鉄板だったが、1978年に萬屋錦之介が大石内蔵助を演じた『赤穂城断絶』(監督:深作欣二)以来、なんと45年ぶりに手がけた忠臣蔵映画という。忠臣蔵は、今から250年前の江戸中期、五代将軍綱吉治世におきた「赤穂事件」が元。幕府の公式行事の運営をまかされた浅野内匠頭がノウハウを持つ上役吉良上野介のいじめに耐えかね、江戸城で斬りつけ、とり押さえられて切腹。そのため、お家取り潰しとなった赤穂藩・浅野家の家来たちが雌伏ののちに、仇討ちに成功する……。いまの言い方でいえば実話のドラマ化だが、歌舞伎、講談、浪曲、落語……映画では外伝などの関連ものをいれると100本はあるという強力コンテンツだ。最近みかけない理由は、お金がかかるわりに、それほど受けないというコスパの悪さかと思う。もちろん、耐えて忍んで「主君のために仇討ち」といったテーマが現代人のメンタリティにあわなくなっているのも作られないもうひとつの要因。だが、忠臣蔵、あなどってはいけない。江戸城松の廊下での刃傷沙汰から討ち入りまで。どこをとっても話の膨らませどころが多く、登場人物も多種多様。大作が無理ならアイデアで勝負。本作は嫌われ者の悪役、吉良上野介に着目した。この手は前代未聞ではないか。しかも、上野介は江戸城で斬られたダメージが大きく、わりとあっさり他界してしまい、よく似た末弟が、影武者となるなんて、意表をついた設定だ。これは金勘定の視点から描いた『決算! 忠臣蔵』(2019) の上を行く発想だ。上野介が、幕府の儀式などを司る高家筆頭という職を利用して、賄賂をとるごうつくばりで、意に沿わない大名をサディスティックにいじめぬくというキャラはこれまでと同じ。一方、末弟の孝証はなまぐさ坊主で、金の無心にきては上野介にうとまれている。五人兄弟のなかでもことのほか姿形がよく似ていて、旅暮らしの苦労で顔もくたびれていて、髪を整え、ちゃんとしたみなりにすればうり二つ。だが、兄貴と違って、ちゃらんぽらんだが、人にやさしく、おつきの女中・桔梗(川口春奈)に恋い焦がれるという純な一面もある。浅野内匠頭(尾上右近)の江戸城での刃傷で、赤穂・吉良両家は、将軍綱吉(北村一輝)、側用人柳沢吉保(柄本明)にとってはともに不快な存在。実力者上野介がいなくなれば、赤穂家同様、吉良家も断絶の可能性がある。危機をのりきろうと上野介の側近斎藤宮内(林遣都)が考えたのが、身代わり作戦というわけだ。この二役にムロツヨシを持ってきたところが、大正解。企画・プロデュースの橋本恵一は初めて企画書を書いた段階から主演はムロツヨシに決めていた。「ムロさんって、すごくムカつく役をやられても、なぜか愛される不思議なオーラがある。本作は吉良上野介というイヤな奴と、孝証という最初はダメだけど変化していく奴の二面性、いや三面性が必要。それにはムロさんしかいなかった」という。ムロツヨシが演じる、身代わりとなった孝証の「間違えたら謝ればいいじゃん」といったりする現代的な感性、いい加減さ、軽快さが、ドラマを思いもかけぬ方向へ引っ張っていく。さらに大胆なのは、この身代わり上野介が、こともあろうに、大石内蔵助と顔見知り、どころか、親友といってもいい関係だったというのが、2番目のぶっとびどころ。せしめた身代わり料で、遊郭に繰り出し、どんちゃん騒ぎをする孝証は、なんとその店で、これまた大宴会中の侍と出会う。偽名を名乗り、おたがいの実の姿を知らないで意気投合。後日、ふたりは再会し……。ここからは、とんでもない展開、と申し上げておきましょう。荒唐無稽! でもありえるかもと思わせるストーリーだ。永山瑛太が大石内蔵助、ときいて、ちょっと若すぎなのではと思った。永山は41歳。が、調べてみると、大石は諸説あるようだが、討ち入りのときは、44歳前後のようで、それほど無理はない。古くは長谷川一夫とか、萬屋錦之介、三船敏郎といった、大御所で、貫禄たっぷりの俳優が映画やテレビで演じた役なので、もっと年をとっていると思い込んでいた。吉良上野介は61歳。ムロツヨシは48歳になったばかりだが、二役で演じる吉良家五人兄弟の末弟ということなので、こちらもわりと自然。ともに、カジュアルでのりもいい。特にムロツヨシは、登場するだけで何かやらかしてくれそうなわくわく感を感じさせる。永山の大石も、主君の仇討ちに命を賭けるという悲壮さよりも、路頭に迷って行き場のない家来たちの行く末を考えての、行動というところが、これまでとちがう大石像だ。できた映画は、さすが時代劇の東映製。京都撮影所最大のスタジオに建てられた江戸城松の廊下、吉良邸セットは立派。京都各地の寺社、風景を活用したロケ地選びも、撮影所スタッフの持つノウハウを駆使したもの。衣装や小道具、大道具など、まさにアナログ映画技術、職人技の魅力がつまっている。そのクライマックスは討ち入りシーン。永山瑛太の大石内蔵助はじめ、浪士には、森崎ウィンの堀部安兵衛、廣瀬智紀の片岡源五右衛門、濱津隆之の奥田孫太夫……。吉良側では、寛一郎の清水一学、本多力の堀江半右衛門……。若い出演陣のチャンバラと、意表をつくアクションシーン、そして東京スカパラダイスオーケストラのエンディングテーマまで、軽快にぶっとんだまま突っ走る。監督はNetflixドラマ『全裸監督』や映画『総理の夫』の河合勇人。文=坂口英明(ぴあ編集部)(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会
2024年01月29日日本テレビ開局70年記念舞台『西遊記』の初日前会見が5日、東京・明治座で行われ、片岡愛之助、小池徹平、戸次重幸、加藤和樹、村井良大、藤岡真威人、中山美穂、松平健、演出の堤幸彦氏が出席した。『西遊記』は、孫悟空を中心に、三蔵法師一行が天竺を目指す、涙あり、笑いあり、人間ドラマありの物語。主人公・孫悟空は片岡愛之助、三蔵法師は小池徹平、猪八戒は戸次重幸、沙悟浄は加藤和樹、玉竜は村井良大が演じ、これらの5人が三蔵法師一行として旅をする。大阪、福岡、名古屋にて上演、札幌では映像上映会も行われ、1月6日より東京明治座にて東京公演が開幕する。会見で愛之助は、能登半島地震に言及。「私たちも名古屋で年をまたいで31日も1日も2日も公演していました。カーテンコールの真っ最中で、私たちも揺れに遭いました。本当にお気の毒と思っております。いろんな事故もあったりしますが、私たちにできることはお芝居です。精一杯お芝居をいつも以上に頑張って、皆様に元気になっていただく。私たちはそれしかできないので、全力で務めさせていただきたいと思います」と語った。そして、本作の魅力について「LEDと人の力がうまい具合にミックスされています」と言い、「悟空は分身の術を使う。映像が出るだろうと予想していましたが、生身の分身も出ます。人間力とLEDの力がうまく融合されています」と紹介。また、「『西遊記』は海外でもけっこう知っていただけていると思うので、このみんなで海外公演したいなと思います。字幕がつくと、共通の話題が多いので喜んでいただけるんじゃないかなと思いました」と海外公演に意欲を見せた。
2024年01月05日【ロバート・馬場裕之氏推薦! 】村井裕一郎 著『ビジネスエリートが知っている教養としての発酵』2024年1月16日刊行株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は村井裕一郎 著『ビジネスエリートが知っている 教養としての発酵』 を2024年1月16日(火)に刊行いたします。ビジネスシーンや社交の場で役立つ発酵の知識が満載日本を代表する技術であり文化である発酵。和食に使われる、醤油、みりん、酒、味噌、酢など、その多くが発酵食品です。最近では、「麹」の世界カンファレンスの約88%が海外参加者であったりと、発酵は世界からも注目を集めています。本書では発酵とはそもそも何なのか、発酵の歴史や種類、知っているとビジネスパーソンとして一目おかれる知識などを、室町時代から600年続く種麹メーカーの29代当主が、図解や写真つきでわかりやすく伝えます。※以下、本書より一部抜粋編集読めば発酵について語れるようになる! 600年続く種麹メーカー29代当主が教える発酵の知識今、世界が発酵に注目している海外でも広がる、発酵を活かした料理食文化の分野だけに留まらず、様々な分野でグローバルなレベルで注目を集めている発酵。例えば、食の最先端技術であるフードテック分野では、発酵はすでに大きな潮流となっています。代表的な事例は、「代替タンパク質」の分野です。現在、地球全体の人口がまだまだ増えると予想される中で、人類がタンパク質を動物を中心に摂取し続けることが、環境への負荷になると問題になっています。そのため、肉や魚に代わる代替タンパク質に注目が集まっており、2030年にはその市場規模は3兆円を超えるとも。その代替タンパク質をつくる方法の1つとして、発酵に注目が集まっているのです。知れば日本文化を自信を持って紹介できる!発酵の基礎知識実は、厳密な定義があるわけではない!━「発酵」と「醸造」の違い━発酵によく似た言葉に「醸造」があります。「発酵」は英語で言うとfermentation(ファーメンテーション)、「醸造」は英語で言うとbrewing(ブリューイング)です。英語に直したとき、「醸造」は動詞からきた名詞であることを示す「ing」が付いています。このことから、「醸造」は人間の関与度が高いニュアンスを持つことがうかがえます。「発酵」か「醸造」かは、人間がどこまで微生物が物質を変えていくプロセスをコントロールしたいかによって用語を使い分けているとも言えるでしょう。醤油、味噌、ワインetc...日本と世界の発酵食品の多様性を楽しむ料理に合わせた醤油の選び方料理に合わせた醤油の選び方薄い醤油ほどしょっぱさ、濃い醤油ほどうま味がそれぞれ強くなる傾向があり、例えば白醤油は野菜や白身魚のムニエル、だし巻き卵などによく合います。一方、濃い醤油は、肉料理や生魚など味が濃かったり、香りの強いものと合わせると良いでしょう。真ん中の濃口醤油は万能タイプと言えます。★本書では他にも、清酒の選び方、麹の歴史、焼酎の地域性、海外の発酵ビジネス、東洋と西洋の発酵食品の原料の違いなどを紹介おうちごはんが楽しくなる!発酵を生活に取り入れる方法味噌汁が最も美味しい温度とは?結論から言えば、味噌汁が最も美味しくなる、香りがしっかり立つのは75度前後です。食べるときに75度前後にするには95度程度で火を止めると、お椀によそって食べるときにちょうど75度前後になります。味噌汁を加熱して表面が少しぐらっと揺らぎ始めた沸騰する直前のタイミングが95度です。米麹のつくり方も掲載書籍情報表紙タイトル:ビジネスエリートが知っている教養としての発酵著者:村井裕一郎ページ数:224ページ価格:1,650円(10%税込)発行日:2024年1月16日ISBN:978-4-86667-649-4書籍紹介ページ: amazon: 楽天: 目次第1章なぜ今、ビジネスパーソンが発酵を知るべきなのか第2章発酵の基礎知識第3章発酵の歴史と日本の発酵食品第4章世界と日本の発酵第5章ビジネスパーソンが知っておきたい日本の発酵業界について第6章発酵を生活に取り入れる付録麹のつくり方著者プロフィール村井裕一郎(むらい・ゆういちろう)著者:村井裕一郎株式会社糀屋三左衛門 代表取締役社長・第二十九代当主株式会社ビオック代表取締役社長1979年、愛知県豊橋市生まれ。2002年に慶應義塾大学経済学部、2004年に慶應義塾大学環境情報学部卒業。2006年にアメリカのサンダーバードグローバル国際経営大学院にて国際経営学修士(MBA)取得。 その後、室町時代の創業以来、種麹を作ってきた家業である株式会社糀屋三左衛門、またその研究開発企業である株式会社ビオックに入社。以来、得意先である味噌、醤油、清酒、焼酎などの醸造メーカーと関わり「発酵」のプロとして家業に携わる。 2016年に家業を継ぎ第二十九代当主に就任。各種セミナーや執筆など、麹、発酵の魅力を発信する活動にも力を入れる。2022年には京都芸術大学大学院学際デザイン研究領域修了(芸術修士)。2023年より公益財団法人日本醸造協会 理事。その他、2019年公益社団法人豊橋青年会議所理事長、豊橋市男女共同 参画審議会委員など地域社会活動の役職も多数務める。【報道関係各位】『ビジネスエリートが知っている 教養としての発酵』リリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月05日リーディング『鳥ト踊る』が2023年11月27日(月)~30日(木)、東京・I’M A SHOWで上演される。ノゾエ征爾が作・演出を務める、男女2人による少し不気味で滑稽なサスペンス風コメディに、村井良大×優河、東啓介×斎藤瑠希の2ペアが挑む。出演する村井良大は「男と女の微妙なニュアンスの違いやすれ違っている感覚が、自然な台詞まわしで表現されていて、読めば読むほど面白い脚本」と作品の魅力を語る。「今回はリーディングで、ト書き(※役者の動きを示した言葉)も演者が読むスタイルが採用されている。お客さんには情景が伝わりやすいと思うが、ト書きを読む分、テンポが平らになってしまうというか、ト書きでワンブレーキかかって笑いにつながらないことが起こりうるので、一つひとつのセリフやト書きをどうすればいいか。精査しながら作り上げている」と稽古の状況を明かしつつ、「たくさん笑ってもらいたいし、ちょっとゾッともしてもらいたい。見応えある朗読劇にできると思う」と語る。一方、今回がほぼ初めての朗読劇だという優河。作品については「言葉が言いやすいというか、書いてあるまま言うだけで、その情景が出てくる脚本。読んでいるときも、“怖い”と“面白い”のギリギリの狭間を感じたが、真面目でキレイな村井さんの声を通すと、より“怖い”と思った」。そして、「最初に読んだときは最後の展開に『えー!』と思ったが、読んでいるうちに“かわいい”に終着した。ジェットコースターのように感情が揺れ、恐怖と笑い、そして愛くるしさを感じてもらえるように頑張りたい」と語っていた。作・演出のノゾエは「この作品自体は何回かやってきていて、きっと何か面白いところがあるからこうやって生き残っている作品。『最悪な事態を抜けていった先には、純愛があるんだ』と思うぐらい、深い愛を感じながら書いた」と作品について話した上で、「朗読劇というとかしこまった雰囲気を想像されるかもしれないが、間違いなく臨場感あふれる舞台になると思いますので、ぜひ劇場に触れに来てほしい」と呼びかけた。村井と優河のペアの稽古場を見学した。脚本を譜面台に置きながら、セリフを読む2人。リーディングと言いながらもじっと椅子に座っているわけではなく、時に小道具を使ったり、時に身振り手振りを交えたりする演出で、“声の芝居”以上の面白みがあった。本番ではどんな仕上がりを見せてくれるのか楽しみだ。取材・文:五月女菜穂
2023年11月17日日本テレビ開局70年記念舞台『西遊記』が、11月3日(金・祝) に大阪・オリックス劇場で初日を迎えた。孫悟空を中心に、三蔵法師一行が天竺を目指す『西遊記』の物語は広く知られているが、令和版として上演される今回の舞台版は、脚本をマキノノゾミ、演出を堤幸彦が担当。LEDの最新映像技術、フライング、特殊効果をフル活用し、ライブエンタメの可能性を徹底的に追求した、笑いあり、涙あり、人間ドラマあり、そして歌あり、ダンスありの舞台となっている。主演の孫悟空は片岡愛之助、三蔵法師は小池徹平、猪八戒は戸次重幸、沙悟浄は加藤和樹、玉竜は村井良大がそれぞれ演じるほか、妖怪側として、牛魔王を松平健、妻・鉄扇公主を中山美穂、息子・紅孩児を藤岡真威人、金角を藤本隆宏、銀角を山口馬木也、虎力大仙を小宮璃央、鹿力大仙を押田岳、羊力大仙を桜庭大翔が演じる。また、鎮元子を田村心、玉帝と高伯欽を曽田陵介、高翠蘭を柳美稀が務める。『西遊記』は、11月5日(日) まで同所で上演後、福岡・名古屋を経て、2024年1月6日(土) より東京・明治座で東京公演が行われる予定だ。■片岡愛之助 コメントいよいよ『西遊記』開幕でございます。私も待ちに待った初日を迎えます。毎日毎日、堤監督の稽古が進化していき、どんどん新しい演出が増え、それが本当に面白く楽しみながら作らせていただきました。一座の雰囲気もとてもよく、一丸となって天竺に向かって日々進んでいると思っております。ぜひ、その成果を観ていただきたいです。歌って、踊って、激しい立ち回り、そしてフライングにLED、映像演出まで、しっかりとご覧ください。どうなっていたのかと思われる部分もきっと多くあると思います。1度だけではなく2度3度、観るお席を変えて観ていただいても、とても楽しめると思います。大阪、福岡、名古屋、東京と全国4カ所での公演となりますが、その土地土地で変わっていくご当地ネタもありますので、4カ所の劇場でご覧いただきたいくらいです。皆さま、お誘い合わせの上、ご来場くださいませ。お待ちしております。<公演情報>舞台『西遊記』脚本:マキノノゾミ演出:堤幸彦【出演】片岡愛之助 小池徹平 戸次重幸 加藤和樹 村井良大 藤岡真威人 田村心 曽田陵介小宮璃央 柳美稀 押田岳 桜庭大翔 山口馬木也 藤本隆宏 中山美穂 松平健 ほか【公演日程】大阪公演:2023年11月3日(金・祝)~5日(日) オリックス劇場福岡公演:2023年11月10日(金)~23日(木・祝) 博多座札幌上映会:2023年12月16日(土)・17日(日) カナモトホール名古屋公演:2023年12月27日(水)~2024年1月2日(火) 御園座東京公演:2024年1月6日(土)~28日(日) 明治座チケット情報:公式サイト:
2023年11月03日ノゾエ征爾が作・演出を務めるリーディング『鳥ト踊る』が、11月27日(月)から30日(木) にわたって東京・有楽町I’M A SHOWにて上演される。『鳥ト踊る』は、ノゾエ征爾が主宰する“劇団はえぎわ”の番外企画として始動した“真夜中”によって2009年に上演され、その後2011年にリメイクされた男女二人のみの朗読劇。謎の扇風機に髪を絡みとられて身動きできなくなった女と、たまたまそこに通りかかってしまった青年が織りなす会話劇で、ワンシチュエーションで起こる少し不気味で滑稽なサスペンス風コメディだ。11月27日(月) 18時と28日(火) 13時公演にはミュージカル『生きる』、こまつ座『きらめく星座』などに出演する俳優の村井良大と、2020年に藤田俊太郎演出のミュージカル『VIOLET』のオーディションで主役のヴァイオレットに選ばれたシンガーソングライターの優河が登場。29日(水) 18時と30日(木) 13時公演には、ミュージカル『ラグタイム』や現在放送中のテレビドラマ『女子高生、僧になる。』も話題の俳優の東啓介と、ディズニー長編アニメーション『ミラベルと魔法だらけの家』日本語吹替版のヒロイン・ミラベル役やミュージカル『BE MORE CHILL』などで活躍する斎藤瑠希が出演する。併せて、作・演出のノゾエ征爾と、出演者4名からコメントが到着した。■作・演出 ノゾエ征爾 コメント自分の戯曲の中でもかなり好きな本です。自己肯定感に関してはわりと低い方の私がはっきりと言うのだからそれなりの魅力のある本なのかもしれません。ニューヨークの俳優でニューヨークのお客さんにも喜んでもらえたことのあるこの本。きっとここでも力を発揮してくれるに違いありません。こんな素敵な俳優さんたちに読んでもらえるのだから。■村井良大 コメント朗読劇『鳥ト踊る』に出演させていただきます、村井良大です。台本を読み進めるなかで、作品内に静かに忍び寄ってくる影の怖さと、小さく散りばめられた笑いを感じ、あっという間に読み終えました。朗読劇だからこそ伝わる今回の作品の奇妙さを楽しんで演じたいと思います。優河さん、ノゾエさんのお力をお借りして唯一無二の世界観をお客様に提示できればと思います。よろしくお願い致します。■優河 コメント今回初めましてのノゾエ征爾さんと村井良大さんと、朗読劇に挑戦させて頂きます。この謎多き男女の物語。2人の人間の関係性が、氷が溶けていくように変化していく様をどのように表現出来るのか、今からとても楽しみです。全くの新境地ですが、ええい!とノゾエさん率いる大船に乗ったような気持ちで身を委ねて頑張ります。■東啓介 コメント今回『鳥ト踊る』という作品に携わることができ、とても嬉しく思っています。僕が以前、演出のノゾエさんとご一緒したのは、もう5年も前になります。こうしてまたお仕事ができることがとても幸せです。そして今回のこの作品。独特な雰囲気を持ちつつ、いつの間にかのめり込んでしまう魅力があると僕は感じました。シュールでありながら少しゾッとする?世界観を、是非楽しみにしていてください!■斎藤瑠希 コメント台本を初めて読ませていただいたとき、なんとも不思議な体験をしまして、読み終えた後、息をし忘れていたことを思い出し深呼吸……「板の上で、どうなるのだろうか」とドキドキハラハラソワソワ。皆さんにも、この作品の中で体感する色んな感情に身を任せていただきたいです!<公演情報>リーディング『鳥ト踊る』作・演出:ノゾエ征爾■出演Aバージョン:村井良大、優河Bバージョン:東啓介、斎藤瑠希11月27日(月)〜30日(木)会場:I’M A SHOW■チケット料金全席指定:7,500円(税込)一般発売:11月12日(日) 10:00公式サイト:
2023年10月14日日本テレビ開局70年記念舞台『西遊記』の製作発表会見が行われ、主人公・孫悟空を演じる片岡愛之助をはじめ、共演する小池徹平、戸次重幸、加藤和樹、村井良大、藤岡真威人、田村心、曽田陵介、小宮璃央、柳美稀、押田岳、桜庭大翔、山口馬木也、藤本隆宏、中山美穂、松平健が勢ぞろい。さらに脚本のマキノゾミ氏、演出を担当する堤幸彦が出席した。撮影:宮川舞子16世紀の明の時代に書かれた中国の小説をもとに、主人公の孫悟空たちが変幻自在に妖術を使い、行く先々で次々と襲い掛かる化け物を退治し、苦難を乗り越えながら、天竺への長い旅路を歩んでいく『西遊記』。1978年には「日本テレビ開局25年記念番組」として堺正章主演のドラマ版が放送され、社会現象になった。挨拶に立った愛之助は、「夢にも思っておりませんでした」と自身が孫悟空を演じることに、驚きを隠せない様子。「大スター大集合という次第ですので、僕自身も楽しみにしております」と声を弾ませ、「天真爛漫で乱暴者でもありながら、優しさもあって、お師匠さんのことが好きでお供していく。全力を出しながら令和版の孫悟空を紡ぎたい」と意気込んだ。マキノ&堤コンビの『魔界転生』では、ナレーションを担当した縁もあり「すごいエネルギーを感じて、圧倒されました」と回想。LEDの映像技術、フライング、特殊効果をフル活用し、最先端・最新鋭の大型アクションスペクタクルとして上演される予定だが「これだけの素晴らしいメンバーが集まってくださっていますので、アナログのヒューマンパワー、役者の魂もお見せしたい。千穐楽まで一丸となって、駆け抜けたいと思います」と“人間”が主役の令和版『西遊記』に気合は十分だ。そんな愛之助の言葉を受けて、演出の堤は「人間の肉体の面白さを追求して、作品を作っていきたいと思っております。俳優の皆さんには、ご覚悟をお願いしたいと思っています(笑)」と不敵な笑み。脚本のマキノは「『西遊記』は世界的に大ヒットしましたので、今回の舞台も、必ず国際的にヒットするような作品になるよう思いを込めて書きました」と強い思い入れを語った。また、三蔵法師を演じる小池は、「素敵な作品になるように全身全霊をこめて精進してまいりますので、よろしくお願いいたします。この皆さんと天竺を目指すことを非常に楽しみにしております」と冒険の幕開けに期待を寄せていた。西遊記キャスト16人<公演情報>日本テレビ開局70年記念舞台『西遊記』脚本:マキノノゾミ演出:堤幸彦出演:片岡愛之助/孫悟空(そんごくう)小池徹平/三蔵法師 さんぞうほうし)戸次重幸/猪八戒(ちょはっかい)加藤和樹/沙悟浄(さごじょう)村井良大/玉竜(ぎょくりゅう)藤岡真威人/紅孩児(こうがいじ)田村心/鎮元子(ちんげんし)曽田陵介/玉帝(ぎょくてい)、高伯欽(こうはくきん)小宮璃央/虎力大仙(こりきたいせん)柳美稀/高翠蘭(こうすいらん)押田岳/鹿力大仙(ろくりきたいせん)桜庭大翔/羊力大仙(ようりきたいせん)山口馬木也/銀角(ぎんかく)藤本隆宏/金角(きんかく)中山美穂/鉄扇公主(てっせんこうしゅ)松平健/牛魔王(ぎゅうまおう)【大阪公演】2023年11月3日(金・祝)~11月5日(日)会場:オリックス劇場【福岡公演】2023年11月10日(金)~11月23日(木・祝)会場:博多座(予定)【名古屋公演】023年12月27日(水)~2024年1月2日(火)会場:御園座【東京公演】024年1月6日(土)~1月28日(日)会場:明治座チケット情報公式サイト
2023年09月29日11月3日から公演される日本テレビ開局70周年記念舞台『西遊記』の制作発表が27日、都内で行われ、片岡愛之助、小池徹平、戸次重幸、加藤和樹、村井良大、藤岡真威人、田村心、曽田陵介、小宮璃央、柳美稀、押田岳、桜庭大翔、山口馬木也、藤本隆宏、中山美穂、松平健らが出席した。2023年11月から2024年1月にかけて、日本テレビ開局70年記念舞台として全国5都市で上演される『西遊記』。主演の孫悟空は片岡愛之助、三蔵法師は小池徹平、猪八戒は戸次重幸、沙悟浄は加藤和樹、玉竜は村井良大が演じ、三蔵法師一行が天竺を目指す。妖怪側は、牛魔王に松平健、妻の鉄扇公主に中山美穂、息子の紅孩児に藤岡真威人、金角は藤本隆宏、銀角は山口馬木也、虎力大仙を小宮璃央、鹿力大仙を押田岳、羊力大仙を桜庭大翔が担当。また、鎮元子を田村心、玉帝と高伯欽を曽田陵介、高翠蘭を柳美稀が演じ、ベテランから若手まで様々なジャンルの俳優陣が勢揃いした新たな『西遊記』が誕生する。孫悟空役の片岡は「大スターが大集合みたいな感じでビックリしている次第ですが、楽しみにしております」とし、「孫悟空といえば、やっぱり僕は堺正章さんの世代。懐かしいと思う部分もありますが、オリジナルということで天真爛漫でちょっと乱暴者。そういうところもありながら優しさもあり、お師匠さんのことが大好き。そういうものを全力で出しながら、令和版の孫悟空をしっかりと務めたいと思います」と気合十分。三蔵法師役の小池は「三蔵法師は女性が演じられた印象が強いんですが、私が演じるというおことで男性としての三蔵法師を演じる楽しさやワクワクさを出せたらと思います」と意欲を見せると、片岡が「(三蔵法師に)ピッタリですよ。美しさがあり永遠の美少年。いつまでも変わらないですね」とべた褒めした。演出を担当する堤監督と本格的に組むのは初めてとなる片岡。堤監督と何度か経験している小池が「平気で嘘をつくんですよ。何が起きるのか本番が始まるまで怖いですね」と明かし、猪八戒役の戸次も「恐怖心の方がデカいですね。本番中にいきなり変なことを言ってくるんです。何でもできる人間じゃないんですよ!」と戦々恐々。小池を始めとするキャスト陣の堤監督の無茶ぶりを聞いた片岡は「僕はガッツリお仕事をするのが初めてなので恐怖で震え上がっています(笑)」と苦笑いを浮かべつつ、「前回の『魔界転生』でナレーションとして参加させていただきましたが、圧倒されました。その舞台に立てると思うと嬉しくて仕方がありません。この素晴らしいメンバーが集まってくださったので、LEDも凄いんですがアナログのヒューマンパワー、役者魂を見ていただき、千秋楽まで駆け抜けたいと思います」と決意を新たにしていた。舞台『西遊記』は、11月3~5日に大阪・オリックス劇場、11月10~23日(17日は休演)に福岡・博多座、12月16・17日に北海道・カナモトホール、12月27日~2024年1月2日に名古屋・御園座、2024年1月6~28日(12日・22日は休演)に東京・明治座で公演。
2023年09月27日松岡茉優主演、芦田愛菜、加藤清史郎ら共演のドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」第7話が9月2日放送。荒川良々演じる教頭・我修院学の姿に「かっこ良すぎて号泣」「一生ついていく」と絶賛する声が上がっている。本作は、卒業式の日に生徒と思しき人物に突き落されるも、気がつくと始業式の日の教室に戻っていた教師・九条里奈(松岡さん)を主人公に描く、1年後の死を避けるべく命がけで生徒に向きあう新時代の学園ドラマ。松岡さん演じる九条の夫・蓮役に松下洸平、3年D組の生徒に芦田愛菜、加藤清史郎、山時聡真、詩羽、當真あみ、奥平大兼、窪塚愛流、本田仁美(AKB48)ら旬の若手キャストが集結しているほか、鵜久森の母親役に吉田羊、江波の幼馴染み・浜岡役に青木柚が出演している。主題歌は菅田将暉の本ドラマの為の書き下ろし楽曲「ユアーズ」で、衝撃的なストーリー展開が話題となっている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。鵜久森(芦田愛菜)が非業の死を遂げて以来、休校が続く鳳来高校。校内の立ち入り禁止区域で起こった悲劇は世間の注目を集め、教員たちはマスコミの対応に追われるが、鵜久森の身に一体何が起きたのか、その真相は依然として分からないままだった。かけがえのない教え子を亡くして失意の九条里奈(松岡茉優)は、運命を変えられなかった自分を責め続けていたが、鵜久森の母・美雪(吉田羊)から鵜久森が「人生を変えてくれた最高の教師だ」と言っていたことを聞かされる。さらに「笑って学校に行ける日々を作ってくださって本当にありがとうございます」と言われ、ふさぎ込んでいた心が突き動かされる。また、夫・蓮(松下洸平)の支えにも胸を打たれ、顔をあげ鵜久森の死を“運命”で片付けないため、彼女を「命を失った生徒」ではなく「最後までその命を燃やし生き抜いた生徒」であったと証明するため、29人の生徒が待つ3年D組の教室へと向かう…というのが第7話のストーリー。鵜久森の死は、警察によって不慮の事故、あるいは鵜久森自身が起こした出来事だという見解がだされ、教員たちはこの結論で片付けようとしていた。しかし、里奈は4月に3年D組の教室で起こっていた映像を教員たちに見せ、鵜久森がこの日から自分の力で戦っていたこと、本人の勇気で変えていったこと、そして、「大人が見ている表面的な世界だけで結論をつけるべきではないこと」「彼女の身になにが起きたのか、それを知るために、私達は何でもしなくてはならないということ」を伝える。さらに里奈は3年D組の教室で警察の見解を伝え、自分はそうは思っていないこと、鵜久森が生きることを誰よりも強く大切に思っていたこと、そして、鵜久森が辛い時に目をそむけた生徒達全員で、鵜久森の生き様と向き合わなければいけないことを伝える。しかし、生徒達の中でも「向き合いたい」「向き合うべき」「それどころではない」という意見に分かれ、里奈は生徒達だけで話合う時間を設ける。鵜久森が二周目の人生であることを聞かされていた東風谷(當真あみ)は、里奈もまた二周目の人生であることを確信し、一周目の自分がどうしていたかを問う。そして、しばらく泣いていたが、冬には他の生徒と同じように鵜久森の席の前で笑っていたことを聞かされ「わかりました。私はそんな私を変えます。私も何も向き合えなかった私を変えてきます」と決意を里奈にぶつける。これに対しSNSでは「東風谷さん頑張れ」「強くてかっこいい」という声が上がった。一方、冒頭で警察の見解で片付けようとしていた教頭・我修院学(荒川良々)にSNSでは「教頭が怪しい」「教頭なんか知ってる?」という声が上がっていた。しかし、里奈の言葉を受け、自分が教員になったきっかけが生徒たちから「先生かっこ良い」と言われたかったことを思い出したと告げ、「なすべきことをしに行きますか」と教員たちと共に3年D組に向かい、生徒がすべきなのは考えること、そして、責任を背負うのは大人であることを伝えた上で頭を下げ「今回の件について学校として向き合わせてください」と生徒に伝える。さらに記者会見では、現状の見解で結論とするのは尚早だということ、そして、全力で今回の出来事の本質と向き合うことを話した上で、「関係のない人が憶測で言葉を投げかけるのはやめてください」とお願いする。学校は未来ある人がたくさんいる場所であること、その未来ある生徒を憶測で判断して欲しくないことを強張し、「何か言葉を投げたい時、我慢できない時があれば私に言ってください」「責任があるのは生徒でも教員でもない、私です。私1人です」と主張する。この姿にSNSでは「一生ついていく」「かっこ良すぎて号泣」「疑ってごめん」という投稿で溢れた。しかし、依然として鵜久森の身に何があったのかは明かされることはなかった。そして、7話のラストシーンで東風谷の家を星崎が訪ね、制服姿の浜岡(青木柚)が来ていたことを伝える。これに対しSNSでは「浜岡ーー!!」「やっぱり」という声があがる一方で「星崎も怪しい…」と考察が続き、「早く次が見たい」と第8話を待ちわびる声も上がっている。第8話あらすじ「我々は、全力でその理由と向き合いたいと思っています」九条(松岡茉優)と3年D組の本気がもたらした学校の記者会見は、鵜久森(芦田愛菜)の母・美雪(吉田羊)の心にしっかりと届く。自分も今以上に向き合わなければ…と顔を上げる美雪。しかし、向き合うべきは娘を追い込んだ“何か”ではない。あの日、娘は何をするためにあの場所へ行ったのか、最後にどんな顔をしたのか、ただそれが知りたい。だからこの件で誰かが追い詰められるようなことは望まない…。そんな美雪の思いを九条も力強く受け止める。だが、教室では一つの事実を獲得した生徒達がある人物を追いつめる。クラス全員から疑いの目を向けられたのは、相楽(加藤清史郎)。浜岡(青木柚)が鵜久森の事件の日に学校に来ていたこと、そしてその浜岡と相楽が繋がっていたこと、それが露見した教室内で、相楽はクラス全体を凍り付かせる衝撃の一言を口にする。「アイツは、俺のせいで死んだ」と。彼のその一言の意味とは何か 。自分の“本当”を曝け出せない貴方へ。過去に、自分に、見て見ぬフリを続けた人物は、全てと向き合う一日を過ごす。彼は本当に…犯人なのか?「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は、毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年09月03日TVアニメ『【推しの子】』の大ファンのオーイシマサヨシさんと米村姫良々(きらら)さん。なぜ『【推しの子】』がこれほど見る者の心を掴むのか、対談で考察します。推しキャラや名言についても熱弁!(米村さん、アイのピンクのステージ衣装で登場)オーイシマサヨシ(以下、オーイシ):はじめまして、オーイシマサヨシです。…って、なんだこの完成度の高い衣装はっ!?撮影ないのに心意気!米村姫良々(以下、米村):ありがとうございます。衣装さんがご厚意で作ってくださったんですよ~!――おふたりとも原作漫画からの『【推しの子】』ファンだと聞きましたが、ハマったきっかけを教えていただけますか?オーイシ:僕はヲタ友のSnowManの佐久間大介くんがきっかけです。「めちゃくちゃいい漫画があるんですよ」って言われて1巻読んだら見事にハマりました。そのときから『【推しの子】』応援団長なんですけど、今回は劇中歌「サインはB」を作らせていただいています!米村:私も1巻を読んで面白すぎて…、でもあまりにも先が気になってしまうので何巻か進んでから一気に読みたいなと思っていたんです。オーイシ:わかります!サスペンス要素も謎解き要素もあって惹きつけられるからなあ。米村:だけどアニメが始まったタイミングでたまらず一気読みしました!いまも毎週漫画で最新話を追いかけてます。――数々のエンタメに触れてきたおふたりが心奪われるほどの魅力は特にどのような部分に感じられますか?オーイシ:すごい部分がたくさんありすぎて…。まずショービジネスの描写のリアルさ。アイドルの裏側、恋愛リアリティショー、芸能コースのある高校の雰囲気…。それは原作の赤坂アカ先生の徹底したリサーチがあってこそ。そのリアリティには鳥肌が立ちます。米村:私はまだ芸能界の裏側みたいな部分はわかりませんでしたが、リサーチの細かさに驚いてます。オーイシ:まあ、裏であんなふうに糸を引いてる存在は実際にはいないと思いますけど(笑)。何より脚本の素晴らしさ!アニメ史上類を見ない初回90分。そこで「これはただのアイドルものじゃない、復讐劇なんだ」ということを描き切っている。現代の人って忙しいから“1話切り”する人も多いでしょ。だから1話でしっかり世界を提示しないと2話、3話とついてきてくれないんですよね。米村:私も1話だけ見ることもあります。でも、今回はすでに漫画で物語を知ってるのにもかかわらず、毎週楽しく全話食い入るように見てます!オーイシ:それは脚本、キャスト、音楽とチームがひとつになって原作のエッセンスを凝縮してるから。…といろいろ言いましたけど、とにかく面白いから!ブームの理由はそれに尽きます。――魅力的なキャラクターの中でもおふたりの推しキャラは?米村:私はアイちゃん。特に「サインはB」が流れて、会場の熱気が再現されたライブシーンには引き込まれました!オーイシ:あの曲、作ってよかった~!同じアイドルとして、アイのようになりたいですか?米村:う~ん…でも私は子供2人の母をやりながらアイドルなんて絶対できないので…。オーイシ:そこかいっ(笑)。米村:アイはそんな秘密を完璧に隠し通して、アイドルとして夢を見せてくれる。才能はもちろんその覚悟も含めてすごいです。オーイシさんは誰推しですか。オーイシ:僕も永遠の推しはアイだけど…いまは可愛い元天才子役・有馬かな単推しです!米村:…あ、いいと思います。オーイシ:いま、なんか3秒くらい間があった…!?米村:あはははは。でも、かなちゃん推し多いですよね。あのちょっと自己肯定感が低いかんじが推したくなるっていうか。オーイシ:まさに!天才子役として売れた過去があるのにその後伸び悩んで…そのトラウマがありますから。僕も21歳で音楽デビューして大変な時期もあったけど、アニソンに出合っていまがあるから…有馬かなの気持ち、すごいわかる。たとえ褒めてもらってもその裏の本音を察知して落ち込んだりね(笑)。米村:そういう心情の描写も細やかですよね。私もハロプロの中でも研修生期間が史上最長で、その間に悩むことも多かったから、かなちゃんに共感します。でもかなちゃん同様私も自己肯定感低めだからこそ、自信あふれるアイに憧れます。重ね合わせて好きになるというよりは、憧れて好きになるタイプなんですね。オーイシ:そういうことかぁ。なら現役アイドルとしてアイに憧れてアイドルグループ結成を目指すルビーのことはどう見てますか?米村:ルビーはアイの後継者を夢見ていますが、それを目指せる自己肯定感の高さがすごい!行動力もあってSNSも頑張ってて…考えてるだけで行動できていない自分を反省しちゃいます。オーイシ:もう十分行動しとるわ、そんな完成度の高い衣装(笑)。あーでも確かにSNSの描写もリアルですよね。――おふたりは芸能人としてSNSとどう付き合っていますか。オーイシ:僕は息をするようにエゴサしてます(笑)。なかにはグサッとくる言葉もありますよ。「こういう見た目のオタク、うちの大学に5人いる」とか(笑)。個性勝負のアーティストにとってはネガティブな言葉だけど、トークのネタにしたり、なんとか楽しんでます!…ってそんな、気の毒な人を見る顔すな(笑)。米村:あっいえいえ(笑)。私の場合は褒めというより冷静な意見を知りたいときに、エゴサしています。というのもファンの方は私がどんな顔してようと何してようと「可愛い」「面白い」って言ってくれるんです。その言葉はありがたいんですけど、過信しちゃいけないと思って。オーイシ:大人!自分は若いとき批判的な意見には真っ赤になって反論してました。「俺の音楽がそんなわけねえ!」って(笑)。でも自己肯定も視野が狭くなると「うぬぼれ」になっちゃう。謙虚さも周りを見る冷静さも持っていてこそ、ほどよい自己肯定感を保てますからね。――作品中でも周りの評価や、才能ある同世代に影響されて揺らぐ姿が繊細に描かれています。そういった心情に関する部分で印象的なシーンはありますか。オーイシ:SNSにまつわるシーンですね。特に恋愛リアリティショーで炎上したとき、インフルエンサーのMEM(メム)ちょが言う「謝罪は日本人の道徳的には正しいけど、炎上対策としては下の下なんだよ」ってセリフは刺激的だけど、自己肯定感を守るという意味ではリアルな処世術と言えるのかもしれないな。米村:私はアイがドラマ撮影のシーンで「ここではたった一人、カメラに可愛く思ってもらえばいい」って言う場面が衝撃でした。私にとってMV撮影とかでカメラに可愛く撮ってもらうのって本当に難しいことだから、その一言でアイの天才ぶりを再確認して憧れが尊敬の域に…!あとライブでの笑顔が評判になったとき「なるほど、コレ(この笑顔)がイイのね覚えちゃったぞ~」って言う場面も天才だなと。オーイシ:あのシーンは狂気じみたアイの魅力にぞくっとしますよね。最後にかな推しの僕としては「有馬かなキュンキュンポイント」も…(笑)。かながステージからアクアを見て「あんたの推しの子になってやる!」って言うシーンには、ぐっときました。自分の中から生まれる自己肯定感って崩れやすいけど、こうして他人が照らしてくれることで生まれる自己肯定感って強いなって僕も日頃から思っているから。「サインはB」のフレーズにある「ちゃんと見えてる君のサイリウム」はそういうことだったりします。――最終回を迎えましたが、早くも第2期の制作決定が報じられました。オーイシ:この先も面白くなっていくのでアニメ化楽しみです。米村:最後までとなるとシーズン4、5…?でもまだの方はまず1期を。アイやルビーから元気と勇気をもらって、前向きな気持ちになってほしいです!オーイシマサヨシ2001年にバンド「Sound Schedule」でデビュー。その後、大石昌良としてソロデビュー。アニソンシンガーのカタカナ名義でアニソンも数多く手掛け、『【推しの子】』の劇中歌「サインはB」が人気に。米村姫良々(きらら)(OCHA NORMA)2004年4月30日生まれ、愛知県出身。ハロー!プロジェクト「OCHA NORMA」のメンバー。座右の銘は臥薪嘗胆。7月26日「ちょっと情緒不安定?…夏」を含む最新シングルが発売。アニメが好き。TVアニメ『【推しの子】』原作は、赤坂アカと横槍メンゴによる同名漫画(2020年より『週刊ヤングジャンプ』にて連載中)。伝説的な人気を誇る夭逝のアイドル・アイと彼女の子で双子のアクアとルビーを中心に、華やかだがシビアで残酷な芸能界やアイドルの世界をリアルに描いた作品。各配信サイトで配信中。©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会※『anan』2023年7月19日号より。取材、文・大澤千穂(by anan編集部)
2023年07月17日京都発の日本茶スタンド「八十八良葉舎(はとやりょうようしゃ)」から、新作抹茶シェイク「八十八シェイク」が登場。京都・良葉舎と東京・浅草の2店舗で販売される。夏に贈る“抹茶シェイク”店主がこだわり抜いた、京都府産の高品質なお茶を取り扱う「⼋⼗⼋良葉舎」。これまでも上質な抹茶を使用した様々なドリンクを展開してきたが、2023年夏は京都の厳選一番茶を使用した濃厚な抹茶シェイク「八十八シェイク」を提案する。香り高い宇治のブレンド抹茶に合わせたのは、コクのある波照間産の黒糖。苦み・甘み・旨みのバランスのとれた一杯は、さっぱりとした中にも抹茶の奥深い味わいを感じることが出来る。より抹茶の風味を楽しみたい人は、オプションメニューである、自家製“抹茶泡”をトッピングするのがおすすめだ。なお八十八浅草店では、「八十八シェイク」の限定フレーバーも同時発売。黒糖入り、または季節の果物“パイン×キウイ”入りの2種から選択できるほか、ほど良い酸味のある“泡ヨーグルト”もオプションとして追加することが可能だ。【詳細】・八十八シェイク 900円 ※+350円で泡抹茶トッピング可能発売日:2023年6月23日(金)~なくなり次第終了展開:八十八良葉舎、八十八浅草・浅草限定 八十八シェイク 黒糖入り900円/季節の果物入り1,000円※ +200円(税込)で「泡ヨーグルト」トッピング可能。販売期間:2023年7月1日(金)~なくなり次第終了販売店舗:八十八浅草<店舗情報>・八十八良葉舎住所:京都府京都市右京区嵯峨朝日町22-66TEL:075-881-1881・八十八浅草住所:東京都台東区花川⼾2-14-3TEL:03-5830-6824
2023年07月10日7月5日、俳優の村井國夫(78)が都内で行われた映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の公開記念舞台挨拶に登壇した。村井は『インディ・ジョーンズ シリーズ』をはじめとして、ハリソン・フォード(80)の吹き替え声優を40年近く担当している。舞台挨拶では司会者から作品のタイトルにかけて、「運命を変えた出来事」を聞かれた村井が「それはやっぱり妻との出会いですかね」と答え、拍手が起こる場面も。さらに、「そろそろ金婚式を迎えるんですけど、うちのカミさんはとてもステキな人で。ずーっとフォローしてもらっているんでね。亭主がヒドいもんですから、いろいろと(笑)」と続け、会場の笑いを誘った。村井と妻・音無美紀子(73)は71年、音無の主演デビュードラマでの共演をきっかけに交際に発展。村井の離婚を経て75年に結婚した。村井夫妻は自他ともに認める「おしどり夫婦」として知られているが、実は本誌は村井の浮気を2度報じている。1度目は08年6月。ロンドンで若手女優と仲良く腕を組む村井の姿を目撃。二人は親密な様子でミュージカルを観劇していた。本誌は日本にいる音無に直撃。夫と若手女優のツーショット写真を見た音無は、思わず“アチャー”という表情を浮かべたものの、「うちの娘と同じくらいの年ですから、娘みたいな関係ですよ。お芝居のアドバイスをしてあげたり」と、淡々と答えていた。さらに本誌記者が「二人が腕を組んでいることが気にならないのか」と尋ねても、「全然。まったく気にならないです」と、あくまで平静を装っていた。2度目はそれから3カ月しか経っていない08年9月。村井は40代とおぼしき女性と福岡・博多の高級ホテルで食事を楽しみ、二人でホテルの上層のルーム階に消えていった。ホテルから出てきた村井に直撃すると、顔面蒼白になり、「まずいんだよなぁ。本当にまずいんだ……」と天を仰いだ。一緒にいた女性について聞くと、「他人の話をよく聞いてくれる女性だよ。とてもいいコだ。しかし、この話が広がると困るよ。本当に、困るんだ。前はロンドンと一緒だった若い女性とウワサになった。そしてまたか……。自分で蒔いたタネなんだが、本当にまずいんだよ」と話し、最後に「私はどうしたらいいんだ……」と悲しい声でつぶやいた。音無はこの夫の“デート発覚”を受け、「あぁ、また……。本当に脇が甘いんだから。もっとしっかりしてほしい」と、周囲に話していたという。こうした一連の騒動を経て音無は18年、バラエティ番組『アウトデラックス』(フジテレビ系)に「夫の浮気を全て許す妻」として出演。マツコ・デラックス(50)が思わず「シビレる」と漏らしたほど、村井の浮気に対して達観的な見方をしていた。村井夫妻が50年近く「おしどり夫婦」としてやってこられたのは、音無の超絶ともいえる包容力あってのことなのだろう。
2023年07月06日気になるあの人×トレンドメイク。今回は、ハロー!プロジェクトのOCHA NORMAメンバー、米村姫良々さんがサマーブラウンメイクにトライ!米村姫良々×サマーブラウンメイク夏の日差しに映える、キラキラ輝くブラウンメイクに挑戦してくれた、米村姫良々さん。「いつものアイドルメイクとまったく違う、おしゃれで抜け感のある大人っぽいメイクで、新しい自分に会えた感じ。すごく新鮮!最先端!(笑)夕暮れどきに海に行って、たそがれたくなりますね」ライブなどではセルフメイクが多い米村さん。こだわりポイントはたくさんあるけど、なかでも時間をかけるパーツはまつ毛。「まず、ホットビューラーで根元からバチバチに上げます。下地やマスカラは、繊維のありなしや、テクスチャー別に5本を重ねづけ!とにかく盛りまくります。なかでも、いちばんのお気に入りはフィービーのマスカラ。色は、黒以外使いません」メイクは基本的にあまり変えず、気に入ったアイテムを使い続けることが多いそう。「垂れ目っぽくアイラインは下げ気味に、涙袋をぷっくり描いて、チークは丸く濃いめにつける、というのが、私のライブのときの定番メイク。メンバーの窪田七海ちゃんがいつも流行りのコスメを教えてくれるので、試させてもらったりもしています」最近、美容のためによく食べているのはアボカド。「むくみにいいと聞いて、多いときは1日2つくらい食べています。でも脂質が多くて高カロリーだと聞いてちょっと心配になってます(笑)」Makeup PointAひと塗りで鮮やかに発色する、夏にぴったりのブロンズ系パレット。NARS クワッドアイシャドー 03140¥6,710 限定発売(NARS JAPAN TEL:0120・356・686)Bパールをひそませた、鮮やかすぎないパープルレッドの眉マスカラ。上品な赤みが肌の透明感を引き立てる。RMK アイブロウ カラー 05¥3,520(RMK Division TEL:0120・988・271)C艶やかでセンシュアルなメロウブラウン。なめらかな塗り心地。アディクション ザ リップスティック エクストレム シャイン 017¥4,070 7/7限定発売(ADDICTION BEAUTY TEL:0120・586・683)大きなラメ入りのブラウン系カラーで囲み目にして目力を強調。Aの(1)キラキラのグリッター入りカラーを指に取り、アイホールより広めに、ワイパーのように動かしながらつける。涙袋には、(3)を太めのチップでオン。(2)は目頭と目尻を縁取るようにのせて。眉はBで、眉頭は立て気味にしてキリッと、目尻にかけて自然に流して整える。リップは透け感のあるCを。上唇はオーバーめにつけることでより女性らしく。Kirara’s Beauty Rules1、撮影前は食事とお風呂でむくみ対策。「むくみやすいので、撮影の前日は塩分を控え、納豆やアボカドでカリウムを摂って水分を排出する食生活を心がけています。当日の朝は湯船に浸かるのがマスト。41°Cのお湯に15分入ると、顔がスッキリするんです。もちろん今日も入ってきました!」2、ライブ中は前髪死守!「前髪にはこだわりがあります!特にライブ中は絶対に崩したくなくて、自分で考えたテクニックは、巻いた前髪の根元をスプレーでガチガチに固めた後、毛先に二重のりをつけておでこに固定すること。これをしておくと、どれだけ汗をかいても崩れません」3、翌日のスケジュールに合わせた睡眠を。「普段の睡眠時間は5~6時間。でも、撮影当日に顔をベストコンディションにもっていくには、いろいろ試した結果4時間くらいがいいということに気づいたんです。だから撮影前日は4時間睡眠にしています。その代わり、休日は20時間くらい寝てます(笑)」よねむら・きらら2004年4月30日生まれ、愛知県出身。ハロー!プロジェクトのOCHA NORMAメンバー。8/5から「Hello! Project 2023 SummerCITY CIRCUITOCHA NORMA CONCERT 2023 SUMMER~もっとグローイング・アップ!~」を開催予定。ジャケット¥25,300キャミソール¥8,800パンツ¥23,100(以上アンティミテ/アンセミック TEL:03・6801・6096)イヤリング¥19,800リング¥11,000(共にジュエッテ TEL:0120・10・6616)※『anan』2023年6月28日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・高垣鮎美(LOVABLE)ヘア&メイク・河嶋 希(io)取材、文・古屋美枝
2023年06月25日女優の高月彩良が、9月23日から東京・紀伊國屋ホールで上演される舞台『燕のいる駅‐ツバメノイルエキ-』に出演することが22日、わかった。土田英生氏(MONO)が書いた戯曲『燕のいる駅』は、“世界の終わり”という思いがけない現実に直面した人々が交わすさりげない会話と、その奥底に潜む心情をリアルに描いた会話劇。1997年の初演以降、普遍的なテーマ性が高く評価され、様々な劇団・プロデュースにより繰り返し上演されてきた。2005年には相葉雅紀主演で再演、2012年には土田氏が自ら演出し、新たな改変を加えて決定版として上演された。今回、土田氏が大幅に脚本をブラッシュアップ。2023年の「今」ならではの『燕のいる駅-ツバメノイルエキ-』に挑む。高月は、同作に下河辺友紀役で出演することが決定。今作で戯曲に初挑戦する。のどかな春の日の午後、燕が巣を作る季節。埋立地に位置する、テーマパークの最寄り駅「日本村四番」に駅員と売店の女、その友達、電車に乗り遅れた会社員らが集っていた。彼らのたわいもないやりとりは、ごく日常の1コマのようでおだやかな時間が流れている。ただ、いつもと違うのは電車が一向に来ないこと。そして他に人の気配がないこと。そして、空には奇妙な現象が起きていた……。東京公演は、紀伊國屋ホールで9月23日から10月8日まで、大阪公演は、松下 IMP ホールで10月14日に上演される。コメントは以下の通り。■高月彩良舞台『燕のいる駅』に出演させて頂くことになりました。豊かな日常会話が繰り広げられていく中で、ただ笑えたり、その明るさに妙な重さを感じたり、「一つの駅」で起こっていく様々な出来事を楽しんで頂ける作品だと思います。この作品を通して、新たな高月彩良を見て頂けるのではないかなと思っています。私自身、そして下河辺としてもこの「駅」と言う空間を楽しみながら、大切に演じてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2023年06月22日9月から10月にかけて東京・大阪で上演されるミュージカル『生きる』の製作発表が都内某所で開催。市村正親、鹿賀丈史、村井良大、上原理生、高野菜々、実咲凜音、福井晶一、鶴見辰吾が登壇し、劇中より6曲を披露した。『生きる』は、黒澤明監督の名作をミュージカル化した意欲作で、再々演となる今回は新たなキャストも迎えて上演される。残りの人生をかけて市民のために公園を作る主人公・渡辺勘治を市村と鹿賀が演じるほか、男手ひとつで育ててくれた渡辺勘治とうまくコミュニケーションがとれない息子・光男役を村井、本作の語り手で重要な小説家役を平方元基と上原が務める。また、渡辺勘治に再び生きる力を与える女性・小田切とよ役で高野、光男の妻・一枝役で実咲、公園作りを妨害するヤクザ組長役で福井、本作の登場人物の中でもっとも腹黒い人物の助役役で鶴見が出演する。製作発表の冒頭では、劇中より「人生の主人になれ」「ワクワクを探そう」「二度目の誕生日」「あなたに届く言葉」「金の匂い」「最後の願い」の6曲が続けて披露された。■人生の主人になれ/上原理生:小説家役(ダブルキャスト)自らの余命が短いと知った渡辺勘治は、自暴自棄になり向かった小さな飲み屋で、売れない小説家と出会う。小説家は、金の使い方も遊び方も知らないという勘治に対して、自分が金の使い方を教えてやろうと、勘治を夜の街に誘い「もっと人生を楽しむべきだ」と説く、小説家のソロナンバー。■ワクワクを探そう/高野菜々(音楽座ミュージカル):小田切とよ役渡辺勘治は、夜の街で遊び回ってみたものの、人生の楽しさを見つけられずにいた。そんな時に偶然出会ったのは、同じ部署で働く部下の小田切とよ。彼女は、退屈な時には、同僚にあだ名をつけて楽しんでいたのだと、明るく語る。「ワクワクを探せば毎日が楽しくなる!」心が元気になる、溌剌としたナンバー。■二度目の誕生日/鹿賀丈史:渡辺勘治役(ダブルキャスト)渡辺勘治は、エネルギーに溢れる小田切とよからのある言葉を聞き、残りの自分の人生でまだ何かできるのではと考えはじめる。まだ遅くはない、今日から生まれ変わるんだと、新たな人生への決意を誓うナンバー。■あなたに届く言葉/村井良大:渡辺光男役勘治の1人息子・光男。勘治の病気のことを知らない光男は、毎日遅くまで帰らずどこで何をしているかも分からない父親に、混乱の中で怒りをぶつける。どうすれば届くのか、昔のように戻れるのか。息子が父親への想いを吐露する1曲。■金の匂い/福井晶一:組長役勘治は市民のために公園をつくると決意し奔走するが、ヤクザたちは、その場所に赤線をつくって金を儲けようと、勘治たちを阻止しようとする。危険な香り漂う、迫力の1曲。■最後の願い/市村正親:渡辺勘治役(ダブルキャスト)公園を創るという夢の実現まであと一歩というところで、勘治は再び、身体に強い痛みをおぼえる。人生の意味をやっと見つけた今、最後までこの命を生きぬいてみせる。「生きる」ことへの喜び、強い想いが込められた1曲。演出・宮本亞門&登壇者のコメント■演出:宮本亞門(※映像より抜粋)いよいよ、再再演、ミュージカル『生きる』が始まります。私は本当にこの作品が好きで、毎回心が洗われる、生きるための根源が詰まっている作品だと思っています。今ようやく、コロナ禍も明けてきました。次の未来へ向けて、何を大切に、何を軸に生きていくか、そんなテーマも入っている作品です。そして勿論、今回も主役は、市村正親さんと鹿賀丈史さんです。再演ごとに深くなっていくお2人、今回はどんなアプローチでくるのか。見逃すことのできない、一瞬一瞬感動にみちたドラマが繰り広げられると思います。新しいキャストも増え、新たな生きるが生まれます。劇場でお待ちしております。■市村正親:渡辺勘治役(ダブルキャスト)2018年の初演時は毎日少しずつ台本が上がってくるようなスリリングな稽古をしていて、いざ本番が開いてみるとお客様から爆発的な拍手をいただき、ああやっぱりこれは素晴らしい作品なんだなと思いました。20年はコロナ禍でしたが、コロナに痛めつけられている状況の中で上演するのも、それはそれでまたこの作品に合っているような気がしました。今年はまた新しく濃いキャストの皆さんが揃っていますので、僕も霞まないようにやっていきたいと思います。■鹿賀丈史:渡辺勘治役(ダブルキャスト)オリジナルミュージカルの三度目の上演という喜びに浸っております。一度目は初演ということで緊張感もあり、台本の直しも多く大変な稽古場でした。二度目はコロナの最中でしたが、我々は運よく中止にならずに上演することができました。それから3年、世界の勢力地図というものもずいぶん変わりまして、我々はまさに直面する「生きる」ということに戸惑っている時期だと思います。これ以上シンプルで深いテーマはありません。ぜひ皆さん、感動と生きる力というものをお持ち帰りいただければと思います。■村井良大:渡辺光男役前回はキャストも舞台袖でギリギリまでマスクをしていたり、客席も50%の収容人数で始まったりと、毎日公演ができる喜びを感じながら、まさに一公演ごと「生き切る」ように演じていました。無事ひとりも欠けることなくゴールできた感動を今でも覚えています。僕の演じる渡辺光男は、その後の日本の混沌の中でも力強く、家族の幸せを願いながら生きていく青年です。本当に老若男女、すべての皆さんに響くメッセージのある作品ですので、ぜひ2023年版の『生きる』をお客様の心に届けたいと思います。■上原理生:小説家役(ダブルキャスト)再演を拝見した際に、あの黒澤明監督の作品を見事三次元の舞台に作り上げられていることと、オリジナルミュージカルとしてのクオリティの高さに感動し、素晴らしい作品だなと思いました。戦後7年の日本、まだ復興の途中でもっと豊かになっていきたいという中で本当に大切にしなくてはならないことは何かを投げかけてくれる作品だと思います。小説家は渡辺勘治とは180度違う人生を歩んできた役だと感じていますので、勘治の生きる姿勢を浮き彫りにするような、光と影の影の部分を描いていければと思います。■高野菜々(音楽座ミュージカル):小田切とよ役私はオリジナルミュージカルを上演する音楽座ミュージカルに15年所属しています。今回音楽座ミュージカル以外の作品に初めて出演させていただくこととなり、オファーをいただいた時はすごくびっくりして身が引き締まる思いでしたが、物語の一部になっていけるよう精一杯頑張ります。死生観がテーマの作品でありながらも、歌ありダンスありのエンターテイメントにあふれた華やかな世界になっているのがこの作品の魅力だと思います。とよは渡辺勘治に大きなきっかけを与える女性ですが、大切なものは日常にこそ転がっているんじゃないかということを自分自身大切にしながら演じさせていただければと思います。■実咲凜音:渡辺一枝役日本の名作を原作にしたこの作品に参加させていただけることを光栄に思います。こうして初めての作品に向き合う時は、新しい役、新しい共演者の皆さん、新しい自分の課題に出会えることにいつもワクワクします。初演を拝見した際、観終わった後に自然と涙が流れていて、私は毎日一生懸命生きているのかなと自分自身に問いかけたのを覚えています。渡辺一枝はしっかりと自分自身を持っている意思の強い女性だと思います。個人的にはとよ役の高野さんとは同い年なので仲間がいてすごく嬉しいなと思いますし、対照的な女性像を作っていけたらと思います。■福井晶一:組長役役者仲間の評判を聞いて初演を拝見しましたが、評判通り素晴らしい作品でした。黒澤明監督の映画がミュージカルになると聞いた時は驚きましたが、エンターテイメント性と同時にしっかりとしたテーマ性もあり、こんなにもミュージカルに適した題材だったんだと思いました。個人的には市村さんと鹿賀さんという、劇団時代の大先輩と初めて共演させていただけることを本当に嬉しく思いますので、色々なことを学びたいです。命を燃やして生きる、というすごく温かいメッセージが込められている作品だと思いますので、たくさんの方にお届けできればと思います。■鶴見辰吾:助役役初演時には市村さん版を、再演時には鹿賀さん版を拝見しました。関係者席に座らせていただいたのですが、その席にいながら涙が止まらず、それが恥ずかしくて、カーテンコールになってからタイミングをずらしてそっとハンカチで拭きました。それくらい感動的な作品でした。黒澤明監督が亡くなられて、ああ自分はもう黒澤作品には出演できないんだなと寂しく思いましたが、いまこうやってミュージカルという形で携わることができるのは、自分の夢が叶ったようですごく嬉しいなと思っています。市村さん鹿賀さんのパワーに負けないようにしっかり悪役を演じたいです。ミュージカル『生きる』宮本亜門 コメント撮影:引地信彦<公演情報>ミュージカル『生きる』原作:黒澤明監督作品『生きる』(脚本:黒澤明 橋本忍 小國英雄)作曲&編曲:ジェイソン・ハウランド脚本&歌詞:高橋知伽江演出:宮本亞門【キャスト】渡辺勘治:市村正親/鹿賀丈史(ダブルキャスト)渡辺光男:村井良大小説家:平方元基/上原理生(ダブルキャスト)小田切とよ:高野菜々(音楽座ミュージカル)渡辺一枝:実咲凜音組長:福井晶一助役:鶴見辰吾佐藤誓重田千穂子田村良太治田敦、内田紳一郎、鎌田誠樹、齋藤桐人、高木裕和、松原剛志、森山大輔あべこ、彩橋みゆ、飯野めぐみ、五十嵐可絵、河合篤子、隼海惺、原広実、森加織、安立悠佑【東京公演】9月7日(木)~24日(日) 新国立劇場 中劇場チケット料金:S席:14,000円/A席:9,800円(全席指定・税込)【大阪公演】9月29日(金)~10月1日(日) 梅田芸術劇場メインホールチケット情報:関連リンク公式サイト::
2023年06月22日