鷹之資×玉太郎×梅丸! 注目の若手が踊る「西遊記」
とコメントを寄せた。
前回は勘十郎が土蜘蛛に扮し、蜘蛛の糸を観客にかかるほど盛大に撒いたが、今回は金魚の妖怪・霊感大王として若者達に立ちはだかる。どのような趣向が展開するのだろうか?「何もないKAATのスタジオは、演出家にとって燃える空間。変身や妖術、そしてクライマックスの水攻めをどう見せるか、古典の手法を取り入れながら知恵を絞ります。前回同様に両花道を作るほか、昔の芝居小屋にあった空井戸(からいど)のような仕掛けも考えています。その中で、前回より半歩でも、若手の成長を感じていただければ幸いです」(勘十郎)
公演は3月25日(金)から27日(日)まで。
取材・文:高橋彩子