くらし情報『宝塚月組新トップ珠城りょう、名作『グランドホテル』でお披露目』

2016年9月9日 11:45

宝塚月組新トップ珠城りょう、名作『グランドホテル』でお披露目

左から、美弥るりか、愛希れいか、トミー・チューン、珠城りょう

左から、美弥るりか、愛希れいか、トミー・チューン、珠城りょう


宝塚歌劇月組公演『グランドホテル』『カルーセル輪舞曲』の制作発表が9月8日、都内にて行われた。2017年の幕開けを飾るとともに、新トップスター・珠城りょうのお披露目公演でもある注目公演だ。

『グランドホテル』は1928年のベルリンにある超一流ホテルを舞台に、そこに行き交う人々の人間模様を描く群像劇。1989年トミー・チューンの演出・振付によりブロードウェイで初演され、トニー賞5部門を受賞した伝説の作品だ。宝塚歌劇団では1993年に涼風真世の退団公演として上演、好評を博した。繊細かつ大胆な演出と、美しい音楽・ダンスの数々に、今でも人気が高いこの作品が、24年ぶりによみがえる。

1993年公演もトミー・チューンと共同演出を手がけた岡田敬二は「当時、1年2か月の打ち合わせと3か月の稽古をし、公演をした。トミーさんのブロードウェイのスタッフと、我々宝塚のスタッフががっつり組んで作った公演で、宝塚歌劇団にとっても冒険だったし、大きなモーメントになった作品です。
夢が叶って、再びトミーさんともう一度お仕事できることをとても嬉しく思います」

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