アジアのオーケストラが来日!ドラマティックなオーケストラ体験を!
10月4日(火)の初日は“復興支援コンサート”として、セントラル愛知交響楽団とバンコク交響楽団の一夜限りの競演が実現!ドヴォルザーク「交響曲第8番ト長調作品88」の合同演奏が行なわれる。
チャンウォン市立交響楽団はこれまで韓国国内で音楽祭に数多く参加、多くの奏者を必要とするシェーンベルクの大曲「グレの歌」を韓国で初演するなどの実績を残してきた。今回来日するパク・テヨンを常任指揮者に据え、さらに海外からも世界的な指揮者を招聘し、精力的に活動。チャイコフスキーの悲愴、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲と堂々の名曲プログラムを披露。アジアの俊英、キム・ボムソリにもぜひ注目してほしい。
セントラル愛知交響楽団は首席客演指揮者・齋藤一郎の指揮で芥川也寸志交響三章「トリニタ・シンフォニカ」などを演奏する予定。タイ、韓国、そして日本、それぞれの伝統と文化を受け継いだオーケストラの調べに耳を傾けてみては?
文:黒豆 直樹