前作まで演じられた先輩方が3年間、必死に作り上げたセーラームーンへのたくさんの愛と、セーラー戦士との友情を受け継ぎ演じることにプレッシャーはありますが、私たちにしかできないものをお届けできれば」と意気込みを語った。また、大和は「1年に1度だけ男になる、タキシード仮面・地場衛になるのが大変快感です」と微笑み、新生5戦士について「本番が近づくにしたがってどんどん強くなっていった。作っていく過程がすでにみんなを戦士にしていっている」と話すと、5人のキャストは目を輝かせた。
セラミュ―第4章となる本作は、人間の美しい夢に住むというペガサスを探し求め、高校生になったうさぎたちに“デッド・ムーン サーカス団”が魔の手を伸ばすというストーリー。うさぎたちは地球存亡の危機があると知り、この星を守るためにセーラー戦士の力を再び集結させる。
舞台はセーラー5戦士の新曲『Speed of Light』で幕開け。セーラー10戦士による華麗なアクションや歌に加え、デッド・ムーン サーカス団の華やかなアクロバット、エリオス役の平山ひかるによるコンテンポラリーダンス、ポップな衣装など、見どころは盛りだくさん。ストーリーはわかりやすく、コミカルなシーンもあり、今作で初めて観劇する人も楽しめるはずだ。