坂崎幸之助はポール・サイモンのインストナンバー『アンジー』などを演奏し、いぶし銀のギターで魅了した。
アーティスト同士のセッションも毎年見どころ。LOVEは、恒例のオープニングナンバー『1年生になったら』でChage、中村と共演。やりたい放題のChageと中村のドタバタ劇に会場は大爆笑。尾崎とは美しいハーモニーを披露し、綾小路とは『愛羅武勇』でコラボした。また、坂崎×中村は研ナオコ『窓ガラス』、坂崎×Chage×綾小路はTHE ALFEE『メリーアン』などをカバーし、会場を盛り上げた。
トリを務めたLOVEは、イベントテーマ曲『今日ここにいるという事』や、イベントを行うきっかけになった相馬市の少女のことを歌った新曲『はたちのころ』などを披露。今、この場所で音楽をともに楽しめる喜びをかみしめた。
そして来年は、福島県相馬市でイベントを開催することを発表。“子どもたちから大人まで楽しめる一日”をテーマに音楽ライブやさまざまなワークショップを予定している。最後は、『今日の日はさようなら』を出演者全員でセッション。観客も一緒に合唱し、会場がひとつになって世代を越えて福島への想いを音楽で届け、幕を閉じた。