結果ではなくその過程が一番大事なんです。お客さまも涙を流されている方が多い、本当に素敵なコンサート」とのこと。
一方で、現在その類まれな歌唱力を武器にミュージカルを中心に活躍している新妻は「自分は歌のオリンピックを目指して今に至るので、スポーツは応援する側」だそうだが、「でも“ミュージカルはスポーツだ”と言われたことがある。それは目標に向かってコツコツと努力し、体調管理をし、練習がそのまま結果として表れるという点がスポーツと共通しているということだと思います。アスリートの皆さんの闘う姿勢や真摯な思いにいつも勇気を頂き、自分も頑張らなきゃと思っています」と、オリンピズムと自身のアーティスト活動との共通点を語る。
ちなみに新妻は今回の出演オファーを受け「ついに来た!」と思ったとのことで、「おそらく今日本で活動しているボーカリストはみんな、2020年の東京オリンピックが決まったときに、何らかの形でそこに携われたらという夢を抱いたと思う」と話し、「もし開会式に出させていただけるのなら、前日でもいいのでご連絡をいただければ(笑)」とアピールも。新妻が「世界中に紛争はあり、政治的には対立している国でも、スポーツというフィルターを通してフェアなステージに立つ。