東京交響楽団 2018/19 年シーズン『Season 5』ラインナップ 記者会見よりジョナサン・ノット音楽監督 撮影:平舘平
第3代音楽監督ジョナサン・ノット(1962~)との蜜月が来季で5シーズン目を迎える東京交響楽団。10月17日、東京都内の楽団本部で会見を行ない、その2018~19シーズンの公演ラインナップを発表した。
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ジョナサン・ノットが指揮するのは、定期演奏会(サントリーホール)4回、川崎定期演奏会2回、東京オペラシティシリーズ1回、名曲全集(ミューザ川崎)2回、こども定期演奏会(サントリーホール)1回の、6演目10公演。さらにダ・ポンテ三部作完結編となる演奏会形式の《フィガロの結婚》も。
「楽団員と私というチームが、できるだけ多くの経験を共有できるようなプログラムを意図した。異なる様式、異なる演奏法、異なる時代。音楽的経験を豊富にすることで、聴衆が音楽の旅に出る時の道しるべとして働けると思う」ノットはそう述べて、個々のプログラムについて語った。
まずシーズン開幕の4月は定期と川崎定期でマーラーの交響曲第10番アダージョとブルックナーの交響曲第9番という異色の組み合わせ。