の村井雄。
会見では村井が「不条理な面白いアニメが原作なので、舞台も不条理な作品に仕上げようと思ってやってきました。現実社会のほうが不条理なことがあったりもするので、お客様の心に響くのではないかと思います」と挨拶。田村は「村井さんをはじめキャスト一同でつくり上げてきたものを舞台上で炊き上げるだけです!僕たち粒揃いのお米を、グルメ(=観客)の皆さんに味わっていただければ」とお米役ならではの意気込みを。星乃も「ささにしき役として、錦を飾らせていただきます!」、健人は「雨の日も風の日もお米として必死に育ってきました!」、川上は「今までに見たことのない米(コメ)ディです!」、白柏は「グルメの皆さんが元気になってくれたら!」、滝口は「炊き上げたアツアツのお米のような作品になったと思います!」とそれぞれお米らしい米(コメ)ントを述べた。
ステージとショーの2部構成となる本作。1部のステージは、原作のポップな世界観と村井ならではのシュールさが混ざり合った、2.5次元作品ではなかなかない間(ま)と空気感。各キャラクターの個性は強烈だが絶妙な温度で演じられており、最後まで目が離せない独特の魅力を放っていた。