2018年2月26日 18:00
鄭義信が描く死刑執行を前にしたBC級戦犯たちの生への叫び
殺さずとも王になれたはずのマクベスがなぜ王殺しに手を染めたのか? 南星はそんな大命題とも言える疑問を抱く。
登場人物は全員男。鄭は「更衣室が男臭いらしい」と笑い「男子校の部室みたい」と評するが、稽古場で男たちがぶつかり合う姿からも、南方の太陽や土ぼこり、血と汗のにおい、生への渇望、死の重みがひしひしと伝わってきた。
『赤道の下のマクベス』は東京・新国立劇場にて3月6日(火)より開幕。
取材・文・撮影:黒豆直樹
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