2018年4月19日 18:00
櫻井孝宏『モネ』展の音声ガイドは「語り掛けるように」
櫻井孝宏
『モネ それからの100年』展が、7月14日(土)から9月24日(月・休)まで神奈川・横浜美術館にて開催される。本展で音声ガイドを務める声優の櫻井孝宏に収録後、話を聞いた。
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本展は、印象派を代表する画家クロード・モネが、画家の集大成となる《睡蓮》大装飾画に着手してから約100年という時を経た今、日本初公開も含む初期から晩年までのモネの絵画25点を展示。さらに、ロコス、リキテンスタイン、ウォーホルらモネが影響を与えた後世代の作家の作品(絵画・版画・写真・映像)も展覧し、モネの新たな魅力に迫る。
「ナレーションとも違う、聴く人に近くから語り掛けるようなイメージで収録しました。美術展というものが軸にあるからこそできる声のアプローチが楽しかったですね」と感想を語る櫻井。「絵の解説的なものもありましたが、モネの時代ごとの取り組みや印象的な言葉を紹介しながら、その人生を歩んでいくような内容でした」というガイドを録る中で「モネが一時期評価されてなかったということは、今回初めて知りました。ずっとぶっちぎりの人だと思っていたので、そういう時代があったのは意外でしたね」