歴代最も歌えて最も踊れる、ISSA版フック船長の誕生
これまでイメージしていたそれぞれのパーツが、ある枠におさまって、ビジュアル的にはひとつのキャラクターとして出来上がった感じ。あとはここから密度を上げていって、よりよいものにしていけたらなと。ただ強くて傲慢なだけじゃない、怖かったり、孤独だったり、コミカルだったり…。ちょっと妖艶でつかみどころのない感じになれば、それが自分らしいフックになる気がします。…って自らハードルを上げていますが(笑)、そうやって突き進んでいく方が自分には性に合っているんです」
ISSAの話にもあったように、これまで数々の個性派俳優によって演じられてきたフック船長。その中でも今回のISSAは、“最も歌えて、最も踊れる”フック船長として期待されている。「やっぱり自分にお声がけいただいた理由っていうのは、そういうところにあると思うんです。だからその期待にはしっかり応えていきたいなと。
特に役によって声の色が変わるのは、自分の面白い武器。フックならこんな感じっていうのは、きっと今回もやりながら掴めていくでしょうし、それは自分自身すごく楽しみで。ヴォーカリストとしての経験を生かしつつ、その声色をしっかりとフックの体のいち部分にしていく。