ライブの歌姫から女優へ、ハルカ&矢沢洋子が挑む音楽劇
ハルカ
SF漫画の金字塔、松本零士作の『銀河鉄道999』が、40周年を迎える今年、初の音楽劇となって登場する。主人公の少年・星野鉄郎が謎の美女メーテルとともに999号に乗り込んで宇宙の星々をめぐり、さまざまな出会いとともに成長していく物語で、舞台版は、劇場アニメ第1作(1979年公開)をベースに新たなシーンを加えたオリジナル・ストーリーとなっている。
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3月末に行われた制作発表記者会見には、鉄郎を演じる中川晃教や、鉄郎が憧れるキャプテン・ハーロック役の平方元基などのメインキャストが勢揃いし、舞台にかける意気込みを熱く表明。その顔ぶれの中に、新境地に一歩踏み出した気になるふたりがいた。メーテル役に大抜擢されたハルカと、“機械化人”の歌手リューズ役を担う矢沢洋子だ。
「チームの中に矢沢さんがいてくれて本当に心強いです!」(ハルカ)
「私のほうこそ、バンドをやって歌っている人間が私のほかにもいた!と嬉しくて」(矢沢)
ふたりともに歌手としてインディーズ時代から人気を博し、ライブハウスで活躍してきた歌姫である。演技経験は、ハルカは一昨年にストレートプレイの初舞台を踏んだばかりで、矢沢は映画出演を経ての本作が初舞台。