巨匠から若手まで幅広い世代のプレーヤーたちが熱いパフォーマンスを繰り広げる。佐藤允彦(ピアノ)とボーカロイド「初音ミク」「巡音ルカ」との共演(!)や、大御所デイヴ・グルーシン(ピアノ)がリー・リトナー(ギター)ら凄腕ミュージシャンを率いての「バーンスタイン生誕100周年特別プロジェクト」など、目の離せないスペシャルな公演が満載だ。
こうしたコンサートだけでも十分満足なのに、「かわさきジャズ」はさらに盛りだくさん。フェス全体は、上記の「MUSIC BRIDGE」のほか、市民や地元企業とタッグを組む「PEOPLE BRIDGE 地域連携」、音楽を愛する人々をサポートする「FUTURE BRIDGE 人材育成」の、3つの「ミッション」で構成されている。
「PEOPLE BRIDGE」は、9月から始まるプレ会期も含めて2か月間たっぷり、市内35か所のさまざまな会場で約60の公演が予定されている。フェスの冠レース開催とともにライヴが楽しめる「川崎競馬ジャズナイト」、生演奏とともに海から人気の工場夜景を眺めるロマンティックな「ジャズクルーズ」、川崎駅周辺の店舗やストリートをまるごとジャズで染める「ジャズ・ジャック・デー!」