「挑んでよかった」ヨーロッパ企画は20周年ツアー中!
ヨーロッパ企画 撮影:イシイノブミ
現在、全国を巡演中のヨーロッパ企画20周年ツアー「サマータイムマシン・ブルース」 「サマータイムマシン・ワンスモア」が、11月10日(土)に神奈川・関内ホールで大千秋楽を迎える。開幕から約1か月上演しての感想を、代表で作・演出を手掛ける上田誠、メンバーの石田剛太、酒井善史に聞いた。
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20周年を記念し、2001年に初演された初期の傑作「サマータイムマシン・ブルース(以下、ブルース)」と、その15年後を描く新作「サマータイムマシン・ワンスモア(以下、ワンスモア)」を交互上演する今回のツアー。幕が開いて上田は「今回の、初期の作品と新作を見比べてもらうという企画は、今の僕らとしてはハードルが低いものではありませんでした。“20年経っておもしろくなくなったな”と言われるのが本当に怖かった」と明かす。しかし実際の評判は上々。「挑んでよかったなという気持ちです。20年の蓄積で、役者の力、スタッフワーク、脚本と、昔にはない結集感があると言われて。
いい20周年になったなと思います」。舞台に立つ石田も「お客さんが一緒になって楽しんでもらえてる感覚があり、やっていてすごく気持ちがいいです」