マリインスキー・バレエの永久メイ「ロシアンバレエに溶け込みたい」
「舞台で踊っているときは、役のことしか考えていないですね。衣装を着て生の演奏で踊ると、稽古場とは違うテンションになり、役になりきれるのが楽しくて」。長い手足に恵まれた美しいライン、天使が舞い降りたかのような輝く舞台姿は、観客から愛される天性のオーラを纏っている。憧れの役は『ジゼル』。「マリインスキーに入ったからには、ロシアンバレエに溶け込み、でも自分の個性は失わずに、ロシアの観客の方たちに納得してもらえるようになりたいですね」
公演は11月28日(水)より東京・東京文化会館大ホールにて。チケット発売中。
取材・文:郡司真紀