生活とともに歌が存在します。自分も肩肘張らず、虚勢を張らず、自然に楽に歌と向き合いたいと思います」
この言葉を裏づけるように「何からも縛られず、自分の思いのまま、今この時を、自由に歌ってみたいんです」と、コンサートのタイトル【時を泳げ魚の如く】にこめた思いを語り、さらに、多くのファンが待ち望んでいる次のアルバムについても話してくれた。
「曲作りにも同じことが言えます。肩肘張らず、虚勢を張らず、格好をつけず、自分を強く大きく見せようとせず、ありのままをそのままに書けています。すでに5曲録り終えました(注:10月16日現在)。サウンドは冒険的というよりもシンプルなバンドスタイルです」
【時を泳げ魚の如く】宮沢和史コンサート 平成30年~は、定められた期間の中で行なう”コンサートツアー”ではなく、これからライフワーク的に行なっていくコンサートとのこと。ありのままの自然体で歌う宮沢和史の「今」と出会えるコンサートになるだろう。チケットは発売中。
取材・文:中原仁