くらし情報『若きスター!俊英レイ・チェンが都響定期初登場』

若きスター!俊英レイ・チェンが都響定期初登場

レイ・チェン (c)John Mac

レイ・チェン (c)John Mac


ブラームスがヴァイオリン協奏曲を作曲するに際して助言し、初演も務めた19世紀の大ヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒム。彼が所有していたストラディヴァリウスのうち1挺は現在、日本音楽財団が所有しており、2000年代には庄司紗矢香に貸与されていたことで知られる。

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実は現在その楽器を演奏しているのが、11月7日(水)に東京・東京芸術劇場、8日(木)に東京・サントリーホールで都響と初共演するレイ・チェンなのだ。さらにプログラムがそのブラームスのヴァイオリン協奏曲とくれば、聞き逃す手はないだろう。難関として知られるエリザベート王妃国際コンクールで2009年に優勝して以来、世界の檜舞台で人気を博すチェンは、圧倒的な技巧を持ちながら、19世紀のヴァイオリニストの流れを汲むような自由闊達さも兼ね備えた新世代の音楽家だ。

共演は、2016年4月の都響デビュー40周年記念でも質実剛健なブラームスの交響曲第1番で会場を沸かせた小泉和裕だけにサポートも万全。「ブラームスの交響曲ほど難しい作品に出会ったことがありません」と謙虚に述べる小泉だからこそ、メイン・プログラムの第4番でもこだわりの演奏が聴けるだろう。

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