ここ数年、中高年世代の大学活用が注目されている。高齢化社会にともない、定年後の自身の生活の充実や、将来的な見通しのためなど、現代ならではの社会的背景はあるが、積極的に学びを実践する人たちが増えているのも事実。そんな、大学のさまざまな教育プログラムや制度を利用している50歳以上の方々の具体的な声を集めた書籍『50歳からの大学案内関西編』が12月18日(火)に発売。
ここに登場する13人は、自分の楽しみとして、またこれからの人生のために、純粋に学ぶ魅力を感じている人ばかり。本書は学生のインタビューを通して、好きな分野を手軽に学べるようなものから本格的な社会人進学まで、ひとりひとりに合った多彩な大学の取り組みが分かる内容となっている。また、中高年学生たちのいきいきとした言葉だけでなく、各大学の教育プログラムや制度もしっかりと解説しており、費用や期間の目安なども掲載。より具体的に大学を活用する方法を紹介している。著者の花岡正樹さんは、ライター、ディレクター、広報コンサルタントとして、これまで多数の大学の広報戦略や大学関連の出版物を手がけてきた方。
その多彩な経験により、本書は大学の活用方法を分かりやすく示すものとなっている。