くらし情報『DRUM TAO『時空旅行記』FINALは「一番いい仕上がりに!」』

DRUM TAO『時空旅行記』FINALは「一番いい仕上がりに!」

物語は「現代の若者たちが日本の古き良き文化やわび・さびを見つける旅に出かけるところから始まります」(西)。さまざまな時代を旅するため、歌舞伎をテーマにしたシーンや花魁(おいらん)が登場するシーンなど次々と場面が変わっていくが、「まるで映画が流れるようなつくりにしました」(西)と、曲と曲の繋ぎにもこだわり、ひとつの物語として楽しめるステージになった。そのなかでも映像クリエイティブ集団Zero-Tenによるプロジェクションマッピングは見どころ。特に今回は「今作ほど映像にうるさく言ったことはないです」(フランコドラオ)とこだわったものだが、「一緒にやりだして3年目。ようやくお互いの意志が通じ合った感覚があります」(岸野)と公演を重ねたからこその仕上がりとなっているという。コシノジュンコが手掛けた衣裳も注目だ。「今回の衣裳は甲冑などもあるのですが、“今までのデザインじゃダメ”と、“日本のものなんだけど新しいもの”を作ってくださいました」(フランコドラオ)とコシノジュンコならではのデザインが見られる。長くツアーをまわったことで「お客様の反応を受けて編曲や曲順も変えてきました。
どんどんブラッシュアップされて、メンバーの気持ちもひとつになって、お客様との一体感も感じられるショーに仕上がったと思います」

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