15体のAIが究極のディベートをつむぐ舞台『シンギュラ』まもなく開幕
(画像左から)山口賢人、山口大地
芝居、ダンス、生演奏の3つの要素が融合された作品を作り続けている集団「サステナクリエーションファミリー」が、新作の『SINGULAR-シンギュラ-』を2月14日(木)より東京・全労済ホール/スペース・ゼロで上演する。本作品に出演する俳優の山口大地と山口賢人に、作品の見どころを聞いた。
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AI(人工知能)が人間の能力を超え、今までは想像できなかったことが現実となってしまう時点のことを示す「シンギュラリティ」。タイトルの『シンギュラ』は、このシンギュラリティに因んでつけられおり、舞台では15体の人工知能たちが「人間は必要かどうか」というテーマについて、究極のディベートを交わしていく。
今回、山口大地も山口賢人も、ともにAIの役を演じる。大地は「昔のロボットのように感情を全く出さなくてもいいのかと言えば、違う。感情表現ができるように学習していく知能が備わっているので、あえてロボットやAIらしくしなくていいという面もありつつ、人間の感情的な部分が理解できないという面もあって、その狭間にいる。バランスを保つのが難しい」と役づくりの苦労を語る。