2019年2月20日 16:55
障害者と健常者による独自のダンス表現を追求!ストップギャップ ダンスカンパニーが初来日公演
Stopgap Dance 『Enormous Room』 (c)Chris Parkes
革新的なダンスのあり方を提唱、実践し各方面から注目を集める英国のストップギャップ ダンスカンパニーが、2017年世界初演の代表作『エノーマスルーム』をひっさげ、3月に横浜、世田谷、北九州で初の来日公演をおこなう。
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「違うことに意味があり、その違うことを活かした方法で作品を作る」ことを方針に掲げる彼らはその言葉通り、障害者と健常者が一緒になって、独自のダンス表現を追求するインクルーシヴ(全てを含む)ダンスカンパニー。そのジャンルの先駆者として様々な国で上演、さらに関連ワークショップを行なっている。
今回上演する『エノーマスルーム』は妻を亡くしたばかりで悲しみにくれるデイヴ(デーヴィッド・トゥール)とその娘サム(ハンナ・サンプソン)が亡き妻/母を思うあまり、その幻を見るようになり、現実と妄想の世界を行き来しながら愛する人の思い出に浸るというファンタジーな内容になっている。ここで主人公デイヴとサムとを演じるふたりは障害者ダンサーで、彼らの幻想の妻/母を踊るのがふたりの健常者ダンサーたちだ。