神奈川フィルハーモニー管弦楽団による「夏の夜の夢」
になること間違いなし!さらに期待が高まる。
前半の第1部では、首席ソロ・コンサートマスターの石田泰尚が、ブロッホのコンチェルトを演奏。この協奏曲は、石田泰尚が川瀬賢太郎との共演を熱望した魅力ある協奏曲。エルネスト・ブロッホといえば、スイス系ユダヤ人で、ブリュッセル音楽院で作曲のほかにイザイにヴァイオリンを学び、米国移住後は、アメリカ文化の影響を大きく受け、バーンスタインやコープランドにも影響を与えた作曲家のひとり。『シェロモ』や『ヘブライ組曲』など独自の路線を行く作風で有名だが、今回のヴァイオリン協奏曲はめったに演奏される機会がない。そんな曲に対し石田は「音楽的には民族色豊かで、情熱的な曲」と語り、「めったに演奏されない曲なので多くの人に聴いてほしい」とも。演奏に並々ならぬ熱意を燃やしている。後半のメンデルスゾーンでは、いつもお決まりのコンサートマスターの席に座る予定だ。
公演は5月11日(土)神奈川・ 横浜みなとみらいホール大ホールにて。チケット発売中。