歌い、踊る!佐奈宏紀ら犬たちが死闘をくりひろげる『銀牙』開幕
舞台「銀牙 -流れ星 銀-」~絆編~ 会見より(C)高橋よしひろ/集英社・舞台「銀牙 -流れ星 銀-」
「ワンーワン!」と犬語(?)で始まった会見。登壇したのは7月6日に天王洲 銀河劇場で開幕した舞台「銀牙 -流れ星 銀-」~絆編~の出演者たち。犬達の死闘を描いた同名漫画の舞台化だ。
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原作に登場するのは犬なので、見た目を似せるわけではない。漫画からイメージされた衣裳に犬耳と尻尾。また佇まいでキャラクターの個性を表現。出演の荒木宏文は「2.5次元作品ですが、ビジュアルに忠実というより、原作を人間がやる意味があります。こんな舞台を初めて体験しました」と語った。
また安里勇哉が「犬の(品種の)特徴を出している」と言うように、それぞれ何犬なのかイメージするのも楽しい。
主人公の銀役の佐奈宏紀は「事前稽古でイチから犬の動きをやって、基礎を固めました」と振り返る。手探りながら、演出家の丸尾丸一郎も「まずは4本足で歩いてみることから。なにが答えかわからないなか、僕たちなりの答えが出せたんじゃないかな」と舞台に臨んだ。公開されたゲネプロでは、指を曲げて前足をつくったり、後ろ足を跳ねたり、しなやかに身体を動かすしぐさなどがさりげなく散りばめられている。