(画像左から)ぎたろー、勝山康晴
学ラン姿で踊る男性のみのダンスカンパニー・コンドルズ。ダンスはもちろん生演奏、人形劇、映像、コントも展開する彼らの舞台は、性別年齢国籍を超えて幅広いファンを持つ。毎年恒例の福岡・イムズホール公演を前に、プロデューサー兼出演者の勝山康晴と、福岡出身のダンサー・ぎたろーが意気込みを語った。
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今や“コンドルズといえば学ラン”のイメージが定着しているが、やはり初めて観る人からは“なぜ学ランなのか”と必ず聞かれるという。コンドルズ創設メンバーでもある勝山の解説によると「“青春が終わってないから”というもっともらしい理由もあるんですが(笑)、実際は、結成当時、自前で揃えられる衣装が学ランだったから、ですね。学ランって無個性なだけに、身体の個性が引き立つ、動きのキレが見える、なんてアーティスティックな長所もあるんですよ。海外ツアーでも興味持ってくれるし、喜ばれるし」。結果、トレードマークにもなり、衣装代も浮く。
なんとも利点ばかりのようだ。
20代から50代までが集まるカンパニー。最近では、主宰の近藤良平と若手が中心になってシーンを作り、後でベテラン組が「よぉーし、やるか!」