くらし情報『長塚圭史がコロナの時代に描く愛の話「イヌビト」』

2020年7月27日 12:15

長塚圭史がコロナの時代に描く愛の話「イヌビト」

長塚圭史がコロナの時代に描く愛の話「イヌビト」

撮影:黒豆直樹


新国立劇場にて、大人とこどもが一緒に楽しめる演劇公演として8月5日より長塚圭史作・演出の「イヌビト ~犬人~」が上演される。「音のいない世界で」、「かがみのかなたはたなかのなかに」に続き、長塚、近藤良平、首藤康之、松たか子が主要メンバーとして参加。未知の感染症・イヌビト病が蔓延した街を舞台に展開する物語は、いま現在、我々が置かれている社会の状況を色濃く反映させつつ、そこに歌やダンスによる表現を組み合わせたエンターテインメントとなっている。7月中旬、総勢14名のキャストが揃って行われた稽古の場に足を運んだ。

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主人公・タナカ(首藤)は、妻のツマコ(島地保武)、息子・カナタ(西山友貴)、愛犬と共にある町に引っ越してくるが、そこは住人たちが夜になると正気を失い、“イヌビト”と化してしまう感染症・イヌビト病が蔓延していた…。

多くのシーンで登場人物たちは、マスクを着用し、距離を保ち、接触を避けながら会話するが、これらはあくまでも劇中のイヌビト病を予防するためのものであり、演出の中に巧みに飛沫感染防止やソーシャルディスタンスといった、“新たな日常”が組み込まれている。

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