開催直前!「舞台フラメンコ~私の地 アンダルシア」稽古場レポートが到着!
しかし、今回にかける意気込みは相当なもので、側から見ていても非常にモチベーションが高い。
この日はファンによる、バイレ(群舞)5名の演技指導。事前に練習してきたものを、ひと通り踊った後に、修正を加えていく。日本人ダンサーのレベルの高さに満足感を示しつつも、完璧主義者のファンらしく、口でメロディとリズムを刻みつつ、細部に渡るまで細かい指導を行う(本公演で彼は音楽監修も務めている)。
素人目にもステップが非常に難しいのだが、そのステップが極まると確かに心地良い。納得いくものができた際に「!Ese!(それだ!)」とそれぞれに声をかけているのが印象的だった。ファンがソロを踊る場面はなかったものの、演技指導で見せる、複雑かつ、力強くも、正確なステップは、それだけとっても、嘆息ものの素晴らしさ。本番に期待感を抱かせつつこの日のリハーサルは終了した。
カンテ(歌)、ギター、パーカッションといったフラメンコに欠かせない各パートを務めるスペイン人の来日もまもなく。スペイン×日本による一流アーティスト総勢14名で紡ぐ「舞台フラメンコ~私の地 アンダルシア」。ぜひ、期待したい。
大阪公演は、完売。東京公演のチケットは、ぴあにて販売中。