DRUMU TAOツアーファイナルは「感じたことないリズム」
皆さんが聴いたことない、感じたことのないリズムを演奏します。『なんだこの新しい音楽は!』という驚きを感じていただきたいです」と挨拶。K組リーダーの岸野は「全国公演を重ねて、ほぼできあがった状態のステージに、初々しいメンバーが飛び込んでいく。そこで化学反応が起こるだろうという期待があります。まだ稽古が始まっていないのですが、僕自身も早く試してみたい気持ち。FINALとして、最高の出来になると思います」。
約7か月のツアーを経て、フランコドラオが「アーティストたちが常に最高の状態でやっていくために、このツアーでもブラッシュアップを重ねてきました。だから今は、ツアー開幕の頃とはまた違う、熟成された状態。
ここで終わってしまうのがちょっと勿体ないくらいです(笑)」という程の状態にまで仕上がっている。そこにさらにFINAL公演だけのアレンジを加えたステージをつくりあげるというが、「僕らは座席に座って観るようなショーもつくり続けていますが、『ザ・ドラマーズ』はオールスタンディングで皆さんが身体を揺らしながら聴けるイメージ」というコンセプトは変わらない。衣裳は今回ももちろんコシノジュンコ。衣装デザイン8年目だからこそ可能な、それぞれのキャラクターに合わせたオートクチュールのデザインが実現し、「例年以上に見どころになっている」という。こちらもぜひ注目してほしい。
取材・文:中川實穗
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