シュリスペイロフ、“自分らしさ”にこだわった8thアルバム完成!
シュリスペイロフ
オルタナティブ・ロックと叙情的な世界を両立させる唯一無二のバンド、シュリスペイロフが8thアルバム『遊園地は遠い』を2月5日(水)にリリースする。フロントマンの宮本英一(vo、g)に話を訊いた。
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前作『聞えた』から、宮本、野口寛喜(b)、ブチョー(ds)に加えて、渋谷悠希(g)を正式メンバーに迎え4人編成となった彼ら。これまで1年くらいのペースで作品を発表してきたが、本作は2年半ぶり。その理由を尋ねると「月に1回ライブがあって、“練習をしてライブをやって”というルーティンが続いて、いつのまにかライブだけやるバンドになってることにつまんなくなっちゃって。新曲をひねり出してセッションしたら楽しくて、メンバーも楽しそうで。“新しいものをみせていく”、それがないとお客さんもメンバーもつまらないんだなということがわかった」。アルバム・タイトルに込めた思いを訊くと「“遊園地”って希望とか、自分が辿り着きたい場所とかそういう意味で、辿り着いていない人たちの歌を歌っているなっていう感じがしたんです」
これまでも緻密で混沌としたディープなオルタナティブ・サウンドと、心に染みる切ない音世界を巧みに描いてきた彼らだが、その濃度を深め、研ぎ澄まされた10曲が収められている。