舞台『効き目の遅い薬』東京公演が開幕へ 主演の柊子が今思うこととは?
柊子 撮影:川野結李歌
舞台『効き目の遅い薬』の東京公演が2月12日(水)より赤坂RED/THEATERで上演される。Team337の第4回公演で、阪神タイガースOBで俳優の嶋尾康史が演出を担当する。主演する柊子に、本作の見どころ、そして、自身の俳優としての展望を聞いた。
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本作は、『アンソロジー 嘘と約束』(アミの会(仮)編、光文社)の中にある、福田和代作の小説『効き目の遅い薬』を舞台化したもの。製薬会社の研究室に勤務しているアンクルこと井川由紀(柊子)のもとへ、大学時代からの友人、もっさんこと望田遼平(生田拓馬)がやってきて、とある頼みごとをする。井川は望田の熱意に押されて、その頼みごとを引き受けるが、すれ違う想いに小さな嘘が重なり、ふたりの運命は大きく変わっていって…。謎解きの要素もありながら、切なく複雑な恋模様を描いた作品になりそうだ。
柊子は「原作を読んだとき、すごく切ない気持ちになりました。
ぎゅっと世界観が凝縮されている短編小説なので、舞台化は難しいかもしれないと思ったのですが、Team337らしさをプラスして、原作とはまた違う良さをお届けできたらと思います」