再演版『花火の陰』開幕、大鳥れい×岡田達也「心温まる物語に」
舞台『花火の陰』ゲネプロの模様撮影:石阪大輔
大鳥れいが主演を務める舞台『花火の陰』が、2月5日に東京・三越劇場にて開幕した。
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村松みさきの脚本・演出で2017年に初演された本作。再演となる今回は、わかばやしめぐみ(おぼんろ)が演出を手がける。大鳥をはじめ、笠松はる、きよこ、阿紋太郎、岡田達也といった初演キャストは続投。新たに野村宏伸、石田隼、藤田奈那、森めぐみ、藤崎卓也、森大がキャスティングされ、過去と現在が交錯する“ノスタルジック・ファンタジー”が繰り広げられる。
報道陣に公開されたゲネプロを前に、大鳥・野村・岡田のキャスト3人が初日へ向けた意気込みを述べた。大鳥は「私たちは毎日全力で舞台をやるのみ」「チームワークをご覧いただきたい」とコメント。野村が「再演ですからね」と好評を博した初演を強調すると、岡田は「前回は“ゴースト・ファンタジー”とも言われて」と続き、「亡くなった人との再会を軸に、心温まる物語が展開されますのでどうぞお越しください」と呼びかけた。
物語は、女優として成長した姫川春子(大鳥)が小河内ダムを擁する奥多摩町を再訪したことから始まる。