明日海りお×千葉雄大×小池修一郎、再演版『ポーの一族』に向けた想い
ミュージカル作品に初挑戦となる千葉は、今から歌やバレエのレッスンに励むなど稽古前から準備を欠かさない。「恐れるもの、失うものは何もない」と新たなチャレンジに潔さを見せた千葉に対して、明日海は「シャッター音のたびにどんどん表情を変えて、活き活きとしたアランをつくり出していらっしゃいました」とビジュアル撮影時のエピソードを紹介。小池は「数多の中から選ばれし者の魅力を見せつけられました」と撮影での印象を振り返った。
ストーリー展開も脚色も、宝塚版を活かして構成される本作。初演と異なるポイントを尋ねると、小池は「宝塚歌劇の華麗な虚構から離れ、男女キャストが織り成すリアルな世界で躍動する登場人物をご覧いただければ」と呼びかける。さらに「今度は現実の中に夢が入ることになる明日海エドガーと、千葉アランの未知なる初ミュージカル挑戦を楽しみにしている」とキャスト2人に期待を込めた。
公演は2021年1月11日(月・祝)~26日(火)に、大阪・梅田芸術劇場 メインホールで。その後、2月3日(水)~17日(水)に、東京・東京国際フォーラム ホールCと巡演する。
チケットの一般発売は、大阪公演が2020年12月12日(土)10時、東京公演が19日(土)10時にスタートする。
取材・文:岡山朋代