「Dance Dance Dance」 ディレクター小林十市と実弟・柳家花緑と共演も
の大きな見どころ。クロージングの「Noism Company Niigata ×小林十市」(演出振付:金森穣)に加え、「エリア50代」と銘打った企画では、小林と近藤良平というスタイルの全く異なる50代の2人に、安藤洋子、伊藤キム、平山素子、SAMという豪華ゲストも参戦。小林はアブー・ラグラの振付で、6年半ぶりとなる日本でのパフォーマンスを披露することになるが「自信を持っておすすめできる企画になっています」と力強く語った。
また、ダンスという身体表現と落語という言語表現のコラボレーションとして、小林の実弟である柳家花緑を迎え、ロマンチック・バレエの「ジゼル」を江戸時代に置き換えた「おさよ(落語版ジゼル)」柳家花緑×東京シティ・バレエ団も上演される。別の日には花緑の独演会も行われるが、こちらには小林も参加して対談が行われる予定。この日の会見には花緑も出席し「(小林と花緑の)祖父である柳家小さんについても身内として語りたい」と構想を明かした。開催に向けて、いまだ予断を許さない状況が続くが、小林は、フランスで経験した厳しいロックダウンや、それに疲弊した人々による暴力行為などの社会問題にも触れつつ、コロナ禍における今回の「Dance Dance Dance」