くらし情報『弦楽四重奏の未来へ!クロノスQ、19年ぶり来日』

弦楽四重奏の未来へ!クロノスQ、19年ぶり来日

弦楽四重奏の未来へ!クロノスQ、19年ぶり来日

(c)Jay Blakesberg


1973年結成のアメリカの弦楽四重奏団クロノス・クァルテットが、この秋、19年ぶり11回目の来日を果たす。オンライン会見に芸術監督のデイヴィッド・ハリントン(ヴァイオリン)が出席した。
現代音楽が彼らの領域。1,000曲を超える委嘱作品も生み、文字どおり弦楽四重奏の新たな地平を拓き続けてきた。今回は彼らの代表的名曲も披露して、あらためてクロノスの軌跡を示してくれるのがうれしい。ジョージ・クラムの《ブラック・エンジェルズ》(1973)、スティーヴ・ライヒの《ディファレント・トレインズ》(1988)と《トリプル・クァルテット》(1999)。すでに20世紀の弦楽四重奏の重要なレガシーとなっているが、いまなお先鋭さを失うことはない。これぞクロノスという刺激を味わい尽くせるはずだ。

「《ブラック・エンジェルズ》は私たちの活動が始まるきっかけになった作品です。ライヒの音楽は私たちの支柱のひとつ。彼はアメリカ社会の難しい課題を直視しつつ、音楽の原点に戻ることを忘れません」(ハリントン=以下同)
そしてもちろん、「いま」の視点がないはずがない。
クロノスが現在最も注力しているプロジェクトが、50 for the Future(未来のための50曲)

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